株式会社エフ・シー・シー (7296) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 輸送用機器
自動車部品EV
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 16/89位
A
安定性
業種 5/89位
C
成長性
業種 45/89位
B
効率性
業種 9/89位
C
CF健全性
業種 53/89位
売上高
2608億円
粗利率
18.5%
営業利益率
7.3%
純利益率
7.2%
ROE
9.2%
ROIC
6.3%
自己資本比率
77.5%
D/Eレシオ
0.02
有利子負債
38億円
ネットキャッシュ
675億円
NC/時価総額
43.2%
運転資本余剰*
231億円
運転資本余剰/時価総額*
14.8%
フリーCF
63億円
FCFマージン
2.4%
キャッシュ化率
1.21倍
PBR
0.76倍
EV/EBITDA
4.5倍
PER
8.3倍
想定株価
3226.7円
想定時価総額
1563億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 2608億円 482億円 8億円 189億円 197億円 216億円 188億円
2025年3月期 2566億円 493億円 6億円 173億円 180億円 201億円 159億円
2024年3月期 2403億円 421億円 7億円 151億円 158億円 192億円 122億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 2644億円 1683億円 483億円 98億円 2050億円
2025年3月期 2462億円 1629億円 485億円 122億円 1842億円
2024年3月期 2450億円 1628億円 462億円 122億円 1853億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 714億円 363億円 462億円 38億円 非該当 - 231億円
2025年3月期 685億円 328億円 435億円 30億円 非該当 - 200億円
2024年3月期 820億円 328億円 402億円 61億円 非該当 - 358億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期 95億円 213億円
2025年3月期 132億円 167億円
2024年3月期 42億円 186億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 228億円 -165億円 -78億円 63億円
2025年3月期 279億円 -258億円 -146億円 22億円
2024年3月期 354億円 -74億円 -48億円 280億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 387.4円 4232.8円 194.0円 50.1% 1393.9円 8.3倍 3226.7円 1563億円 52,056,530株 3,621,800株
2025年3月期 323.8円 3804.4円 202.0円 62.4% 1352.6円 9.6倍 3104.9円 1504億円 52,056,530株 3,632,800株
2024年3月期 245.9円 3725.4円 74.0円 30.1% 1526.3円 9.3倍 2296.8円 1143億円 52,644,030株 2,898,200株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 9.2% 7.1% 6.3% 18.5% 7.3% 7.5% 7.2% 2.4% 77.5% 0.02
2025年3月期 8.6% 6.4% 6.5% 19.2% 6.8% 7.0% 6.2% 0.8% 74.8% 0.02
2024年3月期 6.6% 5.0% 5.5% 17.5% 6.3% 6.6% 5.1% 11.6% 75.6% 0.03

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 1.6% 9.2% 18.3% 6.0% 12.3% 16.7% -
2025年3月期 6.8% 14.8% 29.7% 14.5% 8.5% 19.9% 代表取締役社長 斎藤善敬
2024年3月期 9.8% 26.9% 27.9% 18.0% 6.2% 29.4% 代表取締役社長 斎藤善敬

業種比較(輸送用機器、89社中央値)

指標株式会社エフ・シー・シー業種中央値
ROE9.2%5.7%
ROA7.1%3.1%
営業利益率7.3%5.1%
純利益率7.2%3.4%
自己資本比率77.5%51.0%
売上成長率1.6%2.7%
PER8.3倍10.6倍
PBR0.76倍0.65倍
EV/EBITDA4.5倍4.4倍
NC/時価総額43.2%7.9%
運転資本余剰/時価総額14.8%-32.6%
同業他社: トヨタ自動車株式会社(7203)本田技研工業株式会社(7267)日産自動車株式会社(7201)株式会社デンソー(6902)スズキ株式会社(7269)全90社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

輸送用機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
新明和工業株式会社 (7224) 1521億円 2850億円
武蔵精密工業株式会社 (7220) 1719億円 3472億円
カヤバ株式会社 (7242) 1801億円 4815億円
日本精機株式会社 (7287) 1319億円 3279億円
日産車体株式会社 (7222) 1284億円 4038億円
極東開発工業株式会社 (7226) 1106億円 1613億円
株式会社エクセディ (7278) 2020億円 3039億円
株式会社モリタホールディングス (6455) 1096億円 1166億円
輸送用機器の企業一覧(全90社)→

AI分析(2026年3月期)

自動車部品EV
クラッチ事業の収益力向上EV/CASE向け事業化加速環境エネルギー事業(非モビリティ)グローバル市場への全方位対応事業ポートフォリオ転換

見通し: 内燃機関車向けクラッチ事業の収益力維持・強化と、電動化・非モビリティ分野での新事業創出を両輪とし、持続的成長を目指す。2030年度ROE9.0%以上を目標。

強み: 二輪・四輪クラッチ製品における長年の実績とグローバルな生産・販売体制。ホンダグループへの依存度が高いものの、顧客基盤は安定。

懸念: 自動車業界の電動化シフトにより、主力である内燃機関車向けクラッチの需要が将来的に減少するリスク。特定の取引先(ホンダグループ)への依存度が高い。

リスク: 内燃機関車市場の縮小、特定の取引先への依存、海外事業における政治・経済リスク、製品欠陥によるリコール、国内主要生産拠点の地震リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

