勤次郎株式会社 (4013) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
SaaSHR TechクラウドDX健康食品
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 147/649位
B
安定性
業種 276/657位
A
成長性
業種 35/637位
C
効率性
業種 455/657位
E
CF健全性
業種 568/656位
売上高
54億円
粗利率
68.1%
営業利益率
28.3%
純利益率
18.9%
ROE
9.9%
ROIC
8.8%
自己資本比率
74.6%
D/Eレシオ
0.18
有利子負債
19億円
ネットキャッシュ
11億円
NC/時価総額
4.6%
運転資本余剰*
15億円
運転資本余剰/時価総額*
6.0%
フリーCF
-8億円
FCFマージン
-15.0%
キャッシュ化率
2.17倍
PBR
2.38倍
EV/EBITDA
9.6倍
PER
23.8倍
想定株価
1226.2円
想定時価総額
244億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 54億円 37億円 9億円 15億円 24億円 15億円 10億円
2024年12月期 44億円 27億円 9億円 7億円 16億円 7億円 5億円
2023年12月期 39億円 25億円 6億円 6億円 12億円 6億円 4億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 137億円 60億円 15億円 20億円 102億円
2024年12月期 128億円 52億円 12億円 22億円 94億円
2023年12月期 128億円 53億円 13億円 25億円 90億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 30億円 9225万円 8億円 19億円 4871万円 - 15億円
2024年12月期 42億円 5160万円 8億円 22億円 5099万円 - 30億円
2023年12月期 45億円 6683万円 7億円 25億円 4789万円 - 32億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 22億円 -30億円 -4億円 -8億円
2024年12月期 12億円 -10億円 -4億円 2億円
2023年12月期 15億円 -10億円 -4億円 5億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 51.5円 520.5円 10.0円 19.4% 56.4円 23.8倍 1226.2円 244億円 20,840,000株 976,200株
2024年12月期 23.6円 477.5円 8.5円 36.0% 103.5円 17.3倍 408.3円 81億円 20,840,000株 991,000株
2023年12月期 19.0円 461.0円 8.5円 44.7% 100.0円 25.1倍 476.9円 95億円 20,840,000株 1,007,800株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 9.9% 7.4% 8.8% 68.1% 28.3% 45.2% 18.9% -15.0% 74.6% 0.18
2024年12月期 4.9% 3.6% 4.4% 60.6% 16.7% 36.5% 10.5% 4.5% 73.1% 0.23
2023年12月期 4.1% 2.9% 3.5% 63.5% 14.6% 30.8% 9.4% 11.7% 70.4% 0.28

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 22.7% 108.5% 119.3% 14.8% 9.4% 50.7% 代表取締役執行役員社長COO 加村光造
2024年12月期 11.6% 27.6% 24.8% 9.6% - 40.8% 代表取締役執行役員社長COO 加村光造
2023年12月期 10.5% 28.8% 21.5% 4.6% - 0.6% 代表取締役執行役員社長COO 加村光造

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標勤次郎株式会社業種中央値
ROE9.9%11.2%
ROA7.4%6.6%
営業利益率28.3%8.6%
純利益率18.9%6.5%
自己資本比率74.6%62.0%
売上成長率22.7%9.1%
PER23.8倍17.2倍
PBR2.38倍2.29倍
EV/EBITDA9.6倍7.8倍
NC/時価総額4.6%20.5%
運転資本余剰/時価総額6.0%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
シェアリングテクノロジー株式会社 (3989) 243億円 86億円
株式会社gumi (3903) 241億円 89億円
アステリア株式会社 (3853) 239億円 34億円
アドソル日進株式会社 (3837) 238億円 172億円
株式会社メディアドゥ (3678) 250億円 1085億円
株式会社ネオジャパン (3921) 250億円 82億円
株式会社テラスカイ (3915) 231億円 281億円
NCS&A株式会社 (9709) 230億円 225億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

異常検知フラグ

2021年12月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2020年12月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)

AI分析(2025年12月期)

SaaSHR Tech
HRMプラットフォームクラウドサービス働き方改革健康経営AI活用

見通し: HRMプラットフォーム事業のクラウドシフトを加速。AI活用による新サービス開発や健康管理ソリューション強化で、リカーリングレベニュー拡大を目指す。AI,ビッグデータ活用でARPU向上。2025年12月期は売上高23.7%増、営業利益108.4%増と大幅増収増益。

強み: 「働き方改革&健康経営」を支援するHRMプラットフォーム。クラウド事業の安定成長と、AI・ビッグデータ活用による付加価値向上。

懸念: 主力製品「勤次郎」シリーズへの売上依存度が高い。就業管理分野での競合激化や技術陳腐化のリスク。販売パートナー(特に大塚商会)への依存度も高い。

リスク: 技術革新・競合激化による製品陳腐化リスク。主力製品「勤次郎」シリーズへの過度な依存。販売パートナー(特に大塚商会)との関係悪化リスク。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

