中外製薬株式会社 (4519) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 医薬品
創薬バイオテクノロジーヘルスケアITDXESGAI
財務プロファイル(全4181社中の相対位置)
A
収益性
業種 3/81位
A
安定性
業種 23/85位
C
成長性
業種 19/83位
C
効率性
業種 3/84位
A
CF健全性
業種 13/74位
売上高
1.3兆円
粗利率
71.1%
営業利益率
47.6%
純利益率
34.5%
ROE
21.4%
ROIC
20.7%
自己資本比率
82.1%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
4266億円
NC/時価総額
3.1%
運転資本余剰*
155億円
運転資本余剰/時価総額*
0.1%
フリーCF
1850億円
FCFマージン
14.7%
キャッシュ化率
0.89倍
PBR
6.70倍
EV/EBITDA
-
PER
31.3倍
想定株価
8244.2円
想定時価総額
13.6兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 1.3兆円 8943億円 - 5988億円 - 5978億円 4340億円
2024年12月期 1.2兆円 8312億円 - 5420億円 - 5430億円 3873億円
2023年12月期 1.1兆円 6981億円 - 4392億円 - 4438億円 3255億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 2.5兆円 1.7兆円 4111億円 165億円 2.0兆円
2024年12月期 2.2兆円 1.6兆円 2904億円 188億円 1.9兆円
2023年12月期 1.9兆円 1.4兆円 2882億円 216億円 1.6兆円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 4266億円 2768億円 4429億円 - 非該当 - 155億円
2024年12月期 5402億円 2401億円 3343億円 - 非該当 - 2498億円
2023年12月期 4587億円 2735億円 3189億円 - 非該当 - 1705億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 3863億円 -2013億円 -3079億円 1850億円
2024年12月期 4476億円 -2274億円 -1410億円 2202億円
2023年12月期 4099億円 -373億円 -1393億円 3726億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 263.7円 1230.9円 272.0円 103.1% 259.2円 31.3倍 8244.2円 13.6兆円 1,679,057,667株 33,344,200株
2024年12月期 235.4円 1155.6円 98.0円 41.6% 328.3円 29.7倍 6998.1円 11.5兆円 1,679,057,667株 33,531,800株
2023年12月期 197.8円 988.0円 80.0円 40.4% 278.8円 27.0倍 5341.4円 8.8兆円 1,679,057,667株 33,743,700株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 21.4% 17.6% 20.7% 71.1% 47.6% - 34.5% 14.7% 82.1% -
2024年12月期 20.4% 17.5% 20.0% 71.0% 46.3% - 33.1% 18.8% 86.1% -
2023年12月期 20.0% 16.8% 18.9% 62.8% 39.5% - 29.3% 33.5% 84.1% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 7.5% 10.5% 12.1% -0.1% 9.8% 3.9% 代表取締役社長CEO 奥田修
2024年12月期 5.3% 23.4% 19.0% 5.4% 11.3% 8.7% 代表取締役社長CEO 奥田修
2023年12月期 -11.8% -17.6% -13.1% 12.2% 13.9% 13.4% 代表取締役社長 奥田修

業種比較(医薬品、84社中央値)

指標中外製薬株式会社業種中央値
ROE21.4%2.4%
ROA17.6%1.4%
営業利益率47.6%8.3%
純利益率34.5%6.5%
自己資本比率82.1%69.7%
売上成長率7.5%4.7%
PER31.3倍16.9倍
PBR6.70倍1.12倍
EV/EBITDA-9.8倍
NC/時価総額3.1%4.2%
運転資本余剰/時価総額0.1%-6.3%
同業他社: 武田薬品工業株式会社(4502)大塚ホールディングス株式会社(4578)アステラス製薬株式会社(4503)第一三共株式会社(4568)エーザイ株式会社(4523)全85社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

医薬品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
第一三共株式会社 (4568) 5.1兆円 2.1兆円
大塚ホールディングス株式会社 (4578) 4.7兆円 2.5兆円
アステラス製薬株式会社 (4503) 4.6兆円 2.1兆円
塩野義製薬株式会社 (4507) 3.0兆円 4997億円
エーザイ株式会社 (4523) 1.4兆円 8254億円
協和キリン株式会社 (4151) 1.3兆円 4968億円
小野薬品工業株式会社 (4528) 1.2兆円 5158億円
住友ファーマ株式会社 (4506) 8229億円 4533億円
医薬品の企業一覧(全85社)→

AI分析(2025年12月期)

創薬バイオテクノロジーヘルスケアIT
中分子技術開発生成AI活用TOP I 2030戦略Value Based HealthcareDX推進

見通し: 2030年までに研究開発アウトプットを倍増し、革新的な自社開発グローバル品を毎年上市する計画「TOP I 2030」を推進。デジタル技術活用による生産性向上と患者価値拡大を目指す。為替変動や薬価改定の影響はあるものの、イノベーション創出に注力し成長を目指す。

