株式会社システムリサーチ (3771) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
AISaaS
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 169/649位
B
安定性
業種 246/657位
B
成長性
業種 215/637位
A
効率性
業種 43/657位
B
CF健全性
業種 298/656位
売上高
291億円
粗利率
23.3%
営業利益率
11.9%
純利益率
9.0%
ROE
19.4%
ROIC
16.9%
自己資本比率
69.2%
D/Eレシオ
0.07
有利子負債
10億円
ネットキャッシュ
75億円
NC/時価総額
27.0%
運転資本余剰*
28億円
運転資本余剰/時価総額*
10.2%
フリーCF
16億円
FCFマージン
5.4%
キャッシュ化率
0.96倍
PBR
2.06倍
EV/EBITDA
5.5倍
PER
10.6倍
想定株価
1669.4円
想定時価総額
277億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 291億円 68億円 2億円 35億円 37億円 36億円 26億円
2025年3月期 259億円 60億円 1億円 30億円 31億円 31億円 22億円
2024年3月期 233億円 54億円 1億円 27億円 28億円 28億円 20億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 195億円 148億円 56億円 4億円 135億円
2025年3月期 175億円 136億円 51億円 6億円 118億円
2024年3月期 161億円 130億円 50億円 7億円 105億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 84億円 4997万円 58億円 10億円 1236万円 4915万円 28億円
2025年3月期 82億円 209万円 48億円 13億円 1288万円 1億円 31億円
2024年3月期 83億円 177万円 42億円 14億円 1585万円 2億円 34億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 25億円 -9億円 -13億円 16億円
2025年3月期 21億円 -11億円 -10億円 9億円
2024年3月期 25億円 -9億円 -5億円 15億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 157.5円 811.8円 70.0円 44.5% 450.6円 10.6倍 1669.4円 277億円 16,720,000株 135,000株
2025年3月期 132.3円 712.9円 60.0円 45.4% 416.9円 11.7倍 1547.8円 256億円 16,720,000株 154,200株
2024年3月期 117.8円 628.7円 80.0円 67.9% 411.6円 13.8倍 1625.8円 272億円 16,720,000株 4,200株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 19.4% 13.4% 16.9% 23.3% 11.9% 12.6% 9.0% 5.4% 69.2% 0.07
2025年3月期 18.6% 12.5% 16.0% 23.3% 11.6% 12.1% 8.5% 3.5% 67.4% 0.11
2024年3月期 18.7% 12.2% 15.8% 23.0% 11.6% 12.1% 8.4% 6.6% 65.1% 0.14

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 12.2% 15.8% 19.0% 10.5% 12.5% 11.5% -
2025年3月期 11.2% 10.9% 11.4% 12.1% 9.8% 13.0% 代表取締役社長 平山宏
2024年3月期 8.2% 8.1% 23.0% 13.0% 10.5% 19.9% 代表取締役社長 平山宏

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社システムリサーチ業種中央値
ROE19.4%11.1%
ROA13.4%6.6%
営業利益率11.9%8.6%
純利益率9.0%6.5%
自己資本比率69.2%62.0%
売上成長率12.2%9.1%
PER10.6倍17.2倍
PBR2.06倍2.29倍
EV/EBITDA5.5倍7.8倍
NC/時価総額27.0%20.4%
運転資本余剰/時価総額10.2%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
ULSグループ株式会社 (3798) 276億円 166億円
株式会社マーベラス (7844) 274億円 380億円
株式会社システムサポートホールディングス (4396) 280億円 269億円
株式会社くすりの窓口 (5592) 281億円 123億円
株式会社CIJ (4826) 272億円 269億円
株式会社ブレインパッド (3655) 282億円 118億円
株式会社東名 (4439) 283億円 291億円
GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社 (3788) 270億円 207億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

AI分析(2026年3月期)

AISaaS
AI活用推進DX推進プライムベンダー化ソフトウエア開発トヨタグループとの連携

見通し: 今期は売上高12.1%増、営業利益15.7%増と堅調な成長を維持。AI活用やDX推進により、中期目標500億円、長期目標1,000億円達成に向けた成長軌道に乗ると予想。

