株式会社ユーザーローカル (3984) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
AI生成AISaaS
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 42/649位
A
安定性
業種 26/657位
B
成長性
業種 190/637位
C
効率性
業種 376/657位
A
CF健全性
業種 17/656位
売上高
46億円
粗利率
89.9%
営業利益率
43.0%
純利益率
31.2%
ROE
16.4%
ROIC
15.9%
自己資本比率
87.2%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
85億円
NC/時価総額
28.1%
運転資本余剰*
73億円
運転資本余剰/時価総額*
23.9%
フリーCF
15億円
FCFマージン
33.7%
キャッシュ化率
1.26倍
PBR
3.49倍
EV/EBITDA
10.8倍
PER
21.3倍
想定株価
1897.1円
想定時価総額
304億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年6月期 46億円 41億円 4184万円 20億円 20億円 20億円 14億円
2024年6月期 39億円 36億円 2700万円 17億円 18億円 17億円 12億円
2023年6月期 33億円 31億円 2466万円 14億円 14億円 14億円 10億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年6月期 100億円 92億円 13億円 1,000円 87億円
2024年6月期 88億円 82億円 11億円 - 77億円
2023年6月期 72億円 68億円 9億円 - 63億円

※一部項目はデータ取得不可のため合計が一致しない場合があります

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年6月期 85億円 - 3億円 - 0円 - 73億円
2024年6月期 77億円 - 3億円 - 0円 - 66億円
2023年6月期 64億円 - 2億円 - 0円 - 55億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年6月期 18億円 -3億円 -7億円 15億円
2024年6月期 15億円 -2億円 -3668万円 13億円
2023年6月期 13億円 -2803万円 -2億円 13億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年6月期 88.9円 543.4円 14.0円 15.7% 533.8円 21.3倍 1897.1円 304億円 16,218,300株 207,800株
2024年6月期 73.9円 477.9円 8.0円 10.8% 474.9円 26.9倍 1991.9円 322億円 16,205,800株 42,000株
2023年6月期 59.8円 397.0円 4.0円 6.7% 398.6円 42.9倍 2567.2円 410億円 16,115,600株 144,100株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年6月期 16.4% 14.3% 15.9% 89.9% 43.0% 43.9% 31.2% 33.7% 87.2% -
2024年6月期 15.3% 13.4% 15.7% 91.3% 44.2% 44.9% 30.3% 34.5% 87.4% -
2023年6月期 15.0% 13.2% 15.2% 92.8% 41.7% 42.5% 29.0% 39.1% 87.9% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年6月期 17.3% 14.1% 20.6% 19.5% 22.4% 24.4% 代表取締役社長 伊藤将雄
2024年6月期 18.8% 25.9% 24.2% 23.2% 24.0% 26.4% 代表取締役社長 伊藤将雄
2023年6月期 22.6% 34.0% 32.2% 25.4% 24.5% 25.9% 代表取締役社長 伊藤将雄

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社ユーザーローカル業種中央値
ROE16.4%11.1%
ROA14.3%6.6%
営業利益率43.0%8.6%
純利益率31.2%6.5%
自己資本比率87.2%62.0%
売上成長率17.3%9.1%
PER21.3倍17.2倍
PBR3.49倍2.29倍
EV/EBITDA10.8倍7.8倍
NC/時価総額28.1%20.4%
運転資本余剰/時価総額23.9%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
中部日本放送株式会社 (9402) 301億円 349億円
トヨクモ株式会社 (4058) 301億円 49億円
株式会社セック (3741) 294億円 112億円
株式会社インテリジェント ウェイブ (4847) 293億円 156億円
株式会社Liberaware (218A) 317億円 14億円
株式会社Arent (5254) 318億円 40億円
ポート株式会社 (7047) 287億円 291億円
株式会社バンク・オブ・イノベーション (4393) 322億円 124億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

異常検知フラグ

2025年6月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2024年6月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2023年6月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2022年6月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2021年6月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2020年6月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2019年6月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2018年6月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2017年6月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)

AI分析(2025年6月期)

AI生成AISaaS
生成AIサービス開発マーケティング支援ツールAIアルゴリズム拡充データクラウド事業SaaS

見通し: AI・ビッグデータ活用サービスへの需要増を背景に、売上・利益ともに堅調な成長を見込む。生成AI分野の競争激化に対応し、顧客ニーズへの迅速な対応と技術開発力が成長ドライバーとなる。

強み: SaaS形式で導入しやすく汎用性の高いプラットフォームを提供。AI・機械学習技術を基盤とした継続的なサービス開発力が強み。

懸念: SNS等からの情報取得制限リスク、AI技術の急速な進化への対応遅れ、顧客離れによるデータ蓄積不足が業績に影響する可能性。

リスク: ・機密情報漏洩:ビッグデータ解析結果の機密性、個人情報管理体制の不備による信頼失墜リスク。 ・システムトラブル:インターネット依存のサービス基盤における障害、サイバー攻撃、自然災害によるサービス提供停止リスク。 ・顧客ニーズ変化・技術革新:顧客ニーズへの対応遅れ、競合他社による新技術・サービス提供による顧客離れリスク。

AI詳細分析(2025年6月期)

