株式会社 ホクリヨウ (1384) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 食料品
食料安全保障
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 2/130位
A
安定性
業種 29/130位
A
成長性
業種 6/129位
B
効率性
業種 11/130位
A
CF健全性
業種 4/130位
売上高
231億円
粗利率
31.9%
営業利益率
21.5%
純利益率
16.7%
ROE
22.1%
ROIC
18.6%
自己資本比率
74.9%
D/Eレシオ
0.06
有利子負債
11億円
ネットキャッシュ
62億円
NC/時価総額
26.1%
運転資本余剰*
27億円
運転資本余剰/時価総額*
11.2%
フリーCF
40億円
FCFマージン
17.4%
キャッシュ化率
1.58倍
PBR
1.35倍
EV/EBITDA
2.9倍
PER
6.1倍
想定株価
2799.3円
想定時価総額
237億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 231億円 74億円 12億円 50億円 61億円 50億円 39億円
2025年3月期 194億円 38億円 11億円 19億円 31億円 20億円 22億円
2024年3月期 189億円 39億円 10億円 22億円 33億円 23億円 17億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 234億円 101億円 46億円 12億円 175億円
2025年3月期 192億円 68億円 36億円 15億円 142億円
2024年3月期 178億円 63億円 36億円 18億円 123億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 73億円 4億円 20億円 11億円 6億円 - 27億円
2025年3月期 42億円 3億円 21億円 15億円 5億円 - 6億円
2024年3月期 39億円 3億円 19億円 18億円 5億円 - 3億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 61億円 -21億円 -9億円 40億円
2025年3月期 32億円 -23億円 -7億円 10億円
2024年3月期 34億円 -13億円 -7億円 21億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 456.6円 2071.0円 130.0円 28.5% 729.5円 6.1倍 2799.3円 237億円 8,459,000株 100株
2025年3月期 257.9円 1673.2円 70.0円 27.1% 324.1円 5.4倍 1392.8円 118億円 8,459,000株 -
2024年3月期 195.8円 1456.3円 40.0円 20.4% 250.9円 5.4倍 1057.4円 89億円 8,459,000株 -

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 22.1% 16.5% 18.6% 31.9% 21.5% 26.5% 16.7% 17.4% 74.9% 0.06
2025年3月期 15.4% 11.3% 8.6% 19.6% 9.9% 15.7% 11.2% 4.9% 73.7% 0.10
2024年3月期 13.4% 9.3% 11.2% 20.8% 11.9% 17.4% 8.8% 11.1% 69.3% 0.14

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 19.1% 157.9% 77.1% 9.0% 12.1% 55.6% -
2025年3月期 2.6% -14.2% 31.7% 8.1% 7.6% 29.9% 代表取締役社長 米山大介
2024年3月期 6.0% 70.3% 122.3% 13.1% 8.2% 145.0% 代表取締役社長 米山大介

業種比較(食料品、129社中央値)

指標株式会社 ホクリヨウ業種中央値
ROE22.1%7.0%
ROA16.5%3.9%
営業利益率21.5%4.3%
純利益率16.7%3.4%
自己資本比率74.9%57.8%
売上成長率19.1%3.5%
PER6.1倍17.5倍
PBR1.35倍1.13倍
EV/EBITDA2.9倍8.2倍
NC/時価総額26.1%-2.3%
運転資本余剰/時価総額11.2%-15.3%
同業他社: 日本たばこ産業株式会社(2914)アサヒグループホールディングス株式会社(2502)キリンホールディングス株式会社(2503)サントリービバレッジ&フード株式会社(2587)味の素株式会社(2802)全130社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

食料品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社紀文食品 (2933) 237億円 1110億円
ブルドックソース株式会社 (2804) 237億円 147億円
六甲バター株式会社 (2266) 233億円 433億円
株式会社なとり (2922) 241億円 486億円
ミヨシ油脂株式会社 (4404) 243億円 595億円
株式会社イートアンドホールディングス (2882) 226億円 405億円
エバラ食品工業株式会社 (2819) 249億円 500億円
株式会社STIフードホールディングス (2932) 224億円 386億円
食料品の企業一覧(全130社)→

AI分析(2026年3月期)

食料安全保障
ケージフリー卵の拡売海外事業強化(アジア市場向け輸出・M&A検討)生産性向上によるコスト削減鳥インフルエンザ感染防止対策の徹底人材育成(外国人材採用含む)

見通し: 鳥インフルエンザによる鶏卵相場高騰が追い風となり、売上・利益ともに大幅増。今期も相場高は継続し、特殊卵・ケージフリー卵の拡販、海外事業強化で更なる成長を目指す。

強み: 道内市場で高いシェアを誇り、生産から流通まで一貫体制を構築。自社ブランドに加えOEM供給で多様なニーズに対応。

懸念: 主力商品が鶏卵相場に大きく左右される点。鳥インフルエンザの再発や飼料価格高騰は依然としてリスク。

リスク: 鳥インフルエンザ発生による鶏の殺処分、移動制限。鶏卵相場や飼料価格の変動。食品安全・衛生問題発生による信用失墜。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

