ニチコン株式会社 (6996) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 電気機器
AIEV蓄電池再生可能エネルギー
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 164/248位
C
安定性
業種 131/249位
C
成長性
業種 135/247位
C
効率性
業種 131/249位
C
CF健全性
業種 159/249位
売上高
1697億円
粗利率
17.7%
営業利益率
3.8%
純利益率
3.7%
ROE
5.3%
ROIC
3.1%
自己資本比率
61.2%
D/Eレシオ
0.21
有利子負債
248億円
ネットキャッシュ
-3億円
NC/時価総額
-0.3%
運転資本余剰*
-228億円
運転資本余剰/時価総額*
-19.7%
フリーCF
16億円
FCFマージン
0.9%
キャッシュ化率
1.29倍
PBR
0.97倍
EV/EBITDA
8.0倍
PER
18.3倍
想定株価
1719.7円
想定時価総額
1155億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1697億円 300億円 81億円 65億円 145億円 83億円 63億円
2025年3月期 1758億円 283億円 85億円 52億円 137億円 75億円 59億円
2024年3月期 1816億円 313億円 69億円 89億円 159億円 114億円 83億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1956億円 1077億円 472億円 248億円 1196億円
2025年3月期 1926億円 1083億円 516億円 272億円 1104億円
2024年3月期 2069億円 1185億円 752億円 179億円 1109億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 244億円 323億円 423億円 248億円 294億円 - -228億円
2025年3月期 255億円 332億円 390億円 259億円 267億円 - -260億円
2024年3月期 294億円 367億円 402億円 236億円 314億円 - -458億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 82億円 -66億円 -38億円 16億円
2025年3月期 183億円 -84億円 -143億円 100億円
2024年3月期 163億円 -127億円 -6億円 36億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 94.0円 1780.9円 37.0円 39.4% -4.9円 18.3倍 1719.7円 1155億円 70,000,000株 2,841,300株
2025年3月期 86.0円 1644.3円 35.0円 40.7% -5.1円 14.2倍 1221.8円 821億円 70,000,000株 2,840,700株
2024年3月期 120.6円 1621.0円 33.0円 27.4% 84.6円 10.7倍 1290.8円 883億円 78,000,000株 9,584,600株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 5.3% 3.2% 3.1% 17.7% 3.8% 8.6% 3.7% 0.9% 61.2% 0.21
2025年3月期 5.3% 3.0% 2.7% 16.1% 3.0% 7.8% 3.3% 5.7% 57.3% 0.23
2024年3月期 7.4% 4.0% 4.6% 17.2% 4.9% 8.7% 4.5% 2.0% 53.6% 0.21

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -3.4% 24.1% 7.4% -2.8% 7.9% -20.1% -
2025年3月期 -3.2% -41.6% -28.8% 7.3% 8.0% -6.8% 代表取締役社長 森克彦
2024年3月期 -1.7% -29.8% 5.6% 16.1% 8.1% 78.2% 代表取締役社長 森克彦

業種比較(電気機器、248社中央値)

指標ニチコン株式会社業種中央値
ROE5.3%7.0%
ROA3.2%4.3%
営業利益率3.8%6.9%
純利益率3.7%5.9%
自己資本比率61.2%61.0%
売上成長率-3.4%4.0%
PER18.3倍15.0倍
PBR0.97倍1.04倍
EV/EBITDA8.0倍6.5倍
NC/時価総額-0.3%8.7%
運転資本余剰/時価総額-19.7%-3.2%
同業他社: ソニーグループ株式会社(6758)株式会社日立製作所(6501)パナソニックホールディングス株式会社(6752)三菱電機株式会社(6503)キヤノン株式会社(7751)全249社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

電気機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社メガチップス (6875) 1138億円 362億円
ホシデン株式会社 (6804) 1255億円 4483億円
株式会社エンプラス (6961) 1051億円 425億円
エレコム株式会社 (6750) 1285億円 1321億円
象印マホービン株式会社 (7965) 1015億円 912億円
日本信号株式会社 (6741) 998億円 1141億円
株式会社ワコム (6727) 993億円 1100億円
株式会社MCJ (6670) 1335億円 2072億円
電気機器の企業一覧(全249社)→

異常検知フラグ

2026年3月期: 売上3年連続減少

AI分析(2026年3月期)

AIEV蓄電池再生可能エネルギー
AIサーバー向けコンデンサ需要拡大xEV向けフィルムコンデンサの生産能力増強家庭用蓄電システム・V2Hシステムの拡充カーボンニュートラル社会への貢献トップノッチ経営と成長戦略

見通し: コンデンサ事業はAIサーバー向け需要拡大とxEV向けフィルムコンデンサの回復で増収増益。NECST事業は蓄電システム・EV関連機器の拡充で回復基調。全体として売上微減も利益は増加し、来期も成長期待。

強み: 車載・情報通信分野に強みを持つコンデンサ事業。AIサーバー向け需要増も追い風。NECST事業は環境・エネルギー分野でソリューション提供。

懸念: NECST事業における一部製品(スイッチング電源等)の市場停滞。原材料価格高騰や為替変動リスク。

リスク: グローバル経済の不透明性による需要変動リスク。為替変動や原材料価格高騰による収益圧迫リスク。サイバー攻撃や自然災害による事業中断リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

