ローツェ株式会社 (6323) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 機械
半導体半導体製造装置AI
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 8/230位
B
安定性
業種 116/230位
D
成長性
業種 149/230位
C
効率性
業種 56/230位
A
CF健全性
業種 8/230位
売上高
1288億円
粗利率
40.9%
営業利益率
24.2%
純利益率
14.8%
ROE
14.6%
ROIC
14.2%
自己資本比率
66.0%
D/Eレシオ
0.18
有利子負債
238億円
ネットキャッシュ
505億円
NC/時価総額
8.8%
運転資本余剰*
340億円
運転資本余剰/時価総額*
5.9%
フリーCF
279億円
FCFマージン
21.7%
キャッシュ化率
1.64倍
PBR
4.43倍
EV/EBITDA
15.3倍
PER
30.4倍
想定株価
3323.6円
想定時価総額
5764億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年2月期 1288億円 527億円 31億円 312億円 343億円 326億円 190億円
2025年2月期 1244億円 496億円 25億円 320億円 345億円 355億円 236億円
2024年2月期 932億円 353億円 22億円 241億円 263億円 271億円 196億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年2月期 1973億円 1550億円 403億円 170億円 1302億円
2025年2月期 1877億円 1455億円 407億円 184億円 1179億円
2024年2月期 1561億円 1201億円 364億円 202億円 922億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年2月期 743億円 455億円 315億円 238億円 17億円 63億円 340億円
2025年2月期 613億円 492億円 298億円 316億円 14億円 96億円 207億円
2024年2月期 380億円 533億円 246億円 345億円 32億円 23億円 15億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年2月期 312億円 -33億円 -155億円 279億円
2025年2月期 368億円 -65億円 -92億円 303億円
2024年2月期 155億円 -59億円 -8億円 96億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年2月期 109.3円 750.9円 17.0円 15.6% 291.4円 30.4倍 3323.6円 5764億円 176,400,000株 2,968,200株
2025年2月期 134.1円 668.5円 17.0円 12.7% 168.5円 12.2倍 1635.8円 2885億円 176,400,000株 34,860株
2024年2月期 111.1円 523.3円 13.5円 12.2% 19.5円 18.9倍 2100.0円 3700億円 176,400,000株 197,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年2月期 14.6% 9.7% 14.2% 40.9% 24.2% 26.6% 14.8% 21.7% 66.0% 0.18
2025年2月期 20.1% 12.6% 15.0% 39.9% 25.7% 27.7% 19.0% 24.4% 62.8% 0.27
2024年2月期 21.2% 12.5% 13.3% 37.8% 25.9% 28.2% 21.0% 10.3% 59.1% 0.37

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年2月期 3.5% -2.7% -19.4% 10.9% 20.4% 5.7% -
2025年2月期 33.4% 32.7% 20.7% 22.9% 27.4% 26.5% 代表取締役社長 藤代祥之
2024年2月期 -1.3% -8.6% -8.5% 22.4% 24.3% 37.4% 代表取締役社長 藤代祥之

業種比較(機械、229社中央値)

指標ローツェ株式会社業種中央値
ROE14.6%7.1%
ROA9.7%4.3%
営業利益率24.2%8.2%
純利益率14.8%6.5%
自己資本比率66.0%65.2%
売上成長率3.5%3.0%
PER30.4倍13.2倍
PBR4.43倍0.91倍
EV/EBITDA15.3倍6.1倍
NC/時価総額8.8%13.1%
運転資本余剰/時価総額5.9%-2.1%
同業他社: ダイキン工業株式会社(6367)三菱重工業株式会社(7011)株式会社小松製作所(6301)株式会社 クボタ(6326)株式会社ジェイテクト(6473)全230社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

機械で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社三井E&S (7003) 5615億円 3532億円
日本精工株式会社 (6471) 5415億円 9116億円
株式会社日本製鋼所 (5631) 6163億円 2749億円
オルガノ株式会社 (6368) 6254億円 1777億円
株式会社ジェイテクト (6473) 5206億円 1.9兆円
住友重機械工業株式会社 (6302) 4993億円 1.1兆円
株式会社アマダ (6113) 6728億円 4374億円
フジテック株式会社 (6406) 4610億円 2413億円
機械の企業一覧(全230社)→

AI分析(2026年2月期)

半導体半導体製造装置AI
半導体関連装置FPD関連装置EFEMウエハ搬送装置ベトナム工場新設

見通し: 半導体市場は生成AIやデータセンター需要拡大を背景に堅調。前期は特別損失計上により純利益が減少したが、今期は台湾顧客向け需要増で売上増が見込まれる。ベトナム新工場稼働と自動化推進で成長基盤強化を図る。

強み: 「世の中にないものをつくる」を掲げ、半導体・FPD業界で独自の搬送・自動化技術を強みとする。グローバルな顧客基盤と開発・生産体制が競争優位性。

懸念: 半導体・FPD業界の設備投資サイクル変動による受注・売上への影響。地政学リスクや輸出規制、部品調達難によるコスト上昇・供給制約。

リスク: 半導体・FPD業界の設備投資サイクルの変動。顧客投資計画に左右され、受注・売上が変動するリスク。地政学リスク、輸出管理、関税政策によるグローバル事業への影響。半導体・FPD製造装置の主要顧客は台湾、中国、韓国などアジア地域に集中しており、地政学リスクの影響を受けやすい。

