株式会社オロ (3983) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
SaaS生成AIクラウドDX
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 43/649位
A
安定性
業種 191/657位
C
成長性
業種 411/637位
C
効率性
業種 337/657位
A
CF健全性
業種 41/656位
売上高
83億円
粗利率
65.7%
営業利益率
31.9%
純利益率
22.8%
ROE
18.3%
ROIC
16.9%
自己資本比率
75.3%
D/Eレシオ
0.06
有利子負債
6億円
ネットキャッシュ
94億円
NC/時価総額
28.9%
運転資本余剰*
72億円
運転資本余剰/時価総額*
22.1%
フリーCF
19億円
FCFマージン
23.1%
キャッシュ化率
1.06倍
PBR
3.15倍
EV/EBITDA
7.8倍
PER
17.4倍
想定株価
2092.3円
想定時価総額
326億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 83億円 55億円 3億円 26億円 30億円 27億円 19億円
2024年12月期 79億円 53億円 4億円 27億円 31億円 29億円 21億円
2023年12月期 70億円 47億円 3億円 25億円 29億円 26億円 18億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 137億円 124億円 28億円 6億円 104億円
2024年12月期 136億円 125億円 30億円 3億円 103億円
2023年12月期 124億円 109億円 31億円 3億円 89億円

※一部項目はデータ取得不可のため合計が一致しない場合があります

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 101億円 - 11億円 6億円 - - 72億円
2024年12月期 99億円 - 10億円 3億円 - - 69億円
2023年12月期 87億円 - 10億円 4億円 - - 56億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2025年12月期 7億円 1億円
2024年12月期 7億円 1億円
2023年12月期 6億円 1億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 20億円 -1億円 -18億円 19億円
2024年12月期 25億円 -2億円 -12億円 23億円
2023年12月期 25億円 -1億円 -5億円 24億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 120.3円 664.6円 50.0円 41.6% 604.5円 17.4倍 2092.3円 326億円 15,949,053株 365,000株
2024年12月期 128.6円 641.1円 35.0円 27.2% 596.4円 19.9倍 2558.3円 410億円 16,156,453株 115,300株
2023年12月期 113.9円 550.9円 30.0円 26.3% 514.2円 22.7倍 2585.5円 417億円 16,156,453株 30,200株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 18.3% 13.8% 16.9% 65.7% 31.9% 35.9% 22.8% 23.1% 75.3% 0.06
2024年12月期 20.2% 15.3% 17.9% 66.8% 34.4% 39.0% 26.2% 29.5% 75.7% 0.03
2023年12月期 20.7% 14.8% 19.2% 66.5% 36.2% 41.1% 26.1% 33.9% 71.8% 0.05

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 5.2% -2.6% -8.5% 10.2% 9.7% 5.0% 代表取締役社長執行役員 川田 篤
2024年12月期 12.3% 6.8% 12.9% 12.6% 9.5% 10.3% 代表取締役社長執行役員 川田 篤
2023年12月期 13.2% 11.4% 13.1% 10.3% 9.5% 14.3% 代表取締役社長執行役員 川田 篤

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社オロ業種中央値
ROE18.3%11.1%
ROA13.8%6.6%
営業利益率31.9%8.6%
純利益率22.8%6.5%
自己資本比率75.3%62.0%
売上成長率5.2%9.2%
PER17.4倍17.2倍
PBR3.15倍2.29倍
EV/EBITDA7.8倍7.8倍
NC/時価総額28.9%20.4%
運転資本余剰/時価総額22.1%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社ベルパーク (9441) 325億円 1293億円
ピー・シー・エー株式会社 (9629) 325億円 173億円
株式会社PR TIMES (3922) 324億円 95億円
株式会社ABEJA (5574) 330億円 36億円
株式会社コア (2359) 322億円 265億円
フリービット株式会社 (3843) 330億円 551億円
株式会社バンク・オブ・イノベーション (4393) 322億円 124億円
株式会社アルファポリス (9467) 331億円 166億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

異常検知フラグ

2025年12月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2024年12月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2023年12月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2017年12月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)

AI分析(2025年12月期)

SaaS生成AI
クラウドERP「ZAC」のSaaS型移行とLTV向上生成AI技術を活用した高付加価値機能の研究開発マーケティングソリューション事業における高付加価値提案ベトナム進出を含む海外展開開発本部統合による開発力強化

見通し: クラウドソリューション事業は「ZAC」のSaaS型移行と機能強化、海外展開(ベトナム)によりLTV向上と収益力強化を見込む。マーケティングソリューション事業は、主要顧客の広告宣伝費削減の影響を受けつつも、高付加価値提案と協業により回復を目指す。全体として、人材・グローバル対応・先端技術活用への投資を通じて持続的成長を目指す。

強み: 「ZAC」によるプロジェクト型ビジネスに特化した統合管理機能。生成AI活用に適した高品質なデータ基盤。内製・外販両面でのソリューション提供能力。

懸念: クラウドソリューション事業は特定製品「ZAC」への依存度が高い。マーケティングソリューション事業は主要顧客の広告宣伝費削減の影響を受けやすい。

リスク: 競合激化による価格競争や製品陳腐化のリスク。AI新技術によるビジネスモデルの陳腐化。顧客情報漏洩やシステム障害による損害賠償・信頼失墜のリスク。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

