株式会社エコム (6225) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 機械
再生可能エネルギー半導体
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 61/230位
A
安定性
業種 32/230位
B
成長性
業種 62/230位
C
効率性
業種 82/230位
A
CF健全性
業種 14/230位
売上高
26億円
粗利率
33.8%
営業利益率
14.2%
純利益率
10.0%
ROE
8.0%
ROIC
8.0%
自己資本比率
81.0%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
17億円
NC/時価総額
67.4%
運転資本余剰*
11億円
運転資本余剰/時価総額*
45.6%
フリーCF
5億円
FCFマージン
18.8%
キャッシュ化率
2.11倍
PBR
0.77倍
EV/EBITDA
1.9倍
PER
9.6倍
想定株価
1381.3円
想定時価総額
25億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年7月期 26億円 9億円 6436万円 4億円 4億円 4億円 3億円
2024年7月期 25億円 8億円 6576万円 3億円 4億円 3億円 2億円
2023年7月期 24億円 6億円 8871万円 2億円 3億円 2億円 3億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年7月期 41億円 28億円 5億円 2億円 33億円
2024年7月期 40億円 28億円 6億円 4億円 31億円
2023年7月期 40億円 27億円 7億円 4億円 29億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年7月期 17億円 1億円 8億円 - 4000万円 1833万円 11億円
2024年7月期 14億円 3億円 9億円 2億円 - 2333万円 8億円
2023年7月期 18億円 4億円 2億円 2億円 - - 10億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年7月期 6億円 -5844万円 -2億円 5億円
2024年7月期 -2億円 -4997万円 -8839万円 -2億円
2023年7月期 2億円 2億円 -586万円 4億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年7月期 143.9円 1796.8円 32.0円 22.2% 930.6円 9.6倍 1381.3円 25億円 1,920,000株 95,000株
2024年7月期 115.6円 1680.9円 28.0円 24.2% 686.9円 9.0倍 1040.2円 19億円 2,109,000株 284,000株
2023年7月期 313.4円 3180.7円 4.8円 1.5% 847.9円 8.0倍 2507.5円 46億円 2,109,000株 284,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年7月期 8.0% 6.5% 8.0% 33.8% 14.2% 16.6% 10.0% 18.8% 81.0% -
2024年7月期 6.9% 5.2% 6.7% 31.2% 12.6% 15.3% 8.6% -10.1% 75.9% 0.06
2023年7月期 9.6% 6.9% 5.4% 27.0% 10.2% 14.0% 11.6% 16.0% 72.0% 0.08

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年7月期 7.1% 20.1% 24.5% - - - 代表取締役 髙梨智志
2024年7月期 3.5% 27.8% -23.9% - - - 代表取締役 髙梨智志
2023年7月期 - - - - - - 代表取締役 髙梨智志

業種比較(機械、229社中央値)

指標株式会社エコム業種中央値
ROE8.0%7.1%
ROA6.5%4.3%
営業利益率14.2%8.2%
純利益率10.0%6.5%
自己資本比率81.0%65.2%
売上成長率7.1%3.0%
PER9.6倍13.4倍
PBR0.77倍0.91倍
EV/EBITDA1.9倍6.2倍
NC/時価総額67.4%13.1%
運転資本余剰/時価総額45.6%-2.1%
同業他社: ダイキン工業株式会社(6367)三菱重工業株式会社(7011)株式会社小松製作所(6301)株式会社 クボタ(6326)株式会社ジェイテクト(6473)全230社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

機械で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
KLASS株式会社 (6233) 24億円 96億円
タケダ機械株式会社 (6150) 27億円 49億円
不二精機株式会社 (6400) 23億円 87億円
株式会社プラコー (6347) 29億円 27億円
ダイジェット工業株式会社 (6138) 31億円 93億円
エンシュウ株式会社 (6218) 34億円 192億円
コンバム株式会社 (6265) 36億円 20億円
株式会社太平製作所 (6342) 36億円 64億円
機械の企業一覧(全230社)→

異常検知フラグ

2023年7月期: dividend_corrected:50.0->4.78

AI分析(2025年7月期)

再生可能エネルギー半導体
カーボンニュートラル対応の省エネ設備AI・データセンター向け半導体製造用加熱設備保守サービス事業のIoT活用自動車部品製造用オーダーメイド工業炉DXによる業務効率化

見通し: 半導体分野の設備投資需要とカーボンニュートラル対応の省エネ設備需要が好調。自動車業界はEV化への対応が課題だが、AI・データセンター向け半導体関連や省エネ改造工事が牽引し、今後も堅調な成長を見込む。保守サービス事業の拡大も寄与。

強み: 工業炉の設計から保守まで一貫して手掛ける総合エンジニアリング力。顧客ニーズに合わせたオーダーメイド対応と、省エネ・DX技術を融合した提案力。

懸念: 主要顧客である自動車業界のEV化への対応遅れ、及びそれに伴う設備投資の減速リスク。また、生産拠点の静岡県浜松市への集中による大規模災害リスク。

リスク: ①景気変動による自動車産業中心の設備投資の変動、②生産拠点集中による大規模災害発生時の事業中断リスク、③海外情勢の悪化や法規制強化による海外業務への影響。

AI詳細分析(2025年7月期)

