ウォンテッドリー株式会社 (3991) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
SaaS
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 23/649位
B
安定性
業種 274/657位
C
成長性
業種 395/637位
B
効率性
業種 302/657位
A
CF健全性
業種 14/656位
売上高
49億円
粗利率
-
営業利益率
33.5%
純利益率
22.1%
ROE
22.1%
ROIC
23.5%
自己資本比率
68.4%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
62億円
NC/時価総額
48.4%
運転資本余剰*
40億円
運転資本余剰/時価総額*
30.9%
フリーCF
19億円
FCFマージン
38.8%
キャッシュ化率
1.91倍
PBR
2.63倍
EV/EBITDA
4.0倍
PER
11.9倍
想定株価
1357.1円
想定時価総額
129億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年8月期 49億円 - 1007万円 16億円 17億円 16億円 11億円
2024年8月期 47億円 - 2648万円 16億円 16億円 16億円 10億円
2023年8月期 47億円 - 2660万円 16億円 16億円 16億円 10億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年8月期 72億円 67億円 22億円 1576万円 49億円
2024年8月期 53億円 50億円 13億円 1019万円 40億円
2023年8月期 45億円 42億円 13億円 533万円 31億円

※一部項目はデータ取得不可のため合計が一致しない場合があります

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年8月期 62億円 - 3億円 - 32万円 - 40億円
2024年8月期 45億円 - 3億円 - 32万円 - 33億円
2023年8月期 37億円 - 3億円 - 32万円 - 24億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年8月期 21億円 -2億円 -2億円 19億円
2024年8月期 10億円 -1581万円 -2億円 10億円
2023年8月期 9億円 -1469万円 9226万円 9億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年8月期 114.0円 515.2円 20.0円 17.5% 656.5円 11.9倍 1357.1円 129億円 9,501,500株 200株
2024年8月期 109.1円 420.7円 20.0円 18.3% 476.1円 10.9倍 1185.2円 113億円 9,497,600株 200株
2023年8月期 104.9円 331.4円 20.0円 19.1% 389.7円 15.1倍 1585.5円 151億円 9,497,600株 200株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年8月期 22.1% 15.1% 23.5% - 33.5% 33.7% 22.1% 38.8% 68.4% -
2024年8月期 25.9% 19.7% 27.9% - 33.8% 34.3% 21.9% 21.3% 75.8% -
2023年8月期 31.6% 22.1% 35.4% - 33.5% 34.1% 21.0% 17.9% 70.0% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年8月期 4.0% 3.2% 4.5% 3.0% 9.7% 9.5% 代表取締役 仲暁子
2024年8月期 -0.5% 0.3% 4.2% 9.7% 10.1% 56.7% 代表取締役 仲暁子
2023年8月期 5.5% 27.0% 34.2% 15.3% 17.0% 53.0% 代表取締役 仲暁子

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標ウォンテッドリー株式会社業種中央値
ROE22.1%11.1%
ROA15.1%6.6%
営業利益率33.5%8.6%
純利益率22.1%6.5%
自己資本比率68.4%62.0%
売上成長率4.0%9.2%
PER11.9倍17.2倍
PBR2.63倍2.29倍
EV/EBITDA4.0倍7.8倍
NC/時価総額48.4%20.4%
運転資本余剰/時価総額30.9%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社RKB毎日ホールディングス (9407) 129億円 325億円
株式会社CEホールディングス (4320) 128億円 158億円
株式会社フツパー (478A) 130億円 13億円
株式会社マクアケ (4479) 131億円 46億円
株式会社クロスキャット (2307) 132億円 173億円
株式会社システム ディ (3804) 125億円 50億円
ミーク株式会社 (332A) 124億円 72億円
株式会社クロップス (9428) 134億円 675億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

異常検知フラグ

2025年8月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2024年8月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2023年8月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2022年8月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)

AI分析(2025年8月期)

SaaS
Wantedly VisitEngagement SuiteWantedly HireAI活用ビジョン・価値観マッチング

見通し: 主力サービス「Wantedly Visit」の既存顧客単価向上と新規顧客獲得、及び「Engagement Suite」「Wantedly Hire」といった新規事業への投資加速により、今後も持続的な成長を見込む。AI活用による提供価値向上も目指す。

強み: ビジョン・価値観でのマッチングによる差別化。低単価・多数顧客モデルによる収益安定性。)

懸念: 「Wantedly Visit」への収益依存度が高い。求人市場における競争激化や採用市場の動向による業績変動リスク。

リスク: 主力サービス「Wantedly Visit」への収益依存度が高く、競合激化や採用市場の動向により業績が変動するリスク。個人情報漏洩やシステム障害による信用の低下やコスト増のリスク。代表取締役への依存リスク。

AI詳細分析(2025年8月期)

