株式会社セルシス (3663) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
SaaSコンテンツAI
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 7/649位
C
安定性
業種 428/657位
B
成長性
業種 145/637位
A
効率性
業種 79/657位
A
CF健全性
業種 65/656位
売上高
95億円
粗利率
61.3%
営業利益率
31.3%
純利益率
17.8%
ROE
39.3%
ROIC
48.6%
自己資本比率
54.0%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
40億円
NC/時価総額
8.2%
運転資本余剰*
16億円
運転資本余剰/時価総額*
3.3%
フリーCF
17億円
FCFマージン
18.1%
キャッシュ化率
1.56倍
PBR
11.56倍
EV/EBITDA
12.4倍
PER
30.2倍
想定株価
1668.0円
想定時価総額
494億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 95億円 58億円 7億円 30億円 36億円 29億円 17億円
2024年12月期 82億円 45億円 7億円 21億円 28億円 23億円 14億円
2023年12月期 81億円 39億円 8億円 14億円 21億円 14億円 6億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 79億円 53億円 24億円 11億円 43億円
2024年12月期 84億円 64億円 25億円 5億円 56億円
2023年12月期 86億円 69億円 14億円 5億円 65億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 40億円 1億円 4億円 - 6億円 - 16億円
2024年12月期 53億円 2億円 4億円 - 7億円 - 29億円
2023年12月期 56億円 8201万円 3億円 - 3205万円 - 41億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 26億円 -9億円 -30億円 17億円
2024年12月期 37億円 -16億円 -23億円 21億円
2023年12月期 23億円 -15億円 -21億円 9億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 55.2円 144.2円 36.0円 65.2% 136.3円 30.2倍 1668.0円 494億円 36,271,180株 6,639,700株
2024年12月期 44.3円 173.2円 24.0円 54.2% 173.2円 30.9倍 1367.6円 422億円 36,271,180株 5,385,300株
2023年12月期 18.5円 200.6円 12.0円 65.0% 171.4円 38.9倍 718.1円 233億円 36,271,180株 3,827,900株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 39.3% 21.3% 48.6% 61.3% 31.3% 38.5% 17.8% 18.1% 54.0% -
2024年12月期 24.9% 16.6% 26.8% 55.4% 26.2% 34.2% 17.1% 25.4% 66.6% -
2023年12月期 9.6% 7.3% 14.5% 48.3% 16.7% 26.4% 7.7% 10.8% 76.1% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 15.4% 38.3% 20.1% 7.9% 8.2% 26.5% -
2024年12月期 1.4% 58.7% 123.5% 6.0% 8.8% 15.9% 代表取締役社長 成島啓
2023年12月期 7.3% -7.7% -40.2% 8.3% 16.4% 20.5% 代表取締役社長 成島啓

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社セルシス業種中央値
ROE39.3%11.1%
ROA21.3%6.6%
営業利益率31.3%8.6%
純利益率17.8%6.5%
自己資本比率54.0%62.0%
売上成長率15.4%9.1%
PER30.2倍17.2倍
PBR11.56倍2.29倍
EV/EBITDA12.4倍7.8倍
NC/時価総額8.2%20.5%
運転資本余剰/時価総額3.3%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
日本システム技術株式会社 (4323) 490億円 325億円
エイベックス株式会社 (7860) 505億円 1466億円
株式会社エクサウィザーズ (4259) 483億円 120億円
GMOフィナンシャルゲート株式会社 (4051) 510億円 179億円
株式会社ソフトクリエイトホールディングス (3371) 479億円 344億円
株式会社FFRIセキュリティ (3692) 479億円 43億円
HENNGE株式会社 (4475) 513億円 109億円
株式会社アイスタイル (3660) 472億円 688億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

AI分析(2025年12月期)

SaaSコンテンツ
CLIP STUDIO PAINTクリエイターエコノミーサブスクリプションモデルクリエイタープラットフォームグローバル展開

見通し: 主力製品「CLIP STUDIO PAINT」のサブスクリプションモデルARR拡大と、クリエイタープラットフォーム分野の新サービス開発により、中長期的に売上・利益の持続的成長を目指す。ROE30%以上をKPIに設定。

強み: 「CLIP STUDIO PAINT」によるクリエイターからの強固な信頼と、グローバル展開における多言語対応、ローカライズ強化。

懸念: 技術革新の速度が速いソフトウェア業界での陳腐化リスク、及び「CLIP STUDIO PAINT」への売上依存度。

リスク: 技術革新への対応遅れによる製品陳腐化、個人情報漏洩による信用失墜、主力製品「CLIP STUDIO PAINT」への過度な依存。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

