東洋ドライルーブ株式会社 (4976) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
自動車部品
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 40/215位
A
安定性
業種 50/215位
B
成長性
業種 52/214位
D
効率性
業種 143/215位
E
CF健全性
業種 214/215位
売上高
52億円
粗利率
37.5%
営業利益率
15.0%
純利益率
13.5%
ROE
6.8%
ROIC
4.9%
自己資本比率
80.8%
D/Eレシオ
0.08
有利子負債
8億円
ネットキャッシュ
22億円
NC/時価総額
42.6%
運転資本余剰*
16億円
運転資本余剰/時価総額*
30.9%
フリーCF
-11億円
FCFマージン
-20.9%
キャッシュ化率
1.34倍
PBR
0.51倍
EV/EBITDA
2.6倍
PER
7.5倍
想定株価
1327.3円
想定時価総額
53億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年6月期 52億円 19億円 4億円 8億円 12億円 10億円 7億円
2024年6月期 47億円 18億円 4億円 7億円 10億円 8億円 6億円
2023年6月期 39億円 14億円 3億円 3億円 6億円 4億円 3億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年6月期 128億円 63億円 14億円 10億円 104億円
2024年6月期 120億円 64億円 17億円 7億円 96億円
2023年6月期 112億円 62億円 15億円 8億円 89億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年6月期 30億円 3億円 15億円 8億円 8億円 - 16億円
2024年6月期 42億円 3億円 13億円 8億円 6億円 - 25億円
2023年6月期 40億円 2億円 13億円 8億円 3億円 2372万円 24億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年6月期 9億円 -20億円 -7539万円 -11億円
2024年6月期 14億円 -11億円 -1億円 3億円
2023年6月期 4億円 -12億円 -774万円 -8億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年6月期 177.0円 2609.1円 32.0円 18.1% 565.2円 7.5倍 1327.3円 53億円 4,065,000株 92,700株
2024年6月期 155.4円 2417.0円 19.0円 12.2% 856.4円 7.2倍 1119.0円 44億円 4,065,000株 92,700株
2023年6月期 83.7円 2239.1円 15.7円 18.7% 781.6円 9.1倍 762.0円 30億円 4,065,000株 92,700株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年6月期 6.8% 5.5% 4.9% 37.5% 15.0% 22.5% 13.5% -20.9% 80.8% 0.08
2024年6月期 6.4% 5.1% 4.4% 37.8% 13.9% 21.4% 13.1% 6.8% 79.9% 0.08
2023年6月期 3.7% 3.0% 1.8% 35.3% 6.7% 14.3% 8.6% -21.6% 79.5% 0.10

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年6月期 10.5% 19.2% 13.9% 12.3% -1.7% 20.3% 代表取締役社長 飯野光彦
2024年6月期 21.4% 154.0% 85.6% -9.7% -3.3% 13.1% 代表取締役社長 飯野光彦
2023年6月期 5.5% -42.5% -42.3% -11.8% -6.7% 8.0% 代表取締役社長 飯野光彦

業種比較(化学、214社中央値)

指標東洋ドライルーブ株式会社業種中央値
ROE6.8%6.4%
ROA5.5%3.9%
営業利益率15.0%7.3%
純利益率13.5%5.2%
自己資本比率80.8%64.2%
売上成長率10.5%2.1%
PER7.5倍13.2倍
PBR0.51倍0.85倍
EV/EBITDA2.6倍6.2倍
NC/時価総額42.6%4.4%
運転資本余剰/時価総額30.9%-9.8%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社シーボン (4926) 52億円 93億円
細谷火工株式会社 (4274) 54億円 21億円
株式会社タカギセイコー (4242) 52億円 415億円
株式会社Waqoo (4937) 51億円 20億円
昭和化学工業株式会社 (4990) 55億円 93億円
株式会社ショーエイコーポレーション (9385) 57億円 190億円
アトミクス株式会社 (4625) 47億円 128億円
天昇電気工業株式会社 (6776) 45億円 219億円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2025年6月期)

自動車部品
ドライルーブ製品自動車部品光学部品省エネルギーAI・IoT活用

見通し: 今期は自動車部品・光学部品の回復により増収増益が見込まれる。中長期的には省エネルギー・環境保全関連事業を強化し、持続的成長を目指す。AI・IoT活用による生産性向上も推進。

強み: 特殊機能性被膜「ドライルーブ」の開発・製造・販売・コーティング加工技術。省エネ・環境保全への貢献という経営方針。

懸念: 売上の約55%を自動車関連に依存しており、業界動向に業績が左右されるリスク。価格競争の激化による販売価格低減の可能性。

リスク: 自動車業界への高い依存度。販売価格の低減圧力。製品の欠陥・不良発生による信用の失墜。原材料価格の変動。アジア事業における経済・政治リスク。

AI詳細分析(2025年6月期)