AI詳細分析(2026年2月期)

事業概要

ローツェは、半導体およびFPD(フラットパネルディスプレイ)業界向けの搬送・自動化関連装置を主力事業とする企業です。具体的には、半導体製造の前工程で使用される、ウエハをクリーンルーム内で自動搬送する装置(大気用・真空用ウエハ搬送装置、EFEM、ウエハソータ、N2パージ対応ウエハストッカなど)の開発、製造、販売を手掛けています。また、FPD製造工程で用いられる大型ガラス基板の搬送装置やガラスカッティングマシンなども提供しています。これらの装置は、デバイスメーカーや製造装置メーカーの設備投資計画に沿って市場投入されており、顧客の高度な要求に応えるための独自技術に基づいた製品開発が特徴です。さらに、ライフサイエンス事業として、細胞培養に用いられるインキュベータなどの装置も開発・製造・販売しており、事業の多角化を図っています。グローバルに事業を展開しており、特にベトナムに主力工場を置くなど、生産体制の強化と効率化を推進しています。

直近決算ハイライト

2026年2月期の業績は、売上高が1,288億円(前期比3.5%増)と堅調に伸長しました。これは主に台湾顧客向けの需要増加によるものです。しかし、利益面では、前期に連結対象となった海外子会社における取り込み期間の影響や、同子会社に係るのれん償却額の増加により販管費が増加したことなどから、営業利益は312億円(前期比2.7%減)、経常利益は326億円(前期比8.0%減)と減益となりました。さらに、特別損失として訴訟損失引当金繰入額74億円を計上した影響で、親会社株主に帰属する当期純利益は190億円(前期比19.4%減)と大きく落ち込みました。セグメント別では、主力の半導体・FPD関連装置事業の売上高は1,276億円(前期比3.5%増)、セグメント利益は320億円(前期比2.9%減)でした。ライフサイエンス事業の売上高は12億円(前期比11.8%増)でしたが、セグメント利益は0.1億円(前期比89.1%減)と大幅な減少となりました。

強みと競争優位性

ローツェの強みは、半導体製造プロセスにおける高度な自動化・搬送技術にあります。特に、微細化が進む半導体製造において、歩留まりに大きく影響する発塵を抑制し、ウエハの品質を維持するためのクリーンな搬送技術は、顧客からの高い信頼を得ています。独自技術に基づいた製品開発力と、顧客のニーズに迅速に対応できる提案力・解決力は、競合他社との差別化要因となっています。また、「世の中にないものをつくる」という経営方針のもと、常に革新的な製品開発に挑戦しており、これが高い利益率を確保する源泉となっています。グローバルに展開された営業・サービスネットワークは、顧客へのきめ細やかなサポートを可能にし、顧客満足度の向上に繋がっています。さらに、ベトナムに主力工場を置くなど、効率的な生産体制の構築とサプライチェーンの強化を進めており、コスト競争力と安定供給体制の構築に努めている点も競争優位性と言えます。

リスク要因

同社は、半導体およびFPD業界という、顧客の設備投資サイクルの影響を受けやすい市場に属しています。そのため、顧客の投資計画の変動により、受注や売上、稼働率が大きく影響を受ける可能性があります。また、グローバルに事業を展開していることから、地政学リスクや、米国を中心とした輸出規制、関税政策の変更などが業績に影響を及ぼすリスクがあります。原材料や部品の調達においては、世界情勢の変化による価格変動や供給制約、物流の混乱などが発生する可能性があり、これが納期遅延やコスト上昇に繋がる恐れがあります。さらに、市場の市況変動や顧客の経営計画変更による在庫リスク、為替相場の変動、第三者による知的財産権侵害のリスク、情報セキュリティやサイバー攻撃のリスク、そして優秀な人材の確保・育成の難しさなども、経営成績に影響を与える要因となり得ます。製品品質に起因する予期せぬ不具合発生や、環境問題への対応遅れなども、事業継続上のリスクとして挙げられます。

投資テーマとの関連

ローツェは、生成AIの普及拡大やデータセンター需要の増加を背景とした半導体市場の成長と、その設備投資拡大の恩恵を受ける企業として、投資テーマとの関連性が高いと考えられます。特に、AI関連デバイスの製造には、より高度な技術と設備が求められるため、同社の搬送・自動化関連装置への需要は今後も堅調に推移する可能性があります。半導体製造装置分野は、AI、IoT、EV(電気自動車)など、現代社会の基盤を支える技術革新に不可欠な要素であり、これらの成長テーマと直接的に結びついています。同社は、先端技術への貢献を通じて、これらの投資テーマの実現を技術面から支える役割を担っています。また、ベトナムでの生産体制強化は、サプライチェーンの多様化という観点からも注目される可能性があります。新工場の建設やAIを活用した自動化による生産効率向上への取り組みは、将来的な成長ポテンシャルを示唆しています。

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