協和キリン株式会社 (4151) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 医薬品
バイオテクノロジー創薬
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 17/81位
A
安定性
業種 25/85位
D
成長性
業種 43/83位
D
効率性
業種 22/84位
C
CF健全性
業種 27/74位
売上高
4968億円
粗利率
74.3%
営業利益率
17.6%
純利益率
13.5%
ROE
7.5%
ROIC
6.8%
自己資本比率
80.6%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
2188億円
NC/時価総額
16.6%
運転資本余剰*
377億円
運転資本余剰/時価総額*
2.9%
フリーCF
74億円
FCFマージン
1.5%
キャッシュ化率
1.44倍
PBR
1.48倍
EV/EBITDA
11.0倍
PER
19.7倍
想定株価
2523.0円
想定時価総額
1.3兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 4968億円 3689億円 125億円 872億円 998億円 872億円 670億円
2024年12月期 4956億円 3629億円 117億円 1954億円 2071億円 835億円 599億円
2023年12月期 4422億円 3310億円 104億円 972億円 1077億円 972億円 812億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 1.1兆円 4933億円 1811億円 335億円 8933億円
2024年12月期 1.1兆円 5040億円 1647億円 519億円 8508億円
2023年12月期 1.0兆円 6111億円 1332億円 563億円 8364億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 2188億円 674億円 1812億円 - 非該当 1835億円 377億円
2024年12月期 2447億円 729億円 1570億円 - 非該当 1810億円 800億円
2023年12月期 4031億円 714億円 1191億円 - 非該当 1405億円 2698億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2025年12月期 11億円 166億円
2024年12月期 17億円 328億円
2023年12月期 19億円 334億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 966億円 -892億円 -369億円 74億円
2024年12月期 679億円 -1424億円 -847億円 -745億円
2023年12月期 1156億円 -204億円 -325億円 952億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 128.1円 1706.5円 62.0円 48.4% 417.9円 19.7倍 2523.0円 1.3兆円 525,634,500株 2,146,300株
2024年12月期 113.1円 1625.7円 58.0円 51.3% 467.5円 21.0倍 2374.3円 1.2兆円 525,634,500株 2,276,700株
2023年12月期 151.0円 1555.8円 56.0円 37.1% 749.8円 15.7倍 2371.2円 1.3兆円 540,000,000株 2,390,700株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 7.5% 6.0% 6.8% 74.3% 17.6% 20.1% 13.5% 1.5% 80.6% -
2024年12月期 7.0% 5.6% 16.1% 73.2% 39.4% 41.8% 12.1% -15.0% 79.7% -
2023年12月期 9.7% 7.9% 8.1% 74.9% 22.0% 24.3% 18.4% 21.5% 81.5% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 0.3% -55.4% 12.0% 7.6% 9.3% 8.9% 代表取締役社長 アブドゥル・マリック
2024年12月期 12.1% 100.9% -26.3% 12.0% 10.1% 48.2% 代表取締役社長 宮本昌志
2023年12月期 11.0% 43.9% 51.5% 11.6% 5.0% -4.4% 代表取締役社長 宮本昌志

業種比較(医薬品、84社中央値)

指標協和キリン株式会社業種中央値
ROE7.5%2.4%
ROA6.0%1.4%
営業利益率17.6%8.0%
純利益率13.5%6.5%
自己資本比率80.6%69.4%
売上成長率0.3%4.9%
PER19.7倍16.2倍
PBR1.48倍1.12倍
EV/EBITDA11.0倍9.2倍
NC/時価総額16.6%3.1%
運転資本余剰/時価総額2.9%-4.6%
同業他社: 武田薬品工業株式会社(4502)大塚ホールディングス株式会社(4578)アステラス製薬株式会社(4503)第一三共株式会社(4568)中外製薬株式会社(4519)全85社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

医薬品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
エーザイ株式会社 (4523) 1.4兆円 8254億円
小野薬品工業株式会社 (4528) 1.2兆円 5158億円
住友ファーマ株式会社 (4506) 8229億円 4533億円
参天製薬株式会社 (4536) 5760億円 2916億円
ロート製薬株式会社 (4527) 5445億円 3437億円
日本新薬株式会社 (4516) 3448億円 1708億円
久光製薬株式会社 (4530) 3098億円 1560億円
株式会社ツムラ (4540) 2822億円 1926億円
医薬品の企業一覧(全85社)→

異常検知フラグ

2020年12月期: 極端なFCFマージン

AI分析(2025年12月期)

バイオテクノロジー創薬
Life-changingな価値の創出Story for Vision 2030グローバル・スペシャリティファーマSuper TeamによるオペレーショナルエクセレンスKABEGOE Principles

見通し: 2025年度は「Story for Vision 2030」に基づき、注力疾患領域とモダリティを明確化し、研究開発とパイプライン獲得を加速。グローバル展開とオペレーショナルエクセレンス追求で持続的成長を目指す。

強み: 先進的抗体技術と造血幹細胞遺伝子治療における強み。グローバルスペシャリティファーマとしての基盤。

懸念: 製薬業界における開発難易度の上昇と医療費抑制圧力。新薬上市計画の遅延リスク。

リスク: サイバーセキュリティリスク:高度化するサイバー攻撃により、機密情報漏洩、事業継続不能のリスク。安定供給及び品質リスク:製造トラブルや調達不安による供給不足、患者への影響。ビジネスパートナーリスク:パートナーの人権・環境問題、規制違反等による事業継続困難、信用失墜。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

