サワイグループホールディングス株式会社 (4887) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 医薬品
ジェネリック医薬品医療機器デジタルヘルス
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 28/81位
D
安定性
業種 67/85位
B
成長性
業種 13/83位
D
効率性
業種 32/84位
E
CF健全性
業種 39/74位
売上高
2017億円
粗利率
29.1%
営業利益率
7.9%
純利益率
5.2%
ROE
5.9%
ROIC
3.9%
自己資本比率
49.6%
D/Eレシオ
0.59
有利子負債
1050億円
ネットキャッシュ
-760億円
NC/時価総額
-29.7%
運転資本余剰*
-519億円
運転資本余剰/時価総額*
-20.3%
フリーCF
-155億円
FCFマージン
-7.7%
キャッシュ化率
0.71倍
PBR
1.43倍
EV/EBITDA
10.4倍
PER
24.5倍
想定株価
2214.6円
想定時価総額
2557億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 2017億円 588億円 160億円 159億円 319億円 143億円 104億円
2025年3月期 1890億円 564億円 152億円 41億円 193億円 32億円 120億円
2024年3月期 1769億円 543億円 181億円 186億円 367億円 183億円 137億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 3599億円 2003億円 809億円 1004億円 1786億円
2025年3月期 3546億円 2008億円 1028億円 780億円 1739億円
2024年3月期 3820億円 2400億円 936億円 704億円 2127億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 290億円 1176億円 非該当 1050億円 非該当 1300万円 -519億円
2025年3月期 388億円 1099億円 非該当 913億円 非該当 - -640億円
2024年3月期 264億円 1000億円 非該当 829億円 非該当 - -673億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期 3億円 46億円
2025年3月期 25億円 41億円
2024年3月期 2億円 88億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 74億円 -229億円 56億円 -155億円
2025年3月期 279億円 65億円 -327億円 343億円
2024年3月期 231億円 -231億円 24億円 3700万円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 90.4円 1546.1円 55.0円 60.9% -658.4円 24.5倍 2214.6円 2557億円 115,487,000株 1,500株
2025年3月期 96.5円 1505.9円 53.0円 54.9% -455.2円 20.5倍 1979.1円 2285億円 131,469,000株 16,018,100株
2024年3月期 104.2円 1618.3円 43.3円 41.6% -430.1円 19.3倍 2011.5円 2643億円 131,409,000株 900株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 5.9% 2.9% 3.9% 29.1% 7.9% 15.8% 5.2% -7.7% 49.6% 0.59
2025年3月期 6.9% 3.4% 1.1% 29.8% 2.1% 10.2% 6.3% 18.2% 49.0% 0.53
2024年3月期 6.4% 3.6% 4.4% 30.7% 10.5% 20.7% 7.7% 0.0% 55.7% 0.39

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 6.7% 292.4% -12.8% 0.2% - -2.2% -
2025年3月期 6.9% -78.3% -12.6% -0.8% - - 代表取締役社長 グループCEO兼グループCOO澤井光郎
2024年3月期 -11.7% 9.6% 8.1% - - - 代表取締役社長 グループCEO兼グループCOO澤井光郎

業種比較(医薬品、84社中央値)

指標サワイグループホールディングス株式会社業種中央値
ROE5.9%2.4%
ROA2.9%1.4%
営業利益率7.9%8.3%
純利益率5.2%6.8%
自己資本比率49.6%69.7%
売上成長率6.7%4.7%
PER24.5倍16.2倍
PBR1.43倍1.12倍
EV/EBITDA10.4倍9.2倍
NC/時価総額-29.7%4.2%
運転資本余剰/時価総額-20.3%-3.9%
同業他社: 武田薬品工業株式会社(4502)大塚ホールディングス株式会社(4578)アステラス製薬株式会社(4503)第一三共株式会社(4568)中外製薬株式会社(4519)全85社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

医薬品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社ツムラ (4540) 2822億円 1926億円
久光製薬株式会社 (4530) 3098億円 1560億円
東和薬品株式会社 (4553) 1972億円 2737億円
キッセイ薬品工業株式会社 (4547) 1924億円 974億円
日本新薬株式会社 (4516) 3448億円 1708億円
科研製薬株式会社 (4521) 1576億円 769億円
持田製薬株式会社 (4534) 1225億円 1170億円
栄研化学株式会社 (4549) 1009億円 419億円
医薬品の企業一覧(全85社)→

AI分析(2026年3月期)

ジェネリック医薬品医療機器
九州工場行政処分からの信頼回復ジェネリック医薬品の安定供給確保高付加価値ジェネリック医薬品の開発・上市デジタルヘルスケア事業(PHR、DTx)への展開医療機器事業(レリビオン®)の推進

見通し: 今期は売上高6.7%増、営業利益292.4%増と大幅な回復を見せる。中期経営計画「Beyond 2027」では、2027年3月期に売上高2,200億円、ROE10%以上を目指し、信頼性向上と安定供給維持を最重要課題とする。

