ブラザー工業株式会社 (6448) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 電気機器
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 83/248位
A
安定性
業種 34/249位
C
成長性
業種 110/247位
B
効率性
業種 46/249位
B
CF健全性
業種 76/249位
売上高
8935億円
粗利率
42.5%
営業利益率
8.7%
純利益率
7.6%
ROE
8.9%
ROIC
7.1%
自己資本比率
74.9%
D/Eレシオ
0.00
有利子負債
10億円
ネットキャッシュ
1967億円
NC/時価総額
27.5%
運転資本余剰*
-35億円
運転資本余剰/時価総額*
-0.5%
フリーCF
680億円
FCFマージン
7.6%
キャッシュ化率
1.64倍
PBR
0.94倍
EV/EBITDA
5.1倍
PER
10.7倍
想定株価
2868.7円
想定時価総額
7161億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 8935億円 3800億円 235億円 779億円 1014億円 820億円 676億円
2025年3月期 8766億円 3816億円 246億円 699億円 945億円 747億円 548億円
2024年3月期 8229億円 3553億円 222億円 498億円 720億円 525億円 316億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1.0兆円 6474億円 2012億円 503億円 7633億円
2025年3月期 9327億円 5741億円 1833億円 578億円 6914億円
2024年3月期 8961億円 5419億円 1667億円 612億円 6680億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 1977億円 2340億円 1423億円 10億円 非該当 606億円 -35億円
2025年3月期 1728億円 2268億円 1347億円 6億円 非該当 537億円 -106億円
2024年3月期 1661億円 2080億円 1316億円 6億円 非該当 530億円 -6億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期 88億円 337億円
2025年3月期 53億円 336億円
2024年3月期 74億円 314億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 1110億円 -430億円 -546億円 680億円
2025年3月期 900億円 -482億円 -346億円 419億円
2024年3月期 1410億円 -421億円 -616億円 990億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 268.1円 3066.7円 100.0円 37.3% 787.9円 10.7倍 2868.7円 7161億円 257,755,930株 8,124,900株
2025年3月期 214.3円 2704.2円 100.0円 46.7% 671.8円 12.6倍 2699.8円 6919億円 257,755,930株 1,482,100株
2024年3月期 123.8円 2613.4円 84.0円 67.8% 646.1円 22.8倍 2822.9円 7233億円 257,755,930株 1,529,100株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 8.9% 6.6% 7.1% 42.5% 8.7% 11.3% 7.6% 7.6% 74.9% 0.00
2025年3月期 7.9% 5.9% 7.1% 43.5% 8.0% 10.8% 6.3% 4.8% 74.1% 0.00
2024年3月期 4.7% 3.5% 5.2% 43.2% 6.0% 8.8% 3.9% 12.0% 74.6% 0.00

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 1.9% 11.4% 23.4% 3.1% 7.2% 12.0% -
2025年3月期 6.5% 40.4% 73.1% 7.2% 6.6% -6.5% 代表取締役社長 池田和史
2024年3月期 0.9% -10.1% -19.0% 9.2% 3.8% 5.2% 代表取締役社長 池田和史

業種比較(電気機器、248社中央値)

指標ブラザー工業株式会社業種中央値
ROE8.9%6.9%
ROA6.6%4.2%
営業利益率8.7%6.8%
純利益率7.6%5.8%
自己資本比率74.9%61.0%
売上成長率1.9%4.0%
PER10.7倍15.0倍
PBR0.94倍1.04倍
EV/EBITDA5.1倍6.6倍
NC/時価総額27.5%8.5%
運転資本余剰/時価総額-0.5%-3.4%
同業他社: ソニーグループ株式会社(6758)株式会社日立製作所(6501)パナソニックホールディングス株式会社(6752)三菱電機株式会社(6503)キヤノン株式会社(7751)全249社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

電気機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
アズビル株式会社 (6845) 7011億円 2989億円
株式会社リコー (7752) 7482億円 2.6兆円
株式会社堀場製作所 (6856) 6701億円 3331億円
ヒロセ電機株式会社 (6806) 6605億円 2113億円
株式会社小糸製作所 (7276) 6421億円 9476億円
株式会社メイコー (6787) 6272億円 2406億円
セイコーエプソン株式会社 (6724) 6146億円 1.4兆円
株式会社SCREENホールディングス (7735) 8514億円 6057億円
電気機器の企業一覧(全249社)→

異常検知フラグ

2021年3月期: 売上3年連続減少

AI分析(2026年3月期)

At your side 2030CS B2027産業用領域強化プリンティング領域変革M&A・アライアンス投資

見通し: 今期は売上高+1.9%、営業利益+11.4%と増収増益。中期戦略「CS B2027」では売上収益1兆円、営業利益1,000億円を目指し、M&A等に2,000億円規模の成長投資を計画。産業用領域の成長とプリンティング領域の変革により、複合事業体としての持続的成長が期待される。

強み: 40カ国以上に広がるグローバルネットワークと多様な独自技術。顧客のボトルネック解消を支援する価値提供力と、産業用・プリンティング領域での変革による成長ポテンシャル。

