日本システム技術株式会社 (4323) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
AISaaSデータセンター医療機器
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 203/649位
A
安定性
業種 185/657位
B
成長性
業種 246/637位
A
効率性
業種 104/657位
A
CF健全性
業種 194/656位
売上高
325億円
粗利率
29.4%
営業利益率
12.0%
純利益率
8.1%
ROE
15.7%
ROIC
16.3%
自己資本比率
66.2%
D/Eレシオ
0.00
有利子負債
5486万円
ネットキャッシュ
88億円
NC/時価総額
17.9%
運転資本余剰*
26億円
運転資本余剰/時価総額*
5.3%
フリーCF
31億円
FCFマージン
9.5%
キャッシュ化率
1.15倍
PBR
2.92倍
EV/EBITDA
9.8倍
PER
18.6倍
想定株価
1972.9円
想定時価総額
490億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 325億円 96億円 2億円 39億円 41億円 40億円 26億円
2025年3月期 293億円 83億円 2億円 32億円 34億円 33億円 24億円
2024年3月期 262億円 73億円 2億円 28億円 29億円 29億円 21億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 253億円 189億円 62億円 23億円 168億円
2025年3月期 229億円 166億円 61億円 20億円 148億円
2024年3月期 200億円 157億円 52億円 21億円 127億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 88億円 3億円 91億円 5486万円 17億円 2億円 26億円
2025年3月期 67億円 4億円 88億円 6813万円 17億円 2億円 7億円
2024年3月期 75億円 4億円 72億円 7844万円 6億円 3億円 23億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 30億円 5303万円 -10億円 31億円
2025年3月期 18億円 -20億円 -6億円 -2億円
2024年3月期 19億円 -8億円 -4億円 11億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 106.1円 677.7円 45.0円 42.4% 352.7円 18.6倍 1972.9円 490億円 24,836,920株 10,400株
2025年3月期 99.2円 597.0円 27.0円 27.2% 268.9円 18.2倍 1806.2円 448億円 24,836,920株 10,300株
2024年3月期 85.1円 516.1円 45.0円 52.9% 299.6円 21.2倍 1803.7円 448億円 24,836,920株 10,200株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 15.7% 10.4% 16.3% 29.4% 12.0% 12.7% 8.1% 9.5% 66.2% 0.00
2025年3月期 16.6% 10.7% 15.0% 28.2% 10.9% 11.5% 8.3% -0.8% 64.4% 0.00
2024年3月期 16.5% 10.4% 15.3% 27.8% 10.7% 11.2% 8.0% 4.3% 63.2% 0.01

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 10.7% 22.7% 7.3% 11.3% 11.6% 17.9% -
2025年3月期 12.0% 14.2% 17.1% 11.1% 10.2% 16.8% 代表取締役社長執行役員 平林 卓
2024年3月期 11.3% 17.0% 17.8% 11.7% 9.2% 31.9% 代表取締役社長 平林武昭

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標日本システム技術株式会社業種中央値
ROE15.7%11.1%
ROA10.4%6.6%
営業利益率12.0%8.6%
純利益率8.1%6.5%
自己資本比率66.2%62.0%
売上成長率10.7%9.1%
PER18.6倍17.2倍
PBR2.92倍2.29倍
EV/EBITDA9.8倍7.8倍
NC/時価総額17.9%20.5%
運転資本余剰/時価総額5.3%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社セルシス (3663) 494億円 95億円
株式会社エクサウィザーズ (4259) 483億円 120億円
株式会社ソフトクリエイトホールディングス (3371) 479億円 344億円
株式会社FFRIセキュリティ (3692) 479億円 43億円
エイベックス株式会社 (7860) 505億円 1466億円
株式会社アイスタイル (3660) 472億円 688億円
株式会社アルファシステムズ (4719) 472億円 407億円
GMOフィナンシャルゲート株式会社 (4051) 510億円 179億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

AI分析(2026年3月期)

AISaaS
DX&SI事業パッケージ事業医療ビッグデータ事業生成AI活用JAST VISION 2035

見通し: 今期は前期比10.7%増収、22.7%営業増益と好調。中期計画では2035年度に売上高1,000億円、ROE20%水準定着を目指す。DX、パッケージ、医療ビッグデータ事業の成長が牽引役となる見込み。

