デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社 (3916) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
AIIoTSaaS
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 140/649位
A
安定性
業種 128/657位
B
成長性
業種 128/637位
A
効率性
業種 5/657位
A
CF健全性
業種 187/656位
売上高
242億円
粗利率
25.4%
営業利益率
12.5%
純利益率
9.0%
ROE
27.0%
ROIC
26.1%
自己資本比率
71.6%
D/Eレシオ
0.00
有利子負債
2510万円
ネットキャッシュ
53億円
NC/時価総額
14.9%
運転資本余剰*
25億円
運転資本余剰/時価総額*
7.2%
フリーCF
24億円
FCFマージン
10.0%
キャッシュ化率
1.10倍
PBR
4.41倍
EV/EBITDA
9.8倍
PER
16.3倍
想定株価
1199.7円
想定時価総額
356億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年6月期 242億円 61億円 7437万円 30億円 31億円 30億円 22億円
2024年6月期 199億円 49億円 6351万円 24億円 25億円 24億円 17億円
2023年6月期 181億円 43億円 7448万円 20億円 21億円 21億円 14億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年6月期 113億円 95億円 28億円 3億円 81億円
2024年6月期 102億円 85億円 27億円 5億円 70億円
2023年6月期 82億円 74億円 20億円 2億円 60億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年6月期 53億円 2億円 36億円 2510万円 5億円 6億円 25億円
2024年6月期 45億円 2億円 33億円 2億円 2億円 8億円 18億円
2023年6月期 42億円 1億円 26億円 - 1億円 2億円 22億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年6月期 24億円 1094万円 -15億円 24億円
2024年6月期 17億円 -6億円 -8億円 11億円
2023年6月期 14億円 -6684万円 -10億円 14億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年6月期 73.7円 274.4円 36.0円 48.9% 179.2円 16.3倍 1199.7円 356億円 31,003,640株 1,356,600株
2024年6月期 56.4円 232.8円 23.0円 40.8% 141.5円 16.5倍 930.9円 280億円 31,003,640株 881,400株
2023年6月期 47.6円 199.8円 18.0円 37.8% 137.8円 16.8倍 798.6円 242億円 31,003,640株 716,400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年6月期 27.0% 19.3% 26.1% 25.4% 12.5% 12.8% 9.0% 10.0% 71.6% 0.00
2024年6月期 24.2% 16.5% 23.6% 24.9% 12.2% 12.5% 8.5% 5.8% 68.1% 0.04
2023年6月期 24.1% 17.7% 23.8% 23.8% 11.2% 11.7% 8.0% 7.5% 73.5% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年6月期 21.5% 24.3% 29.1% 14.3% 12.3% 14.6% 代表取締役社長執行役員 市川 聡
2024年6月期 9.6% 18.9% 16.5% 11.3% 10.0% 12.1% 代表取締役社長 市川聡
2023年6月期 12.3% 1.8% 0.6% 10.4% 10.4% 14.7% 代表取締役社長 市川聡

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社業種中央値
ROE27.0%11.1%
ROA19.3%6.6%
営業利益率12.5%8.6%
純利益率9.0%6.5%
自己資本比率71.6%62.0%
売上成長率21.5%9.1%
PER16.3倍17.2倍
PBR4.41倍2.29倍
EV/EBITDA9.8倍7.8倍
NC/時価総額14.9%20.5%
運転資本余剰/時価総額7.2%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
グローバルセキュリティエキスパート株式会社 (4417) 355億円 110億円
株式会社WOWOW (4839) 353億円 771億円
株式会社プロシップ (3763) 353億円 84億円
株式会社CAC Holdings (4725) 359億円 506億円
株式会社ネットプロテクションズホールディングス (7383) 360億円 252億円
朝日放送グループホールディングス株式会社 (9405) 361億円 960億円
株式会社IGポート (3791) 362億円 146億円
AnyMind Group株式会社 (5027) 363億円 573億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

AI分析(2025年6月期)

AIIoTSaaS
AI/DX関連ソリューションシステムレジリエンス自社商品開発(xoBlos等)M&Aによる事業拡大高度ニアショア開発

見通し: 2025年度はAI、IoT、DX需要を追い風に、システムレジリエンス関連商品や自社商品開発に注力し、売上高500億円、営業利益50億円、配当性向50%超えを目指す。15期連続増収増益を達成し、成長軌道に乗せる。

強み: 変化対応力と顧客基盤の強さ。M&Aによる事業拡大も奏功。AI・IoT・DX分野でのサービス展開が成長ドライバー。

懸念: 技術者不足による人件費・外注費の高騰リスク。派遣契約比率増加による人材確保への懸念。景気変動や国際情勢の影響。

リスク: ①人材確保・育成の遅延は事業継続に影響。②価格競争激化により収益性が悪化する可能性。③サイバーセキュリティリスクによる信用の失墜と損害賠償発生。

AI詳細分析(2025年6月期)