同社は、HRM(Human Resource Management)プラットフォーム事業を中核とする企業です。主力製品である「勤次郎シリーズ」は、就業・勤怠管理システムを中心に、健康管理、人材管理、給与管理といった人事労務管理全般をカバーする包括的なソリューションを提供しています。ビジネスモデルは、ソフトウェアパッケージの販売(オンプレミス)に加え、インターネット経由でサービスを提供するクラウドサービスが中心であり、特にサブスクリプション型のクラウドライセンス売上とプレミアムサポート売上によるリカーリングレベニューの拡大を成長戦略の柱としています。近年は、働き方改革や健康経営の推進、人的資本経営への注目などを背景に、HRMソリューションへの需要が堅調に推移しています。また、製品ラインアップの拡充として、中小企業向けの「JOBEE」をリリースするなど、顧客層の拡大も図っています。不動産賃貸事業も一部手掛けていますが、事業収益の大部分はHRM事業から得られています。

直近決算ハイライト

直近決算では、売上高は前年同期比22.7%増の53億7047万円と、大幅な成長を遂げました。特に、クラウド事業が市場ニーズの拡大を捉え、クラウドライセンス売上が35.5%増の31億1867万円と大きく伸長したことが牽引役となりました。オンプレミス事業も大型契約に支えられ、5.5%増の12億7236万円となりました。これにより、HRM事業全体の売上高は23.7%増の52億1603万円、セグメント利益は117.3%増の14億5150万円と、利益面でも顕著な改善が見られます。営業利益は108.4%増の15億2137万円、経常利益は108.0%増の15億2511万円、当期純利益は119.4%増の10億1308万円と、増収効果とコスト管理が奏功し、大幅な増益を達成しました。リカーリングレベニューの割合が総販売実績の70.4%を占めるなど、安定収益基盤の強さが伺えます。

強みと競争優位性

同社の強みは、「勤次郎シリーズ」を中心とした長年にわたり培われたHRMソリューションにおける包括的な製品ラインアップと、クラウドサービスへの移行によるリカーリングレベニューの拡大戦略にあります。特に、働き方改革や健康経営といった社会的な要請に応える製品開発力は、顧客ニーズとの合致を生んでいます。また、株式会社大塚商会をはじめとする強力な販売パートナーとの連携により、広範な顧客層(製造業、サービス業、医療・福祉業など、規模も大企業から中小企業まで)への販売チャネルを確立している点も大きな競争優位性です。売上高の約38.3%を大塚商会経由で上げており、このパートナーシップは同社の安定的な収益基盤を支えています。さらに、HRMプラットフォーム事業で得られるビッグデータをAIで分析し、新製品・サービス開発やARPU(Average Revenue Per User:ユーザーあたりの平均収益)の増加に繋げようとするイノベーションへの取り組みも、将来的な競争力強化に寄与すると考えられます。

リスク要因

同社が抱えるリスクとして、まず、主力製品である「勤次郎シリーズ」への売上依存度の高さが挙げられます。特に就業管理システム関連の売上が8割を超えているため、この分野での強力な競合の出現や低価格製品の投入は業績に大きな影響を与える可能性があります。また、売上高の約6割を販売パートナー(特に大塚商会)に依存しているため、これらのパートナーとの関係悪化や、パートナーが競合と提携した場合、あるいはパートナー自身の財政状態が悪化した場合にも、業績が変動するリスクがあります。さらに、ソフトウェア開発における技術革新のスピードが速く、競合との激しい開発・販売競争に晒されているため、製品の陳腐化や技術対応の遅延リスクも存在します。クラウドサービス事業者として、システム障害によるサービス停止や情報漏洩のリスク、そしてそれらに伴う顧客からの信頼失墜や損害賠償請求のリスクも無視できません。

投資テーマとの関連

同社は「働き方改革」や「健康経営」といった、現代社会の重要なテーマに直接的に貢献するHRMソリューションを提供しており、これらのテーマとの関連性は非常に深いです。特に、少子高齢化による労働人口減少や、多様な働き方の定着、人的資本経営の重視といったトレンドは、同社が提供する勤怠管理、就業管理、健康管理といったサービスへの需要を今後も高める要因となります。また、AI(人工知能)の活用によるビッグデータ分析からの新製品・サービス開発(統合データサービス、クラウドフロントサービス)は、AI関連の投資テーマとも一部連携する可能性があります。クラウドサービス事業の拡大は、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の流れにも沿うものです。しかし、直接的にAIチップや半導体、EV、防衛といったテーマに特化しているわけではなく、あくまでHRMプラットフォームを軸とした、社会課題解決型のテクノロジー企業としての位置づけとなります。

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