フジテック株式会社 (6406) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 機械
インフラ老朽化スマートシティ
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 117/230位
B
安定性
業種 93/230位
C
成長性
業種 118/230位
C
効率性
業種 50/230位
A
CF健全性
業種 33/230位
売上高
2413億円
粗利率
22.6%
営業利益率
6.7%
純利益率
6.0%
ROE
9.3%
ROIC
7.1%
自己資本比率
59.3%
D/Eレシオ
0.03
有利子負債
43億円
ネットキャッシュ
504億円
NC/時価総額
10.9%
運転資本余剰*
-325億円
運転資本余剰/時価総額*
-7.0%
フリーCF
319億円
FCFマージン
13.2%
キャッシュ化率
1.06倍
PBR
2.96倍
EV/EBITDA
19.7倍
PER
31.8倍
想定株価
5907.0円
想定時価総額
4610億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年3月期 2413億円 544億円 47億円 162億円 209億円 189億円 145億円
2024年3月期 2294億円 484億円 44億円 146億円 190億円 187億円 178億円
2023年3月期 2076億円 422億円 40億円 116億円 156億円 133億円 84億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年3月期 2623億円 1954億円 872億円 44億円 1556億円
2024年3月期 2564億円 1905億円 843億円 69億円 1484億円
2023年3月期 2301億円 1591億円 799億円 61億円 1279億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年3月期 547億円 215億円 903億円 43億円 78億円 18億円 -325億円
2024年3月期 390億円 209億円 851億円 59億円 118億円 22億円 -453億円
2023年3月期 315億円 207億円 755億円 98億円 101億円 16億円 -484億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年3月期 154億円 165億円 -193億円 319億円
2024年3月期 175億円 4億円 -121億円 179億円
2023年3月期 -23億円 19億円 -107億円 -4億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年3月期 186.0円 1994.1円 165.0円 88.7% 646.4円 31.8倍 5907.0円 4610億円 78,900,000株 852,600株
2024年3月期 228.6円 1901.3円 155.0円 67.8% 424.5円 16.6倍 3793.9円 2960億円 78,900,000株 869,300株
2023年3月期 106.7円 1640.3円 75.0円 70.3% 277.5円 30.8倍 3285.4円 2563億円 78,900,000株 876,300株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年3月期 9.3% 5.5% 7.1% 22.6% 6.7% 8.6% 6.0% 13.2% 59.3% 0.03
2024年3月期 12.0% 7.0% 6.6% 21.1% 6.3% 8.3% 7.8% 7.8% 57.9% 0.04
2023年3月期 6.6% 3.7% 5.9% 20.3% 5.6% 7.5% 4.1% -0.2% 55.6% 0.08

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年3月期 5.2% 11.0% -18.6% 8.9% 5.9% 5.5% 代表取締役社長 原田政佳
2024年3月期 10.5% 25.4% 111.4% 10.6% 6.1% 3.1% 代表取締役社長 原田政佳
2023年3月期 11.0% -15.7% -22.2% 4.6% 4.2% -4.6% 代表取締役社長 原田政佳

業種比較(機械、229社中央値)

指標フジテック株式会社業種中央値
ROE9.3%7.1%
ROA5.5%4.3%
営業利益率6.7%8.3%
純利益率6.0%6.6%
自己資本比率59.3%65.2%
売上成長率5.2%3.0%
PER31.8倍13.2倍
PBR2.96倍0.91倍
EV/EBITDA19.7倍6.1倍
NC/時価総額10.9%13.1%
運転資本余剰/時価総額-7.0%-1.9%
同業他社: ダイキン工業株式会社(6367)三菱重工業株式会社(7011)株式会社小松製作所(6301)株式会社 クボタ(6326)株式会社ジェイテクト(6473)全230社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

機械で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
ナブテスコ株式会社 (6268) 4410億円 3079億円
住友重機械工業株式会社 (6302) 4993億円 1.1兆円
株式会社FUJI (6134) 4111億円 1806億円
株式会社ジェイテクト (6473) 5206億円 1.9兆円
株式会社三共 (6417) 3846億円 1792億円
日本精工株式会社 (6471) 5415億円 9116億円
DMG森精機株式会社 (6141) 3667億円 5150億円
株式会社三井E&S (7003) 5615億円 3532億円
機械の企業一覧(全230社)→

AI分析(2025年3月期)

インフラ老朽化スマートシティ
中期経営計画「Move On 5」品質・安全の追求グローバル事業展開リモート監視による予防保全国内標準型エレベータ新商品「エレ・グランス」

見通し: 2026年3月期に売上高2,440億円、営業利益229億円(営業利益率9.4%)を目指す。新中期経営計画「Move On 5」に基づき、選択と集中、高品質・高収益性両立、強靭な事業基盤構築の3本柱で持続的成長と企業価値向上を図る。

強み: 昇降機専業トップメーカーとしての高い品質と安全・安心への徹底したこだわり。グローバルな生産・調達体制と、保守・モダニゼーションを通じた顧客との長期信頼関係。

懸念: 中国経済の低迷や地政学的リスクなど、海外事業における不透明感。国内人件費や材料費の高騰が採算に影響を与える可能性。

リスク: 競争激化による収益悪化、市場変化への対応遅れ。大規模自然災害による事業継続への影響。サイバー攻撃やウイルス感染によるITシステム停止・情報漏洩。

AI詳細分析(2025年3月期)

