株式会社ユーグレナ (2931) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 食料品
再生可能エネルギーバイオテクノロジー健康食品化粧品ESGDXM&A
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 101/130位
D
安定性
業種 113/130位
C
成長性
業種 52/129位
E
効率性
業種 125/130位
A
CF健全性
業種 13/130位
売上高
504億円
粗利率
69.5%
営業利益率
6.2%
純利益率
-1.6%
ROE
-2.6%
ROIC
3.7%
自己資本比率
42.7%
D/Eレシオ
0.90
有利子負債
277億円
ネットキャッシュ
-118億円
NC/時価総額
-
運転資本余剰*
19億円
運転資本余剰/時価総額*
-
フリーCF
46億円
FCFマージン
9.1%
キャッシュ化率
-
PBR
-
EV/EBITDA
-
PER
-
想定株価
-
想定時価総額
-

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 504億円 350億円 24億円 31億円 55億円 24億円 -8億円
2024年12月期 476億円 333億円 26億円 3億円 29億円 4億円 -7億円
2023年12月期 465億円 318億円 21億円 -15億円 7億円 -14億円 -27億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 723億円 334億円 140億円 298億円 309億円
2024年12月期 733億円 309億円 128億円 283億円 317億円
2023年12月期 596億円 244億円 123億円 271億円 202億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 159億円 42億円 50億円 277億円 15億円 111億円 19億円
2024年12月期 137億円 37億円 43億円 259億円 7億円 122億円 9億円
2023年12月期 157億円 37億円 38億円 251億円 8億円 116億円 34億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 52億円 -6億円 -24億円 46億円
2024年12月期 26億円 -80億円 -5億円 -53億円
2023年12月期 7億円 -6億円 58億円 1200万円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 -5.9円 226.4円 2.0円 - -86.2円 - - - 136,599,260株 20,800株
2024年12月期 -4.8円 232.4円 - - -89.3円 - - - 136,411,986株 20,600株
2023年12月期 -22.8円 172.6円 - - -80.4円 - - - 117,150,662株 20,600株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 -2.6% -1.1% 3.7% 69.5% 6.2% 11.0% -1.6% 9.1% 42.7% 0.90
2024年12月期 -2.1% -0.9% 0.4% 69.9% 0.6% 6.1% -1.4% -11.2% 43.3% 0.82
2023年12月期 -13.1% -4.5% -2.3% 68.4% -3.1% 1.4% -5.7% 0.0% 33.9% 1.24

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 5.8% 941.0% -223.9% 4.3% 30.5% - 代表取締役社長 出雲充
2024年12月期 2.4% -79.5% -124.5% 11.4% 27.8% - 代表取締役社長 出雲充
2023年12月期 4.7% -142.4% -199.3% 51.7% 25.1% - 代表取締役社長 出雲充

業種比較(食料品、129社中央値)

指標株式会社ユーグレナ業種中央値
ROE-2.6%7.0%
ROA-1.1%3.9%
営業利益率6.2%4.3%
純利益率-1.6%3.4%
自己資本比率42.7%59.2%
売上成長率5.8%3.5%
PER-17.4倍
PBR-1.13倍
EV/EBITDA-8.2倍
NC/時価総額--1.7%
運転資本余剰/時価総額--15.3%
同業他社: 日本たばこ産業株式会社(2914)アサヒグループホールディングス株式会社(2502)キリンホールディングス株式会社(2503)サントリービバレッジ&フード株式会社(2587)味の素株式会社(2802)全130社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

食料品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
エバラ食品工業株式会社 (2819) 249億円 500億円
株式会社ロック・フィールド (2910) 402億円 512億円
株式会社あじかん (2907) 105億円 514億円
株式会社なとり (2922) 241億円 486億円
太陽化学株式会社 (2902) 435億円 525億円
株式会社ライフドリンク カンパニー (2585) 638億円 527億円
井村屋グループ株式会社 (2209) 308億円 537億円
サトウ食品株式会社 (2923) 372億円 465億円
食料品の企業一覧(全130社)→

AI分析(2025年12月期)

再生可能エネルギーバイオテクノロジー健康食品化粧品
ユーグレナ関連事業バイオ燃料(SAF/HVO)バイオマスの5F戦略ヘルスケア事業(健康食品・化粧品)サステナビリティ

見通し: 2025年度の連結営業黒字拡大を目指し、2026年度以降は既存領域の深化と新規領域の探索を強化。2028年度売上高550-600億円、2030年度売上高1000億円規模を目標に、ユーグレナ事業の成長とバイオ燃料事業の商業化を推進。

強み: ユーグレナの培養・活用技術をコアとし、「バイオマスの5F」戦略で多様な事業を展開。サステナビリティを軸とした事業モデル。

懸念: ユーグレナ関連事業への新規参入増加による競争激化。バイオ燃料事業の商業化遅延やコスト超過リスク。機能性表示食品制度見直しによる影響。

リスク: バイオ燃料事業の商業化遅延・コスト超過リスク(マレーシアプラント建設・運営)。ユーグレナ技術の陳腐化や競合優位性低下。製品品質・安全性問題発生や法規制変更による業績影響。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

