小野薬品工業株式会社 (4528) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 医薬品
創薬バイオテクノロジーヘルスケアIT
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 15/81位
B
安定性
業種 38/85位
B
成長性
業種 6/83位
C
効率性
業種 19/84位
A
CF健全性
業種 7/74位
売上高
5158億円
粗利率
72.5%
営業利益率
17.9%
純利益率
13.5%
ROE
8.2%
ROIC
6.6%
自己資本比率
76.9%
D/Eレシオ
0.14
有利子負債
1209億円
ネットキャッシュ
1161億円
NC/時価総額
9.7%
運転資本余剰*
734億円
運転資本余剰/時価総額*
6.1%
フリーCF
970億円
FCFマージン
18.8%
キャッシュ化率
1.96倍
PBR
1.41倍
EV/EBITDA
11.4倍
PER
16.9倍
想定株価
2509.5円
想定時価総額
1.2兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 5158億円 3741億円 31億円 922億円 953億円 927億円 698億円
2025年3月期 4869億円 3389億円 35億円 597億円 632億円 593億円 500億円
2024年3月期 5027億円 3755億円 29億円 1599億円 1628億円 1637億円 1280億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1.1兆円 4683億円 1636億円 862億円 8507億円
2025年3月期 1.1兆円 4551億円 1483億円 1275億円 7918億円
2024年3月期 9137億円 4136億円 1036億円 114億円 7930億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 2370億円 575億円 非該当 1209億円 932億円 227億円 734億円
2025年3月期 2046億円 749億円 非該当 1467億円 886億円 212億円 563億円
2024年3月期 1661億円 486億円 非該当 89億円 1211億円 - 625億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期 16億円 81億円
2025年3月期 13億円 79億円
2024年3月期 385億円 1731億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 1368億円 -399億円 -655億円 970億円
2025年3月期 825億円 -1368億円 943億円 -543億円
2024年3月期 1107億円 481億円 -898億円 1587億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 148.5円 1810.4円 80.0円 53.9% 242.8円 16.9倍 2509.5円 1.2兆円 498,692,000株 20,387,100株
2025年3月期 106.5円 1665.6円 80.0円 75.1% 123.2円 15.0倍 1598.3円 7508億円 498,692,000株 28,919,800株
2024年3月期 266.6円 1688.4円 80.0円 30.0% 334.8円 9.2倍 2452.8円 1.2兆円 498,692,000株 28,980,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 8.2% 6.3% 6.6% 72.5% 17.9% 18.5% 13.5% 18.8% 76.9% 0.14
2025年3月期 6.3% 4.7% 4.5% 69.6% 12.3% 13.0% 10.3% -11.2% 74.4% 0.19
2024年3月期 16.1% 14.0% 14.0% 74.7% 31.8% 32.4% 25.5% 31.6% 86.8% 0.01

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 5.9% 54.4% 39.4% 4.9% 10.8% -13.4% -
2025年3月期 -3.1% -62.6% -60.9% 10.4% 10.7% -16.7% 代表取締役社長 滝野十一
2024年3月期 12.4% 12.7% 13.5% 17.6% 11.7% 17.6% 代表取締役社長 滝野十一

業種比較(医薬品、84社中央値)

指標小野薬品工業株式会社業種中央値
ROE8.2%2.4%
ROA6.3%1.4%
営業利益率17.9%8.0%
純利益率13.5%6.5%
自己資本比率76.9%69.4%
売上成長率5.9%4.7%
PER16.9倍16.2倍
PBR1.41倍1.12倍
EV/EBITDA11.4倍9.2倍
NC/時価総額9.7%3.1%
運転資本余剰/時価総額6.1%-4.6%
同業他社: 武田薬品工業株式会社(4502)大塚ホールディングス株式会社(4578)アステラス製薬株式会社(4503)第一三共株式会社(4568)中外製薬株式会社(4519)全85社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

医薬品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
協和キリン株式会社 (4151) 1.3兆円 4968億円
エーザイ株式会社 (4523) 1.4兆円 8254億円
住友ファーマ株式会社 (4506) 8229億円 4533億円
参天製薬株式会社 (4536) 5760億円 2916億円
ロート製薬株式会社 (4527) 5445億円 3437億円
日本新薬株式会社 (4516) 3448億円 1708億円
久光製薬株式会社 (4530) 3098億円 1560億円
株式会社ツムラ (4540) 2822億円 1926億円
医薬品の企業一覧(全85社)→

AI分析(2026年3月期)

