メディカル・データ・ビジョン株式会社 (3902) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
ヘルスケアITAIDXビッグデータ
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 426/649位
B
安定性
業種 328/657位
B
成長性
業種 256/637位
B
効率性
業種 198/657位
A
CF健全性
業種 175/656位
売上高
65億円
粗利率
69.6%
営業利益率
5.3%
純利益率
4.3%
ROE
9.1%
ROIC
8.0%
自己資本比率
64.4%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
17億円
NC/時価総額
2.7%
運転資本余剰*
2億円
運転資本余剰/時価総額*
0.3%
フリーCF
7億円
FCFマージン
10.5%
キャッシュ化率
2.79倍
PBR
20.78倍
EV/EBITDA
143.8倍
PER
228.1倍
想定株価
1688.0円
想定時価総額
639億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 65億円 46億円 8310万円 3億円 4億円 4億円 3億円
2024年12月期 59億円 43億円 1億円 377万円 1億円 -5億円 -8億円
2023年12月期 64億円 50億円 4883万円 18億円 18億円 17億円 10億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 48億円 34億円 15億円 2億円 31億円
2024年12月期 47億円 31億円 14億円 2億円 31億円
2023年12月期 62億円 47億円 18億円 9863万円 43億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 17億円 2050万円 10億円 - 1億円 3853万円 2億円
2024年12月期 13億円 984万円 10億円 - 4億円 6421万円 -9130万円
2023年12月期 32億円 608万円 11億円 - 7億円 8990万円 14億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 8億円 -9693万円 -3億円 7億円
2024年12月期 -9億円 -6億円 -4億円 -15億円
2023年12月期 16億円 -4億円 -2億円 12億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 7.4円 81.2円 - - 45.3円 228.1倍 1688.0円 639億円 40,027,526株 2,170,700株
2024年12月期 -20.7円 81.7円 6.5円 - 35.6円 - - - 40,027,526株 2,170,700株
2023年12月期 25.6円 111.2円 6.5円 25.4% 84.3円 25.6倍 655.1円 250億円 40,027,526株 1,830,600株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 9.1% 5.9% 8.0% 69.6% 5.3% 6.6% 4.3% 10.5% 64.4% -
2024年12月期 -25.6% -16.7% 0.1% 73.3% 0.1% 1.8% -13.4% -24.9% 65.1% -
2023年12月期 22.9% 15.7% 28.9% 78.4% 27.6% 28.3% 15.3% 18.4% 68.9% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 10.7% 9181.9% -64.6% 2.3% 7.4% -41.6% 代表取締役社長 岩崎博之
2024年12月期 -8.0% -99.8% -180.8% 1.4% 8.0% -86.7% 代表取締役社長 岩崎博之
2023年12月期 5.1% 0.7% 12.5% 11.9% 12.4% 15.6% 代表取締役社長 岩崎博之

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標メディカル・データ・ビジョン株式会社業種中央値
ROE9.1%11.2%
ROA5.9%6.6%
営業利益率5.3%8.6%
純利益率4.3%6.5%
自己資本比率64.4%62.0%
売上成長率10.7%9.1%
PER228.1倍17.2倍
PBR20.78倍2.29倍
EV/EBITDA143.8倍7.8倍
NC/時価総額2.7%20.5%
運転資本余剰/時価総額0.3%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
福井コンピュータホールディングス株式会社 (9790) 641億円 167億円
JFEシステムズ株式会社 (4832) 636億円 574億円
株式会社チェンジホールディングス (3962) 647億円 528億円
株式会社ビジョン (9416) 652億円 390億円
株式会社スマレジ (4431) 605億円 111億円
株式会社ブロードリーフ (3673) 679億円 208億円
株式会社インテージホールディングス (4326) 684億円 656億円
株式会社フィックスターズ (3687) 591億円 96億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

AI分析(2025年12月期)

ヘルスケアITAI
大規模診療データベース「さくらDB」の拡充医療・健康データの一元化PHRシステム「カルテコ」オープンアライアンスによる関連分野進出AI活用による情報処理技術の向上

見通し: 2025年12月期は、データネットワークサービスとデータ利活用サービスの拡販により、売上高10.7%増、経常利益5.5%増を見込む。中長期的には、医療データ基盤の拡大とオープンアライアンスによる関連分野進出で持続的成長を目指す。

強み: 「さくらDB」として5,500万人超の診療データベースと、それらを活用するノウハウ。製薬会社からの受注における参入障壁は高い。

懸念: 診療報酬改定による顧客(医療機関)の投資余力低下リスク。製薬業界の経済環境や経営方針の影響を受けやすい。

リスク: 新規サービス展開時のシステム投資増加と回収リスク。特定役員への依存度が高く、不在時の事業継続性への懸念。医療機関の経営環境悪化によるシステム導入中止・延期リスク。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

