株式会社サンクゼール (2937) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 食料品
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 56/130位
C
安定性
業種 84/130位
C
成長性
業種 33/129位
A
効率性
業種 8/130位
C
CF健全性
業種 47/130位
売上高
206億円
粗利率
35.8%
営業利益率
3.8%
純利益率
3.0%
ROE
11.9%
ROIC
8.0%
自己資本比率
50.8%
D/Eレシオ
0.34
有利子負債
17億円
ネットキャッシュ
6億円
NC/時価総額
3.6%
運転資本余剰*
-8億円
運転資本余剰/時価総額*
-5.4%
フリーCF
7億円
FCFマージン
3.4%
キャッシュ化率
2.48倍
PBR
3.01倍
EV/EBITDA
12.9倍
PER
25.2倍
想定株価
1679.3円
想定時価総額
156億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 206億円 74億円 4億円 8億円 12億円 9億円 6億円
2025年3月期 195億円 68億円 3億円 8億円 11億円 8億円 4億円
2024年3月期 192億円 71億円 3億円 13億円 16億円 14億円 8億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 102億円 64億円 32億円 19億円 52億円
2025年3月期 92億円 61億円 27億円 16億円 50億円
2024年3月期 94億円 65億円 33億円 13億円 47億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 23億円 19億円 20億円 17億円 3614万円 5億円 -8億円
2025年3月期 19億円 20億円 20億円 18億円 5539万円 2億円 -8億円
2024年3月期 27億円 15億円 22億円 16億円 1億円 2億円 -7億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 15億円 -8億円 -3億円 7億円
2025年3月期 2億円 -8億円 -2億円 -5億円
2024年3月期 7億円 -8億円 -6億円 -9623万円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 66.6円 557.6円 35.0円 52.5% 60.9円 25.2倍 1679.3円 156億円 9,305,000株 -
2025年3月期 37.9円 535.1円 35.0円 92.3% 20.0円 40.3倍 1528.6円 142億円 9,264,200株 -
2024年3月期 89.4円 513.4円 35.0円 39.1% 110.5円 26.8倍 2396.5円 221億円 9,230,200株 -

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 11.9% 6.0% 8.0% 35.8% 3.8% 5.7% 3.0% 3.4% 50.8% 0.34
2025年3月期 7.1% 3.8% 8.7% 34.8% 4.3% 5.9% 1.8% -2.6% 53.6% 0.35
2024年3月期 17.3% 8.7% 14.1% 36.8% 6.7% 8.2% 4.3% -0.5% 50.3% 0.35

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 5.8% -5.3% 76.4% 4.9% - -20.9% -
2025年3月期 1.6% -35.1% -57.2% - - - 代表取締役社長 久世良太
2024年3月期 7.3% -19.4% -22.7% - - - 代表取締役社長 久世良太

業種比較(食料品、129社中央値)

指標株式会社サンクゼール業種中央値
ROE11.9%7.0%
ROA6.0%3.9%
営業利益率3.8%4.4%
純利益率3.0%3.4%
自己資本比率50.8%59.2%
売上成長率5.8%3.5%
PER25.2倍17.4倍
PBR3.01倍1.13倍
EV/EBITDA12.9倍8.1倍
NC/時価総額3.6%-2.3%
運転資本余剰/時価総額-5.4%-15.3%
同業他社: 日本たばこ産業株式会社(2914)アサヒグループホールディングス株式会社(2502)キリンホールディングス株式会社(2503)サントリービバレッジ&フード株式会社(2587)味の素株式会社(2802)全130社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

食料品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社ピックルスホールディングス (2935) 155億円 409億円
ユタカフーズ株式会社 (2806) 152億円 150億円
イフジ産業株式会社 (2924) 150億円 326億円
日東富士製粉株式会社 (2003) 165億円 728億円
シノブフーズ株式会社 (2903) 169億円 620億円
かどや製油株式会社 (2612) 143億円 400億円
株式会社ユニカフェ (2597) 141億円 161億円
塩水港精糖株式会社 (2112) 141億円 330億円
食料品の企業一覧(全130社)→

AI分析(2026年3月期)

食のSPAモデル強化M&Aによる事業拡大グローバル事業展開デジタルサプライチェーン高度化CRM強化によるLTV向上

見通し: 売上高は5.8%増の206億円と堅調だが、営業利益は5.3%減の8億円と減益見込み。当期純利益は76.4%増と大幅増益。M&AによるSPAモデル強化やグローバル事業拡大が成長ドライバーとなる見通し。

強み: 「サンクゼール」「久世福商店」など複数ブランドを持つ食のSPAモデル。開発から販売まで一貫体制で品質とコスト競争力を両立。

懸念: 原材料価格や物流費、人件費の高騰、消費者ニーズの急激な変化。これらへの対応遅れは業績悪化リスクとなる。

リスク: サプライチェーン全体に影響を及ぼすサステナビリティリスク。気候変動や食品ロス増は調達困難やブランドイメージ悪化を招く。自然災害や感染症拡大による事業継続リスクも抱える。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社グループは、「愛と喜びのある食卓をいつまでも」をコーポレートスローガンに掲げ、食のSPA(製造・小売)企業として、お客様の暮らしや想いに寄り添い、新たな価値と出会いを創造することを目指しています。経営理念には、お客様、株主、取引先、パートナー、地域社会に信頼される誠実な企業であること、互いの違いを認め合う成熟した大人の文化を創造し、居心地の良い楽しい社会の実現に貢献すること、そして世界中の人々に美味しく健康で高品質な食をバリューを持って提案し、豊かな食卓と暮らしを楽しむ時間、人と人が集いつながる場を提供することが掲げられています。企業としてのあり方としては、健全な企業活動を通じて長期に社会貢献できる「Good Company」を目指し、オープンで経営理念を共有するパートナーによって運営される会社を志向しています。

