株式会社Arent (5254) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
SaaSAI
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 94/649位
A
安定性
業種 171/657位
B
成長性
業種 163/637位
C
効率性
業種 339/657位
D
CF健全性
業種 429/656位
売上高
40億円
粗利率
63.4%
営業利益率
42.0%
純利益率
15.7%
ROE
13.2%
ROIC
23.1%
自己資本比率
79.0%
D/Eレシオ
0.07
有利子負債
3億円
ネットキャッシュ
35億円
NC/時価総額
11.0%
運転資本余剰*
27億円
運転資本余剰/時価総額*
8.3%
フリーCF
-65万円
FCFマージン
-0.0%
キャッシュ化率
1.33倍
PBR
6.62倍
EV/EBITDA
16.0倍
PER
49.0倍
想定株価
4940.6円
想定時価総額
318億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年6月期 40億円 26億円 8121万円 17億円 18億円 9億円 6億円
2024年6月期 29億円 17億円 2435万円 12億円 13億円 10億円 7億円
2023年6月期 20億円 11億円 1749万円 7億円 7億円 4億円 3億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年6月期 61億円 46億円 12億円 1億円 48億円
2024年6月期 51億円 44億円 8億円 1億円 41億円
2023年6月期 45億円 36億円 8億円 3億円 35億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年6月期 38億円 961万円 5億円 3億円 - 8億円 27億円
2024年6月期 39億円 1156万円 5億円 4億円 - - 30億円
2023年6月期 32億円 1475万円 3億円 6億円 - - 24億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年6月期 8億円 -8億円 -1956万円 -65万円
2024年6月期 9億円 -4330万円 -2億円 8億円
2023年6月期 8億円 -5億円 9億円 4億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年6月期 100.9円 745.1円 - - 544.1円 49.0倍 4940.6円 318億円 6,439,580株 200株
2024年6月期 106.2円 663.7円 - - 557.3円 45.8倍 4860.0円 302億円 6,205,380株 -
2023年6月期 57.4円 558.0円 - - 427.5円 111.1倍 6380.6円 396億円 6,198,780株 -

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年6月期 13.2% 10.4% 23.1% 63.4% 42.0% 44.0% 15.7% -0.0% 79.0% 0.07
2024年6月期 16.0% 13.0% 19.2% 58.0% 42.0% 42.9% 22.4% 27.5% 81.4% 0.10
2023年6月期 9.2% 7.0% 12.3% 53.1% 35.0% 35.9% 15.7% 18.8% 76.5% 0.16

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年6月期 37.0% 36.8% -3.8% - - - 代表取締役社長 鴨林広軌
2024年6月期 45.4% 74.6% 107.0% - - - 代表取締役社長 鴨林広軌
2023年6月期 - - - - - - 代表取締役社長 鴨林広軌

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社Arent業種中央値
ROE13.2%11.1%
ROA10.4%6.6%
営業利益率42.0%8.6%
純利益率15.7%6.5%
自己資本比率79.0%62.0%
売上成長率37.0%9.1%
PER49.0倍17.2倍
PBR6.62倍2.29倍
EV/EBITDA16.0倍7.8倍
NC/時価総額11.0%20.5%
運転資本余剰/時価総額8.3%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社Liberaware (218A) 317億円 14億円
株式会社バンク・オブ・イノベーション (4393) 322億円 124億円
株式会社コア (2359) 322億円 265億円
株式会社PR TIMES (3922) 324億円 95億円
ピー・シー・エー株式会社 (9629) 325億円 173億円
株式会社ベルパーク (9441) 325億円 1293億円
株式会社オロ (3983) 326億円 83億円
株式会社ABEJA (5574) 330億円 36億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

異常検知フラグ

2024年6月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2023年6月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)

AI分析(2025年6月期)

SaaSAI
建設業界DXBIM/SaaS化プロダクト共創開発AIブースト戦略M&Aによるプロダクト拡充

見通し: 建設業界のDX需要を取り込み、プロダクト共創開発とM&Aによる自社プロダクト群の拡充で売上・利益の伸長を目指す。短期的には既存案件の確実な遂行とPR強化、中長期的には共創プロダクト群の拡販とM&Aによる事業拡大で持続的成長を目指す。

強み: 建設業界特化のDX、3D技術力、課題発見から事業化までの一気通貫の支援体制。職人の暗黙知をシステム化する独自性。

懸念: AI技術の急速な発達による自社技術の陳腐化リスク。優秀なITエンジニアの採用・育成競争の激化。

リスク: IT投資の縮小や建設業界市況の悪化による業績への影響。AI等技術革新への対応遅れによる競争力低下。優秀なIT人材の獲得競争激化と人件費増加。

AI詳細分析(2025年6月期)

