株式会社ジーニー (6562) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
SaaSAI
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 315/649位
E
安定性
業種 584/657位
C
成長性
業種 421/637位
D
効率性
業種 560/657位
D
CF健全性
業種 492/656位
売上高
134億円
粗利率
73.1%
営業利益率
11.5%
純利益率
6.5%
ROE
8.8%
ROIC
5.1%
自己資本比率
36.0%
D/Eレシオ
1.14
有利子負債
112億円
ネットキャッシュ
-82億円
NC/時価総額
-72.7%
運転資本余剰*
-58億円
運転資本余剰/時価総額*
-51.1%
フリーCF
-5億円
FCFマージン
-4.0%
キャッシュ化率
2.15倍
PBR
1.15倍
EV/EBITDA
8.9倍
PER
14.9倍
想定株価
913.1円
想定時価総額
113億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 134億円 98億円 7億円 15億円 22億円 13億円 9億円
2025年3月期 113億円 88億円 6億円 25億円 31億円 23億円 20億円
2024年3月期 80億円 61億円 4億円 15億円 19億円 13億円 10億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 274億円 93億円 88億円 78億円 99億円
2025年3月期 239億円 79億円 74億円 78億円 79億円
2024年3月期 192億円 59億円 49億円 70億円 72億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 30億円 1071万円 53億円 112億円 非該当 122億円 -58億円
2025年3月期 29億円 357万円 44億円 102億円 非該当 110億円 -45億円
2024年3月期 25億円 45万円 31億円 81億円 非該当 104億円 -24億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期 2億円 9億円
2025年3月期 1億円 5億円
2024年3月期 429万円 4億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 19億円 -24億円 6億円 -5億円
2025年3月期 22億円 -11億円 -8億円 11億円
2024年3月期 11億円 -8億円 -8億円 3億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 61.3円 479.0円 - - -663.3円 14.9倍 913.1円 113億円 18,056,400株 5,630,400株
2025年3月期 136.3円 321.1円 - - -596.0円 11.6倍 1581.1円 195億円 18,056,400株 5,712,700株
2024年3月期 58.3円 409.3円 - - -310.3円 19.0倍 1107.9円 199億円 18,056,400株 90,600株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 8.8% 3.2% 5.1% 73.1% 11.5% 16.5% 6.5% -4.0% 36.0% 1.14
2025年3月期 24.8% 8.2% 9.7% 77.8% 22.3% 27.6% 17.3% 9.6% 33.0% 1.30
2024年3月期 14.2% 5.4% 7.0% 76.6% 19.2% 23.6% 12.9% 3.9% 37.8% 1.11

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 18.1% -39.1% -55.7% 27.5% -1.0% -14.5% -
2025年3月期 41.3% 63.8% 89.4% -7.8% -4.6% 50.6% 代表取締役社長 工藤智昭
2024年3月期 24.1% -37.4% -51.2% -17.1% -11.7% 98.9% 代表取締役社長 工藤智昭

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社ジーニー業種中央値
ROE8.8%11.2%
ROA3.2%6.6%
営業利益率11.5%8.6%
純利益率6.5%6.5%
自己資本比率36.0%62.0%
売上成長率18.1%9.1%
PER14.9倍17.2倍
PBR1.15倍2.29倍
EV/EBITDA8.9倍7.8倍
NC/時価総額-72.7%20.5%
運転資本余剰/時価総額-51.1%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社ドリコム (3793) 113億円 175億円
株式会社ブロードバンドタワー (3776) 112億円 153億円
株式会社Ubicomホールディングス (3937) 112億円 60億円
GMOペパボ株式会社 (3633) 115億円 110億円
ペイクラウドホールディングス株式会社 (4015) 115億円 102億円
ファーストアカウンティング株式会社 (5588) 111億円 24億円
株式会社ROBOT PAYMENT (4374) 111億円 33億円
株式会社シンクロ・フード (3963) 117億円 55億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

異常検知フラグ

2023年3月期: 極端なFCFマージン

AI分析(2026年3月期)

SaaSAI
マーケティングSaaS事業デジタルPR事業広告プラットフォーム事業生成AI活用グローバル展開

見通し: 2026年度は、マーケティングSaaSとデジタルPR事業の成長に加え、広告プラットフォーム事業の構造改革完了による再成長で、グループ全体の成長加速を見込む。利益面も各事業での改善策実行により強化される見通し。

