エーザイ株式会社 (4523) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 医薬品
創薬医療機器バイオテクノロジー
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 35/81位
C
安定性
業種 52/85位
D
成長性
業種 40/83位
D
効率性
業種 35/84位
C
CF健全性
業種 25/74位
売上高
8254億円
粗利率
76.8%
営業利益率
5.3%
純利益率
4.7%
ROE
4.3%
ROIC
2.9%
自己資本比率
62.0%
D/Eレシオ
0.21
有利子負債
1861億円
ネットキャッシュ
593億円
NC/時価総額
4.3%
運転資本余剰*
-948億円
運転資本余剰/時価総額*
-6.9%
フリーCF
195億円
FCFマージン
2.4%
キャッシュ化率
1.59倍
PBR
1.53倍
EV/EBITDA
15.7倍
PER
35.6倍
想定株価
4870.7円
想定時価総額
1.4兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 8254億円 6342億円 396億円 441億円 837億円 510億円 386億円
2025年3月期 7894億円 6206億円 399億円 544億円 943億円 611億円 464億円
2024年3月期 7418億円 5864億円 394億円 534億円 928億円 618億円 424億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1.4兆円 7616億円 3403億円 1483億円 8990億円
2025年3月期 1.4兆円 7277億円 3723億円 1904億円 8414億円
2024年3月期 1.4兆円 7230億円 3045億円 1418億円 8756億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 2454億円 2575億円 2270億円 1861億円 非該当 2592億円 -948億円
2025年3月期 2656億円 2159億円 2200億円 1875億円 非該当 2334億円 -1067億円
2024年3月期 3047億円 1747億円 2172億円 1594億円 非該当 2364億円 2億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期 9億円 624億円
2025年3月期 5億円 647億円
2024年3月期 4億円 577億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 613億円 -418億円 -611億円 195億円
2025年3月期 301億円 -101億円 -578億円 200億円
2024年3月期 560億円 -253億円 -227億円 307億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 136.8円 3189.2円 160.0円 117.0% 210.3円 35.6倍 4870.7円 1.4兆円 291,649,000株 9,535,200株
2025年3月期 163.8円 2984.9円 160.0円 97.7% 276.6円 25.3倍 4144.8円 1.2兆円 291,649,000株 9,533,200株
2024年3月期 147.9円 3053.0円 160.0円 108.2% 506.1円 42.0倍 6216.0円 1.8兆円 296,566,000株 9,531,400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 4.3% 2.7% 2.9% 76.8% 5.3% 10.1% 4.7% 2.4% 62.0% 0.21
2025年3月期 5.5% 3.4% 3.7% 78.6% 6.9% 11.9% 5.9% 2.5% 60.7% 0.22
2024年3月期 4.8% 3.0% 3.6% 79.1% 7.2% 12.5% 5.7% 4.1% 62.8% 0.18

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 4.6% -18.8% -17.0% 3.5% 5.0% 3.3% -
2025年3月期 6.4% 1.8% 9.5% 1.4% 2.6% 0.4% 代表執行役CEO 内藤晴夫
2024年3月期 -0.4% 33.4% -23.5% 4.7% 2.9% 1.1% 代表執行役CEO 内藤晴夫

業種比較(医薬品、84社中央値)

指標エーザイ株式会社業種中央値
ROE4.3%2.4%
ROA2.7%1.4%
営業利益率5.3%8.3%
純利益率4.7%6.8%
自己資本比率62.0%69.7%
売上成長率4.6%4.9%
PER35.6倍16.2倍
PBR1.53倍1.12倍
EV/EBITDA15.7倍9.2倍
NC/時価総額4.3%3.1%
運転資本余剰/時価総額-6.9%-3.9%
同業他社: 武田薬品工業株式会社(4502)大塚ホールディングス株式会社(4578)アステラス製薬株式会社(4503)第一三共株式会社(4568)中外製薬株式会社(4519)全85社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

医薬品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
協和キリン株式会社 (4151) 1.3兆円 4968億円
小野薬品工業株式会社 (4528) 1.2兆円 5158億円
住友ファーマ株式会社 (4506) 8229億円 4533億円
参天製薬株式会社 (4536) 5760億円 2916億円
ロート製薬株式会社 (4527) 5445億円 3437億円
日本新薬株式会社 (4516) 3448億円 1708億円
久光製薬株式会社 (4530) 3098億円 1560億円
株式会社ツムラ (4540) 2822億円 1926億円
医薬品の企業一覧(全85社)→

AI分析(2026年3月期)

創薬
アルツハイマー病治療薬レケンビがん領域治療薬認知症エコシステム構築グローバルヘルスデジタルトランスフォーメーション(DX)

見通し: 2025年度は売上高+4.6%に対し、営業利益-18.8%と減益見通し。レケンビ等のAD治療薬の普及、がん領域での価値最大化、グローバルヘルスへの貢献が成長ドライバー。他産業との連携によるエコシステム構築も推進。

強み: アルツハイマー病治療薬「レケンビ」をはじめとする神経領域・がん領域でのパイプラインと、グローバルヘルスへの長期的貢献。hhc理念に基づく社会課題解決志向。

