河西工業株式会社 (7256) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 輸送用機器
自動車部品M&A
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 35/89位
E
安定性
業種 89/89位
C
成長性
業種 57/89位
C
効率性
業種 24/89位
D
CF健全性
業種 64/89位
売上高
1962億円
粗利率
14.5%
営業利益率
3.4%
純利益率
2.1%
ROE
24.2%
ROIC
5.1%
自己資本比率
11.5%
D/Eレシオ
4.44
有利子負債
742億円
ネットキャッシュ
-507億円
NC/時価総額
-
運転資本余剰*
-214億円
運転資本余剰/時価総額*
-219.5%
フリーCF
18億円
FCFマージン
0.9%
キャッシュ化率
2.37倍
PBR
0.58倍
EV/EBITDA
4.7倍
PER
2.7倍
想定株価
250.6円
想定時価総額
97億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1962億円 284億円 62億円 66億円 128億円 57億円 41億円
2025年3月期 2188億円 208億円 73億円 -3億円 70億円 -13億円 -92億円
2024年3月期 2143億円 237億円 73億円 22億円 95億円 31億円 -3億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1453億円 852億円 449億円 736億円 167億円
2025年3月期 1448億円 861億円 456億円 764億円 125億円
2024年3月期 1420億円 831億円 1087億円 109億円 124億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 236億円 202億円 311億円 742億円 30億円 - -214億円
2025年3月期 267億円 200億円 325億円 771億円 29億円 - -188億円
2024年3月期 219億円 213億円 305億円 743億円 27億円 - -868億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 96億円 -78億円 -49億円 18億円
2025年3月期 9億円 -52億円 73億円 -43億円
2024年3月期 -5億円 9億円 -107億円 3億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 93.9円 266.3円 - - -1304.3円 2.7倍 250.6円 97億円 39,511,728株 663,300株
2025年3月期 -241.8円 162.3円 - - -1297.2円 - - - 39,511,728株 663,300株
2024年3月期 -8.1円 319.4円 - - -1349.3円 - - - 39,511,728株 663,200株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 24.2% 2.8% 5.1% 14.5% 3.4% 6.5% 2.1% 0.9% 11.5% 4.44
2025年3月期 -73.7% -6.3% -0.2% 9.5% -0.1% 3.2% -4.2% -1.9% 8.6% 6.19
2024年3月期 -2.5% -0.2% 1.8% 11.1% 1.1% 4.4% -0.1% 0.1% 8.7% 6.01

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -10.3% 2175.4% -55.9% 3.8% 5.1% - -
2025年3月期 2.1% -112.9% -3033.6% 14.1% 1.4% - 代表取締役社長 社長役員古川幸二
2024年3月期 22.1% -84.8% -102.3% 11.9% -1.2% - 代表取締役社長 社長役員半谷勝二

業種比較(輸送用機器、89社中央値)

指標河西工業株式会社業種中央値
ROE24.2%5.7%
ROA2.8%3.2%
営業利益率3.4%5.3%
純利益率2.1%3.5%
自己資本比率11.5%51.2%
売上成長率-10.3%2.7%
PER2.7倍10.6倍
PBR0.58倍0.66倍
EV/EBITDA4.7倍4.4倍
NC/時価総額-8.7%
運転資本余剰/時価総額-219.5%-31.0%
同業他社: トヨタ自動車株式会社(7203)本田技研工業株式会社(7267)日産自動車株式会社(7201)株式会社デンソー(6902)スズキ株式会社(7269)全90社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

輸送用機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社安永 (7271) 95億円 340億円
株式会社デイトナ (7228) 92億円 144億円
田中精密工業株式会社 (7218) 106億円 438億円
アスカ株式会社 (7227) 86億円 464億円
株式会社ニッキ (6042) 84億円 93億円
サノヤスホールディングス株式会社 (7022) 115億円 268億円
株式会社ムロコーポレーション (7264) 78億円 231億円
レシップホールディングス株式会社 (7213) 72億円 239億円
輸送用機器の企業一覧(全90社)→

異常検知フラグ

2025年3月期: 高レバレッジ (D/E>5)
2024年3月期: 高レバレッジ (D/E>5)
2023年3月期: 高レバレッジ (D/E>5)
2022年3月期: 売上3年連続減少

AI分析(2026年3月期)

Kasai Turnaround Aspiration(中期経営計画)北米事業構造改革日産自動車との資本関係財務体質改善グローバル展開

見通し: 2025年度は売上高2,000億円、営業利益80億円を目指す。北米事業の構造改革、キャッシュ・コンバージョン・サイクルの改善、グローバル組織・プロセスの構築を柱に、収益基盤強化と持続的成長を目指す。

