株式会社ツムラ (4540) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 医薬品
バイオテクノロジーAIヘルスケアIT
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 13/81位
C
安定性
業種 64/85位
C
成長性
業種 27/83位
D
効率性
業種 28/84位
E
CF健全性
業種 45/74位
売上高
1926億円
粗利率
47.5%
営業利益率
18.3%
純利益率
14.6%
ROE
8.7%
ROIC
5.4%
自己資本比率
54.3%
D/Eレシオ
0.42
有利子負債
1352億円
ネットキャッシュ
-569億円
NC/時価総額
-20.2%
運転資本余剰*
-50億円
運転資本余剰/時価総額*
-1.8%
フリーCF
-256億円
FCFマージン
-13.3%
キャッシュ化率
0.88倍
PBR
0.88倍
EV/EBITDA
7.1倍
PER
10.0倍
想定株価
3747.8円
想定時価総額
2822億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1926億円 915億円 123億円 352億円 475億円 400億円 281億円
2025年3月期 1811億円 906億円 106億円 401億円 507億円 424億円 324億円
2024年3月期 1508億円 688億円 102億円 200億円 303億円 235億円 167億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 5928億円 3492億円 833億円 1379億円 3217億円
2025年3月期 4644億円 2957億円 619億円 724億円 3005億円
2024年3月期 4283億円 2813億円 686億円 643億円 2708億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 783億円 1640億円 723億円 1352億円 75億円 177億円 -50億円
2025年3月期 731億円 1338億円 680億円 703億円 103億円 85億円 112億円
2024年3月期 780億円 1176億円 671億円 797億円 152億円 84億円 95億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 247億円 -503億円 326億円 -256億円
2025年3月期 338億円 -250億円 -199億円 88億円
2024年3月期 56億円 -194億円 -44億円 -137億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 376.3円 4315.9円 147.0円 39.1% -755.8円 10.0倍 3747.8円 2822億円 76,758,362株 1,470,500株
2025年3月期 427.1円 3968.1円 136.0円 31.8% 36.7円 10.1倍 4314.2円 3293億円 76,758,362株 437,000株
2024年3月期 219.8円 3566.5円 85.0円 38.7% -21.6円 17.4倍 3822.8円 2926億円 76,758,362株 229,800株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 8.7% 4.7% 5.4% 47.5% 18.3% 24.7% 14.6% -13.3% 54.3% 0.42
2025年3月期 10.8% 7.0% 7.6% 50.0% 22.2% 28.0% 17.9% 4.9% 64.7% 0.23
2024年3月期 6.2% 3.9% 4.0% 45.6% 13.3% 20.1% 11.1% -9.1% 63.2% 0.29

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 6.4% -12.2% -13.3% 11.2% 8.0% 19.0% -
2025年3月期 20.1% 100.4% 94.1% 11.8% 8.0% 21.5% 代表取締役社長CEO 加藤 照和
2024年3月期 7.7% -4.3% 1.4% 4.9% 4.5% 1.1% 代表取締役社長CEO 加藤 照和

業種比較(医薬品、84社中央値)

指標株式会社ツムラ業種中央値
ROE8.7%2.4%
ROA4.7%1.4%
営業利益率18.3%8.0%
純利益率14.6%6.5%
自己資本比率54.3%69.7%
売上成長率6.4%4.7%
PER10.0倍16.9倍
PBR0.88倍1.18倍
EV/EBITDA7.1倍9.4倍
NC/時価総額-20.2%4.2%
運転資本余剰/時価総額-1.8%-4.6%
同業他社: 武田薬品工業株式会社(4502)大塚ホールディングス株式会社(4578)アステラス製薬株式会社(4503)第一三共株式会社(4568)中外製薬株式会社(4519)全85社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

医薬品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
サワイグループホールディングス株式会社 (4887) 2557億円 2017億円
久光製薬株式会社 (4530) 3098億円 1560億円
日本新薬株式会社 (4516) 3448億円 1708億円
東和薬品株式会社 (4553) 1972億円 2737億円
キッセイ薬品工業株式会社 (4547) 1924億円 974億円
科研製薬株式会社 (4521) 1576億円 769億円
持田製薬株式会社 (4534) 1225億円 1170億円
栄研化学株式会社 (4549) 1009億円 419億円
医薬品の企業一覧(全85社)→

AI分析(2026年3月期)

バイオテクノロジーAI
KAMPOmicsによる新価値創造中国中成薬事業参入漢方バリューチェーンDX化生成AI活用個別化医療推進

見通し: 2025年度は売上高6.4%増と堅調だが、営業利益は12.2%減。中期経営計画では2027年度に売上高2,340億円、営業利益460億円、ROE9%を目指しており、成長投資とコスト管理が鍵となる。