懸念: プリンティング市場の構造変化によるボリューム減少、世界経済状況の変動、米中関係等に起因する地政学リスクによるサプライチェーンへの影響。

リスク: 1. 通商・地政学リスク: 国際情勢の変化による原材料調達コスト上昇、サプライチェーン混乱、生産・販売活動への制約。2. 事業環境の変化: プリンティング市場の縮小、競争激化、世界経済変動による需要減退。3. サプライチェーン断絶: 地政学リスクや災害、取引先事業ポートフォリオ見直しによる調達・生産・物流の支障。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

ブラザー工業は、ミシン修理業から始まった115年以上の歴史を持つ複合事業企業です。創業以来、時代や環境の変化に合わせて変革を続け、顧客ニーズに応じた価値を提供してきました。主要事業は、プリンティング・アンド・ソリューションズ事業、インダストリアル・プリンティング事業、マシナリー事業、ニッセイ事業、ホームアプライアンス事業など多岐にわたります。特に、プリンターや複合機、ラベルプリンター、産業用プリンター、工作機械、工業用ミシンなどをグローバルに展開しています。2026年3月期においては、売上高8,935億円、営業利益779億円を達成し、前期比で増収増益を記録しました。同社は「At your side 2030」というビジョンを掲げ、2030年に向けて「世界中の“あなた”の生産性と創造性をすぐそばで支え、社会の発展と地球の未来に貢献する」ことを目指しています。このビジョンの実現に向け、多様な独自技術とグローバルネットワークを強みに、顧客の課題解決に注力し、特に産業用領域とプリンティング領域の強化を図っています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、ブラザー工業は堅調な業績を達成しました。売上高は前期比1.9%増の8,935億円となり、グローバルな事業展開における価格対応や為替のプラス効果が寄与しました。営業利益は同11.4%増の779億円、経常利益は同9.7%増の820億円と、増収効果とコスト管理の徹底により利益率も改善しました。特に、当期純利益は同23.5%増の676億円と大きく伸長し、収益性の向上を示しています。株主資本である純資産は同10.4%増の7,633億円、総資産は同9.2%増の10,188億円と、ともに増加傾向にあります。現金及び預金も同14.4%増の1,977億円と潤沢であり、営業キャッシュ・フローも同23.3%増の1,110億円と、事業活動からのキャッシュ創出能力が高まっています。一株当たり利益(EPS)は同25.1%増の268.10円と、利益の伸びを上回るペースで増加しており、株主価値の向上に貢献しています。株主還元においては、1株配当は前期比据え置きの100円となっています。

強みと競争優位性

ブラザー工業の強みは、創業以来培ってきた「多様な独自技術」と、40以上の国と地域に広がる「グローバルネットワーク」にあります。この強みを活かし、顧客のバリューチェーンにおけるボトルネックを発見し、解消するソリューション提供能力を有しています。プリンティング・アンド・ソリューションズ事業においては、オフィスやホーム向け市場での機器販売に加え、「つながるビジネス」として契約型サービスやサブスクリプションモデルを拡充し、顧客との継続的な関係構築とLTV(顧客生涯価値)の向上を図っています。産業用プリンターを含むインダストリアル・プリンティング事業では、アナログからデジタルへの移行や自動化ニーズの高まりを背景に、技術力を活かして市場での成長と収益性向上を目指しています。また、グローバルな販売・サービスネットワークを活用した提案力強化や、品質及び信頼性の向上を通じて、競争環境の変化に柔軟に対応できる事業基盤を構築している点も競争優位性と言えます。

リスク要因

ブラザー工業が直面するリスクとして、まず「通商・地政学リスク」が挙げられます。グローバルに事業を展開する同社は、米中関係、ロシア・ウクライナ情勢、中東情勢といった国際情勢の変化によるサプライチェーンの混乱や調達コストの上昇、生産・販売活動への制約といった影響を受ける可能性があります。次に、「事業環境の変化に関するリスク」として、デジタル化の進展によるプリンティング市場の構造変化や、企業間競争の激化が業績に影響を与える可能性があります。また、「サプライチェーンリスク」として、地政学的な対立や自然災害、取引先の事業ポートフォリオ見直し等による部品調達・生産面での支障や、国際物流の混乱による供給不足リスクも存在します。さらに、製品・サービスにおける「品質リスク」や、優秀な人材の確保・育成が事業戦略の遂行に影響を与える「人的資源リスク」も認識されています。環境規制の強化や気候変動、バリューチェーンにおける人権問題といった「環境・社会リスク」への対応も重要な課題です。

投資テーマとの関連

ブラザー工業は、その事業ポートフォリオを通じて複数の投資テーマとの関連性を持っています。特に、産業用プリンターや工作機械、EV向け部品加工ソリューションといった「マシナリー事業」や「インダストリアル・プリンティング事業」は、製造業の自動化・高度化、そして電気自動車(EV)シフトといったテーマと深く関連しています。同社は、EV向け部品加工で需要が増加している大型アルミ部品や、多様な加工ニーズに応える製品を提供することで、自動車産業の変革に対応しています。また、「プリンティング・アンド・ソリューションズ事業」における「つながるビジネス」の拡大や、SaaSビジネスとしての新規事業展開は、DX(デジタルトランスフォーメーション)やサブスクリプションエコノミーといったテーマとも関連が見られます。さらに、持続可能な社会の実現に向けた温室効果ガス排出削減目標の設定や、サーキュラーエコノミーへの対応といった取り組みは、ESG投資の観点からも注目される要素です。

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