訂正 2025年3月期は2026年6月22日提出の訂正有価証券報告書の数値を反映しています
損益
BS
CF
1株
指標
成長率
年度別損益
決算期 売上高 売上総利益 減価償却費 営業利益 EBITDA 経常利益 純利益
2026年3月期
4.8兆円
7195億円
2711億円
401億円
3112億円
1075億円
908億円
2025年3月期訂正
4.7兆円
9803億円
2325億円
4053億円
6378億円
4485億円
3381億円
2024年3月期
4.7兆円
9924億円
2178億円
4682億円
6860億円
5326億円
3851億円
年度別BS(構造)
決算期 総資産 流動資産 流動負債 固定負債 自己資本
2026年3月期
5.5兆円
3.4兆円
1.5兆円
1.2兆円
2.8兆円
2025年3月期訂正
5.1兆円
3.2兆円
1.3兆円
1.1兆円
2.7兆円
2024年3月期
4.8兆円
3.0兆円
1.2兆円
1.0兆円
2.6兆円
年度別BS(主要内訳)
決算期 現金 棚卸資産 売上債権 有利子負債 投資有価証券 のれん 運転資本余剰
2026年3月期
1.0兆円
8014億円
4763億円
3845億円
非該当
-
-5237億円
2025年3月期訂正
9415億円
6674億円
4117億円
3995億円
非該当
-
-3210億円
2024年3月期
1.0兆円
5885億円
3762億円
3995億円
非該当
-
-1829億円
運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗
年度別BS(IFRS参考値)
決算期
その他金融資産(流動)※参考値
その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期
8777億円
1926億円
2025年3月期訂正
1.0兆円
1454億円
2024年3月期
8747億円
2063億円
IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。
年度別CF
決算期 営業CF 投資CF 財務CF フリーCF
2026年3月期
3582億円
-1147億円
-2178億円
2436億円
2025年3月期訂正
4921億円
-4041億円
-1873億円
881億円
2024年3月期
7677億円
-7037億円
-665億円
640億円
年度別1株データ
想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)
決算期 EPS BPS 1株配当 配当性向 1株NC PER 想定株価 想定時価総額 発行済株式 自己株式
2026年3月期
125.5円
3886.3円
115.5円
92.0%
867.8円
19.8倍
2483.6円
1.8兆円
717,335,000株
1,906,800株
2025年3月期訂正
458.0円
3713.3円
115.0円
25.1%
741.4円
5.8倍
2642.8円
1.9兆円
733,057,000株
2,023,400株
2024年3月期
509.2円
3409.4円
106.0円
20.8%
862.6円
6.8倍
3447.3円
2.6兆円
753,901,000株
2,107,400株
年度別指標
決算期 ROE ROA ROIC 粗利率 営業利益率 EBITDAマージン 純利益率 FCFマージン 自己資本比率 D/Eレシオ
2026年3月期
3.3%
1.7%
0.9%
15.0%
0.8%
6.5%
1.9%
5.1%
50.6%
0.14
2025年3月期訂正
12.4%
6.6%
9.1%
20.9%
8.6%
13.6%
7.2%
1.9%
53.3%
0.15
2024年3月期
15.0%
8.0%
11.1%
21.1%
10.0%
14.6%
8.2%
1.4%
53.2%
0.16
年度別成長率
決算期 売上高 営業利益 純利益 売上CAGR(3年) 売上CAGR(5年) 営業利益CAGR(3年) 代表者
2026年3月期
2.1%
-90.1%
-73.1%
8.2%
11.1%
-46.9%
-
2025年3月期訂正
-0.4%
-13.4%
-12.2%
19.5%
7.0%
64.9%
代表取締役社長 大崎篤
2024年3月期
24.6%
75.0%
92.1%
18.4%
8.3%
65.9%
代表取締役社長 大崎篤
モノづくり革新 価値づくり BEV開発遅延とICE車開発へのリソース再配分 次世代アイサイト 制御統合ECU
見通し: 今期は前期比で大幅な減益となる見通し。自動車業界の変革期における競争激化と電動化シフトへの対応、サプライチェーンリスク、サイバーセキュリティ対策強化などが課題。長期的にはBEV開発の遅延をICE車開発に振り分けるなど、柔軟な投資戦略で収益基盤拡大を目指す。
強み: 「安心と愉しさ」を軸としたブランド力と顧客ロイヤリティの高さ。「Love Promise」活動等で培われた顧客・販売店との強固な関係性は他社にない強み。
懸念: 北米市場への依存度が高く、景気後退や価格競争激化の影響を受けやすい。また、電動化シフトへの対応遅れが競争力低下に繋がるリスク。