事業概要

同社は、ソフトウェア開発、システム販売、および関連サービスを提供するITソリューション企業です。主要事業は、ビジネスソリューション事業(業務システム開発、運用サポート)、エンベデッドソリューション事業(組込みシステム開発、検証)、プロダクトソリューション事業(自社製品販売)、およびサイバーセキュリティビジネス、業務効率化ビジネス、システム販売事業に分かれます。ビジネスソリューション事業では、金融、公共、通信、製造業向けに業務システム開発や運用サポートを提供しており、特にクラウドインフラ構築領域での事業拡大を進めています。エンベデッドソリューション事業では、車載向け研究開発案件やIoT関連分野、半導体関連分野での開発・検証に強みを持ちます。プロダクトソリューション事業では、自社製品であるExcel業務イノベーションプラットフォーム「xoBlos」や、M&Aで取得した「筆ぐるめ」などのパッケージソフトウェアの販売、サイバーセキュリティ製品「WebARGUS」の展開、業務効率化ソリューションなどを手掛けています。システム販売事業では、中小企業向け業務・経営支援システム「楽一」を提供しています。

直近決算ハイライト

2025年6月期は、売上高241億5903万5千円(前期比21.5%増)、営業利益30億1399万2千円(同24.3%増)、経常利益30億2778万5千円(同25.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益21億7836万8千円(同29.1%増)と、15期連続の増収増益を達成し、過去最高業績を更新しました。これは、旺盛な需要への対応に加え、M&Aの効果が寄与した結果です。特に、ソフトウェア開発事業においては、金融系案件への回帰戦略やM&Aによるシステム・プロダクト株式会社の連結効果、車載向け研究開発案件やIoT関連分野の堅調な推移、サイバーセキュリティ製品のライセンス販売増加などが貢献しました。システム販売事業も、制度改正需要の反動減を見越した事業承継が効果を発揮し、売上・利益ともに前年を上回りました。一方で、社員の処遇改善やM&Aに伴うのれん償却額、パートナー単価の向上などによりコストも増加しましたが、旺盛な需要とM&A効果でこれを吸収し、収益基盤を強化しました。

強みと競争優位性

同社の強みは、変化の激しいIT業界において、長年の経験と実績に裏打ちされた技術力と、顧客ニーズに合わせた柔軟な対応力です。特に、ビジネスソリューション事業における多様な業界でのシステム開発実績や、エンベデッドソリューション事業における車載・IoT分野での高度な技術力は、競争優位性の源泉となっています。また、自社製品である「xoBlos」やサイバーセキュリティ製品「WebARGUS」といったプロダクトソリューションは、ストック収益の安定化に寄与し、収益基盤の強化につながります。「分散(部分最適)と集中(全体最適)」の組織戦略や、地方拠点(松山市、仙台市、函館市、北斗市)を活用した「高度ニアショア開発」は、コスト競争力と地域人材の活用を両立させるユニークな戦略です。さらに、積極的なM&A戦略により、事業領域の拡大やシナジー効果の創出を図っており、これが持続的な成長を支える要因となっています。人材育成にも注力しており、社員の専門性向上と定着率向上に向けた取り組みは、技術力維持・向上に不可欠です。

リスク要因

市場環境に関しては、技術革新のスピードが速いため、常に最新技術を確保し、開発環境を継続的に進化させることが課題です。また、オフショア開発の台頭やアジア諸国企業の日本進出による価格競争の激化は、収益性を圧迫する可能性があります。国際的な経済政策や貿易摩擦、地政学リスクは、顧客企業の投資判断や開発需要に影響を及ぼす恐れがあります。事業固有のリスクとしては、情報処理技術者に依存するビジネスモデルであるため、人材の確保・育成が計画通りに進まなかった場合、受注案件への対応能力が低下する可能性があります。受託開発における見積りの困難さや、プロジェクト途中の条件変更による不採算プロジェクトの発生、品質問題による追加コストや損害賠償のリスクも存在します。売上原価の大部分を占める人件費・外注費は、受注量の変動や業界全体での技術者不足による単価上昇の影響を受けやすく、収益性を低下させる可能性があります。さらに、第三者の知的財産権侵害リスクや、個人情報・機密情報の漏えいリスク、情報システムトラブルなども、信用失墜や損害賠償につながる可能性があります。

投資テーマとの関連

同社は、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の加速という大きな潮流の中で、事業を展開しています。特に、AI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)、クラウドコンピューティングといった先端技術を活用したソリューション提供は、これらの投資テーマと直接的に関連しています。生成AI関連技術の進化は、新たなサービス創出の機会をもたらし、同社のイノベーション戦略と合致しています。サイバーセキュリティビジネスは、年々高まるセキュリティ対策へのニーズに応えるものであり、現代のデジタルトランスフォーメーションに不可欠な要素です。また、車載向け研究開発案件やIoT関連分野への取り組みは、自動車業界の電動化・自動運転化といったEV関連テーマとも間接的に繋がっています。同社は、これらの先端技術を積極的に取り込み、自社製品やサービス開発に活かすことで、成長機会を捉えようとしています。特に、システムレジリエンス思想に基づくセキュリティ商品のファミリー化やIoT版WebARGUSの適用領域拡大などは、これらの投資テーマへのコミットメントを示しています。

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