創薬バイオテクノロジー
グローバルスペシャリティファーマオプジーボデサイフェラ社買収パイプライン強化機能性表示食品

見通し: 主力製品オプジーボへの依存度低減とグローバル展開強化により、売上・利益ともに堅調な成長が見込まれる。特に欧米での自社販売体制確立が成長ドライバー。

強み: 革新的な医薬品創出力と、デサイフェラ社買収によるグローバル開発・販売体制の強化。

懸念: 「オプジーボ」及び関連ロイヤルティ収入への依存度が高く、薬価改定や競合品出現はリスク。

リスク: 主力製品への依存度: オプジーボ及び関連ロイヤルティが売上約50%超を占め、薬価改定や競合品出現による影響は大きい。グローバル展開リスク: 欧米での自社販売体制構築は進むが、各国の規制や経済情勢、政情不安等の不確実性が存在する。研究開発リスク: 長期・多額の開発投資が成功せず、開発中断に至る可能性があり、将来収益の喪失リスクがある。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

小野薬品工業は、革新的な医薬品の創製を通じて、病気と苦痛に立ち向かう人々のために貢献することを目指すグローバルスペシャリティファーマです。主力事業は医薬品事業のみで構成されており、研究開発から製造、販売までを一貫して行っています。企業の理念である「病気と苦痛に対する人間の闘いのために」に基づき、未だ満たされていない医療ニーズに応えるための独創的で革新的な医薬品開発に注力しています。がん、免疫・炎症、神経領域を重点領域とし、オープンイノベーションも積極的に活用しながら創薬力の強化を図っています。2026年3月期においては、売上高は5,158億円、営業利益は922億円を記録し、前年比でそれぞれ5.9%、54.4%の増加を達成しました。特に海外製品売上とロイヤルティ収入の増加が業績を牽引しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算では、売上高は5,158億円となり、前期比5.9%の増加を達成しました。営業利益は922億円と、前期比54.4%の大幅な増益となりました。経常利益も56.2%増の927億円、当期純利益も39.4%増の698億円と、増収増益基調が顕著です。この好調な業績は、主に海外製品売上の大幅な伸びと、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社などからのロイヤルティ収入の増加によるものです。特に、デサイフェラ社買収後の「キンロック」や「ロンビムザ」の売上貢献が大きいです。国内製品売上は、主力製品である「オプジーボ点滴静注」や「フォシーガ錠」が競争激化や後発品参入の影響を受け、微減となりましたが、その他の製品で堅調な販売を維持しています。研究開発費は1,451億円と、将来の成長に向けた投資を継続しています。

強みと競争優位性

小野薬品工業の最大の強みは、革新的な医薬品を創出する高い研究開発力と、それをグローバルに展開していく戦略実行力にあります。特に、がん免疫療法薬「オプジーボ」で培われた技術とノウハウは、同社の競争優位性の源泉となっています。また、「グローバル スペシャリティ ファーマ」を目指すべく、海外展開を加速させており、デサイフェラ社の買収を通じて欧米での開発・販売体制を強化したことは、パイプラインの拡充とグローバル事業拡大に向けた大きな一歩です。さらに、製品価値最大化、パイプライン強化、グローバル事業拡大、事業ドメイン拡大という4つの成長戦略を明確に掲げ、それぞれの領域で具体的な取り組みを進めている点も、同社の競争優位性を支えています。これらの戦略は、患者本位の視点を重視し、デジタル技術の活用なども含めて多角的に展開されており、持続的な成長基盤を構築しています。

リスク要因

同社が抱える主要なリスク要因としては、まず特定の製品への依存度が挙げられます。2026年3月期において、「オプジーボ点滴静注」および関連ロイヤルティ収入が売上収益の約50%台半ばを占めており、薬価改定や競合品の出現、特許満了などの影響を受けやすい構造にあります。このリスクに対処するため、欧米での自社開発・販売体制の強化や、M&Aによるパイプライン拡充を進めていますが、その効果が表れるまでには一定の時間を要します。また、新薬開発には長期かつ多額の研究開発投資が必要であり、開発中断や上市に至らないリスクも常に存在します。さらに、グローバル展開を進める上での各国の法規制、経済情勢、政情不安といった外部要因リスクや、サプライチェーンの安定供給リスク、情報セキュリティリスクなども、事業継続における潜在的な脅威となり得ます。

投資テーマとの関連

小野薬品工業は、医薬品業界における研究開発型企業として、ヘルスケア、バイオテクノロジーといった投資テーマと深く関連しています。特に、がん治療領域における「オプジーボ」は、免疫チェックポイント阻害剤という、AI創薬やゲノム医療といった先進技術とも関連が深い分野を代表する薬剤です。同社は、オープンイノベーションやデサイフェラ社買収によるグローバル開発力強化などを通じて、これらの先端技術との連携を深めていく可能性があります。また、デジタルヘルス分野への進出として、株式会社michitekuを通じた患者支援ツールの提供や、ヘルスケア分野のベンチャー企業への投資活動は、DX(デジタルトランスフォーメーション)や新たなヘルスケアサービスの創出といったテーマとも連動しています。これらの取り組みは、将来の成長ドライバーとなる可能性を秘めており、投資家にとって魅力的な要素となり得ます。

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