ユーソナー株式会社 (431A) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
SaaSビッグデータ
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 88/649位
B
安定性
業種 326/657位
B
効率性
業種 181/657位
B
CF健全性
業種 232/656位
売上高
72億円
粗利率
62.0%
営業利益率
19.3%
純利益率
12.4%
ROE
20.8%
ROIC
21.1%
自己資本比率
58.4%
D/Eレシオ
0.08
有利子負債
3億円
ネットキャッシュ
42億円
NC/時価総額
19.6%
運転資本余剰*
19億円
運転資本余剰/時価総額*
8.8%
フリーCF
5億円
FCFマージン
7.3%
キャッシュ化率
1.93倍
PBR
4.95倍
EV/EBITDA
9.9倍
PER
22.8倍
想定株価
2577.5円
想定時価総額
212億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 72億円 45億円 3億円 14億円 17億円 14億円 9億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 73億円 54億円 26億円 4億円 43億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 45億円 1197万円 4億円 3億円 - - 19億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 17億円 -12億円 8億円 5億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 113.0円 520.8円 - - 505.9円 22.8倍 2577.5円 212億円 8,687,000株 471,800株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 20.8% 12.1% 21.1% 62.0% 19.3% 23.8% 12.4% 7.3% 58.4% 0.08

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 - - - - - - 代表取締役社長CEO 長竹 克仁

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標ユーソナー株式会社業種中央値
ROE20.8%11.1%
ROA12.1%6.6%
営業利益率19.3%8.6%
純利益率12.4%6.5%
自己資本比率58.4%62.0%
売上成長率-9.1%
PER22.8倍17.2倍
PBR4.95倍2.29倍
EV/EBITDA9.9倍7.8倍
NC/時価総額19.6%20.5%
運転資本余剰/時価総額8.8%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
セグエグループ株式会社 (3968) 212億円 251億円
株式会社豆蔵 (202A) 211億円 106億円
日本通信株式会社 (9424) 213億円 116億円
NCD株式会社 (4783) 214億円 309億円
株式会社東邦システムサイエンス (4333) 214億円 173億円
株式会社VRAIN Solution (135A) 214億円 33億円
株式会社ニーズウェル (3992) 206億円 100億円
オープンワーク株式会社 (5139) 219億円 47億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

AI分析(2025年12月期)

SaaSビッグデータ
ユーソナー(uSonar)LBC(法人企業データベース)非競(ひきょう)戦略ARR(年間経常収益)DX推進

見通し: 主力サービス「ユーソナー」のARR・契約件数・ARPAの成長と、DX・生成AI関連のIT投資活発化を背景に、売上高18.4%増、経常利益51.5%増と好調。今期もデータ精度・検索速度向上への投資を継続し、顧客基盤拡大を目指す。

強み: 約30年かけて蓄積した、アナログ媒体由来の独自法人企業データベース「LBC」が強み。AI代替困難なポジショニングを確立。

懸念: IT投資マインドの減退や、想定を超える顧客解約が発生した場合、業績に影響を及ぼす可能性がある。また、参入障壁の低いIT業界であり、大手企業の参入による競争激化リスクも存在する。

リスク: ① 経済情勢悪化等によるIT投資マインドの減退や、想定以上の顧客解約発生による業績への影響。② IT業界特有の競争激化、大手企業の参入による市場シェア低下リスク。③ サイバー攻撃等による情報漏洩リスク、およびそれに伴う信頼性・企業イメージ低下、多額の費用負担。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

同社は「ユーソナー」というクラウドサービスを主力事業として展開しており、企業が保有する顧客データを適切に管理・活用するためのツールを提供しています。社名の「ユーソナー」は、深海の潜水艦がソナーで探知するように、膨大なデータの海から外部環境の変化やターゲット企業を探知できるソリューションを提供するという企業理念を表しています。主な顧客層はBtoB企業であり、経営企画、マーケティング、営業企画部門などで活用されています。同社は、自社で保有する約1,250万件の企業拠点データ(LBC)と、顧客が独自に保有するデータを連携させることで、顧客データの統合、見込み客の効率的な選別、マーケティング・営業活動の最適化を実現します。さらに、「ユーソナー」は他社のCRM(顧客関係管理)システムともAPI連携が可能であり、既存システムとの共存も視野に入れたサービス提供を行っています。経営方針として、無益な過当競争を避け、自社の得意領域に特化し、近接分野は他社の強みを活かす「非競(ひきょう)」戦略を掲げており、これが同社の競争優位性の源泉となっています。