事業概要

東洋ドライルーブ株式会社は、特殊機能性被膜「ドライルーブ」の開発、製造、販売、およびそのコーティング加工を主たる事業とする企業です。ドライルーブ製品は、摩擦摩耗の抑制、エネルギーロスの低減、性能低下の防止に貢献する潤滑被膜、絶縁・導通機能を持つ電気制御被膜、発熱・放熱・断熱機能を持つ熱制御被膜など、多岐にわたる機能を提供します。これらの製品は、二硫化モリブデン、フッ素樹脂、グラファイトなどの主要成分と樹脂系結合剤を溶剤に分散させる高度な配合・分散技術によって生み出されます。スプレー、印刷、浸漬などの方法で金属、プラスチック、ゴムなどの素材上にコーティングされ、薄く強固な機能性フィルムを形成します。主要顧客は自動車機器、光学機器、電気・電子機器メーカーであり、特に近年は自動車分野での省エネルギー・環境保全技術革新に伴う需要が増加しています。国内では親会社が開発・製造・販売・技術指導を担い、子会社がコーティング加工を、海外(中国、タイ、ベトナム)では子会社・関連会社がコーティング加工事業を展開しています。

直近決算ハイライト

2025年6月期(2024年7月1日~2025年6月30日)の連結決算では、売上高が5,194百万円となり、前年同期比10.5%増と堅調な成長を示しました。これは、自動車認証問題の解消や高級デジタルカメラ市場の好調により、自動車部品および光学部品の生産が回復したことが主な要因です。営業利益は780百万円(同19.2%増)、経常利益は976百万円(同21.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は702百万円(同13.9%増)といずれも増加しました。物価高騰による原材料費、物流費、人件費の増加にもかかわらず、設備投資による生産効率の向上と、間接労務費および販売管理費の抑制が利益率の改善に寄与しました。特に、為替差損益の悪化(29百万円減)を、持分法投資損益の増加(74百万円増)などで吸収し、増益を達成しました。セグメント別では、自動車機器業界向けが10.7%増、光学機器業界向けが6.5%増と伸長しましたが、電子機器業界向けは0.2%減となりました。

強みと競争優位性

同社の強みは、長年培ってきたドライルーブ製品の配合設計技術と分散技術にあります。これらのコア技術を駆使し、顧客の多様なニーズに応じた特殊機能性被膜を開発する能力は、参入障壁の高さを示しています。特に、摩擦摩耗、熱、電気といったエネルギーロスを制御する「省エネルギー」や「環境保全」に貢献する製品開発力は、現代社会の要請に合致しており、自動車分野をはじめとする先端産業において不可欠な存在となっています。また、ISO9001認証に基づいた厳格な品質管理体制と、顧客からの開発依頼に積極的に応える姿勢は、高い顧客信頼を築いています。さらに、国内およびアジア(中国、タイ、ベトナム)に展開するグローバルネットワークは、地域ごとの市場ニーズに迅速に対応できる強みとなっています。AIやカメラ搭載ロボット、IoT化・自動化推進による生産性向上への取り組みも、競争優位性を高める要因です。

リスク要因

同社の事業リスクとして、まず売上高の約55.2%を占める自動車関連業界への依存度が高い点が挙げられます。自動車生産台数の変動や、1台あたりのコーティング加工採用点数の増減は、業績に直接的な影響を与えます。また、主要顧客である自動車関連機器業界や電気・電子部品業界は価格競争が激しく、販売価格の低減リスクも存在します。製品の欠陥・不良発生による損害賠償責任や、顧客の要望・市場ニーズへの対応遅れは、信用の失墜や代替品への移行を招く可能性があります。原材料の市況変動、環境規制の強化に伴う新たな費用負担、海外子会社・関連会社における政治・経済リスクや為替変動リスクも無視できません。さらに、東日本大震災のような大規模自然災害や感染症の再拡大による生産・物流体制への影響、優秀な人材の確保・育成の困難さも、経営成績に影響を及ぼす潜在的リスクとして認識されています。

投資テーマとの関連

東洋ドライルーブは、「省エネルギー」や「環境保全」といった現代社会が重視する投資テーマと深く関連しています。同社のドライルーブ製品は、摩擦摩耗によるエネルギーロスを低減し、部品の耐久性を向上させることで、自動車の燃費向上や製品寿命の延長に貢献します。特に、自動車業界におけるEV(電気自動車)やFCV(燃料電池自動車)へのシフトは、パワートレイン構成の変化をもたらし、新しい機能を持つドライルーブ製品への需要を高める可能性があります。また、同社が推進するAIやIoTを活用した生産性向上は、製造業のデジタルトランスフォーメーション(DX)という投資テーマにも合致します。アジア・グローバル戦略の強化も、成長著しい新興国市場への投資という観点から注目される要素です。これらのテーマとの関連性は、同社の持続的な成長と企業価値向上への期待につながると考えられます。

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