セイコーエプソン株式会社 (6724) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 電気機器
ロボティクス自動車部品
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 198/248位
C
安定性
業種 161/249位
D
成長性
業種 193/247位
D
効率性
業種 164/249位
C
CF健全性
業種 119/249位
売上高
1.4兆円
粗利率
35.4%
営業利益率
3.5%
純利益率
1.3%
ROE
2.1%
ROIC
3.2%
自己資本比率
55.6%
D/Eレシオ
0.27
有利子負債
2315億円
ネットキャッシュ
571億円
NC/時価総額
9.3%
運転資本余剰*
-1586億円
運転資本余剰/時価総額*
-25.8%
フリーCF
468億円
FCFマージン
3.3%
キャッシュ化率
6.17倍
PBR
0.72倍
EV/EBITDA
7.4倍
PER
33.8倍
想定株価
1917.9円
想定時価総額
6146億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1.4兆円 5008億円 254億円 496億円 749億円 500億円 182億円
2025年3月期 1.4兆円 4930億円 197億円 751億円 948億円 784億円 552億円
2024年3月期 1.3兆円 4567億円 172億円 575億円 747億円 701億円 526億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1.5兆円 9679億円 4472億円 2340億円 8535億円
2025年3月期 1.5兆円 8809億円 4441億円 2075億円 8048億円
2024年3月期 1.4兆円 9335億円 3724億円 2296億円 8110億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 2886億円 3947億円 非該当 2315億円 非該当 201億円 -1586億円
2025年3月期 2670億円 3698億円 非該当 2247億円 非該当 419億円 -1771億円
2024年3月期 3285億円 3582億円 非該当 2048億円 非該当 58億円 -439億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期 65億円 289億円
2025年3月期 25億円 240億円
2024年3月期 20億円 294億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 1124億円 -656億円 -396億円 468億円
2025年3月期 1381億円 -1508億円 -451億円 -127億円
2024年3月期 1656億円 -590億円 -654億円 1066億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 56.8円 2663.6円 74.0円 130.3% 178.3円 33.8倍 1917.9円 6146億円 373,573,152株 53,145,400株
2025年3月期 168.8円 2512.2円 74.0円 43.9% 132.0円 14.1倍 2386.1円 7644億円 373,573,152株 53,229,200株
2024年3月期 158.7円 2445.5円 74.0円 46.6% 372.9円 16.7倍 2645.2円 8775億円 385,022,278株 53,289,700株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 2.1% 1.2% 3.2% 35.4% 3.5% 5.3% 1.3% 3.3% 55.6% 0.27
2025年3月期 6.9% 3.8% 5.1% 36.2% 5.5% 7.0% 4.0% -0.9% 55.3% 0.28
2024年3月期 6.5% 3.7% 4.0% 34.8% 4.4% 5.7% 4.0% 8.1% 57.4% 0.25

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 3.7% -34.0% -67.0% 2.0% 7.2% -20.1% -
2025年3月期 3.7% 30.6% 4.9% 6.5% 5.5% -7.4% 代表取締役社長 吉田潤吉
2024年3月期 -1.2% -40.7% -29.9% 9.7% 3.8% 6.5% 代表取締役社長 小川恭範

業種比較(電気機器、248社中央値)

指標セイコーエプソン株式会社業種中央値
ROE2.1%7.0%
ROA1.2%4.3%
営業利益率3.5%6.9%
純利益率1.3%5.9%
自己資本比率55.6%61.2%
売上成長率3.7%4.0%
PER33.8倍15.0倍
PBR0.72倍1.04倍
EV/EBITDA7.4倍6.5倍
NC/時価総額9.3%8.5%
運転資本余剰/時価総額-25.8%-3.2%
同業他社: ソニーグループ株式会社(6758)株式会社日立製作所(6501)パナソニックホールディングス株式会社(6752)三菱電機株式会社(6503)キヤノン株式会社(7751)全249社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

電気機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社メイコー (6787) 6272億円 2406億円
株式会社小糸製作所 (7276) 6421億円 9476億円
ヒロセ電機株式会社 (6806) 6605億円 2113億円
株式会社堀場製作所 (6856) 6701億円 3331億円
株式会社 ジーエス・ユアサ コーポレーション (6674) 5297億円 6090億円
アズビル株式会社 (6845) 7011億円 2989億円
ブラザー工業株式会社 (6448) 7161億円 8935億円
株式会社リコー (7752) 7482億円 2.6兆円
電気機器の企業一覧(全249社)→

異常検知フラグ

2021年3月期: 売上3年連続減少

AI分析(2026年3月期)

ロボティクス自動車部品
新長期ビジョン「ENGINEERED FUTURE 2035」プレシジョンイノベーションセグメントインダストリアル&ロボティクスセグメント資本効率の改善環境ビジョン2050

見通し: 今期は売上微増も、のれん減損損失等により利益は大幅減益。来期以降は資本効率改善と成長領域への資源集中による回復を目指し、2028年度ROIC8.0%達成を目標とする。

強み: 「省・小・精」のコア技術を源泉とするインクジェット、マイクロデバイス、ロボティクス等の独自技術。グローバルな販売・生産網。

懸念: プリンター及び消耗品の売上変動、競合技術の進化、第三者製消耗品による純正品シェア低下、為替変動リスク。

リスク: 主力であるプリンターおよび消耗品の売上変動が業績に直結する。他社技術の進化や第三者製消耗品の普及は収益を圧迫する可能性がある。また、グローバル展開に伴う地政学リスクや為替変動も無視できない。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