強み: 創業以来の主力事業とM&AによるSaaS、デジタルPR事業への多角化。アジア・北米での事業基盤。

懸念: 生成AIによる広告市場の変革への対応遅れ。技術革新への追随と、それによる追加投資負担。代表取締役の兼務問題。

リスク: 生成AIによる広告市場の変革と競争激化。技術革新への対応遅れによる競争力低下。代表取締役の兼務問題が経営執行に影響する可能性。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当期決算期である2026年3月期において、同社は「誰もがマーケティングで成功できる世界を創る」というBusiness Purposeと、「日本発の世界的なテクノロジー企業となり、日本とアジアに貢献する」というCorporate Purposeを掲げ、テクノロジーによるマーケティング活動支援を展開しています。創業以来の主力事業であるインターネットメディアの広告収益最大化プラットフォーム「GENIEE SSP」を基盤に、広告主向けの「GENIEE DSP」「GENIEE DMP」といったアド・プラットフォーム事業、さらにはCRM(顧客管理)/SFA(営業管理)システム「GENIEE SFA/CRM」、マーケティングオートメーション「GENIEE MA」、チャット接客ツール「GENIEE CHAT」といったBtoB向けSaaSプロダクトの提供により事業領域を拡大しています。また、2012年からの海外事業展開にも注力しており、アジア地域を中心に北米へとサービス提供地域を広げています。近年では、ソーシャルワイヤー株式会社の連結子会社化を通じてデジタルPR事業も強化し、事業ポートフォリオの多角化を進めています。2026年3月期の売上高は134億円を記録しましたが、これは前年同期比18.2%増と高い成長を示したものの、期初開示予算には未達となりました。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算において、売上高は134億円と前期比18.2%の増加を達成し、成長基調を維持しました。しかし、利益面では各段階利益において計画を下回る結果となりました。営業利益は15億円(前期比-39.1%)、経常利益は13億円(前期比-41.3%)、当期純利益は9億円(前期比-55.7%)と、大幅な減益となっています。これは、マーケティングSaaS事業における大型案件の収益計上再検討などが影響したと説明されており、売上総利益率の低下が利益を圧迫したと考えられます。一方で、純資産は99億円(前期比+24.9%)と増加しており、これは資本政策によるものである可能性が示唆されます。総資産も274億円(前期比+14.6%)と増加傾向にあります。営業キャッシュ・フローは19億円(前期比-16.6%)と減少しており、一時的な支出や投資活動の影響がうかがえます。EPSは61.28円(前期比-55.0%)と大きく低下しました。

強みと競争優位性

同社の強みは、創業以来培ってきたインターネット広告プラットフォーム事業における技術力と、そこから得られる膨大な広告配信データおよび顧客基盤にあります。この基盤を活かし、アド・プラットフォーム事業からBtoB向けSaaSプロダクト、さらにはデジタルPR事業へと多角的に事業を展開している点が競争優位性となります。特に、マーケティングSaaS事業においては、ARR(年間経常収益)が24%増という高成長を維持しており、継続的な収益基盤の構築が進んでいます。また、海外事業展開への早期着手と、シンガポール、ベトナム、インド、北米など、アジアを中心としたグローバルな拠点を有していることも、将来的な成長ポテンシャルを高める要因です。これらの海外拠点は、将来の成長投資と位置づけられており、グローバル市場でのシェア拡大を目指す戦略が、同社の競争力を高めています。さらに、M&Aによる積極的な事業領域の拡大も、変化の速いデジタルマーケティング業界において、新たな収益源の確保や技術力の補完に繋がる可能性があります。

リスク要因

同社が直面する主要なリスク要因としては、まずインターネット広告市場の動向と激しい競争環境が挙げられます。景気変動や広告予算の減額、生成AIの進展による既存ビジネスモデルへの影響は、売上高に直接的な打撃を与える可能性があります。また、急速な技術革新への対応の遅れは、サービス品質の低下や競争力の低下を招く恐れがあります。特に、スマートフォンやタブレット端末の普及、クッキーレス化のようなデータプライバシー規制の強化は、広告配信技術やマーケティング手法に大きな変化を迫る可能性があります。海外拠点における事業展開についても、各国の商習慣や規制への不適応が事業推進の困難を招くリスクがあります。さらに、事業の多角化を進める中で、特定事業への依存度が高い状況は、主力事業の環境変化が業績全体に与える影響を増大させます。人材の確保・育成や、システム障害、情報セキュリティ及び個人情報の管理体制の不備も、事業運営における重要なリスク要因として挙げられます。

投資テーマとの関連

同社は、AI技術の活用と開発を積極的に推進しており、投資テーマとの関連性は高いと言えます。特に、生成AIやAIエージェントといった先端技術の進展は、同社の事業領域に大きな影響を与える可能性を秘めています。子会社であるJAPAN AI株式会社を通じて、AI技術の導入コンサルティングやプロダクト提供、研究開発を強化しており、これはAI関連の投資テーマに直接的に合致しています。また、マーケティングSaaS事業においては、AIを活用した業務効率化やデータドリブン経営支援へのニーズが高まっており、同社のサービスはこうした企業のDX推進を支援するものです。広告プラットフォーム事業においても、AIによる広告クリエイティブの自動生成やパーソナライズ化は、広告効果の最大化に貢献する可能性があり、関連性が深まっています。海外市場への積極的な展開は、グローバルなデジタル化やDX推進というメガトレンドとも連動しており、今後の成長が期待されます。

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