トヨクモ株式会社 (4058) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
SaaSクラウドDX
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 9/649位
B
安定性
業種 354/657位
A
成長性
業種 92/637位
B
効率性
業種 269/657位
A
CF健全性
業種 123/656位
売上高
49億円
粗利率
95.8%
営業利益率
33.0%
純利益率
22.3%
ROE
26.8%
ROIC
27.8%
自己資本比率
61.8%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
44億円
NC/時価総額
14.6%
運転資本余剰*
20億円
運転資本余剰/時価総額*
6.8%
フリーCF
7億円
FCFマージン
13.5%
キャッシュ化率
1.86倍
PBR
7.46倍
EV/EBITDA
15.1倍
PER
27.7倍
想定株価
2752.3円
想定時価総額
301億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 49億円 47億円 9700万円 16億円 17億円 16億円 11億円
2024年12月期 31億円 31億円 1000万円 12億円 12億円 12億円 8億円
2023年12月期 24億円 24億円 987万円 9億円 9億円 9億円 6億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 65億円 48億円 24億円 1億円 40億円
2024年12月期 47億円 44億円 16億円 1300万円 30億円
2023年12月期 33億円 31億円 11億円 - 22億円

※一部項目はデータ取得不可のため合計が一致しない場合があります

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 44億円 - 2億円 - 2900万円 9億円 20億円
2024年12月期 42億円 - 1億円 - - - 26億円
2023年12月期 29億円 - 5736万円 - - - 18億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 20億円 -14億円 -4億円 7億円
2024年12月期 13億円 -7000万円 -1億円 13億円
2023年12月期 8億円 -8741万円 -4089万円 7億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 99.4円 370.9円 20.0円 20.1% 402.4円 27.7倍 2752.3円 301億円 11,008,000株 56,300株
2024年12月期 77.2円 279.7円 14.0円 18.1% 384.0円 27.9倍 2156.5円 236億円 11,008,000株 81,000株
2023年12月期 59.6円 206.2円 10.0円 16.8% 270.4円 24.4倍 1456.9円 158億円 10,996,000株 127,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 26.8% 16.6% 27.8% 95.8% 33.0% 35.0% 22.3% 13.5% 61.8% -
2024年12月期 27.6% 18.0% 26.7% 97.2% 36.9% 37.3% 26.7% 40.3% 65.3% -
2023年12月期 28.2% 18.9% 27.3% 97.6% 35.9% 36.4% 25.9% 28.1% 67.0% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 54.4% 38.1% 29.0% 35.9% 34.7% 35.9% 代表取締役社長兼マーケティング本部長 山本 裕次
2024年12月期 29.2% 32.8% 33.2% 25.9% - 40.6% 代表取締役社長 山本裕次
2023年12月期 25.7% 36.9% 47.9% 30.5% - 52.6% 代表取締役社長 山本裕次

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標トヨクモ株式会社業種中央値
ROE26.8%11.1%
ROA16.6%6.6%
営業利益率33.0%8.6%
純利益率22.3%6.5%
自己資本比率61.8%62.0%
売上成長率54.4%9.1%
PER27.7倍17.2倍
PBR7.46倍2.29倍
EV/EBITDA15.1倍7.8倍
NC/時価総額14.6%20.5%
運転資本余剰/時価総額6.8%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
中部日本放送株式会社 (9402) 301億円 349億円
株式会社ユーザーローカル (3984) 304億円 46億円
株式会社セック (3741) 294億円 112億円
株式会社インテリジェント ウェイブ (4847) 293億円 156億円
ポート株式会社 (7047) 287億円 291億円
株式会社Liberaware (218A) 317億円 14億円
株式会社Arent (5254) 318億円 40億円
株式会社pluszero (5132) 285億円 15億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

異常検知フラグ

2024年12月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2023年12月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2022年12月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2021年12月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2020年12月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)

AI分析(2025年12月期)

SaaS
NotePMのマス広告投資と代理店販売強化安否確認サービスのサプライチェーン全体への訴求kintone連携サービスのエンタープライズ用途開拓M&Aによる事業拡大IT初心者向けクラウドサービスの継続開発

見通し: 2026年12月期に向け、有償契約数の増加とチャーンレート低減によるMRR拡大を目指す。特にNotePMの認知度向上と代理店販売強化、安否確認サービスのサプライチェーン全体への訴求、kintone連携サービスのエンタープライズ用途開拓が成長ドライバー。M&Aによる事業拡大も推進。

強み: 「ITの大衆化」をミッションに、IT初心者でも使いやすいシンプルで分かりやすいUI/UXのクラウドサービスを提供。ストック型ビジネスモデルによる継続的な収益基盤。

懸念: 売上高の約6割を占めるkintone連携サービスが、サイボウズ社のkintoneサービス競争激化や規約変更の影響を受けるリスク。NotePMへの依存度も高めている。

リスク: kintone連携サービスへの過度な依存(売上6割)。kintoneの競争激化やサイボウズ社との契約解除リスク。M&Aにおけるのれん減損リスク。特定人物(創業者社長)への依存。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