強み: ロシュとの強力なアライアンス、独自のサイエンス力と技術力、革新的な医薬品創出能力。中分子技術やデジタル技術活用に強み。

懸念: 薬価改定による収益低下リスク、新薬開発における不確実性、競合品やバイオシミラーの増加による競争激化。

リスク: 医薬品開発の遅延・失敗リスク。新技術・新製品の出現による競争優位性の低下。知的財産権侵害や流出リスク。薬価制度改革や規制変更による収益低下リスク。地政学リスクや経済安全保障政策による事業制限リスク。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

E00932は、世界有数の製薬企業であるロシュとの戦略的アライアンスを基盤とした、革新的な医薬品の研究開発・製造・販売を手掛ける企業です。そのビジネスモデルは、独自のサイエンス力と技術力を核に、ロシュのグローバルネットワークを活用することで、安定的な収益基盤を確立し、持続的な成長を目指しています。主要な事業セグメントは医薬品事業であり、売上高の大部分を占めています。同社は「患者中心の高度で持続可能な医療を実現する、ヘルスケア産業のトップイノベーター」を目指し、アンメットメディカルニーズに応える新薬創出に経営資源を集中しています。特に、中分子技術や生成AIを含むデジタル技術を活用した研究開発プロセスの効率化に注力しており、イノベーションの追求を企業価値向上の源泉と位置づけています。

直近決算ハイライト

2025年12月期の決算では、売上高は前期比7.5%増の12,579億円と堅調な成長を遂げました。営業利益は同10.5%増の5,988億円、経常利益は同10.1%増の5,978億円、当期純利益は同12.1%増の4,340億円と、増収効果と収益性の改善が同時に進展しました。特に、当期純利益の伸びは売上高の伸びを上回っており、事業全体の収益性が高まっていることが示唆されます。EPSも同12.0%増の263.73円と、株主価値の向上に繋がっています。一方で、現金及び預金は同21.0%減の4,266億円、営業CFは同13.7%減の3,863億円と、前期から減少していますが、これは研究開発投資や設備投資の増加、あるいは運転資金の変動などが要因であると考えられます。株主還元としては、1株配当が同177.6%増の272.00円と大幅に増配されており、株主への還元姿勢が強化されていることが伺えます。

強みと競争優位性

E00932の最大の強みは、ロシュとの強固な戦略的アライアンスによって構築された、独自のビジネスモデルにあります。これにより、日本市場におけるロシュ・グループの医薬品事業会社としての地位を確立し、グローバルな研究開発力と販売網を活用できています。また、独自のサイエンス力と技術力、特に中分子技術やデジタル技術(生成AI等)の活用は、革新的な医薬品創出における競争優位性の源泉となっています。同社は、売上高の7.5%増という成長率に加え、利益率の向上(営業利益率約47.6%)を達成しており、高い収益性を維持しています。さらに、2025年12月期において1株配当を大幅に増配したことは、株主還元を重視する姿勢と、将来の事業成長に対する自信の表れとも解釈できます。これらの要素が複合的に作用し、医薬品市場における同社の競争優位性を確立しています。

リスク要因

E00932の事業運営におけるリスク要因は多岐にわたります。まず、医薬品研究開発の不確実性は、新薬創出の遅延や失敗に繋がり、戦略実行に影響を与える可能性があります。また、技術革新の速い分野であるため、自社技術の陳腐化や開発計画の見直しリスクも存在します。知的財産権に関するリスクも無視できず、第三者による侵害や、逆に第三者の知的財産権を侵害する訴訟リスク、技術実施不能や販売差し止めに繋がる可能性も指摘されています。さらに、国内外の医療制度や薬事規制、政策の変更は、薬価引き下げやバイオシミラー振興等を通じて収益低下を招き、研究開発投資を妨げる可能性があります。経済安全保障や地政学リスクの高まりによる事業制限、サプライチェーンの停滞、研究開発や調達への制約も懸念されます。加えて、ロシュとの提携関係の変更、あるいはロシュ側の創薬・グローバルネットワークの不調が業績に影響を与えるリスクも内在しています。

投資テーマとの関連

E00932は、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」、「AI(人工知能)」、「ヘルスケア・バイオテクノロジー」といった主要な投資テーマと深く関連しています。特に、同社は生成AIを含むデジタル技術を研究開発プロセスの効率化や、バリューチェーン全体の生産性向上に積極的に活用しており、DX推進の先進企業として注目されます。AI技術の活用は、創薬のスピードアップや成功確率の向上に貢献することが期待されており、AI関連テーマへの投資妙味があります。また、「TOP I 2030」戦略においては、革新的な創薬、先進的事業モデルの構築を柱とし、5つの改革(創薬、開発、製薬、Value Delivery、成長基盤)を推進しており、これらはヘルスケア分野におけるイノベーション創出と持続的成長を目指す企業としてのポテンシャルを示唆しています。患者中心の医療や、サステナビリティを重視する経営姿勢も、ESG投資の観点から評価される可能性があります。

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