事業概要

同社は「ビッグデータ×人工知能で世界を進化させる」を経営理念に掲げ、ビッグデータとAIを活用したプラットフォームサービスを提供している。主なサービスは、Webサイト運営を支援する総合デジタルマーケティングツール「User Insight」、ソーシャルメディア分析ツール「Social Insight」、問い合わせ対応業務を自動化する「Support Chatbot」、そして法人向けの生成AIプラットフォーム「ユーザーローカル ChatAI」である。これらのサービスは、顧客がインターネット経由で利用できるSaaS(Software as a Service)形態で提供されており、導入の容易さと比較的低価格での利用が特徴である。SaaSモデルの利点として、顧客は自社で大規模なシステム環境を構築する必要がなく、デバイスの性能に左右されずにサービスを利用できる。また、サービス利用を通じて蓄積されるビッグデータとAIによる機械学習が、サービス自体の精度向上に繋がるという好循環を生み出している。提供するサービスは、化学・化粧品、自動車・電気、新聞・メディア、小売、情報・通信、金融、サービス、食料品といった幅広い業種で活用されており、多様な顧客基盤を有している。

直近決算ハイライト

2025年6月期(第〇期)の連結業績は、売上高が前期比17.3%増の45億8199万6千円となり、堅調な増収を達成した。これは、同社サービスへの認知度向上、基幹システムの拡張・強化によるパフォーマンス向上、そして積極的な営業活動の成果によるものと分析されている。利益面では、本社移転に伴う費用計上により計画通り費用は増加したものの、それを上回る増収効果により、営業利益は前期比14.1%増の19億7144万1千円、経常利益は同14.7%増の19億7282万2千円、当期純利益は同20.6%増の14億2945万4千円と、増益を達成した。当期純利益の伸び率が売上高や営業利益の伸び率を上回っている点は、利益率の改善を示唆している。キャッシュフローにおいては、営業活動によるキャッシュフローは18億622万1千円の収入となり、前年同期から増加した。投資活動では有形固定資産の取得により2億6030万8千円の支出、財務活動では自己株式の取得や配当金の支払いにより6億7669万7千円の支出があった。期末の現金及び現金同等物は85億4579万6千円となり、十分な流動性を確保している。

強みと競争優位性

同社の強みは、ビッグデータ解析とAI技術を組み合わせたプラットフォーム提供における長年の知見と、それをSaaS形式で提供するビジネスモデルにある。特に、顧客の使いやすさを追求したサービス設計と、直感的に理解しやすいインターフェースは、幅広い業種・企業からの継続的な取引実績に繋がっている。「User Insight」におけるヒートマップ分析や、「Social Insight」におけるクチコミ傾聴分析など、他社にはない独自の分析手法や可視化機能は、顧客のデータに基づいた的確な意思決定を支援し、高い付加価値を提供している。また、SaaSモデルは顧客の導入ハードルを低く抑える一方で、利用者の増加に伴いデータが蓄積され、AIの精度が向上するという「ネットワーク効果」を生み出しており、これが参入障壁となっている。さらに、法人向け生成AIサービス「ユーザーローカル ChatAI」では、入力データがAI学習に使用されないセキュアな環境を提供し、複数のLLMを自在に活用できるという特徴は、セキュリティ意識の高い法人顧客にとって魅力的な選択肢となる。これらの要素が、同社の競争優位性を形成している。

リスク要因

同社が認識している主要なリスク要因として、まず経済動向の影響が挙げられる。景気低迷期には顧客企業の費用削減によりサービス利用が減少する可能性がある。また、ビッグデータ解析における機密情報の管理体制も重要であり、情報漏洩はビジネスの根幹を揺るがしかねない。システムトラブルや、SNS等のサービス提供者の方針転換、データ取得に関する法的規制強化による情報取得への制限リスクも存在する。これらのリスクに対しては、システム冗長化や複数データソースの確保などで対応している。さらに、事業成長の前提となるビッグデータの蓄積が、顧客離れによって阻害される可能性や、事業規模拡大に伴う人材確保・維持、内部管理体制の充実、情報システムの拡充といった課題も抱えている。新規事業推進における不確実性や、気候変動による電力コスト増、自然災害や感染症といった不測の事態の発生も、経営成績に影響を与える可能性がある。

投資テーマとの関連

同社は「ビッグデータ×人工知能で世界を進化させる」を掲げ、AI技術を中核に事業を展開しており、AIという投資テーマとの関連性は非常に深い。特に、近年の生成AI技術の発展は、同社の事業環境に追い風となっている。国内AIシステム市場は2028年までに2兆5,433億円規模に拡大すると予測されており、同社は生成AI技術を活用したサービス開発に積極的に取り組んでいる。具体的には、コンテンツ自動作成やSNS投稿文作成支援、問い合わせ対応の自動化、法人向け生成AIプラットフォームの提供など、多岐にわたる。これらのサービスは、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進や業務効率化ニーズと合致しており、今後も市場拡大が見込まれる。同社が培ってきたビッグデータ解析の知見とAI技術の融合は、この成長市場において競争優位性を発揮する可能性を秘めている。AIエンジニアやデータサイエンティストの確保・育成を最優先課題としている点からも、AI分野での更なる成長を目指す強い意志がうかがえる。

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