懸念: レケンビ等の新薬開発・承認・普及の不確実性。薬価抑制策や各国保険制度変更による収益への影響。パートナーシップにおける意見相違や事業継続困難リスク。

リスク: 1.新薬開発の遅延・中止・承認失効リスク: 長期・多額の投資が必要な新薬開発は不確実性が高く、成功しても承認が得られない、または承認後に問題が生じると業績に重大な影響を及ぼす。2.薬価抑制策・制度変更リスク: 各国政府の医療費抑制策(薬価交渉、保険償還制度変更)は、主力製品の売上計画未達に直結する。3.サプライチェーン・品質問題リスク: 原材料供給停止、製造プロセス問題、地政学リスク等による製品欠品・回収・販売停止は、患者の健康と業績に影響する。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

エーザイは、「ヒューマン・ヘルスケア(hhc)理念」に基づき、患者様と生活者の皆様のベネフィット向上に貢献することを企業理念とする製薬企業です。その事業活動は、医薬品の研究開発、生産、販売を中心に展開されています。特に、認知症領域とがん領域を重点領域と位置づけ、アンメット・メディカルニーズが高い分野でのソリューション創出を目指しています。中期経営計画「EWAY Future & Beyond」のもと、アルツハイマー病治療薬「レケンビ」や抗がん剤「レンビマ」といった主力製品の価値最大化を図るとともに、他産業との連携による「hhceco」エコシステムの構築を推進しています。また、デジタルトランスフォーメーション(DX)を経営の大きなテーマとして掲げ、AI活用による創薬スピード向上や業務効率化、さらには「日常と医療の領域で生活する人々」に薬剤を含むソリューションを届けるまでのパラダイムシフトを目指しています。グローバルヘルス領域においては、リンパ系フィラリア症治療薬の無償提供など、社会善の実現にも積極的に取り組んでいます。2026年3月期における売上高は8,254億円でした。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、エーザイの売上高は前期比4.6%増の8,254億円となりました。しかし、営業利益は同18.8%減の441億円、経常利益は同16.5%減の510億円、当期純利益は同17.0%減の386億円と、増収ながらも減益に転じる結果となりました。これは、研究開発費の増加や、一部製品の販売戦略に関連する費用などが影響した可能性があります。営業キャッシュ・フローは前期比103.6%増の613億円と大幅に改善しており、本業でのキャッシュ創出力は維持・向上していると考えられます。一人当たり当期純利益(EPS)は前期比16.5%減の136.78円となり、一株配当は前期比据え置きの160.00円でした。純資産は同6.8%増の8,990億円、総資産は同4.5%増の14,491億円と、資産・負債ともに増加傾向にあります。現金及び預金は同7.6%減の2,454億円となっています。

強みと競争優位性

エーザイの強みは、企業理念である「ヒューマン・ヘルスケア(hhc)理念」が経営戦略の根幹に据えられ、ステークホルダーとの信頼関係構築を重視する企業文化にあります。特に、アルツハイマー病治療薬「レケンビ」の開発・販売におけるグローバルでの先行性は、同社の競争優位性を象徴しています。早期診断から治療、モニタリングに至る診断・治療パスウェイの構築や、維持療法としての点滴静注製剤、皮下注製剤の開発などは、患者へのアクセス拡大と治療体験の向上に貢献しており、競合他社に対する優位性を確立しています。また、がん領域における「レンビマ」も、複数の併用療法試験を進めるなど、製品ポートフォリオの拡充と価値最大化を図っています。さらに、子会社連携による認知症エコシステムの構築や、デジタルトランスフォーメーションへの積極的な取り組みは、単なる医薬品提供に留まらない包括的なソリューション提供能力を高め、参入障壁を築いています。

リスク要因

エーザイが直面する主なリスク要因として、新薬開発の不確実性が挙げられます。研究開発には長期間と多額の投資が必要であり、臨床試験での期待通りの結果が得られなかったり、厳格な承認審査で承認が得られない、あるいは承認条件として追加試験が求められたりする可能性があります。特に、「レケンビ」や次世代AD治療剤、抗がん剤「レンビマ」などの主要パイプラインにおいて、開発計画の中止や遅延、あるいは期待通りの収益が得られないリスクが存在します。また、医薬品の副作用発現や集積による販売停止・回収リスク、製品品質問題やサプライチェーンの混乱による安定供給への支障リスクも存在します。さらに、各国の薬価抑制政策や保険制度の変更、知的財産権を巡る訴訟リスク、パートナーシップにおける意見の相違や事業継続困難リスクなども、業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。AI活用における情報セキュリティや法令・倫理リスクへの対応も、今後の重要な課題です。

投資テーマとの関連

エーザイは、アルツハイマー病治療薬「レケンビ」を擁し、認知症領域におけるアンメット・メディカルニーズに応える企業として、ヘルスケア分野における主要な投資テーマと深く関連しています。特に、高齢化社会の進展に伴い、認知症関連市場は拡大が予想されており、同社の「レケンビ」を中心とした事業展開は、このトレンドからの恩恵を受ける可能性があります。また、AIを活用した創薬や業務効率化への取り組みは、AI・DXという成長テーマとも連動しています。がん領域における「レンビマ」の開発・販売も、がん治療薬市場という重要な投資テーマに属しています。さらに、グローバルヘルス領域での医薬品アクセス向上への貢献は、ESG投資の観点からも注目される可能性があります。これらの投資テーマとの関連性は、同社の長期的な成長性と企業価値向上への期待を示唆しています。

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