ユニ・チャーム株式会社 (8113) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
ヘルスケアITDXESGEV
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 60/215位
B
安定性
業種 67/215位
D
成長性
業種 186/214位
C
効率性
業種 69/215位
B
CF健全性
業種 55/215位
売上高
9453億円
粗利率
39.1%
営業利益率
11.5%
純利益率
6.9%
ROE
8.2%
ROIC
9.5%
自己資本比率
65.0%
D/Eレシオ
0.01
有利子負債
111億円
ネットキャッシュ
2420億円
NC/時価総額
15.5%
運転資本余剰*
-108億円
運転資本余剰/時価総額*
-0.7%
フリーCF
728億円
FCFマージン
7.7%
キャッシュ化率
2.02倍
PBR
1.96倍
EV/EBITDA
10.7倍
PER
24.0倍
想定株価
895.2円
想定時価総額
1.6兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 9453億円 3696億円 137億円 1089億円 1226億円 1054億円 652億円
2024年12月期 9890億円 3899億円 135億円 1385億円 1520億円 1345億円 818億円
2023年12月期 9418億円 3515億円 111億円 1280億円 1391億円 1323億円 861億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 1.2兆円 6416億円 2639億円 680億円 7947億円
2024年12月期 1.2兆円 6710億円 3016億円 647億円 7731億円
2023年12月期 1.1兆円 6389億円 2701億円 753億円 6957億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 2531億円 1233億円 非該当 111億円 非該当 505億円 -108億円
2024年12月期 2611億円 1211億円 非該当 269億円 非該当 501億円 -405億円
2023年12月期 2538億円 1030億円 非該当 286億円 非該当 453億円 -163億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2025年12月期 1003億円 1606億円
2024年12月期 1077億円 1176億円
2023年12月期 1064億円 725億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 1315億円 -587億円 -839億円 728億円
2024年12月期 1371億円 -738億円 -668億円 633億円
2023年12月期 1624億円 -675億円 -670億円 949億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 37.3円 456.8円 18.0円 48.3% 139.1円 24.0倍 895.2円 1.6兆円 1,862,502,957株 122,577,600株
2024年12月期 46.4円 439.5円 29.3円 63.2% 133.1円 28.1倍 1304.1円 2.3兆円 1,862,502,957株 103,393,500株
2023年12月期 48.5円 392.9円 13.3円 27.5% 127.2円 35.1倍 1701.4円 3.0兆円 1,862,502,957株 91,817,100株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 8.2% 5.3% 9.5% 39.1% 11.5% 13.0% 6.9% 7.7% 65.0% 0.01
2024年12月期 10.6% 6.6% 12.1% 39.4% 14.0% 15.4% 8.3% 6.4% 62.4% 0.03
2023年12月期 12.4% 7.6% 12.4% 37.3% 13.6% 14.8% 9.1% 10.1% 61.4% 0.04

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 -4.4% -21.4% -20.3% 1.7% 5.4% -2.0% 代表取締役 社長執行役員高原豪久
2024年12月期 5.0% 8.2% -4.9% 8.1% 6.7% 4.2% 代表取締役 社長執行役員高原豪久
2023年12月期 4.9% 10.6% 27.3% 9.0% 6.5% 10.1% 代表取締役 社長執行役員高原豪久

業種比較(化学、214社中央値)

指標ユニ・チャーム株式会社業種中央値
ROE8.2%6.4%
ROA5.3%3.9%
営業利益率11.5%7.3%
純利益率6.9%5.2%
自己資本比率65.0%64.2%
売上成長率-4.4%2.2%
PER24.0倍13.1倍
PBR1.96倍0.85倍
EV/EBITDA10.7倍6.2倍
NC/時価総額15.5%4.4%
運転資本余剰/時価総額-0.7%-9.8%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
三菱ケミカルグループ株式会社 (4188) 1.2兆円 3.7兆円
株式会社レゾナック・ホールディングス (4004) 1.2兆円 1.3兆円
旭化成株式会社 (3407) 2.0兆円 3.1兆円
積水化学工業株式会社 (4204) 1.1兆円 1.3兆円
日東電工株式会社 (6988) 2.1兆円 1.0兆円
住友化学株式会社 (4005) 8242億円 2.3兆円
日産化学株式会社 (4021) 8048億円 2796億円
日本酸素ホールディングス株式会社 (4091) 2.4兆円 1.4兆円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2025年12月期)

ヘルスケアIT
アジア地域でのベビーケア・大人用排泄ケア用品の需要拡大ペットケア事業の成長加速国内市場での高付加価値商品・サービス展開DX活用による消費者インサイト分析ROE17%目標達成に向けた資本政策再構築

見通し: 当期は売上高4.4%減、コア営業利益21.4%減と減収減益。GST制度改正による評価損失69.2億円も影響。来期以降は、アジアでのベビー・大人用排泄ケア用品、ペットケア事業の成長、国内市場での高付加価値商品展開が収益回復の鍵。ROE17%目標達成に向けた資本政策再構築も注力。

強み: ベビー・ペットケア用品で高い市場シェアとブランド力。アジア地域での事業展開力と、品質・機能性に強み。長年のノウハウ蓄積。

懸念: アジア地域でのベビーケア用品における価格競争激化とダウントレード。国内市場のベビーケア用品における対象人口減少。新興国での販売力強化の必要性。

リスク: 消費者の価値観・購買行動の急速な変化に対応できず、競争優位性を失うリスク。EC市場拡大への対応遅れによる機会損失。グローバル大手や新興国メーカーとの競争激化による収益性低下。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

