株式会社ABEJA (5574) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
AIロボティクス
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 220/649位
A
安定性
業種 46/657位
A
成長性
業種 47/637位
C
効率性
業種 360/657位
A
CF健全性
業種 12/656位
売上高
36億円
粗利率
62.4%
営業利益率
12.4%
純利益率
12.5%
ROE
10.0%
ROIC
7.0%
自己資本比率
84.0%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
46億円
NC/時価総額
13.9%
運転資本余剰*
37億円
運転資本余剰/時価総額*
11.3%
フリーCF
16億円
FCFマージン
44.4%
キャッシュ化率
3.62倍
PBR
7.37倍
EV/EBITDA
61.8倍
PER
71.5倍
想定株価
3375.0円
想定時価総額
330億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年8月期 36億円 22億円 1289万円 4億円 5億円 5億円 4億円
2024年8月期 28億円 18億円 581万円 3億円 3億円 3億円 2億円
2023年8月期 28億円 17億円 11万円 4億円 4億円 4億円 4億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年8月期 53億円 51億円 8億円 234万円 45億円
2024年8月期 42億円 41億円 3億円 397万円 39億円
2023年8月期 41億円 40億円 6億円 450万円 35億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年8月期 46億円 1299万円 5億円 - - - 37億円
2024年8月期 29億円 545万円 7億円 - - - 25億円
2023年8月期 35億円 575万円 - 8000万円 - - 29億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年8月期 16億円 -2841万円 1億円 16億円
2024年8月期 -8億円 -2857万円 1億円 -8億円
2023年8月期 5億円 -564万円 12億円 5億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年8月期 47.2円 457.7円 - - 469.6円 71.5倍 3375.0円 330億円 9,764,800株 100株
2024年8月期 24.3円 420.5円 - - 309.8円 86.7倍 2106.1円 195億円 9,260,900株 -
2023年8月期 53.4円 404.3円 - - 402.4円 99.0倍 5289.7円 455億円 8,598,900株 -

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年8月期 10.0% 8.4% 7.0% 62.4% 12.4% 12.8% 12.5% 44.4% 84.0% -
2024年8月期 5.6% 5.2% 5.2% 66.7% 10.5% 10.7% 7.9% -28.5% 91.8% -
2023年8月期 12.1% 10.3% 7.9% 62.2% 14.5% 14.5% 15.2% 16.4% 84.6% 0.02

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年8月期 29.6% 53.6% 105.0% - - - 代表取締役CEO 岡田 陽介
2024年8月期 -0.3% -27.9% -48.1% - - - 代表取締役CEO 岡田 陽介
2023年8月期 - - - - - - 代表取締役CEO 岡田 陽介

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社ABEJA業種中央値
ROE10.0%11.2%
ROA8.4%6.6%
営業利益率12.4%8.6%
純利益率12.5%6.5%
自己資本比率84.0%62.0%
売上成長率29.6%9.1%
PER71.5倍17.2倍
PBR7.37倍2.29倍
EV/EBITDA61.8倍7.8倍
NC/時価総額13.9%20.5%
運転資本余剰/時価総額11.3%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
フリービット株式会社 (3843) 330億円 551億円
株式会社アルファポリス (9467) 331億円 166億円
株式会社オロ (3983) 326億円 83億円
株式会社ベルパーク (9441) 325億円 1293億円
ピー・シー・エー株式会社 (9629) 325億円 173億円
株式会社PR TIMES (3922) 324億円 95億円
株式会社コア (2359) 322億円 265億円
株式会社バンク・オブ・イノベーション (4393) 322億円 124億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

異常検知フラグ

2025年8月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2023年8月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)

AI分析(2025年8月期)

AIロボティクス
ABEJA Platform生成AI/LLMAIロボティクスエンタープライズ案件公的プロジェクト

見通し: 2025年8月期はLLM案件の牽引とAIロボティクスへの注力により増収増益が期待される。中長期的には、ABEJA Platformの拡充と顧客基盤の拡大、AIロボティクスを次期成長ドライバーとして育成し、持続的な成長を目指す。

強み: AI導入実績と「ABEJA Platform」を基盤とした、一気通貫で上流から下流までサービス提供できる独自性。LLMとAIロボティクスへの早期投資。人材育成とカルチャー醸成。

懸念: LLM技術の進化と周辺領域への適応、AIロボティクス社会実装におけるコスト増・遅延リスク。特定の取引先(SOMPO、さくらインターネット)への依存度。

リスク: 1. LLM・AIロボティクス関連技術の急速な変化や社会実装の遅延・コスト増リスク。2. 大手顧客への依存度が高く、取引関係の変化による受注減リスク。3. AI・ロボティクス分野での人材獲得競争激化と、それによる事業拡大への影響。

AI詳細分析(2025年8月期)

