株式会社有沢製作所 (5208) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
半導体データセンター自動車部品再生可能エネルギーEV蓄電池
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 42/215位
C
安定性
業種 128/215位
B
成長性
業種 37/214位
C
効率性
業種 74/215位
E
CF健全性
業種 201/215位
売上高
565億円
粗利率
23.8%
営業利益率
10.3%
純利益率
8.8%
ROE
9.8%
ROIC
6.2%
自己資本比率
62.5%
D/Eレシオ
0.30
有利子負債
154億円
ネットキャッシュ
-5億円
NC/時価総額
-0.7%
運転資本余剰*
-118億円
運転資本余剰/時価総額*
-15.8%
フリーCF
-39億円
FCFマージン
-7.0%
キャッシュ化率
0.63倍
PBR
1.47倍
EV/EBITDA
9.1倍
PER
15.1倍
想定株価
2273.6円
想定時価総額
746億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 565億円 134億円 25億円 58億円 83億円 62億円 50億円
2025年3月期 498億円 116億円 21億円 49億円 70億円 53億円 40億円
2024年3月期 421億円 74億円 22億円 15億円 37億円 15億円 16億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 810億円 540億円 266億円 37億円 507億円
2025年3月期 717億円 495億円 186億円 46億円 486億円
2024年3月期 688億円 471億円 194億円 31億円 462億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 149億円 156億円 219億円 154億円 19億円 - -118億円
2025年3月期 164億円 146億円 167億円 102億円 20億円 - -22億円
2024年3月期 177億円 115億円 165億円 109億円 23億円 - -17億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 31億円 -71億円 17億円 -39億円
2025年3月期 45億円 -21億円 -41億円 25億円
2024年3月期 32億円 -11億円 -34億円 22億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 150.6円 1546.5円 122.0円 81.0% -16.4円 15.1倍 2273.6円 746億円 33,603,000株 770,800株
2025年3月期 119.5円 1461.6円 96.0円 80.3% 184.3円 11.6倍 1386.1円 462億円 33,600,000株 300,900株
2024年3月期 49.5円 1394.1円 60.0円 121.2% 205.0円 23.0倍 1138.7円 378億円 33,566,000株 330,900株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 9.8% 6.2% 6.2% 23.8% 10.3% 14.6% 8.8% -7.0% 62.5% 0.30
2025年3月期 8.2% 5.5% 5.8% 23.3% 9.8% 14.1% 8.0% 5.0% 67.7% 0.21
2024年3月期 3.5% 2.4% 1.8% 17.5% 3.5% 8.8% 3.9% 5.1% 67.2% 0.24

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 13.4% 18.6% 25.9% 9.8% 4.0% 37.6% -
2025年3月期 18.3% 229.8% 142.2% 5.0% 1.6% 13.8% 代表取締役社長 有沢悠太
2024年3月期 -1.4% -33.4% -42.6% -3.2% -1.2% -21.9% 代表取締役社長 有沢悠太

業種比較(化学、214社中央値)

指標株式会社有沢製作所業種中央値
ROE9.8%6.4%
ROA6.2%3.9%
営業利益率10.3%7.3%
純利益率8.8%5.2%
自己資本比率62.5%64.4%
売上成長率13.4%2.1%
PER15.1倍13.1倍
PBR1.47倍0.85倍
EV/EBITDA9.1倍6.2倍
NC/時価総額-0.7%4.9%
運転資本余剰/時価総額-15.8%-9.5%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社ミルボン (4919) 773億円 529億円
関東電化工業株式会社 (4047) 774億円 654億円
Aiロボティクス株式会社 (247A) 778億円 294億円
株式会社ソフト99コーポレーション (4464) 784億円 312億円
第一工業製薬株式会社 (4461) 785億円 829億円
日本農薬株式会社 (4997) 788億円 1118億円
リケンテクノス株式会社 (4220) 790億円 1314億円
東洋合成工業株式会社 (4970) 794億円 420億円
化学の企業一覧(全215社)→

異常検知フラグ

2024年3月期: 売上3年連続減少

AI分析(2026年3月期)

半導体データセンター自動車部品再生可能エネルギー
半導体・データセンター向け電子材料航空機・水処理向け産業用構造材料高機能材料開発カーボンニュートラルへの取り組みM&A(記載なし、ただし新規事業展開リスクがあるため潜在的なテーマとして考慮)

見通し: 今期は電子材料、産業用構造材料が牽引し、大幅な増収増益を達成。来期も半導体・データセンター向け需要や航空機・水処理分野の好調が継続し、堅調な成長が見込まれる。ROIC8%以上、ROE10%以上を目指す。