セルシスは、デジタルコンテンツの創作から利用・活用までをトータルに支援する環境提供を経営理念に掲げ、グローバルに事業を展開する企業です。主力事業は、イラスト・マンガ・Webtoon・アニメーション制作アプリ「CLIP STUDIO PAINT」の開発・販売を中心とするクリエイターサポート分野です。この分野では、5,957万本を超える累計出荷本数を誇り、特にサブスクリプションモデルによる継続的な収益確保に注力しています。また、クリエイターエコノミー市場の拡大を見据え、コンテンツ制作のサポートに留まらず、クリエイターの活動の場となる新たなサービス・プラットフォームの開発・提供・運営を行うクリエイタープラットフォーム分野も強化しています。電子書籍配信ソリューションや、マンガ家志望者と編集者をマッチングする「モチコミonline」なども手掛けており、クリエイターエコノミー市場全体を包括的に支援するエコシステムの構築を目指しています。当事業年度からは、事業セグメントを「クリエイターサポート分野」と「クリエイタープラットフォーム分野」の二つに再定義し、両分野のシナジーを追求することで、事業領域の拡大と第二の柱となる事業の育成を図っています。

直近決算ハイライト

当事業年度において、セルシスは過去最高を更新する売上高9,471,638千円、営業利益2,967,854千円を達成しました。これは、主力製品である「CLIP STUDIO PAINT」の堅調な事業推進、特にメジャーバージョンアップ(Ver.4.0)の成功と、それに伴うサブスクリプション契約の増加、および買い切り版の価格改定が大きく貢献した結果です。経常利益は2,934,988千円、当期純利益は1,681,102千円となりました。特に注目すべきは、中期経営計画で掲げる重要KPIである自己資本当期純利益率(ROE)が35.5%となり、目標である30%以上を大きく上回った点です。これは、構造改革や上場、子会社吸収合併を経て、次なる成長に向けた経営体制が整い、「CLIP STUDIO PAINT」の収益力強化とクリエイターエコノミー市場全体への事業領域拡大という戦略が奏功していることを示唆しています。また、株主還元も重視しており、自己株式取得を継続するとともに、1株当たり配当金も増配を実施しています。

強みと競争優位性

セルシスの最大の強みは、クリエイター向けソフトウェア市場における確固たる地位と、グローバルに展開する「CLIP STUDIO PAINT」ブランドの認知度です。この製品は、イラスト、マンガ、Webtoon、アニメーション制作といった多様なニーズに対応できる高機能性と、サブスクリプションモデルによる導入ハードルの低さ、そして継続的なアップデートによる価値向上が、世界中のクリエイターから支持されています。また、80%以上が海外市場向けというグローバル展開は、多様な市場への適応力と、為替変動リスクを分散する効果ももたらしています。さらに、クリエイターエコノミー市場全体への事業拡大を目指す「クリエイタープラットフォーム分野」の育成は、単なるソフトウェア提供企業からの脱却を図り、クリエイターの創作活動を包括的に支援するエコシステムを構築する上で、他社との差別化要因となっています。開発力の強化や、人材育成への注力も、技術革新の速いソフトウェア業界において、競争優位性を維持するための重要な要素と言えます。

リスク要因

セルシスは、ソフトウェア業界特有の技術革新の速さというリスクに直面しています。新しい技術やサービスが次々と登場する中で、自社製品・サービスが陳腐化する可能性があり、継続的な研究開発投資と迅速な対応が不可欠です。また、主力製品である「CLIP STUDIO PAINT」への依存度が高いことも、リスク要因となり得ます。この製品の利用者の減少や市場規模の縮小は、業績に大きな影響を与える可能性があります。そのため、新たな事業の柱となる「クリエイタープラットフォーム分野」の育成が重要となります。個人情報保護という点では、情報漏洩リスクに対して、厳格な管理体制とセキュリティ対策が求められます。さらに、グローバル展開に伴う各国の法規制や商習慣の違い、為替変動リスク、そしてインターネット上の風評被害リスクなども、経営に影響を及ぼす可能性があります。これらのリスクに対し、同社は継続的な技術開発、事業ポートフォリオの多様化、コンプライアンス強化、リスク管理体制の整備等で対応を図っています。

投資テーマとの関連

セルシスは、クリエイターエコノミーの拡大という投資テーマに直接的に関連しています。デジタルコンテンツ制作ツールの提供を通じて、イラストレーター、マンガ家、アニメーターといったクリエイターの創作活動を支援し、その収益化をサポートするプラットフォームを提供しています。特に「CLIP STUDIO PAINT」は、世界中のクリエイターから支持されており、AI技術の進化やメタバースの普及といったテクノロジーの進展が、クリエイティブ分野のさらなる活性化に繋がる可能性を秘めています。同社は、これらの技術動向も注視し、新たなサービス開発へと繋げていくことで、デジタルネイティブ世代のクリエイターエコノミーの成長恩恵を享受できるポジションにいます。また、グローバル展開を積極的に行っている点も、世界的なデジタルコンテンツ市場の拡大というテーマとの関連性を深めています。

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