細谷火工株式会社 (4274) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
防衛宇宙インフラ老朽化
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 55/215位
B
安定性
業種 89/215位
C
成長性
業種 111/214位
D
効率性
業種 162/215位
A
CF健全性
業種 28/215位
売上高
21億円
粗利率
31.1%
営業利益率
14.2%
純利益率
10.0%
ROE
6.1%
ROIC
5.3%
自己資本比率
72.0%
D/Eレシオ
0.15
有利子負債
5億円
ネットキャッシュ
3億円
NC/時価総額
4.9%
運転資本余剰*
-1億円
運転資本余剰/時価総額*
-2.4%
フリーCF
3億円
FCFマージン
12.0%
キャッシュ化率
1.52倍
PBR
1.54倍
EV/EBITDA
13.9倍
PER
25.2倍
想定株価
1341.0円
想定時価総額
54億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 21億円 7億円 6295万円 3億円 4億円 3億円 2億円
2025年3月期 20億円 7億円 6540万円 3億円 4億円 3億円 2億円
2024年3月期 18億円 5億円 6652万円 2億円 3億円 2億円 1億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 48億円 23億円 9億円 4億円 35億円
2025年3月期 45億円 21億円 9億円 4億円 32億円
2024年3月期 44億円 21億円 10億円 4億円 30億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 8億円 9億円 6億円 5億円 7億円 - -1億円
2025年3月期 7億円 8億円 6億円 6億円 5億円 - -2億円
2024年3月期 9億円 6億円 5億円 6億円 5億円 - -4258万円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 3億円 -6907万円 -2億円 3億円
2025年3月期 -3350万円 -1億円 -5933万円 -1億円
2024年3月期 1908万円 -8593万円 -2億円 -6685万円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 53.3円 868.3円 15.0円 28.1% 66.3円 25.2倍 1341.0円 54億円 4,032,000株 29,500株
2025年3月期 54.9円 798.8円 17.0円 30.9% 22.6円 19.3倍 1061.0円 42億円 4,032,000株 29,500株
2024年3月期 34.6円 761.9円 10.0円 28.9% 68.5円 39.3倍 1360.0円 54億円 4,032,000株 29,500株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 6.1% 4.4% 5.3% 31.1% 14.2% 17.1% 10.0% 12.0% 72.0% 0.15
2025年3月期 6.9% 4.9% 5.3% 32.4% 14.3% 17.5% 10.8% -6.6% 71.3% 0.20
2024年3月期 4.5% 3.2% 3.7% 29.2% 10.6% 14.2% 7.6% -3.6% 69.5% 0.21

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 4.8% 4.2% -2.9% 6.7% 6.5% 19.4% -
2025年3月期 11.3% 49.4% 58.5% 4.3% 5.6% 17.0% 代表取締役社長 細谷穰志
2024年3月期 4.1% 9.4% 4.8% 5.6% 2.1% -0.6% 代表取締役社長 細谷穰志

業種比較(化学、214社中央値)

指標細谷火工株式会社業種中央値
ROE6.1%6.5%
ROA4.4%3.9%
営業利益率14.2%7.3%
純利益率10.0%5.2%
自己資本比率72.0%64.2%
売上成長率4.8%2.1%
PER25.2倍13.1倍
PBR1.54倍0.85倍
EV/EBITDA13.9倍6.2倍
NC/時価総額4.9%4.4%
運転資本余剰/時価総額-2.4%-9.8%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
東洋ドライルーブ株式会社 (4976) 53億円 52億円
昭和化学工業株式会社 (4990) 55億円 93億円
株式会社シーボン (4926) 52億円 93億円
株式会社タカギセイコー (4242) 52億円 415億円
株式会社Waqoo (4937) 51億円 20億円
株式会社ショーエイコーポレーション (9385) 57億円 190億円
アトミクス株式会社 (4625) 47億円 128億円
株式会社アジュバンホールディングス (4929) 61億円 38億円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2026年3月期)

防衛宇宙
防衛省向け火工品火工品燃焼処分高エネルギー物質航空宇宙分野需要分散

見通し: 防衛分野での需要増と火工品処分業務の拡大により、売上高は今後も堅調な成長が見込まれる。特に航空宇宙分野への事業領域拡大が成長ドライバーとして期待される。2025年度の売上高は21億円、営業利益は3億円と前期比増収増益を達成。

