株式会社ネットプロテクションズホールディングス (7383) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
フィンテックECSaaS
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 262/649位
D
安定性
業種 521/657位
B
成長性
業種 245/637位
E
効率性
業種 611/657位
A
CF健全性
業種 25/656位
売上高
252億円
粗利率
-
営業利益率
100.0%
純利益率
6.9%
ROE
8.2%
ROIC
64.7%
自己資本比率
24.7%
D/Eレシオ
0.30
有利子負債
63億円
ネットキャッシュ
139億円
NC/時価総額
38.7%
運転資本余剰*
-437億円
運転資本余剰/時価総額*
-121.2%
フリーCF
72億円
FCFマージン
28.6%
キャッシュ化率
5.18倍
PBR
1.71倍
EV/EBITDA
0.8倍
PER
20.8倍
想定株価
362.1円
想定時価総額
360億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 252億円 - 17億円 252億円 270億円 29億円 17億円
2025年3月期 230億円 - 16億円 230億円 247億円 21億円 14億円
2024年3月期 208億円 - 16億円 208億円 225億円 -8億円 -8億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 851億円 648億円 639億円 2億円 210億円
2025年3月期 708億円 505億円 462億円 54億円 192億円
2024年3月期 603億円 407億円 374億円 51億円 177億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 202億円 2200万円 437億円 63億円 - 116億円 -437億円
2025年3月期 170億円 2800万円 328億円 103億円 - 116億円 -292億円
2024年3月期 108億円 1100万円 292億円 85億円 - 116億円 -266億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期 600万円 11億円
2025年3月期 - 10億円
2024年3月期 - 9億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 90億円 -17億円 -41億円 72億円
2025年3月期 66億円 -15億円 12億円 51億円
2024年3月期 19億円 -18億円 7500万円 2億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 17.4円 211.1円 - - 140.1円 20.8倍 362.1円 360億円 99,480,999株 -
2025年3月期 13.9円 192.8円 - - 68.0円 34.4倍 477.1円 474億円 99,306,627株 -
2024年3月期 -8.6円 180.8円 - - 23.3円 - - - 97,287,285株 -

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 8.2% 2.0% 64.7% - 100.0% - 6.9% 28.6% 24.7% 0.30
2025年3月期 7.0% 1.9% 54.7% - 100.0% - 5.9% 22.0% 27.1% 0.54
2024年3月期 -4.7% -1.4% 55.6% - 100.0% - -4.0% 0.8% 29.4% 0.48

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 9.5% 9.5% 28.3% 9.3% - 9.3% -
2025年3月期 10.5% 10.5% 63.0% 7.3% - 7.3% 代表取締役社長 柴田紳
2024年3月期 7.8% 7.8% -286.9% - - - 代表取締役社長 柴田紳

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社ネットプロテクションズホールディングス業種中央値
ROE8.2%11.2%
ROA2.0%6.6%
営業利益率100.0%8.6%
純利益率6.9%6.5%
自己資本比率24.7%62.0%
売上成長率9.5%9.1%
PER20.8倍17.2倍
PBR1.71倍2.29倍
EV/EBITDA0.8倍7.8倍
NC/時価総額38.7%20.4%
運転資本余剰/時価総額-121.2%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社CAC Holdings (4725) 359億円 506億円
朝日放送グループホールディングス株式会社 (9405) 361億円 960億円
株式会社IGポート (3791) 362億円 146億円
AnyMind Group株式会社 (5027) 363億円 573億円
NSW株式会社 (9739) 364億円 524億円
デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社 (3916) 356億円 242億円
グローバルセキュリティエキスパート株式会社 (4417) 355億円 110億円
BASE株式会社 (4477) 367億円 207億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

AI分析(2026年3月期)

フィンテック
BNPL決済サービスAI活用による与信精度向上atone事業の成長NP掛け払い事業の拡大SaaS型決済システム

見通し: 当期は売上高9.5%増、営業利益35.4%増と堅調な成長を見込む。中期計画ではGMV・営業利益ともに年平均成長率22-28%を目指しており、今後の成長に期待。AI活用による与信精度向上と業務効率化が成長ドライバー。

強み: 少額・大量債権に特化した独自与信システム。高通過率と低未回収率の両立が強み。AI活用による更なる精度向上が期待される。

懸念: BNPL市場の競争激化による手数料率低下。特に「NP後払い」はGMV減少と手数料率低下により営業収益が減少。atone事業は若年層中心で未払リスク増。

リスク: 1. BNPL市場の競争激化と手数料率低下による収益性悪化。2. 貸倒れ・詐欺的取引リスクの増加、特にatone事業でのリスク増。3. 法規制強化や利用規約訴訟による事業運営への影響。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