強み: 独立系SIerとしての幅広い業種・技術対応力。トヨタグループとの強固な関係性と、AI代替困難な「業務知識」「PM力」が強み。

懸念: AIによる開発単価低下圧力と、顧客の内製化進展リスク。技術者不足や協力会社への依存度も潜在的リスク。

リスク: 1. AI技術の急速な進展による既存ビジネスモデルへの構造的変化と、開発単価下落圧力。2. 主要顧客(トヨタグループ)への依存度、およびその事業動向による業績影響。3. 優秀な技術者の確保・育成難、および協力会社への依存リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社の主力事業は、顧客の情報化ニーズに応じたシステム提案・開発・構築を行うSI(システムインテグレーション)サービス業務と、大手企業を中心に常駐型で企業の基幹業務システム開発やメンテナンスを行うソフトウェア開発業務です。これらに加え、コンピュータ機器やソフトウェアの商品販売、ウェブサイト運営、クラウドサービス(SaaS)の提供、そして中小企業向けパッケージソフトウェアの開発・販売も手掛ける総合情報サービス企業です。SIサービスでは、ハードウェア選定からネットワーク構築までを包括的に提案し、ISO9001に基づく品質管理体制のもと、企画・設計・開発・保守までを一括で請け負います。独立系IT企業として、特定のメーカーに依存せず、専門知識と最新技術を駆使して顧客の経営課題解決に貢献することを目指しています。ソフトウェア開発業務では、製造業、流通業、サービス業など多岐にわたる業種に対応し、上流工程から下流工程、保守メンテナンスまで幅広くサービスを提供しており、リピートオーダーによる継続的な取引が強みとなっています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算は、売上高が前期比12.2%増の291億円、営業利益が同15.8%増の35億円と、増収増益を達成しました。経常利益も同15.8%増の36億円、当期純利益は同19.0%増の26億円となり、利益面でも堅調な成長を示しました。売上高の増加は、SIサービス業務が堅調なIT投資需要を背景に3.9%増、ソフトウェア開発業務が既存顧客からの継続受注により16.5%増とそれぞれ貢献したことが寄与しています。利益率の改善は、高収益案件へのシフトや、プロジェクト・リスク・マネジメント活動によるプロジェクトリスク管理の徹底が奏功した結果と分析されます。営業キャッシュフローも前期比21.7%増の25億円と大きく増加しており、安定した収益基盤を維持しつつ、さらなる成長に向けた投資余力も示唆されています。一株当たり配当金も前期比16.7%増の70円と、株主還元の姿勢も強化されています。

強みと競争優位性

当社の強みは、独立系IT企業としての立ち位置と、顧客の業務知識に根差した高い専門性です。特定のメーカー系列に属さず、多様な業種・業態のシステム構築に携わることで培われた確かな技術力とノウハウが、顧客の経営課題に対し最適なソリューションを提供する基盤となっています。特に、SIサービス業務における専門的で特殊な技術を要する領域(FA制御技術、POS管理システムなど)や、ソフトウェア開発業務における上流工程から下流工程、メンテナンスまでをカバーする幅広い対応力は、他社との差別化要因となります。また、トヨタシステムズをはじめとする主要顧客との長期的な取引関係は、安定した受注基盤を確保する上で大きな強みです。AIの進化が著しい現代において、AIに代替されにくい「顧客の業務知識」や「プロジェクトマネジメント力」を重視する経営戦略は、将来的な競争優位性を維持するための重要な要素と言えます。

リスク要因

当社の事業運営におけるリスクとしては、まず、中東地域を含む国際的な地政学的緊張の高まりや紛争の長期化によるエネルギー価格高騰、原材料供給の不安定化、為替変動などが、顧客の情報化投資抑制につながる可能性があります。これは、当社の技術者の稼働率低下や売上減少、収益悪化のリスクとなります。また、主要商圏である東海地区におけるトヨタグループとの取引は、売上高の約18.4%を占めるため、トヨタ自動車株式会社の事業動向によっては業績に影響を及ぼす可能性があります。さらに、AIの進化によるシステム開発工程の自動化・効率化は、従来の受託開発型ビジネスモデルにおいて、開発単価の低下圧力や顧客の内製化促進につながる可能性があり、既存ビジネスモデルへの構造的変化が懸念されます。加えて、優秀な技術者の確保・育成が困難になった場合や、協力会社との関係性に支障が生じた場合、個人情報の漏洩やサイバー攻撃による事業停止リスクなども、潜在的なリスクとして挙げられます。

投資テーマとの関連

当社は、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進の文脈で、IT投資需要の増加という追い風を受けています。顧客の業務高度化・効率化ニーズは、少子高齢化に伴う労働力不足への対応や、企業の基幹システム刷新、さらにはAI活用といったテーマと密接に関連しており、当社のSIサービスやソフトウェア開発事業がこれらに貢献する機会は大きいと考えられます。特に、生成AIを活用した文書検索支援サービス「デジクエリ」や、次世代チャットボットサービス「AIアシスタント パスビー」といった自社製品の開発・提供は、AI関連テーマとの直接的な関連性を示しています。一方で、AIの急速な進化は、従来のSIerが担ってきた役割の一部を代替する可能性も指摘されており、AIに代替されにくい専門性や業務知識の深化、AIとの協業による生産性向上などが、今後の成長における重要な要素となります。AI活用推進室の設置など、AI時代への対応を経営の最重要課題と位置づけている点は、投資テーマとの関連性を強調するものです。

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