カヤバ株式会社 (7242) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 輸送用機器
自動車部品EV
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 14/89位
D
安定性
業種 52/89位
A
成長性
業種 6/89位
B
効率性
業種 15/89位
C
CF健全性
業種 49/89位
売上高
4815億円
粗利率
20.3%
営業利益率
7.2%
純利益率
6.0%
ROE
11.6%
ROIC
6.7%
自己資本比率
50.6%
D/Eレシオ
0.46
有利子負債
1140億円
ネットキャッシュ
-638億円
NC/時価総額
-35.5%
運転資本余剰*
-1009億円
運転資本余剰/時価総額*
-56.0%
フリーCF
129億円
FCFマージン
2.7%
キャッシュ化率
0.67倍
PBR
0.72倍
EV/EBITDA
4.5倍
PER
6.6倍
想定株価
4171.1円
想定時価総額
1801億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 4815億円 979億円 194億円 349億円 544億円 349億円 290億円
2025年3月期 4383億円 826億円 187億円 227億円 414億円 220億円 149億円
2024年3月期 4428億円 813億円 189億円 224億円 413億円 214億円 158億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 4937億円 2762億円 1511億円 827億円 2498億円
2025年3月期 4631億円 2583億円 1697億円 584億円 2255億円
2024年3月期 4765億円 2559億円 1897億円 604億円 2172億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 502億円 750億円 1308億円 1140億円 非該当 400万円 -1009億円
2025年3月期 474億円 676億円 1099億円 990億円 非該当 2億円 -1223億円
2024年3月期 466億円 700億円 1237億円 895億円 非該当 2億円 -1431億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期 53億円 220億円
2025年3月期 29億円 219億円
2024年3月期 22億円 210億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 195億円 -66億円 -123億円 129億円
2025年3月期 438億円 -341億円 -91億円 97億円
2024年3月期 399億円 -235億円 -150億円 164億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 632.0円 5491.6円 156.0円 24.7% -1479.0円 6.6倍 4171.1円 1801億円 50,468,000株 7,299,000株
2025年3月期 281.1円 4442.8円 110.0円 39.1% -1075.9円 10.5倍 2951.9円 1414億円 50,468,000株 2,565,200株
2024年3月期 294.8円 4082.8円 100.0円 33.9% -855.4円 8.8倍 2594.2円 1299億円 50,468,000株 386,200株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 11.6% 5.9% 6.7% 20.3% 7.2% 11.3% 6.0% 2.7% 50.6% 0.46
2025年3月期 6.6% 3.2% 4.9% 18.9% 5.2% 9.4% 3.4% 2.2% 48.7% 0.44
2024年3月期 7.3% 3.3% 5.1% 18.4% 5.1% 9.3% 3.6% 3.7% 45.6% 0.41

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 9.9% 54.1% 94.9% 3.8% 8.0% 2.4% -
2025年3月期 -1.0% 1.1% -5.8% 4.1% 2.8% -8.9% 代表取締役社長執行役員兼CEO 川瀬正裕
2024年3月期 2.7% -31.1% -41.9% 10.5% 1.4% 7.0% 代表取締役社長執行役員兼CEO 川瀬正裕

業種比較(輸送用機器、89社中央値)

指標カヤバ株式会社業種中央値
ROE11.6%5.7%
ROA5.9%3.1%
営業利益率7.2%5.1%
純利益率6.0%3.4%
自己資本比率50.6%51.2%
売上成長率9.9%2.3%
PER6.6倍10.6倍
PBR0.72倍0.65倍
EV/EBITDA4.5倍4.4倍
NC/時価総額-35.5%9.6%
運転資本余剰/時価総額-56.0%-31.0%
同業他社: トヨタ自動車株式会社(7203)本田技研工業株式会社(7267)日産自動車株式会社(7201)株式会社デンソー(6902)スズキ株式会社(7269)全90社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

輸送用機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
武蔵精密工業株式会社 (7220) 1719億円 3472億円
株式会社エクセディ (7278) 2020億円 3039億円
株式会社エフ・シー・シー (7296) 1563億円 2608億円
テイ・エス テック株式会社 (7313) 2078億円 4423億円
新明和工業株式会社 (7224) 1521億円 2850億円
三菱ロジスネクスト株式会社 (7105) 2269億円 6656億円
日本精機株式会社 (7287) 1319億円 3279億円
日産車体株式会社 (7222) 1284億円 4038億円
輸送用機器の企業一覧(全90社)→

AI分析(2026年3月期)

自動車部品EV
EV向けショックアブソーバインド市場での生産開始新規事業創出(熱マネジメント、スマートマシナリー等)モノづくり革新(デジタル技術融合)KYB GROUP VISION 2035

見通し: 今期は自動車・建設機械向け部品が好調で増収増益。来期以降も、EV向けショックアブソーバ拡販やインド市場での生産開始、新規事業創出等により、持続的な成長を目指す。2029年3月期売上高5,140億円目標。

