象印マホービン株式会社 (7965) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 電気機器
SaaSEVAIスマートシティ
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 113/248位
A
安定性
業種 50/249位
C
成長性
業種 112/247位
C
効率性
業種 99/249位
B
CF健全性
業種 65/249位
売上高
912億円
粗利率
33.4%
営業利益率
8.2%
純利益率
6.6%
ROE
6.7%
ROIC
5.8%
自己資本比率
75.0%
D/Eレシオ
0.02
有利子負債
14億円
ネットキャッシュ
281億円
NC/時価総額
27.7%
運転資本余剰*
81億円
運転資本余剰/時価総額*
7.9%
フリーCF
78億円
FCFマージン
8.6%
キャッシュ化率
1.66倍
PBR
1.14倍
EV/EBITDA
7.6倍
PER
17.4倍
想定株価
1606.0円
想定時価総額
1015億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年11月期 912億円 304億円 23億円 74億円 97億円 83億円 60億円
2024年11月期 872億円 283億円 23億円 60億円 83億円 74億円 65億円
2023年11月期 835億円 261億円 23億円 50億円 73億円 65億円 44億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年11月期 1183億円 854億円 215億円 72億円 887億円
2024年11月期 1148億円 846億円 213億円 61億円 865億円
2023年11月期 1124億円 836億円 191億円 80億円 845億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年11月期 296億円 322億円 156億円 14億円 113億円 - 81億円
2024年11月期 306億円 307億円 156億円 32億円 93億円 - 93億円
2023年11月期 312億円 310億円 139億円 38億円 78億円 - 121億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年11月期 99億円 -21億円 -91億円 78億円
2024年11月期 55億円 -3100万円 -64億円 55億円
2023年11月期 49億円 -21億円 -30億円 29億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年11月期 92.3円 1397.2円 82.0円 88.8% 445.1円 17.4倍 1606.0円 1015億円 72,600,000株 9,389,600株
2024年11月期 96.6円 1318.1円 40.0円 41.4% 419.6円 16.9倍 1633.0円 1067億円 72,600,000株 7,277,700株
2023年11月期 65.6円 1248.4円 34.0円 51.8% 407.4円 23.2倍 1522.8円 1026億円 72,600,000株 5,198,100株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年11月期 6.7% 5.1% 5.8% 33.4% 8.2% 10.6% 6.6% 8.6% 75.0% 0.02
2024年11月期 7.5% 5.6% 4.7% 32.5% 6.8% 9.5% 7.4% 6.3% 75.3% 0.04
2023年11月期 5.3% 4.0% 4.0% 31.3% 6.0% 8.7% 5.3% 3.4% 75.1% 0.04

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年11月期 4.5% 24.9% -7.5% 3.4% 4.0% 16.8% 代表取締役 社長執行役員市川典男
2024年11月期 4.5% 19.1% 45.5% 3.9% 2.0% -2.4% 代表取締役 社長執行役員市川典男
2023年11月期 1.2% 7.2% 21.4% 3.7% -0.3% -2.8% 代表取締役 社長執行役員市川典男

業種比較(電気機器、248社中央値)

指標象印マホービン株式会社業種中央値
ROE6.7%7.0%
ROA5.1%4.2%
営業利益率8.2%6.8%
純利益率6.6%5.8%
自己資本比率75.0%61.0%
売上成長率4.5%3.9%
PER17.4倍15.0倍
PBR1.14倍1.04倍
EV/EBITDA7.6倍6.5倍
NC/時価総額27.7%8.5%
運転資本余剰/時価総額7.9%-3.4%
同業他社: ソニーグループ株式会社(6758)株式会社日立製作所(6501)パナソニックホールディングス株式会社(6752)三菱電機株式会社(6503)キヤノン株式会社(7751)全249社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

電気機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
日本信号株式会社 (6741) 998億円 1141億円
株式会社ワコム (6727) 993億円 1100億円
株式会社エンプラス (6961) 1051億円 425億円
株式会社図研 (6947) 912億円 431億円
オプテックスグループ株式会社 (6914) 910億円 659億円
株式会社メガチップス (6875) 1138億円 362億円
日本アビオニクス株式会社 (6946) 879億円 292億円
ニチコン株式会社 (6996) 1155億円 1697億円
電気機器の企業一覧(全249社)→

異常検知フラグ

2020年11月期: 売上3年連続減少
2019年11月期: 売上3年連続減少

AI分析(2025年11月期)

SaaSEVAIスマートシティ
BRAND INNOVATIONソリューションブランド炎舞炊きEVERINOグローバル展開

見通し: 中期経営計画『SHIFT』では、連結売上高900億円に対し911億円、営業利益72億円に対し74億円と、売上・利益ともに目標を達成・超過。次期中期経営計画『BEYOND』では、2028年11月期に売上高1,000億円、営業利益90億円、ROE8.0%を目指す。コア領域の強化と新規市場開拓、DX推進による組織強化、ブランド価値向上による持続的成長を目指す。

強み: 「暮らしをつくる」という企業理念に基づき、家庭用品ブランドの深化と「食」と「暮らし」のソリューションブランドへの進化を目指す。国内市場での高付加価値商品戦略と、海外市場でのEC展開や拠点強化を推進。

懸念: 海外市場、特に中国での売上減少。原材料価格や為替変動、地政学リスク、知的財産権侵害、模倣品出現など、グローバル展開に伴うリスクが複数存在する。

リスク: 1. 新製品開発リスク:市場ニーズの正確な予測が困難であり、成功しない場合、成長性と収益性が低下する可能性がある。2. 価格競争リスク:市場からの納入価格引き下げ圧力やリベート要求が強まる傾向にあり、想定以上の価格下落が業績に影響する可能性がある。3. 地政学リスク:米中関係や国際情勢の変化、関税政策の強化などが事業運営に大きな影響を及ぼす懸念がある。

