日本農薬株式会社 (4997) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
バイオテクノロジー機能性化学スマート農業AI
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 72/215位
C
安定性
業種 147/215位
A
成長性
業種 13/214位
C
効率性
業種 104/215位
C
CF健全性
業種 141/215位
売上高
1118億円
粗利率
34.0%
営業利益率
9.7%
純利益率
6.5%
ROE
8.5%
ROIC
6.7%
自己資本比率
54.9%
D/Eレシオ
0.33
有利子負債
284億円
ネットキャッシュ
-96億円
NC/時価総額
-12.2%
運転資本余剰*
-258億円
運転資本余剰/時価総額*
-32.8%
フリーCF
27億円
FCFマージン
2.4%
キャッシュ化率
0.63倍
PBR
0.93倍
EV/EBITDA
6.6倍
PER
10.8倍
想定株価
999.8円
想定時価総額
788億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1118億円 381億円 24億円 109億円 133億円 105億円 72億円
2025年3月期 1000億円 332億円 20億円 86億円 106億円 71億円 24億円
2024年3月期 1030億円 299億円 19億円 74億円 93億円 59億円 48億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1550億円 1178億円 447億円 232億円 851億円
2025年3月期 1522億円 1166億円 519億円 209億円 773億円
2024年3月期 1580億円 1186億円 522億円 254億円 781億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 188億円 409億円 470億円 284億円 113億円 8億円 -258億円
2025年3月期 222億円 377億円 475億円 335億円 119億円 - -297億円
2024年3月期 193億円 420億円 479億円 397億円 116億円 26億円 -329億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 45億円 -19億円 -78億円 27億円
2025年3月期 104億円 -4億円 -69億円 101億円
2024年3月期 -3億円 -48億円 98億円 -52億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 92.3円 1086.2円 36.0円 39.0% -121.5円 10.8倍 999.8円 788億円 81,967,082株 3,195,700株
2025年3月期 30.1円 987.6円 22.0円 73.2% -143.3円 24.7倍 741.9円 584億円 81,967,082株 3,195,200株
2024年3月期 60.9円 995.0円 18.0円 29.6% -259.2円 13.5倍 823.8円 649億円 81,967,082株 3,194,400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 8.5% 4.7% 6.7% 34.0% 9.7% 11.9% 6.5% 2.4% 54.9% 0.33
2025年3月期 3.0% 1.6% 5.4% 33.2% 8.6% 10.6% 2.4% 10.1% 50.8% 0.43
2024年3月期 6.1% 3.0% 4.4% 29.0% 7.2% 9.0% 4.6% -5.0% 49.4% 0.51

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 11.9% 26.8% 206.8% 3.1% 9.3% 7.6% -
2025年3月期 -3.0% 15.3% -50.7% 6.9% 22.9% 8.9% 代表取締役社長 岩田浩幸
2024年3月期 0.9% -14.9% 6.4% 12.9% 11.0% 2.1% 代表取締役社長 岩田浩幸

業種比較(化学、214社中央値)

指標日本農薬株式会社業種中央値
ROE8.5%6.4%
ROA4.7%3.9%
営業利益率9.7%7.3%
純利益率6.5%5.2%
自己資本比率54.9%64.4%
売上成長率11.9%2.1%
PER10.8倍13.2倍
PBR0.93倍0.85倍
EV/EBITDA6.6倍6.2倍
NC/時価総額-12.2%4.9%
運転資本余剰/時価総額-32.8%-9.5%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
リケンテクノス株式会社 (4220) 790億円 1314億円
第一工業製薬株式会社 (4461) 785億円 829億円
株式会社ソフト99コーポレーション (4464) 784億円 312億円
東洋合成工業株式会社 (4970) 794億円 420億円
Aiロボティクス株式会社 (247A) 778億円 294億円
関東電化工業株式会社 (4047) 774億円 654億円
株式会社ミルボン (4919) 773億円 529億円
株式会社バルカー (7995) 802億円 586億円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2026年3月期)

バイオテクノロジー機能性化学
新規有効成分シベンゾキサスルフィルBASF社果樹分野向け製品グローバル販売網強化サステナビリティ経営生物農薬・作物保護資材

見通し: 売上高1,118億円、営業利益109億円と過去最高を更新。中期経営計画では2027年3月期に売上高1,200億円、営業利益108億円を目指す。海外市場での拡販や新製品開発が成長ドライバーとなる見通し。