ニチコン株式会社は、アルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサ、リチウムイオン二次電池、回路製品などを主力とする電子部品メーカーです。事業は大きく「コンデンサ事業」と「NECST事業」の2つに分かれています。コンデンサ事業では、アルミ電解コンデンサやフィルムコンデンサを中心に、車載関連機器、情報通信機器、産業用インバータ機器、白物家電などの分野に製品を供給しています。特に、生成AIサーバーやデータセンター向けの需要拡大に対応し、導電性高分子アルミ固体電解コンデンサや大形アルミ電解コンデンサの供給体制を強化しています。NECST事業では、家庭用・公共・産業用蓄電システム、EV・PHEV用急速充電器、V2Hシステムといった環境関連製品や、スイッチング電源、特殊電源などを手掛けています。カーボンニュートラル社会への貢献を目指し、エネルギー・環境分野でのソリューション提供を強化しています。この2つの事業を通じて、「エネルギー・環境・医療機器」、「自動車・車両関連機器」、「白物家電・産業用インバータ機器」、「情報通信機器」の4市場を重点分野として、社会課題の解決に貢献する高信頼性・高機能製品の開発・提供に取り組んでいます。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結決算は、売上高が1,697億円となり、前期比3.4%の減収となりました。しかし、利益面では増益を達成しており、営業利益は65億円(前期比24.1%増)、経常利益は83億円(前期比10.9%増)、当期純利益は63億円(前期比7.4%増)となりました。コンデンサ事業は、情報通信分野や車載関連機器向け需要の拡大を背景に、売上高1,027億円(前期比3.6%増)、営業利益46億円(前期比196.3%増)と大幅な増収増益となりました。特に、AIサーバー向け大形アルミ電解コンデンサや車載向け導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサの需要が堅調でした。一方、NECST事業は、家庭用蓄電システムの新製品投入遅れや、一部スイッチング電源市場の調整により、売上高670億円(前期比12.5%減)、営業利益19億円(前期比49.0%減)と減収減益となりました。全体として、コスト管理の改善や為替差益の計上、投資有価証券売却益などが利益を押し上げる要因となりました。

強みと競争優位性

ニチコンの強みは、長年にわたり培ってきたコンデンサ分野における高度な技術力と、幅広い製品ラインナップにあります。特に、アルミ電解コンデンサ、導電性高分子アルミ固体電解コンデンサ、導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサなどの分野で高い技術力を有し、多様化・高度化する顧客ニーズに対応できる開発力を持っています。また、研究開発体制を日本と中国に持ち、材料開発から一貫した研究開発体制を構築し、産学連携も活用することで、新技術の早期実用化・製品化を推進しています。高品質・高信頼性を追求する姿勢は、ISO9001やIATF16949といった国際的な品質管理基準の取得・維持にも表れており、これが車載分野など高い品質が求められる市場での競争優位性につながっています。さらに、コンデンサ事業とNECST事業のシナジーを追求し、エネルギー・環境分野でのソリューション提供能力を高めている点も、今後の成長に向けた強みと言えます。

リスク要因

当社の事業運営に影響を及ぼす可能性のあるリスクとして、まず世界経済の変動が挙げられます。中東情勢、エネルギー価格の高止まり、物流網の混乱、経済安全保障、政策金利の上昇、為替変動、地政学リスクなど、不確定要素が多く、これらが製品需要や原材料調達、コストに影響を与える可能性があります。また、為替変動リスクも依然として存在し、外貨建て取引の円換算による影響を完全に排除することは困難です。競争環境においては、競合他社との価格競争の激化が事業成績に悪影響を及ぼす可能性があり、これに対抗するためには、継続的な新製品開発とコスト競争力の強化が不可欠です。さらに、技術革新のスピードが速い電子部品業界において、顧客ニーズへの対応、適時適切な新製品開発・生産能力の確保、新たな技術への対応能力などが不足した場合、事業に支障をきたすリスクがあります。海外進出に伴う法規制の変更や、原材料価格の高騰、製造物責任、環境規制の強化、自然災害、サイバー攻撃なども、事業継続や経営成績に影響を与える潜在的なリスクとして認識されています。

投資テーマとの関連

ニチコンは、複数の重要な投資テーマと関連が深いです。まず、AIサーバーおよびデータセンター市場の成長は、同社のコンデンサ事業にとって大きな追い風となります。特に、AIサーバー電源用大形アルミ電解コンデンサや導電性高分子アルミ固体電解コンデンサ、導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサの需要拡大は、同社の業績に直接的に貢献する可能性が高いです。次に、EV(電気自動車)およびxEV(電動車)市場の拡大も、重要な投資テーマです。車載関連機器向け、特にADAS(先進運転支援システム)や電動化ユニットに搭載される導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサ、およびxEV向けフィルムコンデンサの需要増加は、コンデンサ事業の成長を牽引すると期待されます。さらに、NECST事業を通じて展開する家庭用蓄電システム、V2Hシステム、急速充電器などは、カーボンニュートラル社会の実現に向けたエネルギー・環境分野における重要なソリューションであり、再生可能エネルギーの普及や電力インフラの変革といった投資テーマとも密接に関連しています。これらのテーマへの貢献を通じて、持続的な企業価値向上を目指す戦略は、長期的な視点での投資妙味を有しています。

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