デンヨー株式会社 (6517) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 電気機器
インフラ老朽化インバウンド
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 87/248位
A
安定性
業種 52/249位
C
成長性
業種 145/247位
C
効率性
業種 114/249位
C
CF健全性
業種 133/249位
売上高
722億円
粗利率
24.8%
営業利益率
10.7%
純利益率
7.8%
ROE
6.9%
ROIC
6.4%
自己資本比率
78.3%
D/Eレシオ
0.04
有利子負債
32億円
ネットキャッシュ
190億円
NC/時価総額
26.4%
運転資本余剰*
84億円
運転資本余剰/時価総額*
11.7%
フリーCF
21億円
FCFマージン
2.9%
キャッシュ化率
0.79倍
PBR
0.88倍
EV/EBITDA
5.5倍
PER
12.4倍
想定株価
3428.7円
想定時価総額
719億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 722億円 179億円 19億円 78億円 97億円 85億円 56億円
2025年3月期 708億円 178億円 14億円 74億円 88億円 80億円 56億円
2024年3月期 731億円 162億円 12億円 71億円 83億円 74億円 51億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1045億円 649億円 137億円 55億円 818億円
2025年3月期 1031億円 666億円 176億円 49億円 773億円
2024年3月期 1005億円 682億円 203億円 44億円 728億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 221億円 180億円 157億円 32億円 139億円 - 84億円
2025年3月期 245億円 176億円 138億円 44億円 108億円 - 69億円
2024年3月期 240億円 178億円 147億円 40億円 116億円 - 38億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 45億円 -24億円 -43億円 21億円
2025年3月期 73億円 -55億円 -18億円 18億円
2024年3月期 42億円 -18億円 -8億円 23億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 276.5円 4054.2円 100.0円 36.2% 904.5円 12.4倍 3428.7円 719億円 21,859,000株 888,000株
2025年3月期 274.0円 3777.7円 75.0円 27.4% 944.1円 8.9倍 2438.8円 518億円 22,859,000株 1,623,100株
2024年3月期 246.8円 3526.5円 64.0円 25.9% 932.6円 9.4倍 2320.2円 497億円 22,859,000株 1,422,900株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 6.9% 5.4% 6.4% 24.8% 10.7% 13.4% 7.8% 2.9% 78.3% 0.04
2025年3月期 7.3% 5.5% 6.3% 25.1% 10.4% 12.4% 8.0% 2.5% 75.0% 0.06
2024年3月期 7.0% 5.1% 6.5% 22.2% 9.7% 11.4% 7.0% 3.2% 72.4% 0.06

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 2.1% 4.9% -0.1% 4.0% 5.6% 16.8% -
2025年3月期 -3.3% 4.3% 10.8% 8.6% 2.4% 26.5% 代表取締役社長 吉永隆法
2024年3月期 13.7% 45.5% 40.2% 10.0% 5.7% 10.0% 代表取締役社長 吉永隆法

業種比較(電気機器、248社中央値)

指標デンヨー株式会社業種中央値
ROE6.9%7.0%
ROA5.4%4.2%
営業利益率10.7%6.8%
純利益率7.8%5.8%
自己資本比率78.3%61.0%
売上成長率2.1%4.0%
PER12.4倍15.0倍
PBR0.88倍1.04倍
EV/EBITDA5.5倍6.6倍
NC/時価総額26.4%8.5%
運転資本余剰/時価総額11.7%-3.4%
同業他社: ソニーグループ株式会社(6758)株式会社日立製作所(6501)パナソニックホールディングス株式会社(6752)三菱電機株式会社(6503)キヤノン株式会社(7751)全249社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

電気機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社ヨコオ (6800) 696億円 901億円
大崎電気工業株式会社 (6644) 742億円 1009億円
マクセル株式会社 (6810) 759億円 1294億円
日本電子材料株式会社 (6855) 763億円 294億円
株式会社東光高岳 (6617) 768億円 1121億円
愛知電機株式会社 (6623) 664億円 1294億円
フォスター電機株式会社 (6794) 657億円 1349億円
OBARA GROUP株式会社 (6877) 653億円 617億円
電気機器の企業一覧(全249社)→

AI分析(2026年3月期)

インフラ老朽化インバウンド
中期経営計画「Denyo2026」非常用発電機の拡販北米・アジア市場の深耕水素関連製品グローバルブランド「Denyo」

見通し: 建設関連市場の需要動向に左右されつつも、非常用発電機の拡販や北米・アジア市場の開拓により、今後も安定的な成長が見込まれる。2035年度長期ビジョン達成に向け、水素関連製品等の新機軸製品開発にも注力。