事業概要

当社グループは、プラント・建設業界に特化したDX(デジタルトランスフォーメーション)ソリューションを提供するIT企業です。主な事業内容は、高度な数学力と深い業界知識を必要とするプラント・建設業界特有の課題解決に向けたDX、ソフトウェア開発、および関連サービスの提供です。特に、建設業界は日本国内で約75兆円規模の市場を持ちながらも、BIM(Building Information Modeling)の原則適用や時間外労働の上限規制といった法規制の変更により、生産性向上のためのIT投資が継続的に見込まれています。当社は、この建設業界のIT投資動向に左右されにくい事業構築を目指し、職人が持つ高度な暗黙知をシステムとして具現化することで、クライアント企業の業務効率化から新事業創出までを支援する独自のDXを実現しています。事業は、クライアント企業との共創によるプロダクト開発・販売が中心であり、単なる受託開発にとどまらず、事業化までを一気通貫で支援することで、継続的な収益拡大を目指しています。

直近決算ハイライト

当連結会計年度において、売上高は4,028,518千円(前年同期比37.0%増)と大幅な成長を遂げました。これは、プロダクト共創開発における大型受託開発の受注増加や、M&Aによる自社プロダクト事業の拡大が牽引した結果です。営業利益は1,690,673千円(同36.8%増)と堅調に推移しましたが、経常利益は868,015千円(同9.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は633,499千円(同3.7%減)と、それぞれ微減となりました。セグメント別では、プロダクト共創開発が売上高3,386,890千円(同14.1%増)、セグメント利益1,414,511千円(同2.6%増)と安定した成長を示しました。共創プロダクト販売は売上高274,979千円(同18.4%増)でしたが、ソフトウエア減価償却費等の計上によりセグメント損失210,696千円となりました。自社プロダクトは、M&Aによる連結子会社化などを要因に、売上高335,665千円(同1,281.6%増)と急成長を遂げましたが、セグメント損失は86,948千円となりました。キャッシュ・フローの状況では、営業活動によるキャッシュ・フローは840,732千円の獲得でしたが、M&Aによる子会社株式取得等により、投資活動によるキャッシュ・フローは841,386千円の使用となりました。

強みと競争優位性

当社の最大の強みは、プラント・建設業界という専門性が高く、DX化が遅れているニッチ領域に特化し、そこで培われた深い業界知識と高度な技術力を掛け合わせた独自のDXソリューションを提供できる点にあります。具体的には、3Dを核としたシステム開発技術、建設業に特化した開発実績で蓄積したナレッジ、そして課題発見からプロダクト開発、事業化までをハンズオンで実施する事業創出力の3つが、競合他社との差別化要因となっています。また、職人の持つ高度な暗黙知を数理モデル化し、誰もが使えるシステムへと昇華させる「知」の民主化というアプローチは、他社にはないユニークな価値提供です。BIM関連製品である空間自動設計システム「PlantStream®」や自動配筋ソフト「LightningBIM自動配筋」などの自社プロダクト開発力も強みです。さらに、大手建設企業との共創プロダクト開発を通じて、強固な顧客基盤を構築しており、その実績と信頼が更なる受注拡大に繋がっています。M&Aによるプロダクトラインナップ拡充も、事業ポートフォリオを強化し、競争優位性を高める戦略です。

リスク要因

当社の事業運営におけるリスクとして、まず、IT業界全体の急速な技術革新への対応の遅れが挙げられます。特にAI技術の急速な発達により、当社の採用するアルゴリズムより高速な技術が登場した場合、競争力低下を招く可能性があります。また、プラント・建設業界のIT投資動向に影響を受ける点もリスクです。国内外の経済情勢や景気動向の変化により、顧客企業のIT投資額が大幅に縮小した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。競合他社との競争激化も懸念されます。プラント・建設業界のDX市場には多くの競合が存在し、当社の競争力が低下した場合、受注減少に繋がる可能性があります。さらに、特定の販売先への依存度もリスク要因となり得ますが、株式会社PlantStreamの完全子会社化により、この依存度は低下傾向にあります。しかし、高砂熱学工業株式会社との取引関係に変化が生じた場合、影響は避けられません。システムリスクや情報セキュリティリスク、知的財産に関する問題、訴訟リスクなども存在し、これらのリスク管理体制の強化が求められます。

投資テーマとの関連

当社グループは、建設業界のDX推進という明確な投資テーマに合致しています。建設業界は、長年にわたり生産性向上の課題を抱えており、労働生産性が製造業の約半分であるという現状があります。2024年4月からの時間外労働の上限規制適用開始や、2023年度からのBIM原則適用といった法規制の強化は、建設業界におけるIT投資を加速させる強力な追い風となっています。当社は、これらの法規制に対応し、生産性向上に貢献する3D技術を核としたシステム開発力や、BIM関連製品の開発実績を有しており、建設業界のDX化においてユニークなポジションを築いています。さらに、AI技術を業務用ソフトウェアに組み込む「AIブースト戦略」を推進しており、これはAI技術の進化という投資テーマとも関連が深いです。職人の暗黙知をシステム化し「知」の民主化を図るアプローチは、AIが知識やスキルを学習・活用する能力と共通する部分があり、将来的なAI活用への期待も持たせます。建設業界のIT投資市場は約1兆円と試算されており、その中でも大手建設企業をターゲットとする当社は、成長性の高い市場で事業を展開しています。

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