当社の親会社であるトヨクモ株式会社は、法人向けクラウドサービスの開発・販売を主力事業として展開しています。「すべての人を非効率な仕事から解放する」というミッションを掲げ、「ITの大衆化」を目指しており、IT初心者でも安心して利用できる、簡単操作・シンプル機能・分かりやすいデザインのサービス提供に注力しています。主なサービスは3つあり、一つ目は災害時に従業員の安否確認や情報共有を迅速に行えるクラウドサービス「安否確認サービス」です。このサービスは、災害時のアクセス集中に自動で対応するサーバー拡張機能や、平常時の利用状況に応じた費用負担の最適化により、安定稼働と競争力のある価格設定を実現しています。二つ目は、サイボウズ株式会社の「kintone」と連携し、同サービスの利便性を高める「kintone連携サービス」群です。見積書や請求書発行を支援する「プリントクリエイター」、Webフォーム作成とデータ連携を可能にする「フォームブリッジ」、kintoneデータを外部公開する「kViewer」、メール送信を自動化する「kMailer」などが含まれます。三つ目は、業務マニュアルやノウハウを一元管理できるナレッジマネジメントツール「NotePM」です。これら主力サービスに加え、「トヨクモ スケジューラー」や、SaaSを活用した業務効率化を実現する業務パックなども展開しています。

直近決算ハイライト

当連結会計年度における業績は、売上高が4,858百万円と前期比54.4%増と大幅な成長を遂げました。EBITDAは1,850百万円(同57.8%増)、営業利益は1,605百万円(同38.1%増)、経常利益は1,608百万円(同38.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,085百万円(同29.0%増)といずれも堅調な増加を示しました。これは、法人向けクラウドサービス市場全体の成長に加え、同社が提供するサービスの需要増加が背景にあります。特に、クラウドサービスの利用期間に応じた月額課金モデル(MRR)が収益の積み上げに貢献しており、有償契約数の増加が売上・利益の拡大を牽引しました。財政状態としては、総資産は6,538百万円(前期比増加)、純資産は4,061百万円(前期比増加)となり、利益剰余金の増加が純資産を押し上げる形となりました。キャッシュ・フローの面では、営業活動により2,020百万円の資金を獲得し、投資活動では子会社株式取得により1,362百万円を使用しましたが、全体として4,407百万円の現金及び現金同等物を確保しており、資金繰りは健全であると判断されます。

強みと競争優位性

当社の強みは、法人向けクラウドサービス市場において、特にITリテラシーが高くないユーザー層にも安心して利用してもらえるような、シンプルかつ直感的な操作性を実現したサービス開発力にあります。主要サービスである「安否確認サービス」は、災害時のアクセス集中に自動対応する堅牢なシステムと、平常時の利用状況に応じたコスト最適化を両立させることで、競争力のある価格と安定したサービス提供を両立させています。「kintone連携サービス」は、サイボウズ社のkintoneプラットフォームの拡張性を活かし、付加価値の高いソリューションを提供することで、顧客の業務効率化に貢献しています。また、2025年1月に子会社化した株式会社プロジェクト・モードが提供する「NotePM」は、ナレッジマネジメントツールの普及という成長市場において、認知度向上と販売チャネル拡大を進めており、今後の成長ドライバーとなることが期待されます。これらのサービスは、ストック型ビジネスモデルであり、継続的な収益確保に繋がりやすい点も競争優位性の一つと言えます。さらに、M&Aによる事業拡大も視野に入れており、成長戦略を多角的に展開できる体制も強みとなり得ます。

リスク要因

当社の事業運営におけるリスクとして、まず急速な技術革新への対応の遅れが挙げられます。AI技術の積極的な採用は進めているものの、新たな技術やサービスの習得が遅れた場合、サービスの競争力低下を招く可能性があります。また、クラウドサービス事業者として、システム障害の発生は事業継続に直接的な影響を与えるリスクであり、安定稼働のための継続的な対策が不可欠です。主要サービスである「kintone連携サービス」がサイボウズ社の「kintone」に依存している点は、同サービスの競争激化や方針変更による影響を受ける可能性があります。売上高の約6割を占めるこの依存度を軽減するため、他のクラウドサービス(安否確認サービス、NotePMなど)の拡販や新規サービス開発による事業ポートフォリオの多様化が課題となります。さらに、M&A戦略においては、買収した企業の収益性が計画通りに確保できない場合、のれんの減損損失等が発生するリスクも内包しています。人材確保・育成も、事業拡大に伴い重要度が増すリスク要因であり、計画通りの進捗が業績に影響を与える可能性があります。

投資テーマとの関連

当社は、法人向けクラウドサービスを主力事業としており、デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展という大きな投資テーマと強く関連しています。企業の業務効率化や生産性向上へのニーズは高まっており、クラウドサービスの需要は今後も堅調に推移すると予測されています。特に、AI技術の活用は、当社のサービス開発や業務効率化において今後ますます重要になると考えられます。有価証券報告書においても、AI技術の積極的な採用による生産性向上とサービス競争力向上への言及があり、AI関連の投資テーマとの親和性も示唆されます。また、近年注目度が高まっているサイバーセキュリティ関連の投資テーマにおいても、情報資産の適切な管理は重要な経営課題であり、ISO/IEC 27001認証取得などの取り組みは、セキュリティへの意識の高さを表しています。直接的にAIチップや半導体製造に携わるわけではありませんが、DX推進の根幹を支えるITインフラとしてのクラウドサービス提供は、広範なテクノロジー関連投資テーマとの関連性を持っています。

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