強み: 独自の「織る、塗る、形づくる」技術を基盤とした高機能材料開発力。特に電子材料分野での競争優位性が強み。

懸念: 特定の製品(電子材料)への依存度が高く、その需要変動が業績に直結するリスク。また、生産拠点が新潟県上越市に集中している点も災害リスク。

リスク: ①電子機器需要の変動: 主力顧客である情報機器・電子部品メーカーの需要変動が業績に影響。②特定製品への依存: 売上高の多くを電子材料分野に依存しており、同分野の不振がリスク。③生産拠点集中: 新潟県上越市への生産拠点集中による災害リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社グループは、電子材料、産業用構造材料、電気絶縁材料、ディスプレイ材料の4つの主要事業分野で、素材の製造・販売および関連サービスを展開しています。創業以来培ってきた「織る、塗る、形づくる」という独自のコア技術を基盤に、顧客ニーズに応じた高付加価値製品の開発に注力しています。電子材料分野では、スマートフォンやPC、AIサーバー向けのフレキシブルプリント配線板用材料、ガラスクロスなどを主力とし、成長分野である半導体・データセンター、次世代モビリティ向け製品の開発を強化しています。産業用構造材料分野では、航空機用ハニカムパネルや水処理用FRP製圧力容器、引抜成形品などを手掛け、モビリティやエネルギー分野への事業展開を加速しています。電気絶縁材料分野では、ガラスクロス・テープや電気絶縁用プリプレグなどを製造・販売し、インフラ関連向け需要を取り込んでいます。ディスプレイ材料分野では、3D表示フィルターや偏光利用部材などを提供し、デジタル社会の発展に貢献しています。これらの事業活動を通じて、企業価値の向上と持続的な成長を目指しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、当社グループは売上高565億円、前期比13.4%増と堅調な成長を達成しました。営業利益は58億円、前期比18.6%増、経常利益は62億円、前期比16.9%増、当期純利益は50億円、前期比25.9%増と、増収効果とコスト削減努力が奏功し、収益性も大きく改善しました。特に、主力である電子材料分野は、スマートフォンおよび半導体(PC、AIサーバー向け)の需要増加に支えられ、売上高は359億円、セグメント利益は36億円と大幅な伸長を見せました。産業用構造材料分野も、航空機用ハニカムパネルや水処理用FRP製圧力容器の好調により、売上高137億円、セグメント利益29億円と高い成長率を記録しました。一方で、ディスプレイ材料分野は、3D関連材料や偏光利用部材の売上減により、売上高40億円、セグメント利益8億円と、前期比で減収減益となりました。総資産は810億円、前期比13.0%増となり、設備投資の増加が主な要因です。純資産は452億円、前期比2.4%増となりました。営業キャッシュ・フローは31億円と前期比では減少しましたが、これは主に売上債権の増加によるものです。当期純利益の伸びは、EPS(1株当たり当期純利益)で150.57円、前期比26.0%増となっており、株主還元の強化として1株当たり配当金も122.00円、前期比27.1%増と大幅に引き上げられました。

強みと競争優位性

当社の強みは、長年にわたり培ってきた「織る、塗る、形づくる」という独自のコア技術と、それらを応用した高機能・高付加価値製品の開発力にあります。特に、電子材料分野における樹脂配合・塗工技術は、スマートフォンや半導体といった先端技術分野の顧客ニーズに合致した製品開発を可能にし、競争優位性を確立しています。また、産業用構造材料分野においても、航空機や水処理といった要求水準の高い分野での実績は、技術力の高さを証明しており、参入障壁となっています。グローバルな事業展開も強みの一つであり、複数の子会社が国内外で製造・販売拠点を持ち、地域ごとの市場ニーズに対応できる体制を構築しています。さらに、環境問題への積極的な取り組みは、ESG投資の観点からも評価され、持続的な成長基盤の強化に繋がっています。これらの技術力、品質、グローバル体制、そしてESGへの配慮が、当社の競争優位性を支えています。

リスク要因

当社グループの事業運営における主要なリスクとしては、まず、電子機器市場の需要変動が挙げられます。情報機器、電子部品、産業用電子機器メーカーなどを主要顧客としているため、これらの業界の景気動向や需要の増減が業績に直接的な影響を及ぼす可能性があります。また、売上高における電子材料分野への依存度が高いことも、当該分野の需要低迷時には経営成績に影響を与えるリスクとなります。原材料価格の変動も懸念材料であり、原油や銅などの価格高騰は、原材料調達コストの上昇を通じて収益性を圧迫する恐れがあります。生産拠点が新潟県上越市に集中していることも、地震などの大規模災害発生時には生産活動の中断リスクを高めます。さらに、環境規制の強化や、サイバー攻撃、新型感染症の発生・拡大といった外部要因も、事業活動や経営成績に影響を与える可能性があります。これらのリスク要因に対して、事業ポートフォリオの多様化、サプライチェーンの強靭化、情報セキュリティ対策の強化、BCP(事業継続計画)の策定・実行などが、引き続き重要な経営課題となります。

投資テーマとの関連

当社グループは、先端技術分野への素材提供を通じて、複数の重要な投資テーマと関連があります。特に、AIサーバーや次世代コンピューティング、次世代モビリティ分野向けの電子材料は、AIや半導体、EV(電気自動車)といった成長テーマの根幹を支える素材であり、これらの分野の発展と連動した成長が期待されます。具体的には、半導体製造プロセスで使用される高機能材料や、データセンターの性能向上に寄与する部材などが該当します。また、産業用構造材料分野で手掛ける水処理プラントや水素エネルギー関連材料は、脱炭素社会やインフラ整備といったテーマとも関連が深く、環境・エネルギー問題への貢献を通じて、新たな事業機会を創出する可能性があります。ディスプレイ材料分野も、次世代コンピューティングや医療機器といった分野での用途拡大が期待され、デジタル化の進展といったテーマと結びついています。これらの投資テーマとの関連性の深さは、当社の将来的な成長ポテンシャルを示す重要な要素と言えます。

本ページの情報はEDINET有価証券報告書から機械的に抽出・加工したものであり、正確性・完全性を保証するものではありません。 財務プロファイルは全収録企業中の相対的な位置を示すもので、特定の企業の評価や投資判断を推奨・助言するものではありません。 投資に関する最終決定はご自身の判断で行ってください。