協和キリングループは、「ライフサイエンスとテクノロジーの進歩を追求し、新しい価値の創造により、世界の人々の健康と豊かさに貢献します。」を経営理念に掲げるスペシャリティファーマです。2030年ビジョンとして「日本発のグローバル・スペシャリティファーマとして病気と向き合う人々に笑顔をもたらすLife-changingな価値の継続的な創出を実現します」を掲げ、CSV経営(Creating Shared Value)を実践し、社会的価値と経済的価値の両立による企業価値向上を目指しています。主力事業は医薬品の研究開発、製造、販売であり、特に骨・ミネラル、血液がん・難治性血液疾患、希少疾患(造血幹細胞遺伝子治療)の3つの疾患領域に注力しています。これらの領域では、Crysvita(クリースビータ)、Ziftomenib(KOMZIFTI)、OTL-200(Libmeldy/Lenmeldy)といった製品や開発パイプラインを有し、アンメットメディカルニーズに応えるべく事業展開を進めています。また、オープンイノベーションや戦略的パートナリングも積極的に活用し、事業ポートフォリオの拡充を図っています。

直近決算ハイライト

当連結会計年度末(2025年12月31日)における財政状態は、資産が前連結会計年度末比405億円増の11,079億円となりました。内訳としては、非流動資産が有形固定資産及び無形資産の増加により512億円増加し6,145億円となった一方、流動資産は現金及び現金同等物、棚卸資産等の減少により107億円減少し4,933億円となりました。負債は20億円減少し2,145億円と微減に留まりました。資本は425億円増加し8,933億円となり、親会社所有者帰属持分比率は0.9ポイント上昇し80.6%となりました。これは、当期純利益の計上や在外営業活動体の換算差額の増加などが要因です。経営成績については、グローバルな事業展開のため国際会計基準(IFRS)を適用しており、事業活動による経常的な収益性を示す「コア営業利益」を採用しています。詳細な業績数値は示されていませんが、CrysvitaやPoteligeo(ポテリジオ)の市場浸透、Ziftomenibの米国での承認、OTL-200の各国での保険償還など、主要製品・パイプラインの進展により、堅調な成長を推進していることが伺えます。

強みと競争優位性

協和キリングループの競争優位性は、まず先進的な抗体技術と造血幹細胞遺伝子治療といった高度なモダリティ(創薬技術)を基盤とした革新的な医薬品開発力にあります。特に、骨・ミネラル、血液がん・難治性血液疾患、希少疾患といったスペシャリティ領域に特化することで、深い知見と専門性を蓄積しています。CrysvitaやZiftomenib、OTL-200などの製品は、それぞれ特定の疾患領域において世界初の承認や保険償還を獲得しており、高い競争優位性を示しています。また、「Story for Vision 2030」に基づき、自社注力領域のアセット開発と、オープンイノベーションや戦略的パートナリングを組み合わせることで、リスク分散と価値最大化を両立させています。グローバルでのコマーシャル基盤も強みであり、多様な市場における製品アクセスを強化しています。さらに、患者さん中心の「Patient Centric」な考え方を軸とした「KABEGOE Principles」は、組織文化として浸透しており、イノベーション創出やグローバル戦略遂行の基盤となっています。

リスク要因

同社が特定している事業リスクは多岐にわたります。まず、サイバーセキュリティリスクは、機密性の高い患者情報や研究開発データを扱う製薬企業として、高度化・巧妙化するサイバー攻撃に対する脆弱性が指摘されています。システム停止や情報漏洩は、事業継続の不可能、法令違反、経済的損失、信用低下に直結する可能性があります。次に、安定供給及び品質リスクでは、バイオ医薬品を含む多様なモダリティの製造・供給におけるトラブル、原材料調達不安、需要変動、自然災害、地政学リスクなどが挙げられます。供給不足や出荷制限は、患者への治療継続困難、社会的信用の失墜、売上減少を招く恐れがあります。また、ビジネスパートナーリスクでは、原材料調達や委託製造、物流において依存するパートナー企業に起因する人権・環境問題、腐敗行為、情報セキュリティ侵害などが事業継続困難や罰金、社会的信用の失墜につながる可能性があります。さらに、プロダクトポートフォリオリスクとして、開発パイプラインの偏在やパートナリング交渉の難航が将来の売上・利益の均衡を崩す懸念があります。

投資テーマとの関連

協和キリングループは、デジタル戦略の推進及びオペレーショナルエクセレンスの実現を目指しており、DX(デジタルトランスフォーメーション)やAI(人工知能)の活用に注力しています。これは、AI・半導体といったテクノロジー関連の投資テーマと関連があります。具体的には、Ziftomenibの開発において機械学習・AI技術を活用した患者さんの治療アクセス向上を推進しているほか、AI/DXによるオペレーションモデルの転換を中長期構想の柱の一つに据えています。また、造血幹細胞遺伝子治療といった先進医療技術への投資は、バイオテクノロジーや医療イノベーションといったテーマとも関連が深いです。新薬開発の難易度が高まる製薬業界において、革新的なモダリティとデジタルの融合は、将来の成長ドライバーとして期待されます。ただし、開発パイプラインの進捗や各疾患領域における市場アクセス、薬価交渉の動向は、投資テーマとの関連性の深さを判断する上で重要となります。

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