株式会社網屋 (4258) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
サイバーセキュリティSaaSDX
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 73/649位
D
安定性
業種 493/657位
A
成長性
業種 38/637位
B
効率性
業種 245/657位
A
CF健全性
業種 50/656位
売上高
59億円
粗利率
47.9%
営業利益率
17.7%
純利益率
12.7%
ROE
26.6%
ROIC
19.6%
自己資本比率
40.8%
D/Eレシオ
0.33
有利子負債
9億円
ネットキャッシュ
36億円
NC/時価総額
13.8%
運転資本余剰*
6億円
運転資本余剰/時価総額*
2.5%
フリーCF
12億円
FCFマージン
20.5%
キャッシュ化率
1.73倍
PBR
9.28倍
EV/EBITDA
19.8倍
PER
34.0倍
想定株価
3084.9円
想定時価総額
263億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 59億円 28億円 9178万円 11億円 11億円 10億円 8億円
2024年12月期 48億円 20億円 1億円 5億円 6億円 5億円 4億円
2023年12月期 36億円 17億円 1億円 4億円 5億円 4億円 3億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 69億円 61億円 39億円 2億円 28億円
2024年12月期 54億円 47億円 30億円 3億円 21億円
2023年12月期 38億円 31億円 17億円 3億円 18億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 45億円 5億円 7億円 9億円 3億円 8674万円 6億円
2024年12月期 36億円 4億円 4億円 11億円 3億円 4841万円 6億円
2023年12月期 19億円 6億円 4億円 4億円 2億円 5647万円 2億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 13億円 -8573万円 -2億円 12億円
2024年12月期 12億円 -1億円 6億円 11億円
2023年12月期 5億円 -3億円 3億円 3億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 90.8円 332.3円 15.7円 17.3% 424.9円 34.0倍 3084.9円 263億円 8,830,400株 316,500株
2024年12月期 46.7円 257.6円 - - 302.1円 39.1倍 1827.6円 151億円 8,628,800株 350,800株
2023年12月期 40.2円 216.3円 - - 181.5円 28.7倍 1152.1円 95億円 8,563,200株 306,600株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 26.6% 10.8% 19.6% 47.9% 17.7% 19.3% 12.7% 20.5% 40.8% 0.33
2024年12月期 18.1% 7.1% 11.5% 41.2% 11.0% 13.5% 8.1% 22.0% 39.4% 0.50
2023年12月期 18.2% 8.6% 11.7% 48.2% 10.2% 13.4% 9.2% 7.4% 47.3% 0.22

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 24.5% 99.8% 95.3% 25.7% - 58.6% 代表取締役社長 石田晃太
2024年12月期 34.0% 44.8% 18.2% 20.0% - 26.4% 代表取締役社長 石田晃太
2023年12月期 19.2% 37.9% 41.8% - - - 代表取締役社長 石田晃太

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社網屋業種中央値
ROE26.6%11.1%
ROA10.8%6.6%
営業利益率17.7%8.6%
純利益率12.7%6.5%
自己資本比率40.8%62.0%
売上成長率24.5%9.1%
PER34.0倍17.2倍
PBR9.28倍2.29倍
EV/EBITDA19.8倍7.8倍
NC/時価総額13.8%20.5%
運転資本余剰/時価総額2.5%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社エヌアイデイ (2349) 263億円 264億円
株式会社KSK (9687) 260億円 258億円
株式会社構造計画研究所ホールディングス (208A) 269億円 201億円
GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社 (3788) 270億円 207億円
株式会社CIJ (4826) 272億円 269億円
株式会社マーベラス (7844) 274億円 380億円
株式会社ネオジャパン (3921) 250億円 82億円
株式会社メディアドゥ (3678) 250億円 1085億円
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AI分析(2025年12月期)

サイバーセキュリティSaaS
ALog Cloudサブスクリプションモデル移行包括的セキュリティサービス(セキュサポ)ゼロトラストネットワークAI・セキュリティデータ分析

見通し: サイバー攻撃の巧妙化・増加を背景に、ランサムウェア対策製品・サービスへの需要が堅調に推移。サブスクリプションモデルへの移行も進み、ARR拡大が収益基盤を強化。今期も2桁成長が期待される。

強み: SIEM製品「ALog」のサブスクリプション化やSaaS版「ALog Cloud」の提供により、中堅・中小企業への販路拡大に成功。人材不足を補う包括的セキュリティサービスも強み。

懸念: サイバーセキュリティ市場は競争が激しく、通信メガキャリア等との競合も存在する。技術革新のスピードが速く、研究開発の遅れや既存製品の陳腐化リスク。

リスク: サイバー攻撃の高度化・増加による需要増は追い風だが、競合激化による価格競争や技術革新への対応遅れは業績に影響する可能性がある。また、販売の半数以上を再販事業者に依存しており、その動向が受注予測の変動要因となりうる。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

