NCS&A株式会社 (9709) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
AIクラウドSaaS
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 189/649位
A
安定性
業種 180/657位
B
成長性
業種 258/637位
B
効率性
業種 188/657位
A
CF健全性
業種 174/656位
売上高
225億円
粗利率
31.9%
営業利益率
12.1%
純利益率
9.2%
ROE
14.9%
ROIC
13.7%
自己資本比率
64.8%
D/Eレシオ
0.00
有利子負債
928万円
ネットキャッシュ
110億円
NC/時価総額
47.7%
運転資本余剰*
56億円
運転資本余剰/時価総額*
24.4%
フリーCF
24億円
FCFマージン
10.5%
キャッシュ化率
1.44倍
PBR
1.66倍
EV/EBITDA
3.9倍
PER
11.5倍
想定株価
1523.9円
想定時価総額
230億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 225億円 72億円 3億円 27億円 31億円 29億円 21億円
2025年3月期 205億円 62億円 3億円 20億円 23億円 21億円 21億円
2024年3月期 189億円 56億円 3億円 16億円 19億円 18億円 15億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 214億円 168億円 54億円 22億円 139億円
2025年3月期 213億円 173億円 48億円 22億円 142億円
2024年3月期 192億円 161億円 43億円 26億円 123億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 110億円 4億円 42億円 928万円 12億円 - 56億円
2025年3月期 111億円 5億円 42億円 2997万円 11億円 - 63億円
2024年3月期 98億円 3億円 38億円 6008万円 11億円 - 55億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 30億円 -6億円 -25億円 24億円
2025年3月期 22億円 -4億円 -5億円 18億円
2024年3月期 15億円 -3億円 -5億円 12億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 132.5円 917.6円 58.0円 43.8% 727.3円 11.5倍 1523.9円 230億円 18,000,000株 2,888,200株
2025年3月期 130.6円 879.2円 40.0円 30.6% 686.5円 7.1倍 926.9円 150億円 18,000,000株 1,818,400株
2024年3月期 95.6円 761.4円 30.0円 31.4% 607.5円 8.2倍 783.7円 126億円 18,000,000株 1,907,300株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 14.9% 9.7% 13.7% 31.9% 12.1% 13.6% 9.2% 10.5% 64.8% 0.00
2025年3月期 14.8% 9.9% 9.8% 30.5% 9.7% 11.0% 10.3% 8.8% 66.7% 0.00
2024年3月期 12.5% 8.0% 9.3% 29.8% 8.7% 10.0% 8.1% 6.3% 63.8% 0.00

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 9.7% 36.1% -2.0% 5.1% 2.6% 20.8% -
2025年3月期 8.4% 21.7% 37.3% 0.1% -1.8% 15.4% 代表取締役社長 辻隆博
2024年3月期 -2.5% 6.3% 20.7% -1.4% -1.6% 25.4% 代表取締役社長 辻隆博

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標NCS&A株式会社業種中央値
ROE14.9%11.1%
ROA9.7%6.6%
営業利益率12.1%8.6%
純利益率9.2%6.5%
自己資本比率64.8%62.0%
売上成長率9.7%9.1%
PER11.5倍17.2倍
PBR1.66倍2.29倍
EV/EBITDA3.9倍7.8倍
NC/時価総額47.7%20.4%
運転資本余剰/時価総額24.4%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社フォーカスシステムズ (4662) 230億円 357億円
株式会社テラスカイ (3915) 231億円 281億円
株式会社エイチームホールディングス (3662) 227億円 239億円
株式会社オプティム (3694) 226億円 117億円
株式会社セレス (3696) 225億円 297億円
株式会社カナミックネットワーク (3939) 225億円 55億円
株式会社ファインデックス (3649) 223億円 61億円
アドソル日進株式会社 (3837) 238億円 172億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

AI分析(2026年3月期)

AIクラウドSaaS
生成AI活用レガシーシステム刷新マイグレーション事業強化自社ソリューション開発社内スタートアップ制度

見通し: 2025年度は205億円の売上高、12.8%の営業利益率を目指しており、堅調なITサービス需要と自社ソリューション強化が成長を牽引する見込み。生成AI関連事業の拡大も期待される。