事業は国内とグローバルに展開しており、国内では「久世福商店」事業を中心に、顧客ロイヤルティの向上、デジタルサプライチェーンの高度化、商品内製化の拡大、M&AによるSPAモデルの強化に注力しています。グローバル事業では、米国においてプレミアム日本食ブランドとしての地位確立・深化、外食・業務用市場でのブランド浸透、多様化する市場に対応した商品開発力の強化、高稼働体制と現場改善による利益率向上を目指しています。アジア・その他地域でも、地域特性を活かした展開拡大、供給基盤の構築、戦略的M&Aによるブランドポートフォリオの高度化を進めています。ESGポリシーにおいては、気候変動対策、人的資本、食品ロス削減、森林保護・生物多様性、公益財団法人「サンクゼール財団」を通じた社会貢献活動に注力し、社会の持続可能性と企業の持続的な成長の両立を図っています。2026年3月期において、売上高は206億円、営業利益は8億円を計上しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結決算は、売上高が前期比5.8%増の206億円となり、堅調な成長を示しました。しかしながら、営業利益は前期比5.3%減の8億円にとどまり、利益面ではやや減速が見られます。これは、原材料価格や物流費、人件費の上昇といったコスト負担の増加が影響したと考えられます。一方で、経常利益は前期比1.9%増の9億円、当期純利益は同76.4%増の6億円と、大幅な増加を達成しました。特に当期純利益の伸びは、一時的な要因によるものか、あるいは投資有価証券売却益などの特別損益の貢献による可能性が考えられます。純資産は前期比6.4%増の50億円、総資産は同10.5%増の102億円と、ともに増加しており、財務基盤の強化がうかがえます。現金及び預金も同19.4%増の23億円と積み増されています。営業キャッシュ・フローは同519.5%増の15億円と、大幅な改善を見せており、本業でのキャッシュ創出力が高まったことを示唆しています。一株当たり当期純利益(EPS)も同75.7%増の66.64円と大きく伸長しました。配当は35円で前期比据え置きとなりました。

強みと競争優位性

当社の強みは、食のSPA(製造・小売)モデルを核とした、開発から調達、製造、販売までを一貫して手掛ける垂直統合型のビジネスモデルにあります。これにより、市場のニーズを迅速に捉え、商品開発に反映させるスピード感と、品質管理の徹底が可能となっています。特に「久世福商店」ブランドは、顧客ロイヤルティの向上を強みとしており、店舗やECにおける購買データを活用したCRM強化により、顧客生涯価値(LTV)の最大化を目指しています。また、デジタルサプライチェーンの高度化やAIを活用した需要予測、在庫管理の最適化といった取り組みは、生産効率と供給体制の強化に貢献し、多品種・高付加価値商品の安定供給を支えています。M&Aを戦略的に活用し、自社の強みを補完・強化する事業や機能をグループ内に取り込むことで、SPAモデルを継続的に高度化させ、競争優位性を高めている点も特徴です。グローバル展開においては、米国市場でプレミアム日本食ブランドとしての独自のポジションを確立しており、販路拡大とブランド浸透を進めています。多様なブランドポートフォリオを構築し、リスク分散と成長性の両立を図っていることも競争優位性と言えます。

リスク要因

当社の事業運営におけるリスク要因は多岐にわたります。まず、食のSPA企業として、サプライチェーン全体にわたるサステナビリティに関するリスクが挙げられます。気候変動による原材料調達の困難化や、食品ロスの増加は、環境負荷の増大やブランドイメージの悪化につながる可能性があります。また、国内の食品製造販売が主たる事業であるため、経済状況や世界情勢の変化は業績に大きな影響を与える可能性があります。消費者のニーズやライフスタイルの変化に機敏に対応できない場合、業界環境の変化リスクも顕在化する恐れがあります。食の安全性に関するリスクも重要であり、偶発的な事象による品質低下は、損害賠償やブランドイメージ低下を招く可能性があります。自然災害や感染症の拡大は、製造拠点の停止や物流の阻害、店舗休業など、事業運営全般に影響を及ぼすリスクがあります。さらに、情報システムや個人情報の漏洩リスク、法的規制の遵守、仕入先・卸販売先との関係悪化、激化する競合環境、商品及び原材料の調達並びに価格変動、物流網及び物流費用の変動、商品企画・開発におけるトレンドへの対応、知的財産権や訴訟に関するリスク、海外展開におけるカントリーリスクや為替変動リスクなども、業績に影響を与える可能性があります。

投資テーマとの関連

当社グループは、食のSPA企業として、持続可能な社会の実現に貢献するESG経営を推進しており、これは「サステナビリティ」や「食料問題」といった投資テーマと深く関連しています。特に、気候変動対策として事業活動に伴う温室効果ガス排出量の削減目標を設定し、Scope1+2において2030年までに2021年度比50%削減を目指している点は、気候変動への積極的な取り組みを示すものです。Scope3排出量の可視化や削減施策の推進も、サプライチェーン全体での環境負荷低減への意識の高さを示しています。また、食品ロス削減への取り組みは、「SDGs」の目標達成にも貢献するものです。人的資本への投資も注力しており、管理職に占める女性比率の目標設定は、ダイバーシティ&インクルージョンといったテーマにも合致しています。森林保護や生物多様性保全への取り組みも、環境保全への意識の高さを示唆しており、これらは長期的な企業価値向上に繋がる要素として、ESG投資の観点から注目される可能性があります。ただし、直接的なAI、半導体、EV、防衛といったテーマとの関連性は薄く、あくまで食料・農業・サステナビリティといった分野での関連性が中心となります。

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