株式会社 ジーエス・ユアサ コーポレーション (6674) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 電気機器
EV蓄電池再生可能エネルギーインフラ老朽化自動車部品
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 76/248位
C
安定性
業種 164/249位
B
成長性
業種 72/247位
C
効率性
業種 74/249位
D
CF健全性
業種 164/249位
売上高
6090億円
粗利率
25.5%
営業利益率
9.9%
純利益率
6.9%
ROE
10.6%
ROIC
8.5%
自己資本比率
53.3%
D/Eレシオ
0.25
有利子負債
993億円
ネットキャッシュ
-673億円
NC/時価総額
-12.7%
運転資本余剰*
-1517億円
運転資本余剰/時価総額*
-28.6%
フリーCF
46億円
FCFマージン
0.8%
キャッシュ化率
1.18倍
PBR
1.34倍
EV/EBITDA
6.9倍
PER
12.6倍
想定株価
5275.1円
想定時価総額
5297億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 6090億円 1550億円 266億円 602億円 868億円 582億円 419億円
2025年3月期 5803億円 1395億円 247億円 500億円 747億円 463億円 304億円
2024年3月期 5629億円 1262億円 228億円 416億円 644億円 440億円 321億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 7410億円 3132億円 1837億円 1132億円 3947億円
2025年3月期 6937億円 3202億円 1863億円 1165億円 3470億円
2024年3月期 6567億円 3169億円 1885億円 943億円 3300億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 320億円 1401億円 1116億円 993億円 790億円 5億円 -1517億円
2025年3月期 567億円 1247億円 1019億円 1150億円 784億円 8億円 -1296億円
2024年3月期 603億円 1150億円 1038億円 857億円 774億円 10億円 -1282億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 495億円 -449億円 -318億円 46億円
2025年3月期 393億円 -588億円 142億円 -195億円
2024年3月期 632億円 -462億円 35億円 170億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 417.3円 3934.1円 90.0円 21.6% -670.7円 12.6倍 5275.1円 5297億円 100,446,000株 32,400株
2025年3月期 303.3円 3460.0円 75.0円 24.7% -581.1円 7.9倍 2383.6円 2394億円 100,446,000株 26,900株
2024年3月期 369.7円 3289.9円 70.0円 18.9% -252.8円 8.5倍 3146.5円 3157億円 100,446,000株 120,100株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 10.6% 5.7% 8.5% 25.5% 9.9% 14.2% 6.9% 0.8% 53.3% 0.25
2025年3月期 8.8% 4.4% 7.6% 24.0% 8.6% 12.9% 5.2% -3.4% 50.0% 0.33
2024年3月期 9.7% 4.9% 7.0% 22.4% 7.4% 11.4% 5.7% 3.0% 50.2% 0.26

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 4.9% 20.3% 37.6% 5.6% 9.5% 24.1% -
2025年3月期 3.1% 20.3% -5.1% 10.3% 8.0% 30.2% 取締役社長 CEO阿部貴志
2024年3月期 8.7% 32.0% 130.3% 13.4% 6.4% 18.8% 取締役社長 CEO阿部貴志

業種比較(電気機器、248社中央値)

指標株式会社 ジーエス・ユアサ コーポレーション業種中央値
ROE10.6%6.9%
ROA5.7%4.2%
営業利益率9.9%6.8%
純利益率6.9%5.8%
自己資本比率53.3%61.2%
売上成長率4.9%3.9%
PER12.6倍15.0倍
PBR1.34倍1.04倍
EV/EBITDA6.9倍6.5倍
NC/時価総額-12.7%8.7%
運転資本余剰/時価総額-28.6%-3.2%
同業他社: ソニーグループ株式会社(6758)株式会社日立製作所(6501)パナソニックホールディングス株式会社(6752)三菱電機株式会社(6503)キヤノン株式会社(7751)全249社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

電気機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
浜松ホトニクス株式会社 (6965) 4801億円 2121億円
太陽誘電株式会社 (6976) 4623億円 3553億円
セイコーエプソン株式会社 (6724) 6146億円 1.4兆円
株式会社メイコー (6787) 6272億円 2406億円
株式会社小糸製作所 (7276) 6421億円 9476億円
アルプスアルパイン株式会社 (6770) 4050億円 1.0兆円
ヒロセ電機株式会社 (6806) 6605億円 2113億円
株式会社堀場製作所 (6856) 6701億円 3331億円
電気機器の企業一覧(全249社)→

AI分析(2026年3月期)

EV蓄電池再生可能エネルギーインフラ老朽化
第七次中期経営計画BEV市場の鈍化社会インフラ分野への注力蓄電池ビジネス鉛蓄電池事業の安定収益

見通し: 第七次中期経営計画では、2029年3月期に売上高7,200億円、営業利益650億円を目指す。EV市場の鈍化を踏まえ、社会インフラ分野(産業電池、防衛)に注力し、蓄電池ビジネスへの参画も視野に入れる。

強み: 電池技術を基盤としたエネルギーソリューション提供能力。鉛蓄電池事業で安定収益を確保しつつ、成長分野への投資余力を持つ。

懸念: 鉛価格の変動や価格競争の激化が業績に影響を与える可能性。BEV用リチウムイオン電池事業の量産化時期や市場動向は不透明。

リスク: 鉛価格変動によるコスト増・収益圧迫。海外・国内の競争激化による価格決定力低下と市場シェア維持の難しさ。BEV市場の動向次第でリチウムイオン電池事業の収益性が変動するリスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