ネットプロテクションズは、「つぎのアタリマエをつくる」をミッションに掲げ、後払い決済サービスを中心に、B2CおよびB2B向けに多様な決済ソリューションを提供する企業です。主力サービスである「NP後払い」は、ECサイトでの商品購入後、商品を受け取ってから支払いができる利便性から、EC事業者と消費者の双方に支持されています。さらに、B2C向けには「atone」という、より多様な支払い方法に対応したスマホ決済サービスや、訪問型サービス向けの「NP後払いair」、海外市場向けには「AFTEE」を展開しています。B2B向けには、企業間の取引における掛け払い(後払い)を可能にする「NP掛け払い」を提供し、幅広い商流の活性化に貢献しています。同社は、長年にわたり培ってきた独自の与信判断システムと、数万社に及ぶ加盟店基盤を強みとしています。2026年3月期においては、売上高252億円、営業利益28億円を達成し、前期比で順調な成長を示しました。

直近決算ハイライト

2026年3月期決算では、売上高が前期比9.5%増の252億円となりました。特に、B2Cサービス「atone」が同59.7%増、B2Bサービス「NP掛け払い」が同25.0%増と大きく伸長し、全体の成長を牽引しました。一方、主力であるB2Cサービス「NP後払い」他は、一部加盟店の取り扱い減少や競合環境の激化による手数料率低下の影響を受け、売上収益は前期比0.5%減となりました。しかし、貸倒関連費用や請求関連費用の適正化により、売上総利益は同14.3%増の119億円と堅調に推移しました。結果として、営業利益は前期比35.4%増の28億円、当期純利益は同28.3%増の17億円と、増収増益を達成しました。総資産は20.1%増の851億円、純資産は9.7%増の210億円と、財務基盤も拡大しており、現金及び預金も18.6%増の202億円と潤沢な資金を確保しています。

強みと競争優位性

ネットプロテクションズの最大の強みは、少額・大量債権に特化した独自の与信判断システムと、それを支える膨大な取引データです。これにより、高い与信通過率と低い未払い率(貸倒率)を両立させ、顧客(加盟店・消費者)双方に利便性と安全性を高いレベルで提供できています。この独自の与信システムは、長年の事業運営で蓄積されたデータとノウハウの相互連携によって、常に進化を続けており、模倣困難な競争優位性の源泉となっています。また、数万社に及ぶ加盟店基盤は、特定の大口顧客への依存度を低く抑え、事業の安定性を高めています。さらに、2026年3月期においてGMV(流通取引総額)が19.1%増と大きく伸びたことは、サービスへの信頼と利用拡大を示しており、これがさらなる事業成長を後押しする好循環を生み出しています。AI技術の活用にも積極的に取り組んでおり、不正検知や顧客判定精度の強化、督促プロセスの最適化を通じて、与信精度の更なる向上と収益性の改善を目指している点も、将来的な競争力強化に繋がるでしょう。

リスク要因

同社の事業運営には、いくつかのリスク要因が存在します。まず、BNPL(Buy Now Pay Later)市場全体の成長鈍化や、競争激化による手数料率の低下は、収益性に直接的な影響を与える可能性があります。特に、「NP後払い」における競合環境の激化は、既に売上収益の低下という形で現れています。また、BNPL決済サービスを取り巻く法規制の強化や変更リスクも無視できません。現時点では該当法令はないものの、将来的な法解釈の変更や新法の制定により、現行のサービス提供が困難になる可能性も指摘されています。さらに、貸倒れや詐欺的取引の発生リスクも、後払い決済事業の特性上、常に潜在しています。特に、若年層が利用しやすく、住所入力が不正確になりがちな「atone」においては、貸倒れリスクが高まる傾向が示唆されています。加えて、システムトラブルや情報漏洩リスク、主要な人材の確保・維持といった情報システム・人材面のリスクも、事業継続における重要な課題です。

投資テーマとの関連

ネットプロテクションズは、現代のデジタル経済において不可欠な決済インフラを提供する企業として、特にEC市場の成長と、その中核をなす決済ソリューションの進化という投資テーマと深く関連しています。同社の後払い決済サービスは、消費者の購買体験を向上させ、EC事業者の販売機会拡大を支援することで、EC市場全体の活性化に貢献しています。また、近年注目されているAI技術の活用に注力しており、独自の取引データを活用したAIによる与信精度の向上や、業務プロセスの効率化は、AI関連の投資テーマとも結びつきます。B2B向けの後払いサービス「NP掛け払い」は、企業間取引のキャッシュフロー改善に寄与し、サプライチェーンファイナンスやデジタルトランスフォーメーション(DX)といったテーマとも関連性を持ちます。これらのテーマは、今後も市場の拡大が見込まれる分野であり、同社の事業成長のポテンシャルを示唆しています。

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