強み: SIerからの受託開発に加え、自社ソリューション(「The給付」「ReverseNeo」等)の強化で収益性向上。NECとの特約店契約も基盤。

懸念: AI需要増に伴う半導体不足による機器調達の遅延・高価格化リスク。NECへの依存度(売上高の16.6%)が経営方針変更時に業績へ影響する可能性。

リスク: ①半導体不足による機器調達遅延・高価格化。②NECの経営・取引方針変更による業績影響。③不採算プロジェクト発生リスク。これらが業績に影響を与える可能性がある。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社の事業は、ITを通じて社会に貢献することを経営理念に掲げ、企業が抱える経営課題に対し、システムの設計・開発から保守・運用まで一貫したITサービスをワンストップで提供するものです。主要な事業セグメントは、顧客からシステム設計・ソフトウェア開発を受託する「システム開発」、コンピュータ機器の保守やシステム全般の支援を行う「サービス」、そしてコンピュータ機器やソフトウェアパッケージを販売する「システム機器等販売」の3つです。特に「システム開発」においては、自社開発パッケージのカスタマイズやソリューション提供が中心となっています。また、連結子会社としてエブリ株式会社、NCSサポート&サービス株式会社、恩愛軟件(上海)有限公司を有しており、開発業務の一部を外部委託することで事業運営を行っています。売上構成比においては、2026年3月期では自社製品によるソリューションが68億35百万円、システムインテグレーションが79億96百万円、機器・パッケージ販売が24億39百万円、受託開発が52億14百万円となっており、システムインテグレーションと自社製品ソリューションが事業の柱となっています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、当社は売上高225億円(前期比+9.7%)を達成し、堅調な成長を示しました。営業利益は27億円(前期比+36.1%)と大幅な増加を記録し、利益率の改善が見られます。経常利益も29億円(前期比+36.1%)と好調でした。一方、当期純利益は21億円(前期比-2.0%)と微減しましたが、これは前期に法人税等調整額(益)が計上された反動によるものです。純資産は131億円(前期比-3.2%)となりましたが、これは自己株式の取得や配当金の支払いなどが影響したと考えられます。営業キャッシュ・フローは30億円(前期比+34.5%)と大きく増加しており、本業でのキャッシュ創出力が高まっていることを示しています。EPSは132.51円(前期比+1.5%)、BPSは917.57円(前期比+4.4%)と、株主資本の価値も着実に増加しています。特筆すべきは、1株配当が58.00円(前期比+45.0%)と大幅に増配された点であり、株主還元への積極的な姿勢がうかがえます。

強みと競争優位性

当社の強みは、顧客の経営課題に対して、システム開発から保守・運用まで一貫して提供できるワンストップサービス体制にあります。これにより、顧客との長期的な関係構築が可能となり、安定した収益基盤を築いています。特に、自社ソリューションの強化と主力ソリューションへの投資拡大は、他社との差別化を図る上で重要な戦略です。「マイグレーションセンター」化による共通タスク集約や、マイグレーション後のシステム保守事業開始など、既存事業の持続的な成長促進にも注力しています。また、「社内スタートアップ制度」を通じて、生成AIなどの最新技術を活用した新規事業創出や、AI活用人材の育成にも積極的に取り組んでおり、将来の競争力強化に繋げています。日本電気株式会社(NEC)の販売特約店としての位置づけも、安定した事業収入の柱の一つとなっていますが、顧客企業との直接取引拡大にも努め、取引先依存リスクの低減を図っています。

リスク要因

当社が認識している主要なリスクとしては、まず経済情勢の変化が挙げられます。AI需要の高まりに伴う半導体不足や地政学的リスクによるコスト増加、企業IT投資の抑制などが業績に影響を及ぼす可能性があります。また、大型案件が増加傾向にあるシステム開発においては、仕様変更等による工数増から不採算プロジェクトが発生するリスクや、外部委託先での予期せぬ事態による影響も想定されます。さらに、NECの販売特約店であることから、NECグループの経営方針や取引関係の変更が業績に影響を与える可能性も否定できません。加えて、情報セキュリティ事故による信用失墜や損害賠償責任、優秀な人材の確保難や離職率の上昇による事業への影響なども、経営上の重要な課題として認識されています。これらのリスクに対し、同社は品質マネジメントシステムの構築、コンプライアンス教育の強化、情報セキュリティ体制の整備、人材育成・定着施策などを実施し、リスクの低減に努めています。

投資テーマとの関連

当社の事業は、情報サービス産業に属しており、特に生成AIやクラウド、デジタルトランスフォーメーション(DX)といった現代の主要な投資テーマと深く関連しています。経済産業省が提唱する「2025年の崖」を背景としたレガシーシステム刷新や、企業におけるIT投資の拡大は、当社のシステム開発・インテグレーション事業にとって追い風となっています。生成AI技術を活用したシステム可視化ソリューション「ReverseNeo」の新バージョンリリースや、プログラムコードからの技術ドキュメント自動生成を実現する「DocHelper」のリリースなど、最新技術の導入に積極的に取り組んでいる点は、AI関連テーマへの貢献度を示唆しています。また、AI活用人材の育成や、社内でのAI活用環境整備は、AI技術の普及・定着に貢献するものです。これらの取り組みは、AI、DXといった成長分野への投資を検討する投資家にとって、魅力的な要素となり得ると考えられます。

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