同社は、「テクノロジー×クリエイティビティ」をスローガンに掲げ、企業の内側と外側を強くするソリューションを提供するテクノロジー・オリエンテッド・カンパニーである。主力事業は、企業の業務効率化・生産性向上を支援する「クラウドソリューション事業」と、企業のマーケティング戦略実行を支援する「マーケティングソリューション事業」の二つに大別される。クラウドソリューション事業では、特にプロジェクト型ビジネスに特化した統合基幹業務システム(ERP)である「ZAC」と、中小企業向けの「Reforma PSA」の開発・販売・導入支援を中心に展開している。ZACは、販売・購買・勤怠・経費といった経営データを案件・プロジェクト軸で統合管理し、リアルタイムな損益管理を可能にする点が強みである。マーケティングソリューション事業では、デジタルマーケティング戦略の立案から実行、ウェブサイト制作、アプリケーション企画・制作、SNS活用支援まで、一貫したサービスを提供し、顧客体験の変革と事業成長を支援している。近年では、AI技術の活用や海外展開にも注力しており、特にベトナム市場への進出を進めている。

直近決算ハイライト

2025年12月期(当連結会計年度)の業績は、売上収益が8,307,953千円となり、前年同期比5.2%増と増収を達成した。しかし、営業利益は2,649,270千円(同2.6%減)、税引前利益は2,656,671千円(同7.0%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益は1,896,738千円(同8.5%減)といずれも減益となった。セグメント別に見ると、クラウドソリューション事業は売上収益が5,664,295千円(同14.9%増)、セグメント利益が2,498,593千円(同15.6%増)といずれも大幅に伸長し、同社業績を牽引した。特に、ZACの新規契約社数の増加や大型案件の獲得、既存顧客への移行提案などが寄与した。一方、マーケティングソリューション事業は、主要クライアントの広告宣伝費予算削減の影響を受け、売上収益が2,643,657千円(同11.0%減)、セグメント利益が148,192千円(同73.4%減)と大幅に落ち込んだ。利益率の低下は、マーケティングソリューション事業の業績悪化が主な要因となっている。

強みと競争優位性

同社の最大の強みは、プロジェクト型ビジネスに特化した統合ERP「ZAC」が持つ、案件・プロジェクト軸でのリアルタイム損益管理というユニークな機能にある。これにより、単一業務の効率化に留まらない、経営判断に資する高度な情報を提供できる。この機能は、広告業、ITサービス業、コンサルティング業といったプロジェクト型ビジネスを展開する企業群にとって、不可欠なソリューションとなっている。また、「ZAC」に蓄積される信頼性の高い経営データは、生成AI活用における希少な基盤となり得る。さらに、クラウドソリューション事業をSaaS型契約に一本化したことで、顧客生涯価値(LTV)の向上が期待でき、中長期的な収益基盤の強化につながる。マーケティングソリューション事業においても、主要クライアントへの深い理解と、テクノロジー・マーケティング知見、実行支援体制の組み合わせによる高付加価値な提案力が強みとなっている。AI単体では代替困難な領域での課題解決能力が、競争優位性を確立している。

リスク要因

同社は、クラウドソリューション事業及びマーケティングソリューション事業において、多数の競合企業が存在する競争環境に置かれている。特に、成長市場であるが故に新規参入の可能性も高く、AI等の新技術による製品・サービスの陳腐化リスクも抱えている。主力製品である「ZAC」への依存度が高いこともリスク要因として挙げられ、競合激化や技術革新への対応遅れが事業成績に影響を及ぼす可能性がある。また、ソフトウェア開発におけるバグや、情報漏洩・サイバー攻撃のリスクも無視できない。顧客から預かる機密情報や個人情報の管理体制には万全を期しているものの、高度化するサイバー攻撃や災害等により、損害賠償責任や信頼失墜につながるリスクは常に存在する。さらに、優秀な人材の確保・育成・定着は最重要課題と認識しているが、労働人口減少や人材獲得競争の激化により、必要な人材を確保できない可能性も示唆されている。

投資テーマとの関連

同社は、「テクノロジー×クリエイティビティ」を掲げ、AI技術の活用に積極的な姿勢を示している。特に、主力製品「ZAC」が蓄積する高品質な経営データは、ビジネスシーンでの生成AI活用において高い希少性を有しており、高付加価値機能の研究開発を推進している点は、AI関連テーマとの関連が深い。また、クラウドソリューション事業の主力製品「ZAC」は、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する上で不可欠な基幹システムであり、DX推進という投資テーマとも合致する。さらに、国内市場に加え、ベトナムへの海外展開も進めており、グローバル展開という観点からも注目される。マーケティングソリューション事業においても、デジタルマーケティングやウェブ制作・開発といった領域は、デジタル化の進展とともに需要が高まっており、関連投資テーマとの連動性が期待できる。

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