Epson(エプソン)は、「省・小・精」のコア技術を基盤に、プリンター、プロジェクター、センサー、ロボットなど、多岐にわたる製品とサービスを提供するグローバル企業です。その事業は主に、オフィス・ホームプリンターや産業用インクジェットプリンター、消耗品などを扱う「プリンティングソリューションズ事業」、マイクロデバイスや小型精密機器、ウェアラブル機器などを展開する「マイクロデバイス事業」および「マニュファクチャリング関連・ウェアラブル事業」、そしてプロジェクターや小型プリンターなどを扱う「ビジュアルコミュニケーション事業」および「ビジュアル&ライフスタイルセグメント」に分類されます。売上高の約7割を占めるプリンティングソリューションズ事業は、特にインクジェットプリンターと消耗品が収益の柱となっています。同社は、独自のインクジェット技術であるマイクロピエゾ方式や、3LCD方式のプロジェクターなど、技術的な優位性を活かした製品開発を進めています。グローバルに事業を展開し、売上高の8割以上を海外市場が占めており、アジア、アメリカ、ヨーロッパに生産・販売拠点を有しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算では、売上高は前期比3.7%増の14,133億円と増収を達成しました。しかし、営業利益は同34.0%減の496億円、経常利益は同36.2%減の500億円、当期純利益は同67.0%減の182億円と、大幅な減益となりました。この減益の主な要因として、連結子会社であるFieryののれんの一部に減損損失を計上したことなどが挙げられます。売上総利益は前期比1.6%増の5,008億円となりましたが、販売費及び一般管理費の増加も利益を圧迫しました。セグメント別では、プリンティングソリューションズ事業セグメントやマニュファクチャリング関連・ウェアラブル事業セグメントが増収に貢献しましたが、ビジュアルコミュニケーション事業セグメントは減収となりました。為替レートにおいては、米ドルは前期比1%の円高、ユーロは7%の円安で推移し、全体として為替のプラス影響はあったものの、米国関税による影響等を受けた費用増が利益を押し下げました。

強みと競争優位性

Epsonの強みは、創業以来培ってきた「省・小・精」の技術思想に根差した独自のコア技術群、特にマイクロピエゾインクジェット技術と、それを応用した多様な製品展開力にあります。この技術は、インクジェットプリンターにおける高画質・低消費電力・高速印刷を実現するだけでなく、電子部品、太陽光発電装置、バイオ分野など、産業用途への応用ポテンシャルも秘めており、これが将来の成長ドライバーとなり得ます。また、3LCD方式プロジェクターにおける高い色再現性や明るさといった技術的優位性も、競合他社との差別化要因となっています。グローバルな生産・販売ネットワークは、地域ごとの市場ニーズに合わせた製品供給やコスト競争力の維持に寄 करしています。さらに、長年にわたり築き上げてきたブランド力と、オフィス・ホームプリンター事業で培われた広範な顧客基盤は、安定的な収益基盤を支えています。これらの技術力とグローバル展開力、顧客基盤の組み合わせが、Epsonの競争優位性を形成しています。

リスク要因

Epsonの事業運営には複数のリスク要因が存在します。まず、売上高の約7割を占めるプリンティングソリューションズ事業、特にプリンター本体および消耗品の販売動向が業績に大きく影響します。競合他社との激しい価格競争や、第三者による互換インクカートリッジの流通は、収益性を圧迫する可能性があります。また、インクジェットプリンターにおけるマイクロピエゾ方式や、プロジェクターにおける3LCD方式といった独自技術が、将来的に他社の革新的な技術に取って代わられたり、消費者の評価が変化したりするリスクも内包しています。グローバルに事業を展開しているため、各国の法規制、政治・経済状況の変動、為替変動リスク、地政学的リスクなども無視できません。さらに、半導体不足や特定の部品の調達難、品質問題の発生、知的財産権を巡る紛争、環境規制の強化なども、事業運営に予期せぬ影響を及ぼす可能性があります。優秀な人材の確保・育成も、競争の激化により課題となっています。

投資テーマとの関連

Epsonは、その技術基盤や事業戦略において、いくつかの重要な投資テーマとの関連性が見られます。まず、「産業のDX(デジタルトランスフォーメーション)」というテーマにおいて、同社のマイクロピエゾ技術は、電子部品製造、太陽光発電、バイオ分野など、多様な産業プロセスに変革をもたらす可能性を秘めており、これが「プレシジョンイノベーションセグメント」の中核として位置づけられています。また、AIや自動運転といった成長分野で需要が拡大する高精度・低消費電力なタイミングデバイスは、「マイクロデバイス事業」の成長機会となっています。さらに、Epsonが掲げる「持続可能性」への取り組みは、ESG投資の観点からも注目されます。2050年に「カーボンマイナス」と「地下資源消費ゼロ」を目指す「環境ビジョン2050」や、再生可能エネルギーの導入拡大は、環境問題への意識が高い投資家にとって魅力的な要素となり得ます。ただし、同社の主力事業であるプリンター関連は、AIや半導体といったテーマに直接的に結びつくわけではなく、これらのテーマとの関連性は限定的と言えます。

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