事業概要

ウォンテッドリー株式会社は、ビジネスSNSプラットフォーム「Wantedly」を運営する企業です。「究極の適材適所により、シゴトでココロオドルひとをふやす」というミッションを掲げ、個人のキャリアにおける出会いから定着・活躍までを支援するサービスを提供しています。主要サービスは、ビジョン・価値観によるマッチングを重視した採用活動初期段階を支援する「Wantedly Visit」、採用プロセス全般を管理・効率化する次世代型採用管理システム(ATS)の「Wantedly Hire」、そして従業員の定着・活躍を推進するエンゲージメント関連サービス群「Engagement Suite」です。特に「Wantedly Visit」は、給与や福利厚生といった条件面ではなく、会社のビジョンや価値観に共感する人材とのマッチングを推奨しており、企業は「Why」「How」「What」のフレームワークでビジョンを表現します。このサービスはサブスクリプション型を採用しており、少数顧客への高単価販売ではなく、多数の顧客への相対的に低単価なサービス提供を基本としています。国内の企業ユーザ数は4.3万社、個人ユーザ数は432万人(2025年8月末時点)に達しており、新規ユーザ獲得はマーケティング活動に加え、既存ユーザによる口コミやソーシャルメディアでのシェアが起点となっています。単一セグメントとして「ビジネスSNS事業」を展開しており、収益の大部分は「Wantedly Visit」から得られています。

直近決算ハイライト

2025年8月期(連結)の業績は、営業収益が49億883万円(前期比4.0%増)となりました。これは主に顧客単価の改善によるもので、ストック収益とフロー収益の両方が伸長したことが寄与しています。営業利益は16億4,484万円(前期比3.2%増)と堅調に推移しました。営業費用の増加(前期比4.4%増)は、従業員増加に伴う人件費の増加や、新規事業「Wantedly Hire」の広告キャンペーン実施による広告宣伝費の増加が主な要因です。経常利益は16億4,404万円(前期比4.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は10億8,338万円(前期比4.5%増)と、増収増益を達成しました。財政状態としては、当期末の流動資産は66億7,578万円(前期末比17億1,571万円増)と大幅に増加し、これは現金及び預金の増加が主な要因です。純資産も49億1,054万円(前期末比9億484万円増)と増加しており、安定した財務基盤を維持しています。キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが20億6,437万円(前期は10億2,381万円の収入)と大きく増加し、投資活動によるキャッシュ・フローは1億6,067万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは1億8,968万円の支出(配当金支払い)となりました。

強みと競争優位性

ウォンテッドリーの最大の強みは、ビジョン・価値観によるマッチングという独自の採用手法にあります。従来の条件面でのマッチングとは一線を画し、「Why(なぜやるのか)」を重視することで、企業文化や理念に共感する質の高い人材との出会いを創出しています。これにより、単なる求人情報サイトではなく、企業ブランディングや採用広報を強化するプラットフォームとしての価値を提供しています。また、サービスがソーシャルメディアとの連携を前提としており、既存ユーザのシェアや口コミが新規ユーザ獲得の起点となるため、マーケティング費用対効果の高い顧客獲得モデルを構築しています。サブスクリプション型のビジネスモデルにより、安定した収益基盤を築いており、継続的なサービス利用による顧客満足度向上から、契約更新、長期利用顧客の増加へと繋がるストック型の収益構造が強みです。さらに、登録企業ユーザ数4.3万社、個人ユーザ数432万人という規模感も、ネットワーク効果を生み出し、プラットフォームとしての魅力を高めています。AI活用の推進や、採用管理システム、エンゲージメント関連サービスへの事業拡大も、将来的な競争優位性の源泉となり得ます。

リスク要因

同社の事業における主要なリスクは、収益源の特定サービス「Wantedly Visit」への依存度が高い点です。求人市場における競合激化や、採用市場の動向、景気変動が業績に直接的な影響を与える可能性があります。また、個人情報を取り扱うため、情報セキュリティリスクは常に存在し、漏洩や不正利用が発生した場合、信用低下や損害賠償請求につながる可能性があります。代表取締役への依存度もリスクとして挙げられており、同氏が業務を継続できなくなった場合の影響が懸念されます。さらに、インターネットサービスであるため、システム障害のリスクも無視できません。ソーシャルメディアのAPI制限や規約変更による流入経路の不安定化、競合他社による低価格戦略や類似サービスの提供、そして法規制の変更や予期せぬ訴訟リスクなども、事業継続における潜在的な脅威となり得ます。これらのリスクに対して、収益源の多様化、情報管理体制の強化、組織体制の整備、流入経路の多角化といった対応策を講じていますが、その有効性は継続的に評価される必要があります。

投資テーマとの関連

ウォンテッドリーは、現代の労働市場における構造的な変化、特に深刻化する人手不足と人材の流動化の高まりという大きなトレンドに乗っています。企業の採用活動の多様化や、個人のキャリア意識の変化に対応するサービスを提供しており、これは「働き方改革」や「リスキリング」といった社会的な投資テーマとも関連が深いです。さらに、同社は「AIの活用を積極的に進めており、これにより、事業全般の競争優位性を高めるとともに、新たな収益機会の創出にも繋げていく」と明記しており、AI活用は今後の主要な投資テーマとの関連性を高める要因となります。採用活動のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援する側面もあり、企業の生産性向上や効率化に貢献するテクノロジー企業として位置づけられます。エンゲージメントSuiteの提供は、従業員の定着・活躍支援という、人的資本経営への関心の高まりといったテーマとも親和性があります。これらの投資テーマとの関連は、同社の長期的な成長ポテンシャルを示唆していると言えるでしょう。

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