同社は「顧客が抱えるあらゆるセキュリティへの課題」を包括的に請け負う「総合セキュリティプロバイダ」を目指し、独自の技術力による「セキュリティの自動化」で社会に貢献することを経営方針として掲げている。主力事業はデータセキュリティ事業とネットワークセキュリティ事業の二つである。データセキュリティ事業では、SIEM(Security Information and Event Management)製品である「ALogシリーズ」を中心に、ログ管理クラウド利用料やセキュリティサービスを提供している。この製品はランサムウェア対策やサイバーセキュリティガイドライン対応として、製造業や情報通信業を中心に需要が堅調である。ネットワークセキュリティ事業では、クラウド型ネットワークサービス「Network All Cloudシリーズ」や、テレワーク用VPNサービス「Verona」、クラウド無線LANサービス「Hypersonix」などを提供し、サブスクリプションモデルによる継続的な収益基盤を構築している。これらの事業を通じて、サイバー攻撃の高度化や働き方改革に伴うセキュリティ対策の必要性の高まりといった社会的な要請に応える形で事業を展開している。

直近決算ハイライト

直近決算において、同社は売上高5,936百万円(前期比24.5%増)、営業利益1,051百万円(前期比99.8%増)、経常利益1,048百万円(前期比93.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益751百万円(前期比95.3%増)と、大幅な増収増益を達成した。この好業績は、大手飲料メーカーや通販企業へのランサムウェア攻撃といった社会情勢を背景に、同社のランサムウェア対策製品およびサービスへの需要が堅調に推移したことが主因である。データセキュリティ事業では、「ALogシリーズ」がランサムウェア対策やガイドライン対応製品として需要を伸ばし、売上高は2,480百万円(同29.5%増)、セグメント利益は1,023百万円(同44.5%増)となった。ネットワークセキュリティ事業でも、「Network All Cloudシリーズ」のサブスクリプション売上が堅調に推移し、利益率改善にも寄与した結果、売上高は3,455百万円(同21.2%増)、セグメント利益は1,007百万円(同51.1%増)を記録した。財務面では、売上増加に伴う現金及び預金の増加や、サブスクリプション売上増による契約負債の増加が特徴的である。

強みと競争優位性

同社の強みは、サイバー攻撃の高度化と社会的な重要課題化を背景とした、高度なセキュリティソリューション提供能力にある。主力製品である「ALogシリーズ」は、ランサムウェア対策やサイバーセキュリティガイドライン対応製品として、特定業種に留まらず、製造業や情報通信業を中心に顧客基盤を拡大している。また、ネットワークセキュリティ事業で提供する「Network All Cloudシリーズ」や「Verona SASE」、クラウド無線LAN「Hypersonix」といったクラウド型サービスは、サブスクリプションモデルにより安定的な収益基盤を構築しており、ARR(Annual Recurring Revenue)を重要な経営指標としている点からも、継続的な収益性の高さが示唆される。さらに、ITエンジニア不足が顕著な市場環境において、低料金で包括的なセキュリティサービスを提供する「セキュサポ」や、セキュリティ教育事業といった付加価値の高いサービス展開は、同社の差別化要因となっている。研究開発にも注力し、大学との共同研究などを通じて先端技術を取り込み、新サービス開発に繋げる体制も、将来的な競争優位性を支える要素である。

リスク要因

同社が直面するリスクとしては、まず事業環境の変化が挙げられる。ITソフトウェア販売は一般的に景気動向の影響を受けやすく、経済情勢の悪化は業績に影響を与える可能性がある。また、サイバーセキュリティ市場は成長産業であるゆえに競争が激しく、通信メガキャリアのような巨大企業とも競合しており、競争環境の激化は当社の製品・サービスが劣後するリスクを内包している。技術革新のスピードが速い市場であるため、研究開発の遅れや想定を超える技術革新は、既存製品・サービスの陳腐化を招く可能性がある。事業内容に関するリスクとしては、売上の半数以上を再販事業者経由の間接販売に依存しているため、再販事業者の動向によっては受注予測に影響が出る可能性がある。システムトラブルや情報漏洩のリスクも、セキュリティ事業を展開する上で常に意識すべき課題であり、大規模なシステムトラブルや情報漏洩が発生した場合、事業継続性や社会的な信用に重大な影響を及ぼしかねない。

投資テーマとの関連

同社は、現代社会において不可欠な存在となっているサイバーセキュリティ分野に属しており、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進や働き方改革に伴うテレワークの普及といったメガトレンドと深く関連している。特に、ランサムウェア攻撃の増加や高度化は、社会的な脅威として認識されており、同社が提供するランサムウェア対策製品やサービスは、これらの課題解決に直結する。また、AI(人工知能)技術の発展はサイバー攻撃の巧妙化を招く一方で、AIを活用したセキュリティ対策の需要も高まっており、同社が北海道大学等と共同研究を行うAIやセキュリティデータ分析といった先端技術への取り組みは、将来的なAI関連テーマとの連携を深める可能性を秘めている。少子化によるITエンジニア不足という社会課題に対応するマネージド型サービスやクラウド型サービスの提供は、ITインフラの高度化・効率化というテーマとも合致しており、これらの投資テーマとの関連性の深さは、同社の成長ポテンシャルを示すものと言える。

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