強み: 防衛省向け火工品という特殊かつ参入障壁の高いニッチ市場での地位確立。高エネルギー物質に関する専門知識と技術力。

懸念: 主要顧客が防衛省に集中しており、国家予算の影響を受けやすい。火薬事故発生時の工場稼働停止リスク。

リスク: 1. 特定取引先(防衛省)への依存度が高く、国家予算の変動による受注減リスク。2. 火薬類取締法で厳しく管理される火薬・爆薬を原料とするため、火薬事故発生時の工場一時稼働停止リスク。3. 製品納期が第4四半期に集中する傾向があり、生産の非効率化や業績の期末偏重リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社の主力事業は、火工品事業と賃貸事業の二つです。火工品事業では、防衛省向けに救命、救難、訓練等に用いられる火薬類取締法によって厳しく管理される特殊な火工品を製造・販売しています。この事業は、少量ながら火薬や爆薬を原料として使用しており、その特殊性から厳格な品質管理と安全対策が不可欠です。また、高エネルギー物質の評価試験や火工品の燃焼処分といったサービスも提供しており、これらは一定の専門性と技術力が求められます。賃貸事業では、大型商業店舗、大型実験棟、火薬庫といった施設を賃貸しており、事業の多角化と収益源の安定化に寄与しています。関連会社である株式会社ホソヤエンタープライズとは、火工品事業における原材料供給や外注加工の発注、半製品の購入といった取引がありますが、これらは現在のところ重要な取引には該当しません。

直近決算ハイライト

2026年3月期においては、売上高は前期比4.8%増の21億円となり、増収を達成しました。営業利益は同4.2%増の3億円、経常利益は同2.7%増の3億円と、増収効果もあり利益面でも増加傾向が見られました。しかしながら、当期純利益は同2.9%減の2億円となり、微減に転じています。これは、税引前当期純利益は増加したものの、法人税等の税負担が増加したことが主な要因と考えられます。純資産は同4.9%増の31億円と増加し、自己資本比率は72.0%と高い水準を維持しています。営業活動によるキャッシュ・フローは前期の支出から一転して3億円の収入となり、大幅な改善が見られました。一方、1株配当は前期比11.8%減の15.00円となっています。

強みと競争優位性

当社の強みは、防衛省という特定分野における火工品製造・販売で培われた専門性と、それに伴う参入障壁の高さにあります。火薬類取締法に準拠した厳格な管理体制の下で生産される製品は、高い品質と安全性が求められるため、容易に競合他社が参入できない領域を確保しています。また、高エネルギー物質の評価試験や燃焼処分といったニッチな分野でのサービス提供能力も、独自の競争優位性を築いています。経営方針として掲げている「人財」の活躍推進や、産学官連携による共同研究・製品開発を通じた事業領域の拡大、既存製品の収益力向上への取り組みは、将来的な成長に向けた競争力の源泉となり得ます。加えて、72.0%という高い自己資本比率は、財務的な安定性を示しており、将来の投資やリスクへの対応力を高めています。

リスク要因

当社の事業運営における主要なリスク要因としては、まず、取扱製品の特殊性に起因する火薬事故のリスクが挙げられます。火薬事故が発生した場合、工場の一時稼働停止につながり、経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。次に、主要な取引先が防衛省に集中しているため、同省の予算編成や政策変更の影響を直接的に受けるという特定取引先への依存度が高い点もリスクとなります。国家予算の変動が収益に直接影響するため、安定的な収益確保には課題が残ります。また、官公庁を主要顧客とするビジネスモデルのため、製品納期が第4四半期に集中し、業績が期末に偏重する傾向があることも、生産効率の面でリスクとなり得ます。これらのリスクに対し、新たな取引先の開拓や民間向け製品の販売促進による売上平準化を図っていますが、その効果には限界も想定されます。

投資テーマとの関連

当社の事業は、直接的には「防衛」という投資テーマと強く関連しています。世界情勢の不安定化や地政学リスクの高まりを背景に、各国の防衛費増加傾向は、当社の主力製品である火工品や関連サービスへの需要を押し上げる可能性があります。特に、日本の防衛力強化に向けた動きは、国内の防衛関連企業にとって追い風となるでしょう。また、火工品製造で培われる高エネルギー物質に関する技術は、将来的に宇宙開発分野や新エネルギー分野といった、より広範な成長テーマへの応用可能性を秘めています。航空宇宙分野における高エネルギー物質の需要拡大や、大学・研究機関からの引き合い増加といった兆候は、これらのテーマとの関連性が深まる可能性を示唆しています。しかし、現状では防衛分野への依存度が高く、これらの新興テーマへの事業展開は、まだ初期段階にあると考えられます。

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