株式会社NANKAI (9044) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 陸運業
インバウンド
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 9/66位
E
安定性
業種 56/66位
C
成長性
業種 37/66位
E
効率性
業種 59/66位
D
CF健全性
業種 53/66位
売上高
2647億円
粗利率
-
営業利益率
15.1%
純利益率
9.5%
ROE
7.5%
ROIC
3.5%
自己資本比率
31.3%
D/Eレシオ
1.37
有利子負債
4574億円
ネットキャッシュ
-4186億円
NC/時価総額
-125.8%
運転資本余剰*
-1569億円
運転資本余剰/時価総額*
-47.1%
フリーCF
-93億円
FCFマージン
-3.5%
キャッシュ化率
1.89倍
PBR
1.00倍
EV/EBITDA
11.0倍
PER
13.5倍
想定株価
3071.4円
想定時価総額
3329億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 2647億円 - 284億円 399億円 683億円 378億円 251億円
2025年3月期 2608億円 - 282億円 347億円 629億円 356億円 225億円
2024年3月期 2416億円 - 275億円 308億円 583億円 293億円 239億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1.1兆円 1330億円 1957億円 5153億円 3335億円
2025年3月期 9769億円 1202億円 1891億円 4595億円 3112億円
2024年3月期 9507億円 1054億円 1820億円 4615億円 2926億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 388億円 522億円 253億円 4574億円 888億円 31億円 -1569億円
2025年3月期 421億円 274億円 357億円 4330億円 601億円 72億円 -1470億円
2024年3月期 424億円 250億円 230億円 4310億円 535億円 24億円 -1396億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 475億円 -568億円 60億円 -93億円
2025年3月期 438億円 -393億円 -48億円 45億円
2024年3月期 622億円 -105億円 -468億円 517億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 227.5円 3082.4円 50.0円 22.0% -3862.6円 13.5倍 3071.4円 3329億円 108,465,000株 87,000株
2025年3月期 198.7円 2748.6円 40.0円 20.1% -3448.8円 12.3倍 2443.9円 2769億円 113,402,000株 82,700株
2024年3月期 211.3円 2583.9円 35.0円 16.6% -3428.9円 15.1倍 3190.8円 3616億円 113,402,000株 78,700株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 7.5% 2.4% 3.5% - 15.1% 25.8% 9.5% -3.5% 31.3% 1.37
2025年3月期 7.2% 2.3% 3.3% - 13.3% 24.1% 8.6% 1.7% 31.9% 1.39
2024年3月期 8.2% 2.5% 3.0% - 12.8% 24.1% 9.9% 21.4% 30.8% 1.47

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 1.5% 15.3% 11.7% 6.2% 6.8% 23.9% -
2025年3月期 7.9% 12.4% -6.0% 8.9% 2.7% 41.7% 代表取締役社長 岡嶋信行
2024年3月期 9.2% 46.6% 63.6% 8.2% 1.2% 77.1% 代表取締役社長 岡嶋信行

業種比較(陸運業、65社中央値)

指標株式会社NANKAI業種中央値
ROE7.5%8.0%
ROA2.4%3.0%
営業利益率15.1%6.9%
純利益率9.5%4.7%
自己資本比率31.3%43.5%
売上成長率1.5%4.3%
PER13.5倍12.3倍
PBR1.00倍0.97倍
EV/EBITDA11.0倍8.2倍
NC/時価総額-125.8%-44.3%
運転資本余剰/時価総額-47.1%-34.0%
同業他社: 東日本旅客鉄道株式会社(9020)NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(9147)東海旅客鉄道株式会社(9022)ヤマトホールディングス株式会社(9064)西日本旅客鉄道株式会社(9021)全66社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

陸運業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
名古屋鉄道株式会社 (9048) 3387億円 6916億円
京阪ホールディングス株式会社 (9045) 3257億円 3325億円
センコーグループホールディングス株式会社 (9069) 3067億円 8996億円
相鉄ホールディングス株式会社 (9003) 2804億円 3076億円
セイノーホールディングス株式会社 (9076) 4058億円 8130億円
京浜急行電鉄株式会社 (9006) 4112億円 3042億円
山九株式会社 (9065) 4374億円 6316億円
西日本鉄道株式会社 (9031) 2283億円 4742億円
陸運業の企業一覧(全66社)→

AI分析(2026年3月期)

インバウンド
中期経営計画2025-2027不動産事業の飛躍的拡大公共交通事業への変革なにわ筋線開業鉄道事業分社化

見通し: 2025年度は売上高1.5%増、営業利益15.3%増と堅調に推移。中期経営計画に基づき不動産・公共交通事業への集中投資で企業価値向上を目指す。なにわ筋線開業(2031年春目標)による沿線価値向上も期待。