同社は、鶏卵の生産・販売を主軸とする事業を展開しており、生産から流通、販売までを一貫して自社で行うビジネスモデルが最大の特徴です。この一貫体制により、消費者ニーズを迅速に生産へ反映させることが可能となっています。北海道を中心に、岩手県、宮城県にも生産拠点を持ち、高品質で安全な鶏卵の提供に注力しています。具体的には、初生雛からの自社育成、ウインドレス鶏舎の導入、サルモネラワクチン接種、植物性飼料の使用、そしてFSSC22000認証を取得したGP工場での製造など、徹底した安全管理体制を構築しています。主力商品である鶏卵は、スーパーマーケットでの一般消費者向け販売に加え、ホテル、レストラン、パン・ケーキ店などの業務用としても幅広く利用されています。また、近年はアニマルウェルフェアへの関心の高まりを受け、ケージフリー卵(エイビアリー卵)の生産・販売にも注力しており、加工品原料としての用途拡大や海外市場への輸出も推進しています。2026年3月期においては、売上高231億円、営業利益50億円を達成しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算は、売上高が前期比19.1%増の231億円と大幅な伸長を遂げました。営業利益は同157.9%増の50億円、経常利益は同152.2%増の50億円、当期純利益は同77.1%増の39億円と、利益面でも過去最高水準の業績を記録しました。この好調な業績は、主に鶏卵相場が堅調に推移したことが要因として挙げられます。2年連続で高病原性鳥インフルエンザの感染が拡大した影響で、国内の鶏卵供給量が減少し、結果として卵価が上昇したことが、売上高および利益の増加に大きく寄与しました。また、同社が注力してきた差別化卵の販売強化や、飼料価格、物流費、人件費の増加に対応するための販売価格改定も、収益性向上に貢献しました。純資産は同23.4%増の172億円、総資産は同21.8%増の234億円と、ともに増加傾向を示しており、財務基盤の強化も進んでいます。営業キャッシュフローも同89.3%増の61億円と大きく改善し、企業活動の健全性を示しています。

強みと競争優位性

同社の最大の強みは、鶏卵の生産から販売までを一貫して自社で行う垂直統合型のビジネスモデルです。これにより、市場のニーズや消費者動向を迅速に把握し、生産計画へ反映させることが可能です。また、北海道市場においては、約225万羽の飼養羽数(2026年3月末時点)で高いシェアを占めており、地域における強力な基盤を築いています。食の安全に対する意識の高まりに応えるため、雛の自社育成、ウインドレス鶏舎、サルモネラワクチン接種、植物性飼料の使用、FSSC22000認証取得GP工場など、多岐にわたる安全対策を講じていることも、他社との差別化要因となっています。さらに、近年需要が高まるアニマルウェルフェアに配慮したケージフリー卵の生産・販売に早期から取り組み、欧州で認知度の高いアニマルウェルフェアの日本での認知度向上とともに、販売量を着実に伸ばしています。これらの取り組みにより、一般消費者向けだけでなく、外食産業や加工品メーカーといった業務用市場においても、高い品質と安全性を評価され、安定した取引関係を構築しています。

リスク要因

同社の事業における主要なリスク要因として、まず鶏卵相場の変動性が挙げられます。鶏卵は農産物であるため、需給バランスや季節要因、さらには鳥インフルエンザなどの感染症発生状況によって価格が大きく変動する可能性があります。対策として、相場に左右されにくい特殊卵の販売比率を高めているものの、相場低迷が長期化した場合の影響は避けられません。また、鶏卵生産コストの約60%を占める飼料価格の変動もリスク要因です。世界的な需給動向や為替、船運賃などの影響を受けやすい飼料価格の高騰は、収益を圧迫する可能性があります。同社は飼料コスト低減のための研究や、飼料安定基金制度への加入で対応していますが、十分なコスト削減ができない場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。さらに、鳥インフルエンザの発生は、鶏の殺処分による供給力減少や、感染前の供給力回復までに時間を要するため、売上減少に直結する重大なリスクです。農場近隣での発生による移動制限も、事業活動に支障をきたす可能性があります。

投資テーマとの関連

同社は、食の安全・安心への関心の高まりという社会的なトレンドに合致した事業を展開しています。FSSC22000認証の取得や、HACCP手法を取り入れた衛生管理、トレーサビリティシステムの導入など、食品安全管理体制の強化は、消費者の信頼獲得に不可欠であり、長期的な成長を支える基盤となります。また、近年、投資家の間でも注目度が高まっているアニマルウェルフェアの推進も、同社の重要な経営戦略の一つです。ケージフリー卵(エイビアリー卵)の生産・販売拡大は、ESG投資の観点からも評価される可能性があり、企業価値向上に繋がると考えられます。さらに、アジア市場への輸出拡大や、海外におけるM&A・資本参加案件の検討といったグローバル展開の強化は、国内市場の少子高齢化による人口減少という構造的な課題に対する成長戦略として、中長期的な企業価値向上に貢献することが期待されます。これらの要素は、持続可能性や社会的責任を重視する現代の投資テーマと親和性が高いと言えます。

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