強み: 独立系部品メーカーとして幅広いOEMに対応。日産・ホンダとの強固な関係を基盤にグローバル展開を進める。

懸念: 主要顧客2社への依存度(売上高74.2%)が高く、同社の業績変動が経営成績に直結するリスクがある。また、有利子負債依存度51.1%と財務体質改善が急務。

リスク: 北米事業の構造改革遅延、主要顧客への依存、為替変動リスク、原材料高騰、品質問題、日産自動車による株式大量売却の可能性。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社グループは、自動車の内外装トリムシステム部品、具体的にはドアトリム、ルーフトリム、ラゲッジトリム、防音部品などの企画・開発・生産を主力事業としています。独立系部品メーカーとして、国内外の幅広い自動車メーカー(OEM)に対し、高級車から軽自動車、商用車まで、多岐にわたるニーズに応える製品を提供しています。1986年の北米進出を皮切りに、グローバルに事業を展開しており、現在では自動車メーカーの海外現地生産に追随する形で、世界各国に生産・販売ネットワークを構築しています。製品の現地開発・生産を推進するとともに、非進出国における現地部品メーカーとの技術援助契約も締結し、ワールドワイドな経営体制を確立することで、グローバル競争力の強化を図っています。企業理念には「誠意と新しい技術の創造によって、価値ある商品、サービスをグローバルに提供し、顧客・株主・従業員をはじめ、全ての関わる人々の幸福を実現します」を掲げており、快適な移動空間の創造を目指し、技術革新と付加価値の高い製品開発に取り組んでいます。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、売上高は1,962億円となり、前期比で10.3%の減収となりました。しかしながら、営業利益は66億円と、前期の2億89百万円の営業損失から大幅に改善し、2375.4%の増加を達成しました。経常利益も57億円(前期比542.7%増)、当期純利益は41億円(前期比144.1%増)と、利益面では堅調な回復を見せました。この利益改善は、中期経営計画「Kasai Turnaround Aspiration」に基づく事業構造改革の着実な実行、不採算拠点からの撤退、固定費削減、そして主要取引先との価格是正などが奏功した結果と考えられます。特に、損失を計上していた北米セグメントの損失幅が大幅に縮小したことが、全体の利益向上に大きく貢献しました。純資産は79億円(前期比105.3%増)と増加し、財務基盤の改善も進んでいます。営業キャッシュ・フローも96億円と、前期の9億11百万円から大幅に増加し、事業活動によるキャッシュ創出能力が回復しました。

強みと競争優位性

当社の強みは、独立系部品メーカーとしての幅広い顧客基盤と、グローバルに展開された生産・販売ネットワークにあります。多様なOEMのニーズに応える企画・開発から生産までの一貫体制と、各地の市場・顧客に密着した現地開発・生産能力は、競争優位性の源泉です。また、「快適な移動空間の創造」を掲げ、未来のニーズを先取りするイノベーション開発ロードマップに基づいた付加価値の高い製品開発力も、同業他社との差別化要因となっています。世界各地に生産拠点を持ち、それぞれの地域やOEMの要求仕様に対応できる開発機能を有していることは、グローバルサプライチェーンにおける柔軟性と対応力を高めています。さらに、最高の品質と価格競争力を持つ製品をグローバルに供給するための販売網の確立は、顧客からの信頼獲得に繋がっています。これらの要素が複合的に作用し、自動車内外装部品の分野で独自の価値を創造する基盤となっています。

リスク要因

当社の経営成績等に重要な影響を与える可能性のあるリスクとして、まず、海外売上比率が73.6%と高いことから、進出先の経済状況、特に北米地域の自動車市場の動向や米国通商政策の変動が挙げられます。また、海外生産拠点における政治・経済の不安定化、地政学的リスク、テロなどの影響も懸念されます。主要販売先OEMへの依存度が高く、日産自動車グループと本田技研工業グループで売上高の74.2%を占めるため、これらの企業の販売動向が業績に大きく影響する可能性があります。為替レートの変動も、海外売上高比率の高さからリスク要因となります。さらに、製品の欠陥・品質問題、原材料・部品の供給不足や価格高騰、自然災害、サイバーセキュリティインシデント、そして激化する価格競争も、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。加えて、有利子負債依存度が51.1%と高く、支払利息の増加や財務制限条項への抵触リスクも存在します。特に、第三者割当増資により発行された優先株式は、将来的な株式価値の希薄化や、流通株式比率への影響、大株主である日産自動車からの影響力増大といったリスクも内包しています。

投資テーマとの関連

当社の事業は、自動車産業に深く根差しており、特に内装トリムシステム部品の企画・開発・生産を主力としています。近年の自動車業界では、電動化(EV)へのシフトが大きな潮流となっていますが、当社の事業はEVであっても必要とされる内装部品であり、このシフト自体が直接的な事業縮小に繋がるわけではありません。むしろ、EV特有の新たな内装デザインや機能に対応する開発が求められる可能性があります。また、サプライチェーンの強靭化や、持続可能性への関心の高まりといったテーマとの関連も考えられます。原材料調達や生産プロセスにおける環境負荷低減、リサイクル性の向上などが、将来的な競争力に影響を与える可能性があります。現時点では、AI、半導体、防衛といった、いわゆる成長テーマとの直接的な関連性は限定的ですが、自動車産業全体の技術革新や、グローバルな経済・地政学リスクへの対応といったマクロ的な投資テーマとの関わりは存在します。中期経営計画における収益改善と財務体質強化、そしてグローバル組織・プロセスの構築は、これらの変化に対応し、持続的な成長を目指すための重要な取り組みと言えます。

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