直近決算ハイライト

当事業年度の業績は、売上高が71億9161万2千円と、前年同期比で18.4%増と顕著な成長を遂げました。これは、主力サービスである「ユーソナー」の継続利用やデータ提供による売上増加が牽引した結果です。売上原価は前年同期比17.9%増の27億3104万4千円となり、システム開発の外注費やデータ仕入の増加が影響しました。しかし、売上総利益は前年同期比18.7%増と、売上高の伸びを上回るペースで増加しました。販売費及び一般管理費は前年同期比7.8%増の30億6970万円にとどまり、人件費の増加や本社移転に関連する減価償却費の増加などがあったものの、売上高の伸びに対して抑制されました。その結果、営業利益は13億9086万7千円と、前年同期比52.7%増と大幅に増加しました。経常利益も13億7736万6千円と、同51.5%増となり、当期純利益も8億8899万8千円と、同40.2%増を達成しました。これらの結果は、同社の「非競」戦略と顧客基盤拡大への取り組みが奏功したことを示唆しています。

強みと競争優位性

同社の最大の強みは、約1,250万件という網羅性の高い法人企業データベース「LBC」と、それを活用した「ユーソナー」という顧客データ統合ツール、そして「非競(ひきょう)」という独自の経営戦略にあります。多くのSFAやMAベンダーが競合する中で、同社はこれらのツールを自社で開発・提供するのではなく、API連携による協調戦略をとることで、他社との無益な競争を回避し、自社の得意領域であるデータベースの精度と活用方法にリソースを集中させています。この「非競」戦略により、かつての競合他社がパートナーとなり、営業部門はデータベースの専門家として、また他社製品との連携においては客観的なコンサルティング支援が可能となっています。これにより、顧客満足度と従業員満足度の両方を高めることに成功しています。また、約30年間にわたり人の手で蓄積されたアナログデータを含む「LBC」は、AIによるWebデータ解析とは一線を画す差別化された強みであり、AI時代においても代替されにくい独自のポジショニングを確立している点も競争優位性と言えます。

リスク要因

同社の事業運営におけるリスクとして、まず、主力サービスがBtoB企業向けであるため、顧客企業のIT投資マインドの減退や景気動向による影響を受けやすい点が挙げられます。新規契約の低迷や解約率の増加は、売上高の減少に直結する可能性があります。また、クラウド市場は急速な成長を続ける一方で、参入障壁が比較的低い分野であるため、市場の競争激化や大手企業の参入による価格競争のリスクも存在します。技術革新のスピードが速いインターネット関連事業であるため、新技術への対応遅れによるサービスの陳腐化や競争力低下のリスクも考慮が必要です。さらに、顧客情報を含む機密情報を扱うため、情報漏洩やサイバー攻撃による信頼性低下、損害賠償リスクも重大な懸念事項です。創業者が主要株主であることから、特定の人物への依存度が高い点も、将来的な経営体制への影響が懸念されるリスク要因です。

投資テーマとの関連

同社は、企業のDX推進やビッグデータ活用といった現代の主要な投資テーマと深く関連しています。主力サービスである「ユーソナー」は、企業が保有する顧客データを統合・分析し、マーケティングや営業活動を効率化するためのツールであり、まさにDX推進の中核を担うソリューションと言えます。特に、近年の生成AIの台頭は、同社にとって新たな商機をもたらす可能性があります。同社が長年かけて蓄積してきた質の高い企業データベース「LBC」は、AIによるデータ解析だけでは得られない深みのある情報を提供できるため、AIとの協調による新たな価値創出が期待されます。AIやビッグデータ解析への企業の関心が高まるにつれて、その基盤となるデータ統合・管理ツールの需要は増加すると予想され、同社はこうしたデータ活用トレンドの恩恵を受ける企業として、投資テーマとの関連性は高いと考えられます。

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