強み: 高品質・高耐久・低騒音・低排出ガスといった製品競争力と、全国に広がる充実したアフターサービス網、確立された「Denyo」ブランド力。

懸念: 主力販売先である建設関連市場の需要低迷リスク、発展途上国における価格競争の激化、為替変動リスク。

リスク: 主力販売先の建設関連市場の景気変動リスク。価格競争の激化による収益性低下リスク。サプライチェーンの停滞や部品調達難による生産活動への制約リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社グループは、エンジン発電機、エンジン溶接機、エンジンコンプレッサといった産業用電気機械器具の製造・販売を中核事業として展開しています。これらに付随する補修部品の販売やアフターサービスも提供し、多角的な事業活動を行っております。国内においては、当社が主力製品の製造・販売を担い、子会社が非常用発電機の製造販売や補修部品の販売、アフターサービスを手掛けています。また、関連会社はこれらの製品の販売およびリース・レンタル事業を行っております。海外展開としては、アメリカ国内でエンジン発電機の製造・販売を行う子会社や、部品供給を担う子会社を有しております。主要な販売チャネルは販売店や建設機械レンタル会社等を通じており、主たる市場は建設関連分野と推測されます。近年では、自然災害の頻発化を受けて、非常用発電機への需要が高まっており、防災・減災対策としてのBCP(事業継続計画)策定ニーズを取り込むことで、事業の安定化と拡大を目指しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算では、売上高は722億円となり、前期比2.1%の増加を達成しました。営業利益は78億円(前期比4.9%増)、経常利益は85億円(前期比6.5%増)と増益基調となりました。特に、国内市場での非常用発電機の需要増加や、アメリカ市場における在庫調整が一巡したことによる大型機の出荷増加が業績を牽引しました。一方で、親会社株主に帰属する当期純利益は56億円となり、前期比では0.1%の微減となりました。これは、法人税等調整額の増加が影響したものです。セグメント別では、日本セグメントは堅調に推移し、アメリカセグメントも需要回復に伴い増収となりました。しかし、アジアセグメントや欧州セグメントは出荷の低調さから減収となり、利益面でも影響が見られました。財政状態としては、総資産は1,045億円(前期比1.4%増)、純資産は705億円(前期比4.0%増)と、堅調に推移しています。現金及び預金は221億円(前期比9.7%減)となりましたが、これは主に配当金の支払い等によるものです。

強みと競争優位性

当社グループの競争優位性は、まず製品の高品質と信頼性にあります。高品質な電気を安定供給できる発電機、メンテナンス性の高さ、優れた耐久性能、低騒音・低排出ガスといった環境性能は、顧客からの高い評価を得ています。専業メーカーならではの豊富な製品ラインナップも、顧客ニーズにきめ細かく対応できる強みです。さらに、日本全国に広がる指定サービス工場(正規修理特約店)からなる強力なアフターサービス網は、製品購入後も顧客が安心して製品を使用できる体制を構築しており、これが“Denyo”ブランドの信頼性を不動のものとしています。長年にわたり培ってきたこれらの強みは、競合他社との差別化要因となり、市場における優位性を確立しています。また、中期経営計画「Denyo2026」では、国内市場におけるトップシェア維持向上に加え、成長する海外市場の深耕・開拓、そして脱炭素社会を見据えた新機軸製品の研究開発に注力しており、将来の競争力強化に向けた取り組みも進めています。

リスク要因

当社グループの事業運営には、いくつかのリスク要因が存在します。第一に、主力販売先が建設関連市場であることから、国内外の経済悪化による建設投資の抑制は、需要減少を通じて経営成績にマイナスの影響を与える可能性があります。このリスクに対し、非常用発電機など建設関連以外の分野への注力や、高付加価値製品の開発で対応を進めています。第二に、グローバルに事業を展開する中で、為替相場の変動や原材料価格の変動は、経営成績や財政状態に影響を与える可能性があります。これに対しては、デリバティブ取引の活用や調達・生産体制の見直し、価格転嫁の依頼などでリスク軽減を図っています。第三に、サプライチェーンの停滞や部品調達難は、生産活動への制約や販売機会の喪失につながる可能性があります。調達先の分散や仕入先との緊密な連携で対応しています。第四に、国際的な貿易紛争や各国政府による安全保障貿易管理等の規制強化は、事業活動に影響を与える可能性があります。社内教育や体制整備、情報共有を通じてコンプライアComplianceを徹底しています。最後に、気候変動対策や脱炭素化の流れは、化石燃料を使用する製品の需要減少を招く可能性があり、新機軸製品の開発や次世代エネルギー技術への対応が求められています。

投資テーマとの関連

当社グループは、主力製品であるエンジン発電機が、自然災害の頻発化やBCP対策の重要性の高まりから、防災・減災分野において重要な役割を担っています。これは「防災・減災」や「インフラ老朽化対策」といった投資テーマと直接的に関連しています。また、同社は中期経営計画において、脱炭素社会に向けた水素を燃料とする発電機をはじめとする新機軸製品の研究開発に積極的に取り組む姿勢を示しており、「GX(グリーントランスフォーメーション)」や「新エネルギー」といったテーマへの貢献も期待されます。北米市場におけるインフラ投資の需要や、アジア地域を中心とした経済成長に伴うインフラ投資の増加も、建設機械市場全体の成長を後押しする要因となり、これらのテーマとも関連が深いです。グローバルに事業を展開していることから、地政学リスクや貿易摩擦といったテーマも、事業環境に影響を与える可能性があります。

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