強み: 完全独立系SIerとしての強み。特定系列に属さず、多様な業界・技術に対応。AI・DX関連の需要拡大を捉え、高付加価値ビジネスへ転換中。

懸念: AI技術の急速な進化や開発手法の多様化による、不採算案件発生リスク。品質保証への要求水準の高まりも、コスト増加要因となる可能性。

リスク: 1.不採算案件・製品瑕疵リスク:AI技術進化や短納期化による見積精度低下、品質要求高度化で業績・信用低下の恐れ。2.情報管理・サイバーセキュリティリスク:重要情報取扱いの為、情報漏洩やサイバー攻撃による信用低下、賠償責任発生リスク。3.人財確保リスク:優秀なIT人材の獲得競争激化、調達コスト上昇による業績への影響。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社グループは、情報システム・サービスの提供を中核事業とする企業集団です。主な事業は、「DX&SI事業」、「パッケージ事業」、「医療ビッグデータ事業」、「グローバル事業」の4つで構成されています。DX&SI事業では、製造業、流通・サービス業、通信、金融、公共など、幅広い業界向けにビジネスアプリケーションやエンジニアリングアプリケーションの開発・提供を行っています。特に、AIやクラウド技術を活用した業務効率化支援、基幹業務システムの刷新などが含まれます。パッケージ事業では、大学経営システム「GA9EN RX」シリーズや、金融機関向け情報統合システム「BankNeo」などの自社開発パッケージ製品の開発・販売・導入支援を主力としています。医療ビッグデータ事業では、レセプト自動点検システム「JMICS」や、保険者業務支援サービス「iBss」などを提供し、医療データの活用と保険者業務の改革を推進しています。グローバル事業では、海外(中国・ASEAN・南アジア・中東地域)におけるERPやHRM製品の開発・販売・導入コンサルティングを手掛けています。これらの事業を通じて、多様な顧客ニーズに応え、社会のDX推進に貢献しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の業績は、売上高が325億円(前期比+10.7%)と堅調に伸長しました。営業利益は39億円(前期比+22.7%)、経常利益は40億円(前期比+23.1%)といずれも大幅な増加を達成しました。これは、DX&SI事業における通信業、金融・保険・証券業、製造業を中心とした大型案件の好調や、パッケージ事業における「GAKEN RX」シリーズおよび「BankNeo」の販売伸長、医療ビッグデータ事業におけるデータ利活用サービスやレセプト点検サービス等の増加が牽引した結果です。特に、パッケージ事業の営業利益は46.6%増と目覚ましい伸びを示しました。一方、グローバル事業は、マレーシアにおけるSAP導入サポート案件の受注減少などにより、売上高は22億54百万円(前期比18.1%減)と減収、営業損失は4億円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は26億円(前期比+7.3%)となりました。現金及び預金は88億円(前期比+30.7%)と増加し、営業キャッシュ・フローも30億円(前期比+72.3%)と大きく改善しており、財務的な健全性も高まっています。

強みと競争優位性

当社の強みは、創業以来培ってきた「完全独立系」の立場を堅持し、特定の系列やプラットフォームに依存しない幅広い技術力と提案力にあります。これにより、顧客の多様なニーズに対して自由な立場で最適なソリューションを提供することが可能です。DX&SI事業においては、多岐にわたる業界知識と最新技術への挑戦意欲が、顧客のDX推進を力強く支援しています。パッケージ事業で提供する「GAKEN RX」や「BankNeo」は、長年の実績と機能・品質の高度化により、大学や金融機関といった特定の分野で高いシェアと顧客基盤を築いています。医療ビッグデータ事業では、専門性の高い医療データ分析や保険者業務支援サービスを提供し、ニッチながらも不可欠な市場で存在感を示しています。また、「JAST VISION 2035」で掲げる連結売上高1,000億円達成という野心的な目標に向け、DX&SI事業の高付加価値化、パッケージ・医療ビッグデータ事業のブランド強化、グローバル事業の拡大を中期経営計画で推進しており、持続的な成長に向けた戦略を着実に実行できる体制が整っています。

リスク要因

当社の事業運営には、いくつかのリスク要因が存在します。まず、情報システム開発における「不採算案件の発生や製品・サービスの瑕疵」リスクです。AI技術の急速な進化や開発手法の多様化、短納期化が進む中で、システム要件の定義不足や見積精度の問題から手戻りや不採算案件が発生する可能性があります。また、高度化するサイバー攻撃や機密情報・個人情報の漏洩といった「情報管理並びに不正・過失」リスクも、医療データなどを扱う上で重大な懸念事項です。これらに対する賠償責任や信用低下は、業績に大きな影響を与えかねません。さらに、デジタル技術の専門性の高度化に伴う「人財の確保・定着」の困難さも、業界全体の傾向として挙げられます。優秀な人財を確保・育成できない場合、事業遂行に支障をきたす可能性があります。加えて、グローバル事業における「政治・経済・社会情勢の変化」や、激しい技術革新に伴う「新製品開発の不確実性」なども、業績に影響を与える可能性のあるリスクとして認識されています。

投資テーマとの関連

当社は、デジタル技術の進展やDX(デジタルトランスフォーメーション)の加速といった現代の主要な投資テーマと深く関連しています。特に、DX&SI事業においては、AI、クラウド、データ活用といった技術を駆使し、様々な業界のデジタルトランスフォーメーションを支援しており、AIやDX関連への投資ニーズと直結しています。生成AIの活用を積極的に進めている点も、AI技術の進化という投資テーマへの貢献度を示唆します。また、医療ビッグデータ事業は、ヘルスケア分野におけるデータ利活用や、高齢化社会における医療・保険制度の効率化といった、社会的な課題解決に貢献するテーマと関連が深いです。グローバル事業におけるERPやHRM製品の提供は、企業のグローバル展開や業務効率化といったテーマにも貢献する可能性があります。これらの事業を通じて、社会全体のデジタル化・効率化を推進する企業として、中長期的な成長が期待できる投資テーマとの連携が見られます。

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