リスク: 1. 経済・金融環境の変動(特に北米市場の景気後退、為替変動、原材料価格高騰)。2. 業界構造変化への対応遅れ(電動化、自動運転、シェアリング普及)。3. サプライチェーンの分断・サイバーセキュリティリスクの増大。
事業概要 E02152は、自動車事業と航空宇宙事業を主軸とするグローバル企業です。特に自動車事業は売上高の9割以上を占め、北米市場を中心にSUV(多目的スポーツ車)などの生産・販売に強みを持っています。顧客第一主義を掲げ、「安心と愉しさ」という提供価値を通じて、顧客の人生に寄り添うブランドを目指しています。「笑顔をつくる会社」をありたい姿とし、持続的な成長と持続可能な社会の実現を目指しています。近年の自動車業界の変革期に対応するため、「モノづくり革新」と「価値づくり」を推進し、電気自動車(BEV)開発で培った柔軟性やアジャイル開発の手法を内燃機関(ICE)車にも応用することで、開発効率の向上と競争力強化を図っています。また、航空宇宙事業においても、独自の技術力と品質を基盤とした事業展開を行っています。
直近決算ハイライト 2026年3月期の決算では、売上高は47,850億円と前期比2.1%の増加となりました。しかし、営業利益は401億円と前期比で90.1%の大幅な減少を記録しました。経常利益も1,075億円(前期比-76.0%)、当期純利益も908億円(前期比-73.1%)と、利益面で大きく落ち込みました。これは、研究開発費の増加や、自動車業界における競争激化、原材料価格の高騰などが影響したと考えられます。一方で、純資産は27,804億円(前期比+2.4%)、総資産は54,923億円(前期比+7.9%)と増加しており、財務基盤は堅調に推移しています。現金及び預金も10,053億円(前期比+6.8%)と増加しており、短期的な資金繰りには問題がないことを示唆しています。営業キャッシュフローは3,582億円(前期比-27.2%)となりました。一人当たりの利益を示すEPSは125.50円(前期比-72.6%)と大幅な低下となりました。株主還元については、1株配当を115.50円(前期比+0.4%)と微増させており、配当維持への意欲がうかがえます。
強みと競争優位性 E02152の強みは、北米市場を中心とした確固たる顧客基盤と、その顧客から得られる強いブランドロイヤリティにあります。「安心と愉しさ」という提供価値が、顧客の人生に寄り添う体験と結びつき、「I love SUBARU」という深い愛着を生み出しています。これは、他社にはない強力な競争優位性となっています。また、自動車事業と航空宇宙事業という異なる分野での事業展開は、リスク分散とシナジー創出の可能性を秘めています。特に、航空宇宙分野で培われた高度な技術力や品質管理能力は、自動車事業においても高品質な製品開発に活かされています。さらに、電気自動車(BEV)開発で培った制御統合ECUやE/Eアーキテクチャの共通化、アジャイル開発の手法は、内燃機関(ICE)車を含めた多様な商品ラインアップ開発における効率化とスピードアップに貢献しており、変化の速い自動車業界において競争力を維持・向上させるための重要な基盤となっています。
リスク要因 E02152の事業運営には複数のリスク要因が存在します。まず、売上高の約8割を占める北米市場の経済動向や、為替レートの変動は、業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。特に円高局面では、収益性が圧迫されるリスクがあります。また、原材料価格やエネルギー価格の高騰、地政学リスクによるサプライチェーンの混乱も、コスト増加を通じて経営成績に悪影響を与える可能性があります。自動車業界全体としては、電動化へのシフト、自動運転技術の進化、シェアリングエコノミーの普及など、顧客ニーズや市場環境の急速な変化への対応が喫緊の課題です。これらの変化に適切に対応できなければ、新型車販売の計画未達など、業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。さらに、大規模なリコール発生は、多額のコスト負担に加え、ブランドイメージの毀損につながるリスクを内包しています。サイバーセキュリティリスクも増大しており、高度化するサイバー攻撃や生成AIの利用に伴う新たなリスクへの対策が急務となっています。
投資テーマとの関連 E02152は、自動車業界における電動化、自動運転、コネクテッド技術といった主要な投資テーマと深く関連しています。同社は、BEV開発で培った技術を基盤に、HEV(ハイブリッド車)や次世代内燃機関(ICE)の開発も並行して進めることで、多様な市場ニーズに応える商品ラインアップの拡充を目指しています。これは、脱炭素化社会への貢献という観点からも重要な取り組みです。また、次世代アイサイトや統合制御ECUの開発においては、半導体メーカーとの協業を積極的に進めており、AIや高度運転支援システム(ADAS)といったテーマとの関連性も高まっています。これらの技術開発は、将来的な自動運転技術の進化や、コネクテッドカーとしての価値向上に繋がる可能性を秘めています。航空宇宙事業においては、防衛関連技術や先進的な航空機部品の開発など、直接的な投資テーマとの関連は限定的ですが、間接的に最先端技術への取り組みという側面で捉えることができます。
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