ピー・シー・エー株式会社 (9629) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
SaaSAI生成AI
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 166/649位
C
安定性
業種 431/657位
C
成長性
業種 334/637位
C
効率性
業種 459/657位
E
CF健全性
業種 516/656位
売上高
173億円
粗利率
61.1%
営業利益率
14.2%
純利益率
13.6%
ROE
12.4%
ROIC
9.1%
自己資本比率
53.7%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
185億円
NC/時価総額
57.1%
運転資本余剰*
40億円
運転資本余剰/時価総額*
12.2%
フリーCF
-11億円
FCFマージン
-6.3%
キャッシュ化率
0.61倍
PBR
1.71倍
EV/EBITDA
5.3倍
PER
13.8倍
想定株価
1621.0円
想定時価総額
325億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 173億円 106億円 2億円 25億円 26億円 25億円 24億円
2025年3月期 162億円 102億円 2億円 26億円 28億円 27億円 17億円
2024年3月期 150億円 96億円 2億円 23億円 25億円 23億円 16億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 354億円 261億円 146億円 18億円 190億円
2025年3月期 350億円 264億円 140億円 17億円 192億円
2024年3月期 336億円 259億円 128億円 18億円 188億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 185億円 2億円 31億円 - 26億円 2億円 40億円
2025年3月期 215億円 2億円 28億円 - 31億円 - 75億円
2024年3月期 206億円 3億円 31億円 - 28億円 - 77億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 14億円 -25億円 -18億円 -11億円
2025年3月期 29億円 -3億円 -17億円 26億円
2024年3月期 35億円 1億円 -5億円 36億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 117.5円 940.5円 95.0円 80.9% 925.0円 13.8倍 1621.0円 325億円 22,000,000株 1,948,000株
2025年3月期 86.9円 949.7円 87.0円 100.2% 1070.9円 20.2倍 1754.6円 352億円 22,000,000株 1,948,000株
2024年3月期 80.5円 932.8円 81.0円 100.6% 1026.8円 21.5倍 1730.3円 347億円 22,000,000株 1,967,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 12.4% 6.7% 9.1% 61.1% 14.2% 15.3% 13.6% -6.3% 53.7% -
2025年3月期 9.1% 5.0% 9.6% 63.0% 16.2% 17.3% 10.7% 15.9% 54.8% -
2024年3月期 8.6% 4.8% 8.6% 64.2% 15.4% 16.5% 10.7% 23.8% 56.1% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 6.6% -6.6% 35.3% 10.1% 5.4% 24.1% -
2025年3月期 8.1% 14.2% 8.0% 6.7% 2.6% -0.2% 代表取締役社長 佐藤文昭
2024年3月期 15.7% 79.2% 82.5% 4.1% 5.6% -0.1% 代表取締役社長 佐藤文昭

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標ピー・シー・エー株式会社業種中央値
ROE12.4%11.1%
ROA6.7%6.6%
営業利益率14.2%8.6%
純利益率13.6%6.5%
自己資本比率53.7%62.0%
売上成長率6.6%9.2%
PER13.8倍17.2倍
PBR1.71倍2.29倍
EV/EBITDA5.3倍7.8倍
NC/時価総額57.1%20.4%
運転資本余剰/時価総額12.2%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社ベルパーク (9441) 325億円 1293億円
株式会社オロ (3983) 326億円 83億円
株式会社PR TIMES (3922) 324億円 95億円
株式会社コア (2359) 322億円 265億円
株式会社バンク・オブ・イノベーション (4393) 322億円 124億円
株式会社ABEJA (5574) 330億円 36億円
フリービット株式会社 (3843) 330億円 551億円
株式会社アルファポリス (9467) 331億円 166億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

AI分析(2026年3月期)

SaaSAI生成AI
PCA ArchAIエージェントクラウドシフト継続課金モデルARR

見通し: 今期はクラウドシフトとAI開発への先行投資により減益だが、来期以降は「PCA Arch」の浸透とAIエージェント実装でARR拡大、顧客単価向上を目指す。保守的見通し。120字以内

強み: 長年の基幹業務ノウハウ、クラウド移行実績、共通ID基盤、AI活用による「業務自律化」への早期対応。80字以内

懸念: 低価格クラウドサービスとの競争激化、AI・IT人材の獲得・維持難、外部システム連携への依存。80字以内

リスク: 1. 競合による低価格攻勢と機能差縮小リスク。2. 高度化するサイバー攻撃や人為的ミスによる情報漏洩・システム停止リスク。3. AI・IT人材の獲得・維持難による開発・サービス提供能力低下リスク。120字以内

