株式会社フォーカスシステムズ (4662) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
AIクラウドIoTサイバーセキュリティ
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 285/649位
B
安定性
業種 314/657位
B
成長性
業種 130/637位
A
効率性
業種 71/657位
B
CF健全性
業種 244/656位
売上高
357億円
粗利率
14.7%
営業利益率
8.5%
純利益率
6.5%
ROE
15.2%
ROIC
12.2%
自己資本比率
64.6%
D/Eレシオ
0.13
有利子負債
20億円
ネットキャッシュ
45億円
NC/時価総額
19.6%
運転資本余剰*
-9億円
運転資本余剰/時価総額*
-4.0%
フリーCF
24億円
FCFマージン
6.8%
キャッシュ化率
1.10倍
PBR
1.50倍
EV/EBITDA
5.8倍
PER
10.1倍
想定株価
1571.9円
想定時価総額
230億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 357億円 52億円 2億円 30億円 32億円 31億円 23億円
2025年3月期 326億円 42億円 2億円 22億円 23億円 22億円 16億円
2024年3月期 315億円 38億円 2億円 20億円 22億円 20億円 14億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 238億円 150億円 75億円 10億円 154億円
2025年3月期 209億円 136億円 59億円 9億円 140億円
2024年3月期 210億円 131億円 62億円 14億円 134億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 66億円 2億円 647万円 20億円 42億円 - -9億円
2025年3月期 56億円 8745万円 698万円 19億円 29億円 254万円 -3億円
2024年3月期 56億円 7526万円 660万円 23億円 34億円 635万円 -6億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 26億円 -1億円 -14億円 24億円
2025年3月期 18億円 -8億円 -10億円 10億円
2024年3月期 8億円 1億円 -7億円 9億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 155.6円 1050.1円 64.0円 41.1% 308.4円 10.1倍 1571.9円 230億円 16,292,000株 1,644,400株
2025年3月期 103.7円 929.1円 42.0円 40.5% 244.8円 10.4倍 1078.2円 163億円 16,292,000株 1,174,400株
2024年3月期 93.1円 888.1円 38.0円 40.8% 214.7円 14.1倍 1313.1円 198億円 16,292,000株 1,185,600株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 15.2% 9.8% 12.2% 14.7% 8.5% 8.9% 6.5% 6.8% 64.6% 0.13
2025年3月期 11.2% 7.5% 9.6% 12.9% 6.7% 7.2% 4.8% 3.2% 67.2% 0.13
2024年3月期 10.5% 6.7% 8.8% 12.0% 6.3% 6.9% 4.5% 2.9% 63.9% 0.17

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 9.7% 39.8% 48.9% 7.0% 8.7% 17.0% -
2025年3月期 3.3% 10.0% 11.4% 7.4% 7.5% 9.8% 代表取締役社長 森啓一
2024年3月期 8.2% 4.2% 1.1% 10.3% 8.0% 10.8% 代表取締役社長 森啓一

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社フォーカスシステムズ業種中央値
ROE15.2%11.1%
ROA9.8%6.6%
営業利益率8.5%8.6%
純利益率6.5%6.5%
自己資本比率64.6%62.0%
売上成長率9.7%9.1%
PER10.1倍17.2倍
PBR1.50倍2.29倍
EV/EBITDA5.8倍7.8倍
NC/時価総額19.6%20.5%
運転資本余剰/時価総額-4.0%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
NCS&A株式会社 (9709) 230億円 225億円
株式会社テラスカイ (3915) 231億円 281億円
株式会社エイチームホールディングス (3662) 227億円 239億円
株式会社オプティム (3694) 226億円 117億円
株式会社セレス (3696) 225億円 297億円
株式会社カナミックネットワーク (3939) 225億円 55億円
株式会社ファインデックス (3649) 223億円 61億円
アドソル日進株式会社 (3837) 238億円 172億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

AI分析(2026年3月期)

AI
AI活用による「知能集約型」へのシフト成長投資による非連続な成長DX・コンサルティング領域への展開人材戦略(エンゲージメント向上、専門人材開発)株主還元(配当性向40%以上、自社株取得)

見通し: 今期は売上高9.7%増、営業利益39.8%増と過去最高を更新。中期経営計画「27-29」では「デジタル革新で顧客の変革を支える戦略パートナー」を目指し、AI活用による「知能集約型」へのシフトと成長投資による非連続な成長を推進。2029年3月期には売上高450億円、営業利益45億円、営業利益率10.0%を目指す。

