株式会社紀文食品 (2933) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 食料品
健康食品
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 102/130位
E
安定性
業種 125/130位
D
成長性
業種 112/129位
C
効率性
業種 77/130位
D
CF健全性
業種 81/130位
売上高
1110億円
粗利率
21.9%
営業利益率
2.9%
純利益率
1.0%
ROE
4.3%
ROIC
4.1%
自己資本比率
32.0%
D/Eレシオ
1.15
有利子負債
295億円
ネットキャッシュ
-212億円
NC/時価総額
-89.5%
運転資本余剰*
-174億円
運転資本余剰/時価総額*
-73.2%
フリーCF
4億円
FCFマージン
0.4%
キャッシュ化率
1.31倍
PBR
0.92倍
EV/EBITDA
8.2倍
PER
21.6倍
想定株価
1039.8円
想定時価総額
237億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1110億円 243億円 22億円 33億円 55億円 27億円 11億円
2025年3月期 1089億円 251億円 19億円 45億円 64億円 42億円 26億円
2024年3月期 1067億円 244億円 19億円 46億円 66億円 44億円 28億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 803億円 311億円 257億円 282億円 257億円
2025年3月期 724億円 312億円 261億円 250億円 207億円
2024年3月期 710億円 310億円 265億円 253億円 187億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 83億円 104億円 115億円 295億円 23億円 - -174億円
2025年3月期 87億円 106億円 109億円 279億円 24億円 - -174億円
2024年3月期 85億円 98億円 120億円 286億円 23億円 - -179億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 14億円 -10億円 -9億円 4億円
2025年3月期 39億円 -20億円 -20億円 19億円
2024年3月期 55億円 -9億円 -26億円 47億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 48.2円 1126.6円 20.0円 41.5% -930.4円 21.6倍 1039.8円 237億円 22,829,781株 100株
2025年3月期 113.4円 908.8円 20.0円 17.6% -839.2円 9.4倍 1070.1円 244億円 22,829,781株 -
2024年3月期 124.2円 821.2円 17.0円 13.7% -880.4円 10.1倍 1254.8円 286億円 22,829,781株 -

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 4.3% 1.4% 4.1% 21.9% 2.9% 4.9% 1.0% 0.4% 32.0% 1.15
2025年3月期 12.5% 3.6% 6.5% 23.1% 4.1% 5.9% 2.4% 1.7% 28.6% 1.34
2024年3月期 15.1% 4.0% 6.9% 22.9% 4.3% 6.2% 2.7% 4.4% 26.4% 1.53

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 1.9% -27.6% -57.5% 1.7% 2.1% 17.3% -
2025年3月期 2.1% -2.8% -8.8% 3.2% - 5.8% 代表取締役社長 堤裕
2024年3月期 0.9% 129.5% 540.9% 2.2% - 8.5% 代表取締役社長 堤裕

業種比較(食料品、129社中央値)

指標株式会社紀文食品業種中央値
ROE4.3%7.0%
ROA1.4%3.9%
営業利益率2.9%4.4%
純利益率1.0%3.4%
自己資本比率32.0%59.2%
売上成長率1.9%3.7%
PER21.6倍17.4倍
PBR0.92倍1.14倍
EV/EBITDA8.2倍8.1倍
NC/時価総額-89.5%-1.5%
運転資本余剰/時価総額-73.2%-15.1%
同業他社: 日本たばこ産業株式会社(2914)アサヒグループホールディングス株式会社(2502)キリンホールディングス株式会社(2503)サントリービバレッジ&フード株式会社(2587)味の素株式会社(2802)全130社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

食料品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
ブルドックソース株式会社 (2804) 237億円 147億円
株式会社 ホクリヨウ (1384) 237億円 231億円
株式会社なとり (2922) 241億円 486億円
六甲バター株式会社 (2266) 233億円 433億円
ミヨシ油脂株式会社 (4404) 243億円 595億円
株式会社イートアンドホールディングス (2882) 226億円 405億円
エバラ食品工業株式会社 (2819) 249億円 500億円
鳥越製粉株式会社 (2009) 250億円 263億円
食料品の企業一覧(全130社)→

AI分析(2026年3月期)