AI詳細分析(2025年11月期)

事業概要

象印マホービン株式会社は、創業以来培ってきた「暮らしをつくる」という企業理念のもと、家庭用品の製造・販売および関連事業を展開しています。主力事業は、炊飯ジャー、オーブンレンジ、電気ポットなどの調理家電製品、ステンレスボトルやスープジャーといったリビング製品、そして加湿器や空気清浄機などの生活家電製品です。これらの製品は、国内市場を中心に、アジア、北米、中南米などグローバルに展開しています。同社は、従来の家庭用品メーカーとしての枠を超え、「食」と「暮らし」のソリューションブランドへの進化を目指す「BRAND INNOVATION」を経営方針として掲げています。中期経営計画『SHIFT』では、ドメイン・シフト、グローバル・シフト、デジタル・シフト、サステナビリティ・シフトの4つを重点課題とし、既存領域の深化と新規領域の拡大、グローバル展開の加速、デジタル技術の活用、ESG課題への取り組みを推進してきました。直近の中期経営計画『BEYOND』では、コア領域の成長と新規マーケット開拓、人材・組織の強靭化とDX推進、ブランドを軸とした企業価値の持続的向上を掲げ、さらなる成長を目指しています。

直近決算ハイライト

2025年11月期(連結)は、売上高が前期比4.5%増の91,151百万円となり、中期経営計画『SHIFT』で掲げた目標90,000百万円を上回る好調な結果となりました。この成長は、国内市場における高付加価値商品の販売、特に炊飯ジャー「炎舞炊き」やオーブンレンジ「EVERINO」のラインアップ拡充と販売促進が牽引しました。営業利益は、前期比24.9%増の7,436百万円(利益率8.2%)と、目標の7,200百万円(利益率8.0%)を達成しました。これは、国内での高単価商品中心の販売に加え、円安による輸入コスト上昇分の一部を販売価格に転嫁できたことが寄与しています。経常利益は8,300百万円(同12.1%増)となりました。一方で、親会社株主に帰属する当期純利益は5,980百万円(同7.5%減)と前期を下回りましたが、これは前年に物流倉庫移転に伴う固定資産売却益が特別利益として計上された反動です。ROEは7.0%目標に対し6.8%とわずかに未達でしたが、総資産は前期末比3,562百万円増加し75.0%の自己資本比率を維持しており、財務基盤は安定しています。

強みと競争優位性

象印マホービンの強みは、長年にわたり築き上げてきた「ZOJIRUSHI」ブランドの高い認知度と信頼性です。特に炊飯ジャーにおいては、「炎舞炊き」シリーズなど、独自の高機能・高付加価値製品を開発し、国内市場で確固たる地位を築いています。技術開発力に加え、顧客の「食」と「暮らし」に関する不満や負担を解決するソリューション提供を重視する経営方針は、変化の速い市場環境においても持続的な成長を可能にする源泉となっています。また、中期経営計画で推進してきたデジタルシフトは、生成AIサービスの導入や社内システムのクラウド化により、業務効率化とデータに基づく意思決定の精度向上に貢献しており、競争環境への対応力を高めています。グローバル展開においても、韓国支店の設立など直接貿易体制の強化を進めており、既存市場の深化と新規市場開拓の両面で事業基盤を拡充しています。さらに、ESG課題への積極的な取り組みは、企業価値向上とステークホルダーからの信頼獲得に繋がっています。

リスク要因

同社の事業運営におけるリスクとして、まず新製品開発の成否が挙げられます。市場ニーズを正確に捉えきれなかった場合、成長と収益性が低下する可能性があります。また、激化する家電業界における競争環境もリスク要因です。競合他社との価格競争やシェア低下は、業績に影響を及ぼす可能性があります。原材料価格の変動、特にステンレスや銅などの国際市況に左右される価格上昇は、収益性を圧迫する要因となり得ます。為替変動リスクも無視できません。海外事業における現地通貨建て資産の換算や、輸入品の決済通貨変動は、業績に影響を与える可能性があります。さらに、サイバー攻撃による情報流出や、地震、感染症などの自然災害、地政学リスク(米中関係、ロシア・ウクライナ情勢など)は、事業活動の停止やサプライチェーンの混乱を招き、業績に重大な影響を与える可能性があります。これらのリスクに対して、同社は品質管理の徹底、為替予約、サプライチェーンの見直し、危機管理マニュアルの策定などの対策を講じていますが、リスクの顕在化は避けられない側面もあります。

投資テーマとの関連

象印マホービンは、中期経営計画において「デジタル・シフト」を重点課題の一つとして掲げ、生成AIサービスの導入や社内システムのクラウド化を推進しています。これは、AIやDXといった、現代の主要な投資テーマと直接的な関連があります。生成AIの活用は、製品開発における市場分析の高度化や、顧客サポートの効率化、マーケティング戦略の最適化などに貢献する可能性があり、将来的な競争優位性の源泉となり得ます。また、同社が注力する「食」や「暮らし」のソリューションブランドへの進化は、人々の生活様式の変化や健康志向の高まりといったメガトレンドとも呼応しており、これらは長期的な市場拡大の可能性を示唆します。ESGへの積極的な取り組みは、サステナビリティ投資の観点からも注目される要素であり、持続可能な企業としての評価を高めることに繋がります。ただし、主力事業が家電製品であることから、半導体やEVといったテーマとの直接的な関連性は限定的であり、AI・DXへの取り組みの進捗が今後の評価を左右する可能性があります。

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