事業概要

ABEJA(ABEJA, Inc.)は、テクノロジーの産業界への社会実装を支援する企業であり、「ゆたかな世界を、実装する」を企業理念に掲げています。「テクノプレナーシップ」を行動精神とし、「テクノロジーの力で産業構造を変革する」をミッション、「イノベーションで世界を変える」をビジョンとして事業活動を展開しています。主要な事業基盤は、AI導入・運用を支援する「ABEJA Platform」です。ABEJA Platformは、「トランスフォーメーション領域」と「オペレーション領域」の二つのビジネスを成長させ、その知見をプラットフォームに蓄積・強化するサイクルを形成しています。顧客企業に対して、AI導入のコンサルティングからインテグレーション、現場への施工、そして継続的な運用支援まで、一気通貫型のサービス提供を行うビジネスモデルが特徴です。特に、デジタルトランスフォーメーション(DX)やAI、大規模言語モデル(LLM)、AIロボティクスといった先端技術の社会実装に注力しており、産業横断的なイノベーション創出を目指しています。同社は単一のデジタルプラットフォーム事業セグメントで事業を展開しており、売上高は主にABEJA Platform関連売上、継続顧客からの売上、営業利益などが重要な経営指標とされています。

直近決算ハイライト

当事業年度において、ABEJAは堅調な業績成長を達成しました。売上高は3,585,409千円(前期比29.6%増)となり、主にLLM案件が成長を牽引しました。これは、企業のIT投資意欲の強さと、AI、特にLLMへの関心の広がりが背景にあります。売上総利益率は前事業年度を下回りましたが、これは戦略的案件への取り組みに伴う想定内の水準であり、利益率よりも成長と社会実装の加速を優先した結果と考えられます。販管費の伸びは売上高の伸びを下回るペースで推移し、結果として営業利益は445,886千円(前期比53.6%増)と大幅に増加しました。経常利益も451,978千円(前期比57.7%増)、当期純利益は448,268千円(前期比105.0%増)と、増収増益を達成しました。財政状態においては、資産合計が5,318,174千円(前期末比1,078,355千円増)と増加し、特に現金及び預金が大幅に増加しました。負債合計は846,438千円(前期末比504,679千円増)となりましたが、純資産は4,471,736千円(前期末比573,675千円増)と増加し、財務基盤は強化されています。キャッシュ・フローの状況では、営業活動によるキャッシュ・フローが1,621,241千円のプラスとなり、前事業年度のマイナスから大きく改善しました。これは、税引前当期純利益の計上や、公的プロジェクト関連の助成金回収などが貢献しています。

強みと競争優位性

ABEJAの最大の強みは、AI技術の社会実装における豊富な実績と、それを支える「ABEJA Platform」という自社開発の統合プラットフォームです。同社は、単なるAIソリューションの提供にとどまらず、顧客企業のミッションクリティカルな業務構造を理解し、AI導入からインテグレーション、現場への施工、運用までを一気通貫で支援できる体制を構築しています。この「上流から下流まで」をカバーできる包括的なサービス提供能力は、コンサルティングファームやシステムインテグレーターといった個別のサービスを提供する競合他社との差別化要因となっています。また、「テクノプレナーシップ」という独自の行動精神に基づいた優秀な人材の確保と育成にも注力しており、進化するテクノロジーに対応し、社会実装を推進する力となっています。特に、近年の生成AI(LLM)やAIロボティクス分野における知見の蓄積は、同社の技術的優位性をさらに高めています。NEDOのプロジェクトへの参画やAIロボット協会への加入など、公的機関との連携も進んでおり、最先端技術の研究開発と社会実装を両輪で進めることで、高い参入障壁を築いています。

リスク要因

ABEJAが直面するリスク要因は多岐にわたります。まず、デジタルトランスフォーメーションやAI市場の動向、技術革新のスピードが速く、市場の成長ペース鈍化や新規参入による価格競争激化のリスクが考えられます。また、AIロボティクスの社会実装においては、安全・製造物責任、セキュリティ、調達・保守など、リアル空間特有の課題に直面する可能性があります。ビジネスモデルの特性上、顧客企業の現行システム状況によるプロジェクト遅延や、想定を超える顧客数での進捗遅延が経営成績に影響を与えるリスクも存在します。さらに、同社は優秀な人材の確保・育成が事業拡大の鍵となる一方、高度な技術を持つ人材の獲得競争は激化しています。特定の人物(CEO)への依存度や、機密情報・個人情報漏洩のリスクも考慮すべき点です。加えて、売上認識が案件ベースで計上されるため、四半期・月次での業績変動や、プロジェクト管理におけるコスト超過や追加費用の発生もリスクとなり得ます。SOMPOホールディングスグループやさくらインターネット株式会社といった特定の取引先への依存度も、中長期的にはリスク要因となり得ます。

投資テーマとの関連

ABEJAは、現代の主要な投資テーマである「AI」および「デジタルトランスフォーメーション(DX)」と非常に深い関連性を持っています。特に、同社は生成AI、中でも大規模言語モデル(LLM)の社会実装に注力しており、その活用範囲をミッションクリティカルな業務へと広げています。これは、AIが単なる実験段階から実用化・普及段階へと移行する流れと合致しています。さらに、AIロボティクス分野への取り組みは、「ロボティクス」や「インダストリー4.0」といったテーマとも連携しており、AIの適用領域をデジタル空間からリアル空間へと拡張する可能性を秘めています。AIエージェント、データベース連携、ガードレール、プライバシー保護といった周辺技術の開発もABEJA Platformに搭載しており、AIエコシステム全体の進化に貢献しています。そのため、AI技術の進展やDXの推進を投資テーマとする投資家にとって、ABEJAは直接的かつ戦略的な投資対象となり得ると考えられます。

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