GSユアサ(E02089)は、電池及び電源装置、照明器、その他の電池・電気機器の製造販売を主要事業とする企業グループです。事業は、自動車電池、産業電池電源、車載用リチウムイオン電池、その他の電池関連機器の4つのセグメントに大別されます。自動車電池事業では、国内外で自動車用・二輪車用鉛蓄電池を製造販売しており、国内事業は親会社のGSユアサ(自動車電池事業部 国内)やGSユアサ エナジーなどが担い、海外事業は台湾、米国、欧州、東南アジアなど多岐にわたる子会社・関連会社で展開しています。産業電池電源事業では、据置用、車両用、電動車用など様々な用途の鉛蓄電池、アルカリ蓄電池、整流器、汎用電源、照明器具などを提供しています。車載用リチウムイオン電池事業は、ハイブリッド車やプラグインハイブリッド車向けの製品開発・製造に注力しており、ブルーエナジーなどのグループ会社が関与しています。その他の電池関連機器事業では、電池製造設備や環境関連機器なども扱っています。これらの多様な事業を通じて、GSユアサはエネルギー技術を基盤とした製品・サービスをグローバルに提供し、社会のインフラやモビリティ分野に貢献しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算は、堅調な業績を示しました。売上高は前期比4.9%増の6,090億円となり、過去最高を更新しました。これは、産業電池電源事業における蓄電(ESS)用リチウムイオン電池や非常用電源装置の大口受注、車載用リチウムイオン電池事業におけるハイブリッド車用等の販売増加、そして自動車電池事業における国内外での販売数量増加が牽引した結果です。営業利益は前期比20.3%増の602億円と大幅に増加し、収益性が改善しました。これは、売上増加に加え、原材料価格下落の影響や、米国IRA(インフレ抑制法)に係る補助金効果などが寄与したことが要因です。経常利益も同25.6%増の582億円、親会社株主に帰属する当期純利益も同37.6%増の419億円と、増収増益で着地しました。特に、純利益の伸びが顕著であり、投資有価証券売却益の増加や減損損失の減少なども後押ししました。現金及び預金は前期比43.6%減の320億円となりましたが、これは主に設備投資や投資活動によるキャッシュ・フローの減少によるものです。営業キャッシュ・フローは同26.1%増の495億円と堅調に推移しており、事業活動によるキャッシュ創出力は維持されています。一株当たり配当金は前期比20.0%増の90円と、株主還元も強化されました。

強みと競争優位性

GSユアサの強みは、長年にわたり培ってきた電池技術と、それに裏打ちされた幅広い製品ラインナップ、そしてグローバルな事業展開能力にあります。特に、鉛蓄電池においては、自動車用から産業用まで多様なニーズに対応できる高い信頼性と品質を有しており、長年にわたり安定した収益基盤を築いています。また、産業電池電源事業では、再生可能エネルギーや電力インフラを支える重要な役割を担っており、景気変動の影響を受けにくい安定した需要が見込めます。車載用リチウムイオン電池分野では、ハイブリッド車向けを中心に実績を積み重ねており、今後電動化が進む中で蓄積された技術とノウハウが強みとなります。さらに、グローバルに広がる販売・生産ネットワークは、各地域市場のニーズに迅速に対応できる体制を構築しており、為替変動リスクの分散にも寄与しています。M&Aも活用しながら事業拡大を図る姿勢も、競争優位性を高める要因となり得ます。これらの要素が複合的に作用し、同社は電池業界において確固たる地位を築いています。

リスク要因

GSユアサが抱えるリスク要因は多岐にわたります。まず、主要原材料である鉛の市況変動は、製品価格への反映が遅れる可能性があり、業績に影響を与える可能性があります。また、国内外の競合他社との価格競争の激化は、市場シェアの維持や収益性確保を困難にするリスクがあります。グローバルに事業を展開しているため、為替レートや金利の変動は、換算レートによる影響や調達・製造コストの上昇、資金調達コストの増加につながる可能性があります。海外事業においては、法規制の変更、国際税務リスク、人材確保の難しさ、テロや戦争といった地政学的リスクも内在しています。さらに、M&Aにおいては、買収した事業が計画通りに進まず、投資資金の回収ができないリスクや、のれんの減損リスクが考えられます。サプライチェーンの混乱や情報セキュリティインシデント、製品の品質問題なども、業績や信頼性に影響を及ぼす可能性があります。特に、BEV(Battery Electric Vehicle)用リチウムイオン電池の開発・生産については、市場動向や競合状況に左右される不確実性が伴います。

投資テーマとの関連

GSユアサは、複数の重要な投資テーマと関連があります。まず、カーボンニュートラルの実現に向けた動きは、同社にとって追い風となります。産業電池電源事業における蓄電(ESS)用リチウムイオン電池や、再生可能エネルギー普及を支える技術は、このテーマに直結しています。また、自動車分野では、ハイブリッド車用リチウムイオン電池の販売実績があり、BEV市場の動向も注視されています。BEV市場の変動リスクへの対応として、既存事業の収益力強化や、産業電池電源、航空・宇宙・防衛事業への注力を掲げている点は、これらの分野への投資妙味を示唆します。さらに、防衛分野においては、政府による防衛力強化の動きが、関連製品への需要増につながる可能性があります。社会インフラ分野への注力は、インフラ老朽化対策やエネルギー安定供給への関心の高まりといったテーマとも連動します。新規事業開発プログラム「Bizチャレ」を通じて、蓄電所ビジネスへの参画など、新たな成長機会の創出を目指す姿勢は、将来的なテーマへの対応力を示しています。

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