強み: ジェネリック医薬品業界におけるリーディングカンパニーとしての地位。新製品の上市力と、環境変化への対応力、新規事業への投資意欲。

懸念: 九州工場での不適切試験による行政処分からの信頼回復が急務。再発防止策の実行と効果検証が重要課題。

リスク: ・医薬品の薬価制度・医療制度変更による収益圧迫リスク ・ジェネリック医薬品市場の競争激化と先発品メーカーの対抗策による売上減少リスク ・製造・品質管理体制の不備による製品回収・販売中止、さらには訴訟リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E36190は、ジェネリック医薬品(GE医薬品)を中心に、医薬品の研究開発、製造、販売を手掛ける製薬企業です。国内市場においては、沢井製薬を中核会社として、高品質かつ安定供給可能なGE医薬品を提供することで、医療費抑制と国民皆保険制度の維持に貢献することを使命としています。近年、GE医薬品の品質問題や供給不足が社会問題化する中で、同社は信頼性向上と安定供給体制の確立を最重要課題と位置づけ、企業風土改革や製造・品質管理体制の強化に注力しています。また、国内市場の成長鈍化を見据え、海外展開や新規事業分野への進出も視野に入れ、持続的な成長を目指しています。医薬品事業以外にも、デジタルヘルスケア事業や医療機器事業への参入も進めており、多角的な事業展開を進めています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、E36190は売上高2,017億円(前期比6.7%増)を達成し、堅調な成長を示しました。営業利益は159億円(前期比292.4%増)と大幅な増加を記録し、これは主に米国事業の譲渡完了による影響や、事業構造改革の進展が寄与したと考えられます。経常利益も143億円(前期比351.5%増)と大きく伸長しました。一方で、当期純利益は104億円(前期比12.8%減)と減益となりました。これは、米国事業の譲渡に伴う一時的な影響や、後述するリスク要因への対応コストなどが影響した可能性があります。純資産は1,786億円(前期比2.7%増)、総資産は3,599億円(前期比1.5%増)と、ともに微増となりました。営業キャッシュフローは74億円(前期比73.3%減)と減少しており、これは主に棚卸資産の増加や売上債権の増加などが影響しています。

強みと競争優位性

E36190の最大の強みは、長年にわたり培ってきたジェネリック医薬品における研究開発力と、国内市場における確固たる地位です。同社は、競合他社に先駆けて年間数品目のGE医薬品を上市できる開発力を有しており、これが競争優位性の源泉となっています。また、高品質な製品の安定供給体制の構築にも注力しており、全国に複数の生産拠点を配置し、BCP(事業継続計画)を策定するなど、サプライチェーンのリスク管理にも努めています。さらに、「SAWAI HARMOTECH®」と名付けられた独自の製剤化技術は、製品の付加価値を高め、他社との差別化を図る上で重要な役割を果たしています。企業体質・経営管理の強化にも積極的に取り組み、コーポレート・ガバナンスの向上や、SDGsに沿った取り組みを通じて、持続的な成長基盤の強化を図っています。

リスク要因

E36190が直面するリスクは多岐にわたります。まず、医薬品業界全体に共通する「医薬品医療機器等法」等による規制や、薬価制度・医療制度の変更は、事業運営に直接的な影響を与えかねません。特に薬価の引き下げは収益性を圧迫する可能性があります。また、GE医薬品市場における厳しい競争環境や、先発医薬品メーカーによるオーソライズドジェネリック(AG)の投入などは、計画通りの売上収益確保を困難にする要因となり得ます。さらに、予期せぬ副作用の発生による製品回収・販売中止のリスクや、自然災害等による生産の停滞・遅延も無視できません。知的財産に関する訴訟リスクや、情報管理体制の不備による情報漏洩リスクも存在します。直近では、過去の品質問題に対する行政処分からの信頼回復と、再発防止策の実行が喫緊の課題となっています。

投資テーマとの関連

E36190は、ヘルスケア分野、特にジェネリック医薬品市場において重要なプレイヤーです。医療費抑制が世界的な潮流となる中で、高品質で安価なGE医薬品の需要は今後も高まると予想され、同社はこのテーマに合致しています。また、国内における高齢化の進展は、医療サービスへの需要を増加させ、GE医薬品の供給者としての同社の重要性を高めています。近年、医薬品不足問題への対応として、政府はGE医薬品業界の構造改革や安定供給体制の整備を推進しており、同社はこの政策動向から恩恵を受ける可能性があります。さらに、デジタルヘルスケア分野への参入や、医療機器事業への展開は、DX(デジタルトランスフォーメーション)や新たな医療技術といった投資テーマとの関連性も示唆しており、今後の成長ドライバーとなる可能性を秘めています。

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