強み: 官公庁・地方自治体や法人企業向けシステム開発・運用保守で長年の実績。AI、IoT、セキュリティ等、広範な技術領域に対応できる開発力と多様な顧客基盤。

懸念: IT人材獲得競争の激化による人件費・外注費上昇リスク。システム開発プロジェクトの不採算化や特定顧客への依存度。

リスク: AI等の技術革新への対応遅れや、人材確保・育成の遅延は競争力低下に繋がる。また、システム開発の不採算化や特定顧客への依存、サイバー攻撃による情報漏洩リスクは業績への影響が大きい。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当期決算期(2026年3月期)における当社の事業は、システムインテグレーションおよびITサービスを主軸とし、情報セキュリティ製品やAI製品の販売・関連サービスも手掛けるITソリューション提供企業グループとして展開されています。事業は主に「公共関連事業」、「エンタープライズ事業」、「広域ソリューション事業」、「イノベーション事業」の4つのセグメントに分かれています。公共関連事業では、官公庁や地方自治体向けの社会インフラシステム開発・運用保守を、エンタープライズ事業では法人企業の基幹業務システムやWeb/クラウドアプリケーション開発、ICTコンサルティングを提供しています。広域ソリューション事業は、通信制御や組み込みシステム開発、AIソリューションなどを、イノベーション事業ではインフラ設計・構築、IoT、情報セキュリティ分野での自社製品・ソリューション提供を行っています。子会社である株式会社フォーカスインキュベートは、企業・ベンチャービジネスへの投融資や育成、仲介を担い、グループ全体の事業成長を多角的に支援しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期決算では、売上高は前期比9.7%増の357億円となり、過去最高を更新しました。営業利益は同39.8%増の30億円、経常利益は同41.7%増の31億円、当期純利益は同48.9%増の23億円といずれも大幅な増益を達成し、こちらも過去最高を記録しました。特に営業利益率は大きく改善しており、価格転嫁や案件管理の徹底、業務効率化が奏功したことがうかがえます。セグメント別では、エンタープライズ事業が21.6%増と最も高い売上成長率を示し、ERPとインフラ案件が業績を牽引しました。公共関連事業も9.0%増、広域ソリューション事業が3.7%増、イノベーション事業が1.3%増と、全セグメントで増収を達成しています。堅調な業績は、IT投資の増加やクラウド化・AI活用といった業界トレンドを捉え、収益性向上策を効果的に実行した結果と言えるでしょう。

強みと競争優位性

当社の強みは、多岐にわたる事業セグメントで培われた幅広い技術力と、長年の実績に裏打ちされた顧客基盤にあります。特に、公共関連事業における社会インフラシステムの開発・保守で長年培ってきた業務知識と開発経験、エンタープライズ事業における「intra-mart」「SAP」といった市場シェアの高いソリューションを同一部門で扱える体制は、顧客の多様なニーズに応える基盤となっています。また、創業以来の通信制御システム開発で培われた技術力は、広域ソリューション事業における組み込みシステム開発やAIソリューション提供へと展開されています。さらに、主要顧客上位3社への売上比率が39.8%と集中しているものの、これらの主要顧客とは安定的な関係を維持し、「戦略的共創パートナーシップ」を推進している点も、継続的な収益確保の観点から強みと言えます。

リスク要因

事業運営におけるリスクとしては、まず高度IT人材の確保・育成と労働環境に関するものが挙げられます。人材獲得競争の激化や人件費の高騰は収益を圧迫する可能性があり、特定個人への業務集中による長時間労働や生産性低下も懸念されます。また、システム開発プロジェクトの不採算化リスクも存在し、着手後の要件変更や技術的課題により、見積り精度不足や管理不備から工数増大や納期遅延が発生する可能性があります。さらに、特定の顧客への依存度が高いこと、AI等の技術革新による既存スキルの陳腐化、サイバー攻撃や情報漏洩といった情報セキュリティリスク、そしてマクロ経済環境の変化によるIT投資の減退リスクなども、業績に影響を及ぼす要因として挙げられます。

投資テーマとの関連

当社の事業は、AI、IoT、クラウドといった最先端のIT技術を積極的に取り込んでいる点で、現代の主要な投資テーマと深く関連しています。特に、AIソリューションの提供やAIの業務プロセス・サービス提供への導入は、AI活用の進展というテーマに直結しています。また、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進におけるコンサルティング事業の強化や、システムインテグレーションの枠を超えた「非連続な成長」を目指す戦略は、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援するITサービス企業として、このテーマの恩恵を受ける可能性を示唆しています。さらに、情報セキュリティ分野でのソリューション提供は、サイバーセキュリティ対策の重要性が高まる中で、注目されるテーマの一つです。これらの技術革新への対応を成長機会と捉え、戦略的な投資や人材育成を進めている点は、今後の成長ポテンシャルを示唆しています。

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