強み: 国内医療用漢方製剤市場での長年の優位性、セルフケア・養生領域への展開、高品質な製品供給体制。

懸念: 中国での中成薬事業参入に伴うリスク、生成AI活用によるDX推進の遅延、医療費抑制政策の強化。

リスク: ① 医療制度変更による薬剤費引き下げや規制強化、② 原料生薬の調達リスク(天候不順、自然災害、中国依存)、③ 競合激化による市場シェア低下。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当企業は、医療用漢方製剤を中核事業とする製薬会社です。漢方薬の製造・販売に加え、生薬の調達から研究開発、品質管理、さらにはセルフケア・養生領域への展開も行っています。ビジネスモデルは、医療機関へのBtoB販売が中心であり、長年にわたり培ってきた信頼と実績を基盤としています。近年では、生活者の健康意識の高まりや、医療費抑制政策の進展といった社会背景を受け、漢方薬の標準治療拡大や個別化治療の推進、さらに「未病」の科学化や漢方のグローバル化にも注力しています。また、中国市場への展開も重要な戦略の一つであり、現地企業との連携を通じて中成薬事業への参入や飲片の付加価値サービス提供を目指しています。売上構成比については、医療用漢方製剤が事業の大部分を占めていますが、セルフケア・養生領域の拡大も図り、収益基盤の多角化を進めています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、売上高は1,926億円と前期比6.4%の増加を達成しました。これは、国内事業の安定成長と中国事業の拡大に向けた取り組みが奏功した結果と考えられます。一方で、営業利益は352億円と前期比12.2%の減少、経常利益は400億円と前期比5.7%の減少、当期純利益は281億円と前期比13.3%の減少となりました。利益率の低下は、原材料価格の高騰や、研究開発費、設備投資の増加などが影響した可能性があります。総資産は5,928億円と前期比27.6%と大きく増加しており、これは積極的な設備投資や事業拡大に向けた資金調達を反映していると推察されます。現金及び預金は783億円と前期比7.0%増加し、手元資金の潤沢さを示しています。営業キャッシュ・フローは247億円と前期比26.9%減少しましたが、これは主に投資活動や一時的な運転資金の増加によるものと考えられます。株主還元としては、1株配当を147円と前期比8.1%増配しており、株主還元の姿勢を維持しています。

強みと競争優位性

当社の最大の強みは、医療用漢方製剤市場における長年にわたるリーディングカンパニーとしての地位確立と、それに裏打ちされた高いブランド力および信頼性です。生薬の安定調達から厳格な品質管理、そして安全性・有効性に関するエビデンスの継続的な集積は、同業他社に対する強力な参入障壁となっています。特に、原料生薬の約90%を中国から調達しつつ、日本国内での生産拡大にも取り組むことで、サプライチェーンの安定化とリスク分散を図っている点は評価できます。また、「ツムラクオリティカルチャー」に代表される品質重視の企業文化は、製品の安全性と有効性を保証し、医療関係者からの厚い信頼を得ています。さらに、医療用漢方で培った知見を活かし、セルフケア・養生領域へと事業を拡大することで、新たな成長機会を捉え、収益基盤の多角化を図っている点も競争優位性につながっています。

リスク要因

当社の事業運営には、複数のリスク要因が内在しています。まず、医療制度の変更、特に薬剤費引き下げ政策の強化は、収益に直接的な影響を与える可能性があります。また、生薬の主原料を中国から輸入しているため、為替レートの変動や、中国における政治・経済状況の変化、あるいは輸出入規制の変更などが、原料調達コストの上昇や供給の不安定化を招くリスクがあります。自然災害や予期せぬ事象による原料生薬や副原料・資材の調達停止・遅延、製造・物流の停止リスクも存在します。さらに、医薬品の安全性や副作用問題は、企業の社会的信用を大きく失墜させ、多額の損害賠償やリコールにつながる可能性があり、厳格な品質管理体制の維持が不可欠です。研究開発活動における遅延やコスト増、他社との知財係争リスクも事業継続における懸念事項です。

投資テーマとの関連

当企業は、ヘルスケア分野、特に医薬品セクターにおける重要なプレイヤーです。長寿社会の進展や健康寿命延伸への関心の高まりは、同社の事業展開にとって追い風となります。また、個別化医療や未病といった先進的なヘルスケアの概念に、伝統的な漢方医学の知見と最新の科学技術を融合させる「KAMPOmics®」といった取り組みは、将来的な成長ポテンシャルを示唆しています。中国市場への積極的な展開は、成長市場へのアクセスという点で投資テーマとの関連性が高いと言えます。さらに、DX化や生成AIの活用によるバリューチェーンの効率化、スマートファクトリー化への投資は、デジタルトランスフォーメーション(DX)やインダストリー4.0といったテーマとも結びつきます。これらの取り組みは、持続可能な社会の実現に貢献するESG投資の観点からも注目される可能性があります。

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