ユニ・チャームは、「市場と顧客に対し、常に第一級の商品とサービスを創造し、日本及び海外市場に広く提供することによって、人類の豊かな生活の実現に寄与する」を経営理念に掲げ、パーソナルケア、ペットケア、その他の3つのセグメントを主軸に事業を展開しています。パーソナルケア事業では、ベビーケア(紙おむつ、おしりふき等)やフェミニンケア(生理用品等)、ウェルネスケア(大人用排泄ケア用品等)といった、人々の衛生と健康を支える商品を提供しています。特に、ベビーケア分野では「ムーニー」や「マミーポコ」、フェミニンケアでは「ソフィ」、ウェルネスケアでは「ライフリー」といったブランドが広く認知されています。ペットケア事業では、「銀のスプーン」や「デオトイレ」、「マナーウェア」などのブランドで、ペットフード、猫砂、ペット用衣料などを展開し、ペットとの共生社会の実現を目指しています。その他の事業では、不織布や吸収体といったコア技術を活かした業務用商品や産業用資材の販売を行っています。これらの事業を通じて、多様化する消費者ニーズに応え、人々の生活の質の向上と社会課題の解決に貢献することを目指しています。

直近決算ハイライト

当連結会計年度の業績は、売上高が945,268百万円となり、前年同期比4.4%の減少となりました。コア営業利益は108,884百万円で同21.4%減、税引前当期利益は105,386百万円で同21.7%減、親会社の所有者に帰属する当期利益は65,212百万円で同20.3%減と、減収減益となりました。この業績低下の要因として、インドにおけるGST(物品・サービス税)制度改正に伴う6,920百万円の評価損失が計上されたことが挙げられます。セグメント別に見ると、パーソナルケア事業の売上高は774,428百万円で同6.3%減、コア営業利益は83,197百万円で同25.0%減となりました。特にベビーケア関連商品においては、一部市場での価格競争激化や出生数減少の影響が見られました。一方、ペットケア事業は売上高が156,084百万円と5.0%増加しましたが、コア営業利益は24,067百万円で同6.9%減少しました。これは、北米市場での関税引き上げへの対応や、中国市場における競争激化などが影響したと考えられます。その他事業は売上高14,755百万円で3.9%増、コア営業利益1,620百万円で6.9%減となりました。全体として、外部環境の変化や一時的な損失が業績に影響を与えたものの、国内市場でのシェア維持や、新興国市場での成長機会を追求する戦略が継続されています。

強みと競争優位性

ユニ・チャームの強みは、長年にわたり培ってきた高品質な製品開発力と、それが支える強力なブランド力にあります。特にパーソナルケア分野においては、「ムーニー」「ソフィ」「ライフリー」といったブランドが、それぞれのカテゴリーで高い市場シェアと認知度を誇っています。これらのブランドは、消費者のデリケートなニーズに応える製品開発と、継続的なマーケティング活動によって、厚い顧客基盤を築いています。また、ベビーケア、フェミニンケア、ウェルネスケアといった生活に不可欠な製品群は、景気変動の影響を受けにくい安定した需要が見込める点も強みです。ペットケア事業においても、「銀のスプーン」「デオトイレ」などのブランドが市場で確固たる地位を築いており、ペットとの共生社会の実現という理念のもと、消費者の多様なニーズに応える商品ラインアップを展開しています。さらに、不織布や吸収体といったコア技術は、製品の機能性を高めるだけでなく、他社が容易に模倣できない参入障壁となっています。これらの技術力とブランド力を基盤に、グローバル市場での事業展開を加速させており、特にアジア地域におけるプレゼンス強化は、今後の成長を牽引する要素となるでしょう。

リスク要因

ユニ・チャームが直面するリスク要因は多岐にわたります。まず、消費者の価値観や購買行動の急速な変化、マクロ経済環境の変動は、製品・サービスの適時適切な対応を遅らせた場合、市場競争力の低下やブランド価値の毀損を招く可能性があります。特に、デジタル技術の進化やSNSの普及は、消費トレンドの短サイクル化を加速させており、迅速な対応が求められます。また、eコマース市場の急拡大に伴う流通構造の変化への対応遅れや、グローバル大手メーカーや新興国メーカーの台頭による競争激化も、収益性低下や市場シェア縮小のリスクとなります。為替変動リスクも無視できません。海外売上や原材料調達コストが外貨建てであることが多く、為替相場の変動は事業活動や保有資産の価値に影響を与える可能性があります。さらに、サイバーセキュリティリスクや自然災害・大規模事故リスク、重大な品質不良リスクなど、オペレーショナルリスクへの対応も不可欠です。これらのリスクに対して、同社はリスクマネジメント体制を構築し、各リスクへの対応策を講じていますが、予測不能な事象の発生や、対応の遅れが業績に影響を与える可能性は常に存在します。

投資テーマとの関連

ユニ・チャームは、多様な社会課題解決に貢献する製品を提供しており、いくつかの投資テーマとの関連性が考えられます。まず、少子高齢化が進む社会において、ベビーケア製品や、高齢者のQOL向上に寄与するウェルネスケア(大人用排泄ケア用品)は、長期的な需要が見込まれます。特に、アジア地域における急速な高齢化への対応は、成長ドライバーとなり得ます。また、ペットとの共生社会の実現を目指すペットケア事業は、ペット市場の拡大というメガトレンドに乗っており、持続的な成長が期待されます。近年注目されているサステナビリティへの取り組みも、同社の事業と深く結びついています。再生パルプを使用した製品開発や、環境配慮型の商品ラインアップの拡充は、ESG投資の観点からも評価される可能性があります。さらに、生成AIなどのデジタル技術を積極的に活用し、消費者データの分析や開発・生産リードタイムの短縮、マーケティング施策の最適化を図る姿勢は、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進という観点でも注目されます。これらのテーマとの関連性は、同社の持続的な成長と企業価値向上を後押しする要因となり得ると考えられます。

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