強み: 長年培った農薬分野の技術力とグローバルな販売網。安全性と環境配慮を両立した製品開発力も強み。

懸念: 農薬原体の調達における中国依存度が高いこと。また、原料価格の変動や為替リスクも業績に影響を与える可能性。

リスク: 主要事業である農薬は、天候、病害虫の発生状況、公的規制などの影響を受けやすい。また、原材料調達の中国依存や価格変動リスク、為替変動リスクも抱えている。新規開発には多大な時間とコストがかかる。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社グループは、日本農薬株式会社を中核とし、26の関係会社と共に農薬の製造・販売を主力事業として展開しています。農薬事業では、殺虫剤、殺菌剤、除草剤といった製品群に加え、農薬原体も取り扱っており、全国の特約店網やJA、全農などを通じて販売しています。海外においては、米国、インド、ブラジル、欧州、マレーシア、台湾、東南アジア、中米など、グローバルに製造・販売拠点を有し、地域ごとのニーズに応じた事業展開を行っています。農薬事業以外では、木材薬品や外用抗真菌剤、動物用医薬品などの製造・販売も手掛けています。さらに、造園緑化工事の請負、不動産賃貸、農薬物流業務の請負、作物・環境中の農薬残留分析といった多様な事業も展開し、グループ全体で多角的な事業ポートフォリオを構築しています。2026年3月期における事業展開としては、中核事業である農薬事業において、日本国内、北米、欧州での販売が好調に推移しました。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算では、売上高が1,118億円と前期比11.9%増となり、過去最高を更新しました。これは、中核事業である農薬事業における日本国内、北米、欧州での販売増加が牽引した結果です。利益面においても、営業利益は109億円と前期比26.8%増、経常利益は105億円と前期比48.6%増と大幅な増益を達成しました。特に、親会社株主に帰属する当期純利益は72億円と、前期比206.8%増と劇的な伸長を見せました。これは、米国子会社での農薬登録に係る補償金収入や、欧州関係会社の業績好調による投資利益の増加などが寄与したためです。セグメント別では、農薬事業の売上高が1,054億円、セグメント利益が106億円となり、農薬以外の化学品事業も売上高41億円、セグメント利益7億円と、いずれも増収増益となりました。

強みと競争優位性

当社の強みは、長年にわたり培ってきた農薬開発における高度な技術力と、グローバルに展開する販売ネットワークにあります。特に、自社で開発した新規有効成分シベンゾキサスルフィルの日本および韓国における登録申請完了は、今後の成長を支える重要な基盤となります。また、BASF社との日本国内における果樹分野向け製品の販売権取得や、コルテバ・アグリサイエンス日本株式会社製品の拡販といった戦略的な提携は、国内市場における競争力をさらに強化するものです。Nichino America, Inc.やNichino Europe Co., Ltd.といった海外子会社が過去最高の売上高を更新していることは、グローバル市場での浸透度とブランド力の高さを証明しています。さらに、農薬事業だけでなく、化学品事業や緑化工事、分析事業など多角的な事業展開により、リスク分散と収益基盤の安定化を図っている点も競争優位性と言えます。

リスク要因

当社の事業運営においては、いくつかのリスク要因が存在します。まず、農薬製品およびその原料の多くが国内外の政治・経済情勢、農業情勢、市場動向、天候、病害虫の発生状況、公的規制などの影響を受けやすいという事業特性があります。特に、原材料調達において中国への依存度が高いことは、相手国での法規制強化や操業事故などが発生した場合に、調達制約を通じて業績に影響を及ぼす可能性があります。また、原材料価格の変動や為替レートの変動も、コストや収益性に影響を与える要因となり得ます。新製品開発には多大な資源と時間を要し、その成否が将来の成長に影響するリスクもあります。さらに、大規模地震や工場事故などの災害・事故リスク、農薬取締法をはじめとする国内外の法規制の変更や強化も、事業展開や社会的評価に影響を与える可能性があります。訴訟リスクも潜在的なリスクとして挙げられます。

投資テーマとの関連

当社は、持続可能な社会の実現に貢献する「Global Innovator for Crop & Life」をビジョンに掲げており、これはSDGs(持続可能な開発目標)の達成と深く関連しています。特に、世界的な人口増加に伴う食料需要の拡大に対応するため、高品質で安全かつ環境に配慮した農薬を提供することは、目標2「飢餓をゼロに」に直接的に貢献します。また、中期経営計画「Growing Global for Sustainability(GGS)」において、カーボンニュートラルの実現、環境調和型製品・技術の創出、生物多様性への配慮といったサステナビリティ経営を成長戦略の柱に据えていることから、気候変動対策や環境保全といった投資テーマとも強い関連性を持っています。化学合成パイプラインの研究開発加速やバイオリソースの活用、デジタル技術の導入といった取り組みは、テクノロジーの進化やイノベーションを重視する投資家にとって魅力的な要素となり得ます。

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