同社グループは、クラッチ製品を中心とした二輪事業、四輪事業、そして環境・エネルギー分野の非モビリティ事業を主たる事業として展開しています。主要な収益源であるクラッチ製品は、自動車や二輪車に不可欠な動力伝達部品です。二輪事業では、オートバイ、スクーター、ATVなどのクラッチおよびEV/CASE領域の製品を製造販売しており、インドやブラジル市場での販売が堅調に推移しています。四輪事業では、マニュアル車やオートマチック車向けのクラッチおよびEV/CASE領域の製品を手掛けており、北米市場での需要が業績を支えています。非モビリティ事業では、環境・エネルギー分野における製品開発やサービス提供を通じて、新たな価値創造を目指しています。グローバルに事業を展開し、日本、米国、アジアを中心に製造・販売拠点を有しています。企業理念として「独創的なアイデアと技術でお客様に喜ばれる製品・サービスを供給することで社会へ貢献する」ことを掲げ、安全と環境への配慮、自己研鑽、迅速な行動、チームワークを重視した組織運営を行っています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、同社グループは売上高2,608億円(前期比1.6%増)を達成し、堅調な成長を示しました。営業利益は189億円(前期比9.2%増)と、増収効果や製品保証引当金繰入額の減少、米国の減価償却費減少などが寄与し、大幅な増益を記録しました。経常利益は216億円(前期比7.6%増)、親会社の所有者に帰属する当期純利益は188億円(前期比18.3%増)となり、特に純利益の伸びが顕著でした。これは、繰延税金資産の増加も後押しした形です。セグメント別では、二輪事業はインドやブラジルでの販売増加により売上収益が3.6%増加し、利益も増加しました。一方、四輪事業は円高の影響を受けつつも、北米での販売増とコスト削減策により増益を確保しました。非モビリティ事業は売上収益が大幅に増加しましたが、営業損失は依然として継続しています。営業キャッシュフローは228億円(前期比-18.4%)となり、減少しましたが、これは主に法人所得税の支払い等によるものです。

強みと競争優位性

同社グループの強みは、長年にわたり培ってきたクラッチ製品に関する高度な技術力と、自動車・二輪車産業における強固なサプライヤーとしての地位です。特に、二輪事業においては、インドやブラジルといった成長市場での販売拡大が継続しており、基幹事業における圧倒的なシェア確保を目指しています。四輪事業においても、北米市場での需要を取り込み、収益力の維持・強化を図っています。また、ホンダグループとの取引が売上収益の約36%を占めることから、特定の取引先への依存という側面はありますが、これは同時に、長年にわたる信頼関係と安定した受注基盤を示唆しています。さらに、グローバルな製造・販売ネットワークを有しており、各地域の市場ニーズに合わせた供給体制を構築しています。EV/CASE領域や非モビリティ分野への積極的な投資は、将来の事業ポートフォリオ転換に向けた布石であり、既存のコア技術を応用することで、新たな市場での競争優位性を確立しようとしています。

リスク要因

同社グループが抱える主要なリスクとして、まず内燃機関車から電動車へのシフトに伴うクラッチ製品の需要減少が挙げられます。自動車業界の構造変化は急速に進んでおり、クラッチ製品が将来的に不要となる可能性は、事業の持続可能性に対する根本的な脅威となり得ます。また、事業収益の約36%をホンダグループへの売上が占めることから、特定の取引先への依存度が高いこともリスク要因です。ホンダグループの事業戦略や購買政策の変更は、同社グループの業績に直接的な影響を与える可能性があります。さらに、グローバルに事業を展開しているため、各国の政治・経済情勢の変動、為替変動、予期せぬ法規制の変更、国際税務リスクなども無視できません。加えて、自動車・二輪車産業における厳しい競争環境下での市場シェア維持・向上、製品の欠陥に起因する大規模リコール発生のリスク、そして、主要生産拠点が集中する静岡県西部地域での東海地震・東南海地震発生による甚大な影響も、経営上の重要な課題として認識されています。

投資テーマとの関連

同社グループは、自動車業界のEV/CASE化という大きな潮流に対し、積極的に対応を進めています。四輪事業および二輪事業において、EV/CASE領域向けの製品開発・事業化を加速させており、これは持続可能なモビリティ社会の実現に向けた投資テーマとの関連性が深いです。特に、内燃機関車向けクラッチ事業からの転換は、将来の成長ドライバーとして期待されます。また、非モビリティ事業では、環境・エネルギー分野における社会課題解決に繋がる製品開発を加速させており、これは脱炭素化や再生可能エネルギーといった、現代社会が直面する重要な投資テーマに合致しています。サステナビリティを経営の重要課題と位置づけ、マテリアリティの特定を通じて、これらのテーマに沿った事業活動を推進していく姿勢は、ESG投資の観点からも注目される可能性があります。ただし、現時点では非モビリティ事業の収益化が課題であり、その事業化の進捗が今後の成長性を左右する鍵となります。

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