強み: 鉄道事業を核に、不動産、流通、レジャー等、多角的に生活密着型事業を展開。沿線開発力とブランド力が強み。

懸念: インバウンド依存度、少子高齢化による人口減少、大規模災害リスク、都市部での競合施設増加による不動産・商業施設への影響。

リスク: 大規模自然災害によるインフラ被害や事業継続への影響。沿線人口減少や経済情勢悪化による運輸・不動産事業の収益低下。M&A実行後のリスク顕在化による業績悪化。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E04106は、大阪府南部や和歌山県を主な営業基盤とする複合的な事業展開を行う企業グループです。中核事業は鉄道事業を中心とした交通輸送サービスであり、沿線開発や地域住民の生活を支える公共交通網の提供を行っています。この運輸業を軸に、不動産、流通、レジャー・サービス、建設といった多岐にわたる生活密着型事業を展開し、地域社会の発展と企業価値の向上を目指しています。特に、なんばエリアを中心とした沿線開発や、インバウンド需要の取り込み、IR誘致計画、なにわ筋線開業といった将来的な成長機会を捉え、事業ポートフォリオの強化と拡大を図っています。2026年4月1日には鉄道事業を分社化し、株式会社NANKAIとして事業持株会社体制へ移行したことで、不動産事業の成長と新事業の創造に注力し、グループ全体の持続的な成長を牽引する体制を構築しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結決算は、売上高が2,647億円(前期比1.5%増)となり、増収を達成しました。営業利益は399億円(前期比15.3%増)、経常利益は378億円(前期比6.2%増)と、利益面でも堅調な伸びを示しました。当期純利益は251億円(前期比11.7%増)と、増収効果と利益率の改善が寄与しました。特に運輸業では、大阪・関西万博効果やインバウンド需要の拡大、泉北高速鉄道との合併による運賃値下げにもかかわらず、営業収益が前期比4.1%増、営業利益が同12.4%増と健闘しました。不動産業も、沿線開発や収益用不動産への投資拡大が奏功し、営業収益は同8.6%増、営業利益は同16.0%増と大幅な増加を記録しました。レジャー・サービス業も、通天閣観光株式会社の寄与や新規事業の拡大により、営業収益は同15.9%増、営業利益は同39.9%増と大きく伸長しました。一方で、建設業は完成工事高の減少により売上高は前期比13.0%減となりましたが、利益率の向上により営業利益は同18.0%増を確保しました。

強みと競争優位性

同社の強みは、大阪南部から和歌山県にかけての広範な営業基盤と、鉄道事業を核とした多角的な事業展開にあります。地域に根差した鉄道網は、安定した旅客収入の基盤となるとともに、不動産、流通、レジャーといった関連事業とのシナジーを生み出す源泉となっています。特に、なんばエリアを中心とした不動産開発力や、インバウンド需要を取り込むためのマーケティング戦略、さらには新観光列車「GRAN天空」の導入や駅リニューアルなど、顧客体験価値を高める取り組みは、競争優位性を構築しています。また、大阪・関西万博へのアクセス強化や、なにわ筋線開業といった将来的なインフラ整備計画は、さらなる集客力向上と沿線価値の向上に繋がるポテンシャルを秘めています。鉄道事業の分社化による持株会社体制への移行は、不動産事業や新規事業への集中的な投資を可能にし、事業ポートフォリオの最適化と企業価値向上を加速させる戦略的な一手と言えます。

リスク要因

同社を取り巻くリスクとしては、まず経済情勢の変動が挙げられます。少子高齢化による沿線人口の減少、国内外の景気動向、消費動向の変化は、運輸業をはじめとする各事業の売上高に影響を及ぼす可能性があります。また、金利・為替の変動、原油価格高騰によるコスト増加も業績を圧迫する要因となり得ます。鉄道事業においては、競合交通手段の存在や、バス乗務員不足といった労働力確保の問題がリスクとなります。さらに、大規模自然災害の発生は、インフラへの甚大な被害や事業継続への影響が懸念されます。大規模販売用不動産における郊外型住宅開発の厳しさや、M&A実行後の偶発債務顕在化、期待したシナジー効果が得られないリスクも存在します。加えて、有利子負債依存度が高い財務構造は、金利変動による負担増のリスクを内包しています。

投資テーマとの関連

同社は、沿線開発や不動産事業の強化に注力しており、都市開発やスマートシティといったテーマとの関連性が考えられます。特に、なんばエリアを中心とした再開発プロジェクトや、物流施設ブランド「NANKAI-LOGI」の展開は、都市機能の高度化やサプライチェーンの効率化といったテーマに貢献する可能性があります。また、eスポーツ事業への参入や、大阪・関西万博関連の取り組みは、エンターテイメントや観光といったテーマとの接点も見られます。気候変動への対応としてTCFD提言への賛同を表明し、脱炭素社会への移行に向けた取り組みを進めている点は、ESG投資の観点からも注目されます。鉄道事業におけるDX戦略の推進や、AI・IoT技術の活用による運行管理の高度化などが進めば、デジタル変革といったテーマとの関連性も深まることが期待されます。

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