同社は「人と地球を健康にする」というパーパスのもと、微細藻類ユーグレナを核とした「バイオマスの5F」(Food, Fine Chemical, Feed, Fertilizer, Fuel)戦略に基づき、ヘルスケア、バイオ燃料、その他多岐にわたる事業を展開している。ヘルスケア事業では、ユーグレナやクロレラを活用した健康食品、化粧品、OEM・原料供給を行っており、直販チャネルを中心にLTV(顧客生涯価値)の最大化と、企業顧客への素材提供による安定収益の確保を目指している。バイオ燃料事業では、SAF(持続可能な航空燃料)やHVO(再生可能ディーゼル燃料)の製造・供給体制構築を進めており、グローバル大手エネルギー企業との合弁事業を通じて、マレーシアでの商業プラント建設・運営を推進している。その他事業として、飼料や肥料への展開も進めており、ユーグレナの多様な可能性を追求している。2020年には「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」を掲げ、持続可能性を軸とした事業運営を基本戦略としている。

直近決算ハイライト

2025年度は、7期ぶりとなる連結営業黒字を達成し、黒字規模を大きく拡大させる見込みである。これは、先行投資、バックオフィス強化、M&A関連費用増加による営業損失が続いていた状況からの転換点となる。ヘルスケア事業においては、定期顧客数の増加に転じ、LTV向上のための収益構造改革が進展し、限界利益率が大幅に改善した。ブランド内ラインアップ拡充やブランド横断のクロスセルによる顧客単価の底上げも図られる。バイオ燃料事業においては、マレーシアの商業プラント建設が順調に進捗しており、2028年下期までの稼働開始を目指している。これらの取り組みにより、売上高は520億円、調整後EBITDAは70億円、営業利益は32億円を見込んでおり、親会社株主に帰属する当期純利益の黒字転換も視野に入れている。

強みと競争優位性

同社の最大の強みは、ユーグレナというユニークな微細藻類に関する高度な培養技術と、それを「バイオマスの5F」戦略に基づき多角的に事業化する独自のアプローチである。特に、ユーグレナの屋外大量培養を世界で初めて成功させた実績や、独立栄養、従属栄養、光従属栄養といった全ての培養技術をコア技術としている点は、他社との差別化要因となる。ヘルスケア事業においては、「からだにユーグレナ」をはじめとする自社ブランドの確立と、定期購入モデルによる安定した収益基盤が強みである。また、キューサイやエポラなどのグループ会社が持つブランド力や顧客基盤も活用できている。バイオ燃料事業においては、グローバル大手エネルギー企業との提携を通じて、商業規模のプラント建設・運営という大規模プロジェクトを推進できる体制は、参入障壁の高さを示す。さらに、パラミロンなどのユーグレナ由来の機能性素材に関する研究開発力と、それらをFine Chemical領域で展開するポテンシャルも競争優位性となる。

リスク要因

同社は、事業運営における様々なリスク要因を抱えている。ヘルスケア事業では、製造委託先への依存、製品の品質・安全性問題、そして薬機法や景品表示法をはじめとする法規制の変更リスクが挙げられる。特に、機能性表示食品制度の見直しや、個人情報漏洩のリ से ティック は、業績に影響を及ぼす可能性がある。また、健康食品市場における顧客嗜好の変化や、競合の出現、広告宣伝費・販売促進費の先行投資に対する効果の不確実性もリスクとなる。バイオ燃料事業では、マレーシアの商業プラント建設遅延や、想定を超える追加資金負担、操業上のトラブル、原料・製品の市況変動、為替・金利変動リスクなどが懸念される。さらに、ユーグレナ培養技術の陳腐化、知的財産権侵害のリスク、海外展開におけるカントリーリスク、地政学リスク、自然災害、情報システム障害、企業買収・投資に伴うリスク、株式関連報酬による希薄化リスクなど、共通のリスクも多数存在する。

投資テーマとの関連

同社は、「サステナビリティ First」を掲げ、環境負荷の低いバイオ燃料や、栄養価の高いユーグレナを活用した食品・素材開発を行っており、SDGs(持続可能な開発目標)への貢献という投資テーマと深く関連している。特に、バイオ燃料事業は、脱炭素化社会の実現に向けた重要なテーマであり、SAF・HVOの商業化は、航空業界や運輸業界のグリーン化に貢献する可能性がある。ヘルスケア事業におけるユーグレナ由来の機能性素材は、健康寿命の延伸やウェルネス志向の高まりといったテーマにも合致する。また、ユーグレナを「バイオマスの5F」戦略で多段階に活用するモデルは、資源循環型社会の構築や、サーキュラーエコノミーといった、より広範なサステナビリティ関連の投資テーマとも親和性が高い。微細藻類というバイオテクノロジー分野への投資テーマとも関連が深く、その研究開発力と事業化への取り組みは、将来的な成長ポテンシャルを示唆している。

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