事業概要

フジテック株式会社は、エレベータ、エスカレータ、動く歩道の専業メーカーとして、製造、販売、据付、保守、修理までを一貫してグローバルに展開しています。世界24の国と地域に12の生産拠点と多数の販売拠点を持ち、グローバルな相互連携と地域に根ざした経営を両立させています。多様な市場ニーズに対応した商品開発を進めるとともに、部品の相互供給などグローバルな生産・調達体制を構築し、商品力強化を図っています。日本国内には2つの生産拠点、海外には米州、東アジア、南アジアに10の生産拠点を有し、世界各国で販売、据付、保守、修理事業を展開しています。2026年3月期には売上高2,440億円、営業利益229億円、営業利益率9.4%を目指し、「人と技術と商品を大切にして、新しい時代にふさわしい美しい都市機能を、世界の国々で世界の人々とともに創ります。」という経営理念のもと、持続的な成長と高い収益力の実現を目指しています。

直近決算ハイライト

2025年3月期(当連結会計年度)の業績は、売上高が前期比5.2%増の2,412億53百万円となりました。国内売上高は5.2%増の900億1百万円、海外売上高は5.1%増の1,512億52百万円で、海外事業では為替の影響を除くと1.8%の減少となりました。営業利益は前期比11.0%増の161億71百万円と増加しましたが、経常利益は0.8%増の188億66百万円にとどまりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、前期比18.6%減の145億14百万円と大幅に減少しました。これは、前期の連結子会社の固定資産売却益の影響がなくなったことや、為替差益の減少などが要因として挙げられます。セグメント別では、日本は売上高4.4%増、営業利益26億48百万円増と堅調に推移しました。一方、東アジアは不動産不況の影響で中国での受注低迷や販売単価下落が響き、売上高10.4%減、営業利益25億96百万円減と減収減益となりました。南アジアはシンガポールやインドでの新設事業、アフターマーケット事業の増加により、売上高25.6%増、営業利益13億14百万円増と大幅に伸長しました。米州・欧州も米国での大型プロジェクト進捗やアフターマーケット事業の拡大により、売上高17.2%増、営業利益1億18百万円増と増収増益となりました。

強みと競争優位性

フジテックの強みは、エレベータ・エスカレータ専業メーカーとしての長年の経験と、それによって培われた高い品質と安全へのこだわりです。特に、高級ホテルなどで培われた「快適な乗り心地」を実現する技術力は、他社との差別化要因となっています。また、グローバルに展開する生産・調達・販売ネットワークは、多様な市場ニーズに迅速かつ柔軟に対応できる体制を構築しています。世界24の国と地域に生産・販売拠点を有し、部品の相互供給や地域に根ざした経営を展開することで、コスト競争力と商品力を両立させています。さらに、2025年3月竣工予定の品質評価施設「ウィズダム スクエア」は、グローバルレベルでの品質管理体制の強化に寄与し、専業メーカーならではの高品質な製品とサービス提供能力を一層高めることが期待されます。中期経営計画「Move On 5」では、この「安全・安心」と「品質重視」を「不易」として追求し、エクセレントカンパニーへの進化を目指しています。

リスク要因

フジテックが直面するリスクとしては、まず競争激化が挙げられます。昇降機市場は、大手メーカーによる寡占化が進んでおり、新規参入や既存プレイヤー間の競争が激化する可能性があります。また、世界経済の不透明感や地政学リスクは、特に海外事業に影響を与える可能性があります。中国経済の低迷は、同社にとって重要な市場の一つであるため、その影響は無視できません。さらに、自然災害やサイバー攻撃による事業中断リスク、サプライチェーンの寸断リスクも潜在的な脅威です。高品質な製品を提供するための人材確保・育成も課題であり、優秀な人材を確保できない場合、技術開発の遅れや競争力低下につながる可能性があります。為替変動リスクも、グローバルに事業を展開する同社にとっては、業績に影響を与える要因となります。これらのリスクに対して、同社はリスクマネジメント体制を構築し、対応策を講じていますが、リスクの顕在化は業績に影響を与える可能性があります。

投資テーマとの関連

フジテックは、直接的にAIや半導体といった最先端技術を主軸とする企業ではありませんが、その事業活動は都市インフラの根幹を支えるものであり、社会の持続的な発展に不可欠な役割を担っています。特に、インフラ老朽化対策としての保守・モダニゼーション需要の増加は、安定した収益基盤となり得ます。また、新設のビルや商業施設、交通インフラへのエレベータ・エスカレータの設置は、都市開発やインフラ投資といったテーマと関連が深いです。近年注目されているスマートシティ構想においては、建物内の移動を最適化するエレベータの役割は重要であり、ロボットとの連携なども含めた将来的な技術開発の可能性も秘めています。さらに、SDGsへの取り組みとして、環境負荷軽減に向けた活動(温室効果ガス削減目標、バイオディーゼル燃料の導入など)を推進しており、ESG投資の観点からも注目される可能性があります。長期ビジョンである「新しい時代にふさわしい美しい都市機能」の創造は、持続可能な社会の実現という大きな投資テーマとも合致すると言えます。

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