強み: 自動車・建設機械向け部品でグローバルな供給体制と技術力を持つ。新規事業創出やモノづくり革新にも注力。

懸念: 為替変動リスク、原材料価格高騰、国際情勢の不透明感、一部製品の価格競争。過去の品質不正の再発防止徹底が引き続き課題。

リスク: 1.品質不正: 過去の検査データ改ざん事案の再発防止策維持・定着が重要。2.大規模災害・サプライチェーン寸断: 地政学リスクの高まりや仕入先依存による供給停止リスク。3.サイバー攻撃: 情報システム環境の複雑化に伴うリスク増大。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

KYB株式会社は、自動車部品、油圧機器、航空機器、特装車両などを製造・販売する総合部品メーカーです。事業は主にオートモーティブコンポーネンツ(AC)事業、ハイドロリックコンポーネンツ(HC)事業、航空機器事業、特装車両事業及びその他に分かれています。AC事業では、四輪車用および二輪車用の油圧緩衝器や油圧機器を提供し、自動車・二輪車メーカーのOEMサプライヤーとして、グローバルな供給体制を構築しています。HC事業では、建設機械、産業車両、工作機械などに用いられる産業用油圧機器やシステム製品を開発・製造しています。航空機器事業では、航空機用油圧機器を扱っています。特装車両事業では、コンクリートミキサ車などの特装車両を製造しています。2026年3月期においては、売上高4,815億円、営業利益349億円と、前期比でそれぞれ9.9%、54.1%の増収増益を達成しました。特にAC事業は11.8%増収、HC事業も6.6%増収と、主要事業が堅調に推移しました。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結決算は、売上高が前期比9.9%増の4,815億円、営業利益が同54.1%増の349億円と、大幅な増収増益を達成しました。この好調な業績は、自動車向け製品の需要が底堅く推移したこと、建設機械向け製品も想定を上回る出荷となったことが主な要因です。特にAC事業においては、四輪車用油圧緩衝器のOEM販売増加や、二輪車用油圧緩衝器の受注好調により、11.8%の増収を記録し、セグメント利益も大幅に増加しました。HC事業も建設機械の輸出堅調を背景に6.6%の増収となりました。当期純利益も前期比94.9%増の290億円と大きく伸長し、ROEは12.2%を記録するなど、収益性が大きく改善しました。ただし、営業キャッシュ・フローは前期比-55.5%と減少しましたが、これは主に一時的な運転資金の増加によるものと考えられます。

強みと競争優位性

KYBの強みは、長年にわたり培ってきた油圧技術と、自動車および建設機械分野におけるグローバルなサプライヤーとしての地位確立にあります。特に、ショックアブソーバや油圧機器における高い技術力と品質は、主要顧客である自動車メーカーや建設機械メーカーからの信頼を得ており、安定した受注基盤を築いています。また、グローバルに展開する生産・販売ネットワークは、地域ごとの需要変動に対応し、サプライチェーンリスクを分散させる上で有利に働きます。さらに、過去の不祥事からの信頼回復に向けた品質管理体制の強化や、コンプライアンス遵守への取り組みは、企業としての持続可能性を高める要素となっています。2026中期経営計画では、事業ポートフォリオの最適化や新規事業創出にも注力しており、コア技術を軸とした新たな成長機会の獲得を目指しています。

リスク要因

同社を取り巻くリスクとしては、まず国際情勢の不安定化や原材料・エネルギー価格の高騰、世界各地で発生する自然災害などが挙げられます。これらはサプライチェーンの寸断やコスト上昇を通じて、経営成績に影響を与える可能性があります。また、自動車市場におけるEVシフトの進展や、建設機械市場における無人化・省エネ化といったトレンドへの対応も重要です。競争環境としては、特に価格競争が激しい分野においては、収益性の維持・向上が課題となります。さらに、過去に発生した品質不正問題のような、コンプライアンス違反や品質管理体制の不備に起因するリスクは、事業継続における重大な懸念事項であり、厳格な管理体制の維持・向上が不可欠です。サイバー攻撃による事業停止リスクや、為替相場の変動リスクも無視できません。

投資テーマとの関連

KYBは、自動車産業におけるEVシフトや、建設機械分野での自動化・省力化といったメガトレンドと関連が深いです。EV向け部品や、建設機械の自動運転・電動化に貢献する油圧・制御技術は、今後の成長ドライバーとなり得ます。また、自然災害への対応やインフラ維持に不可欠な免震・制振用オイルダンパー事業は、レジリエンス(強靭性)やインフラといった投資テーマとも関連しています。近年、AI技術の進展が事業運営に変化をもたらす可能性にも言及しており、デジタル技術を活用したモノづくり革新や、データに基づいた意思決定の強化は、DX(デジタルトランスフォーメーション)関連のテーマとも結びつきます。ただし、これらのテーマとの関連の深さや、具体的な事業展開については、今後の同社の戦略実行にかかっています。

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