健康食品
スリミ製品健康志向商品秋冬向け商品原材料調達グローバル展開

見通し: 今期は減益見通しだが、来期は売上・利益ともに回復基調へ。主力スリミ製品の需要構造変化に対応し、高付加価値商品や健康志向商品で成長を目指す。

強み: スリミ製品における高い国内シェアと、流通小売業との直接取引による強固な販売網。健康志向の高まりを捉えた商品開発力。

懸念: 原材料価格の高騰と、秋冬期の気温上昇による秋冬向け商品の販売への影響。円安による輸入コスト増も懸念される。

リスク: 原材料調達リスク:水産資源の減少や漁獲規制、国際需要変化による供給減やコスト高騰。秋冬期の気温上昇リスク:温暖化による主力商品の需要減退。為替レート変動リスク:海外調達・販売における円安進行による業績への影響。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E36466は、スリミ製品を主力とする水産練り物加工食品メーカーであり、国内外で事業を展開しています。主力事業は国内食品事業で、カニカマや竹輪などのスリミ製品を中心に、消費者の健康志向や簡便性ニーズに応える商品開発・販売に注力しています。また、業務用チャネルの拡大や、農産物・畜産物・鶏卵などの販売も手掛けています。海外食品事業では、グローバルに認知されている「カニカマ」(SURIMI)を中心に、日本食への関心の高まりや健康志向を背景に、アジア諸国を中心に市場拡大を目指しています。さらに、食品関連事業として、通信販売の拡大に伴う物流需要に対応する共同配送事業などを展開しており、ITと物流の連携強化や環境配慮型サービスの提供に取り組んでいます。2038年を目標年次とする長期ビジョンでは、「総合食品グループ」「開発型企業」「グローバルカンパニー」を目指し、中期経営計画「中計2026」では、収益性向上と財務体質改善による持続的成長に向けた企業体質の構築を基本方針としています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結業績は、売上高が1,110億円と前期比2.0%増となりました。しかし、営業利益は33億円で同27.6%減、経常利益は27億円で同35.6%減、当期純利益は11億円で同57.5%減と、利益面では大幅な減益となりました。この背景には、原材料価格の高騰、エネルギーコストの上昇、そして地政学リスクの高まりなど、想定外の経営環境の悪化が影響していると考えられます。特に、国内食品事業と海外食品事業における減益が業績全体を押し下げた形です。総資産は803億円と前期比10.9%増加しましたが、これは主に固定資産の増加によるものです。一方、現金及び預金は83億円と前期比4.8%減少し、営業キャッシュ・フローも14億円と前期比62.7%の大幅な減少となりました。一人当たりの当期純利益(EPS)も48.16円と、利益の減少幅に比例して大きく落ち込みました。配当は20.00円と前期据え置きでした。

強みと競争優位性

E36466の強みの一つは、スリミ製品市場における高い国内シェアと、流通企業との直接取引によって長年築き上げてきた全国販売網およびチルド配送システムです。これにより、安定した商品供給と顧客との強固な関係性を維持しています。また、原材料調達から製造段階まで一貫した競争優位性の追求も進めており、複数ルートからの調達や子会社への集約による購買力向上、サプライチェーンの安定化を図っています。気候変動リスクや原材料価格変動リスクに対しては、調達先の多様化や包装資材の見直し、消費量の削減といった対策を講じています。さらに、「企業は、<人>だけ」という理念に基づき、人財育成とWell-beingの実現に注力しており、これは長期的な事業成長を支える基盤となります。国内外での健康志向の高まりを捉え、健康価値を付加した商品の開発や、SNSを活用したプロモーションなど、時代の変化に対応したマーケティング戦略も競争優位性につながっています。

リスク要因

同社が認識している主要なリスク要因として、まず原材料の調達に関するリスクが挙げられます。主力原料であるスケソウダラのすり身などの水産資源の減少や漁獲規制、国際的な需要変動による供給減、あるいは原油価格高騰に伴う包装資材価格の上昇は、売上原価の上昇や事業活動の停滞につながる可能性があります。また、秋冬期の気温上昇による、おでんや鍋物といった季節性の高い主力商品の需要減少も、年度業績の低下を招くリスクです。食品の安全性に関するリスクも無視できません。万が一、商品に問題が発生した場合、健康被害に加え、社会的信用の失墜、販売悪化、回収・賠償費用発生といった深刻な影響が懸念されます。さらに、サイバー攻撃の高度化に伴う情報セキュリティリスクや、国内外の法規制の変更、為替レートの変動、自然災害による事業継続への影響なども、業績に影響を及ぼす可能性があります。

投資テーマとの関連

E36466は、健康志向の高まりという投資テーマとの関連性が考えられます。主力であるスリミ製品は、高タンパク質・低脂質といった特徴を持つことから、健康食品としての付加価値を高めることで、新たな需要を喚起する可能性があります。同社も、国内事業において健康機能の付加や健康コンセプトの確立を推進しており、健康志向の消費者のニーズに応えようとしています。また、食の安全・安心への関心の高まりは、同社が長年培ってきた品質管理体制やHACCPに則った衛生管理、食品安全マネジメントシステムの認証取得といった取り組みが評価される可能性があります。海外事業においては、日本食ブームや健康志向の高まりを捉え、「カニカマ」をはじめとするスリミ製品のグローバル展開を加速させることで、成長機会を追求しています。一方で、AIやIoT、自動運転といった先進技術が物流現場で活用される動きは、同社の食品関連事業における省人化・自動化の可能性を示唆しており、将来的な競争力強化に繋がるかもしれません。

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