当社の事業は、医療・健康分野におけるICT化を推進し、情報の高度活用を通じて生活者のメリット創出に貢献することを目指しています。主な事業セグメントはデータネットワークサービス、データ利活用サービス、その他の3つです。データネットワークサービスでは、医療機関向けに「MDV Act」などの経営支援システムを提供し、医療・健康情報の収集・蓄積を行っています。また、クラウド型健診システム「アルファ・サルース」やPHRシステム「カルテコ」の拡販にも注力し、収益基盤の強化と新たな医療データ集積を図っています。データ利活用サービスでは、自社が保有する大規模診療データベース「さくらDB」を活用し、製薬会社や研究機関向けに「MDV analyzer」や各種分析データを提供する「アドホック調査サービス」を展開しています。その他のサービスとしては、子会社が提供する医療動画配信サービスなどがあります。これらの事業を通じて、医療の質向上と生活者へのメリット創出に繋がるよう、データ基盤の拡大と利活用を推進しています。2025年12月期においては、売上高は前期比10.7%増の65億39百万円、経常利益は3億60百万円となりました。

直近決算ハイライト

2025年12月期は、売上高が前期比10.7%増の65億39百万円と堅調に成長しました。データネットワークサービスでは、「MDV Act」のターゲット拡大や「アルファ・サルース」の売上計上開始が貢献し、13億53百万円(前期比10.7%増)となりました。データ利活用サービスは、営業人員増強の効果もあり、46億21百万円(前期比10.9%増)と過去最高額を達成しました。その他サービスも、LIVE配信受託や有料会員増加により5億63百万円(前期比9.3%増)となりました。売上総利益は、クラウドサービス提供に伴う費用増加や業務委託費用の増加により、45億53百万円(前期比5.1%増)でした。販売費及び一般管理費は、人件費増加の一方で広告宣伝費や研究開発費の減少などにより、42億3百万円(前期比2.9%減)となりました。結果として、営業利益は3億49百万円(前期は376万円の営業利益)、経常利益は3億60百万円(前期は5億9百万円の経常損失)と大幅な改善を遂げました。親会社株主に帰属する当期純利益は2億80百万円(前期は7億91百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。これは、中期経営計画の最終年度として、データ獲得基盤強化と売上成長を両輪で推進した成果と言えます。

強みと競争優位性

当社の最大の強みは、医療・健康分野における長年の事業活動を通じて蓄積された、日本最大級とも言える5,500万人超の診療データベースと、それを活用するノウハウです。この大規模かつ質の高いデータは、競合他社が容易に参入できない強力な参入障壁となっています。特に、DPC制度を導入または検討している急性期病院向けの経営支援システム市場においては、大手コンピュータメーカーや医療情報システム会社との競争がありますが、当社のデータ基盤の優位性は、製薬会社向けサービスにおいても、後発参入に対する高い障壁となっています。また、株式会社ディー・エヌ・エー、日本システム技術株式会社とのアライアンスにより強化された保険者データベースも2,500万人超を誇り、データ収集力と利活用能力における優位性をさらに高めています。これらの強固な顧客基盤とデータ資産を基盤に、オープンアライアンス戦略を推進することで、関連分野への進出と市場シェア拡大を目指しています。

リスク要因

当社の事業運営におけるリスク要因としては、まず新規サービス展開に伴うシステム投資の増加や、計画通りに進まない場合の投資回収リスクが挙げられます。また、代表取締役社長への経営依存度が高い状況は、同氏の業務遂行が困難になった場合のリスクとなり得ます。人材の確保・育成も、事業拡大に伴う重要な課題であり、優秀な人材の獲得や流出防止が業績に影響を与える可能性があります。医療機関の経営環境の厳しさや診療報酬制度の改定、製薬業界の経済環境や経営方針の変動も、主要顧客の動向を通じて業績に影響を及ぼす可能性があります。さらに、情報セキュリティに関する事故やシステム障害、個人情報・機密情報の漏洩リスクは、信用失墜や損害賠償につながる可能性があります。知的財産権に関するリスクや、政府の施策(特にDPC制度など)の変更、製品の不具合やクレーム、競合他社との競争激化、決済サービスにおける貸倒れリスク、製品・サービスの陳腐化、重要な契約の解除・見直し、外注先との関係悪化、M&A等の投資に伴う減損リスク、資本業務提携の効果が得られないリスクなども、事業及び業績に影響を与える可能性があります。

投資テーマとの関連

当社は、医療・健康分野に特化したデータプラットフォーム企業として、現代社会における重要な投資テーマである「ヘルステック」や「データ活用」といった分野と深く関連しています。特に、保有する膨大な診療データベースや、それらを活用した分析サービスは、AI(人工知能)による医療診断支援、新薬開発、個別化医療(プレシジョン・メディシン)といった先進技術の発展に不可欠なデータ基盤を提供しうるポテンシャルを秘めています。中期経営計画で掲げる「医療データを中核とした圧倒的なデータ基盤の拡大」や「オープンアライアンスによる関連分野への進出」は、まさにこれらの先進技術との融合や、データ市場におけるエコシステム構築を志向するものであり、今後のAIやデータサイエンスといったテーマとの連携強化が期待されます。また、PHR(Personal Health Record)システムの推進は、個人の健康情報管理への関心の高まりとも連動しており、DX(デジタルトランスフォーメーション)の観点からも注目される領域です。

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