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社の主力事業は、企業の基幹業務をサポートするソフトウェアおよびサービスの提供です。具体的には、会計、給与計算、販売管理、仕入管理といった基幹業務アプリケーションの開発・販売・保守サポートを展開しています。事業は単一セグメントですが、提供形態としては、従来型のオンプレミス製品(パッケージ版)と、クラウド上でサービスを提供するPCAクラウドがあります。近年は、オンプレミス製品の販売終了に伴い、サブスクリプション型の「PCAクラウド/on AWS」や「PCAサブスク」といった継続課金モデルへの戦略的移行を推進しています。また、グループ会社との連携により、勤怠管理、メンタルヘルスケア、BPOサービスなど、バックオフィス業務全般を包括的に支援する体制を構築し、「マネジメントサポート・カンパニー」としての価値提供を目指しています。2026年3月期においては、売上高173億円、前期比6.6%増を記録しました。

直近決算ハイライト

2026年3月期の業績は、売上高が173億円と前期比6.6%増加し、堅調な成長を示しました。これは、クラウドサービスであるPCAクラウドやPCAサブスクの課金契約数が着実に増加したことが主な要因です。しかしながら、利益面では、営業利益が25億円と前期比7.2%減少し、経常利益も25億円と前期比6.6%減少しました。これは、次期中期経営計画達成に向けた開発力強化への取り組みとして、開発人件費や外注費が増加したこと、さらにAI開発やクラウド移行推進のための先行投資を約10億円実行したことが影響しています。一方で、当期純利益は24億円と前期比35.3%の大幅増となりました。これは、政策保有株式の縮減に伴う投資有価証券売却益887百万円を特別利益に計上したことが寄与した結果です。ROEは12.4%と当初予想を上回り、株主還元としては1株配当95円、前期比9.2%増となりました。

強みと競争優位性

当社の強みは、長年にわたり培ってきた基幹業務ソフトウェアに関する法令遵守の知見と、それを基盤とした継続課金モデルへの戦略的移行にあります。特に、2025年11月にリリースした次世代基幹業務クラウド「PCA Arch」は、AIアシスタント機能やAIエージェントの実装を予定しており、従来の入力自動化を超えた「基幹業務の自律化」を実現する先進的な技術プラットフォームとして、今後の競争優位の中核を担います。また、共通ID基盤「PCA ID」による利便性向上や、Web-APIを通じた柔軟な外部連携、グループ会社(クロノス株式会社等)の製品との一体提案により、製品単体の枠を超えた付加価値を提供しています。さらに、株式会社タイレルシステムズのグループインによる開発体制の強化や、積極的なM&A戦略、120億円以上の開発投資枠の活用により、安全性・可用性の向上とAI駆動型の革新的なサービス開発を継続し、優位性の維持・向上に努めています。

リスク要因

当社の事業運営におけるリスクとして、まず、ソフトウェアサービス市場における価格破壊ともいえる低価格競争の激化が挙げられます。特に周辺業務領域への事業者の拡大や、デジタル技術革新による競合環境の急激な変化が、販売製品の収益を圧迫する可能性があります。また、クラウド事業においては、サービス停止などの障害によるユーザーからの信頼失墜リスクや、競合他社が新技術やM&Aにより低価格で同等機能のサービスを提供した場合の顧客喪失リスクが存在します。情報セキュリティに関しても、高度化・巧妙化するサイバー攻撃や人為的過失による情報漏洩、システム停止のリスクは完全に排除できず、これらは経営成績に影響を与える可能性があります。さらに、急速な技術革新に対応するための人材確保・維持、最新テクノロジーへの追随遅延、特定人物への業務依存なども、事業継続上のリスクとなり得ます。

投資テーマとの関連

当社の事業は、AI(人工知能)という投資テーマと強く関連しています。2025年11月にリリースされた新サービス「PCA Arch」には、既にAIアシスタント機能が搭載されており、今後は他社サービスと連携して自律的に業務を完遂する「AIエージェント」の実装も予定されています。これにより、経費精算の自動仕訳、月次決算の早期化、人事労務データの分析高度化など、基幹業務におけるAI活用ニーズへの対応を強化し、顧客の業務効率化と付加価値の高い業務への集中を支援することを目指しています。生成AIの実装による「基幹業務の自律化」の推進は、単なる業務自動化にとどまらず、企業の生産性向上に大きく貢献する可能性を秘めており、AI技術の進化を取り込むことで、将来的な企業価値の向上に繋がることが期待されます。

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