事業概要

当社は、工業炉の設計、製造から稼働後の保守サービスまでを一貫して提供する「熱技術総合エンジニアリング企業」です。社名のエコムは「Ecology(環境)」と「Combustion(燃焼)」を組み合わせた造語であり、「熱のスペシャリスト集団」として工場の省エネルギー化を実現し、「加熱技術とDXで環境問題に取り組む企業」を企業目標に掲げています。事業は、工業炉の開発・設計・製造を行う「産業システム事業」と、工業炉の点検、監視、改造工事を行う「保守サービス事業」の二つで構成されています。産業システム事業は、「ファーネスプロダクツ」「ヒートトライアル」「省エネ環境デバイス」の3分野に分かれ、特にファーネスプロダクツでは、自動車、金属重工業、繊維化学、電機・半導体関連産業向けに、溶解炉、乾燥炉、硬化炉といったオーダーメイドの工業炉を設計・製造しています。保守サービス事業では、他社製機器のメンテナンスも手掛けることで「困ったときの窓口」としての存在感を高め、IoTを活用した予防保全サービスの確立を目指しています。設計から保守まで一貫して自社で行える体制が、当社の強みとなっています。

直近決算ハイライト

直近事業年度の業績は、売上高2,639百万円(前年同期比7.1%増)、営業利益374百万円(前年同期比20.1%増)、経常利益376百万円(前年同期比23.8%増)、当期純利益262百万円(前年同期比24.5%増)と、増収増益を達成しました。産業システム事業は、自動車関連の受注は伸び悩んだものの、AIやデータセンター向け半導体製造用加熱設備の受注増加、省エネ設備の底堅い需要に支えられ、売上高1,612百万円(同0.4%増)、セグメント利益288百万円(同22.5%増)となりました。保守サービス事業は、既存設備の省エネ改造工事の受注拡大や事業譲受の効果もあり、売上高1,027百万円(同19.5%増)、セグメント利益259百万円(同3.4%増)と大きく成長しました。変動費率51.9%、売上高総利益率33.8%、売上高営業利益率14.2%と、目標としていた経営指標も全て達成しており、収益性の改善が見られます。特に、売上原価の低減は、生産性の向上とDX化への取り組み、そして適切な価格設定が寄与した結果です。

強みと競争優位性

当社の最大の強みは、工業炉の設計・製造から稼働後の保守・メンテナンスまで、一連の工程を自社で一貫して提供できる「熱技術総合エンジニアリング」体制にあります。多くの競合他社が設計のみ、あるいは製造のみを手掛ける中で、当社はこの一貫体制により、顧客のニーズを深く理解し、最適なソリューションを提案することが可能です。また、社名にも冠する「Ecology」を体現するように、カーボンニュートラルの実現に向けた省エネ・CO₂排出量削減に貢献する工業炉の開発・提供に注力している点も、現代社会の要請に合致した強みと言えます。産業システム事業における「ヒートトライアル」を通じて顧客の課題を把握し、オーダーメイドで高付加価値な製品を提供する能力や、保守サービス事業において他社製機器のメンテナンスまで手掛けることで、顧客からの信頼を得ている点も競争優位性となっています。さらに、DX(デジタルトランスフォーメーション)の活用により、IoTを用いた予防保全サービスの提供を目指すなど、技術革新への対応力も高めています。

リスク要因

当社が認識している主要な事業リスクとしては、まず景気変動の影響が挙げられます。主力顧客である自動車産業を中心とした設備投資の動向に需要が連動するため、景気後退局面では受注が変動する可能性があります。また、海外での事業展開においては、海外情勢の変動、法規制の強化、言語や商習慣の違いによるトラブルなどが経営成績に影響を与えるリスクがあります。生産拠点が静岡県浜松市に集中しているため、大規模災害発生時には生産活動の中止を余儀なくされる可能性も否定できません。さらに、機密情報や個人情報の漏洩リスク、製品の品質に起因する事故やリコール、訴訟・クレームのリスクも存在します。コスト面では、原材料費や外注費、人件費の上昇が業績を圧迫する可能性があり、特に材料高騰時には顧客への値上げ交渉が難航するケースが想定されます。また、受注した設備の検収日程が顧客の事情により延期されることで、売上が計画通りに計上できない業績変動リスクも抱えています。

投資テーマとの関連

当社は、カーボンニュートラルの実現という喫緊の世界的課題に対して、工業炉の省エネルギー化を事業の中核に据えることで、直接的に貢献する企業と言えます。工業炉は産業部門におけるCO₂排出量の大きな割合を占めており、当社の技術は脱炭素社会の実現に不可欠な要素です。このため、「環境・エネルギー」や「サステナビリティ」といった投資テーマとの関連性は非常に深いです。また、自動車業界のEV(電気自動車)化への対応として、新たな部品製造に必要な加熱設備の提供も期待されており、「EV(電気自動車)」関連のテーマとも間接的に繋がっています。さらに、AIやデータセンター向けの半導体製造プロセスにおける加熱設備の需要増加は、「AI・半導体」という成長テーマへの貢献を示唆しています。DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、IoTを活用したリモートメンテナンスシステムの構築を目指す姿勢は、「DX」関連の投資テーマとも合致しています。これらの複数の投資テーマとの関連性の高さは、将来的な成長ポテンシャルを示唆するものと考えられます。

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