日本通信株式会社 (9424) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
SaaSフィンテックEVMaaSIoT
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 260/649位
E
安定性
業種 587/657位
B
成長性
業種 240/637位
B
効率性
業種 299/657位
E
CF健全性
業種 524/656位
売上高
116億円
粗利率
37.9%
営業利益率
9.8%
純利益率
6.6%
ROE
17.0%
ROIC
7.8%
自己資本比率
37.6%
D/Eレシオ
1.27
有利子負債
57億円
ネットキャッシュ
14億円
NC/時価総額
6.4%
運転資本余剰*
47億円
運転資本余剰/時価総額*
21.9%
フリーCF
-8億円
FCFマージン
-7.2%
キャッシュ化率
1.73倍
PBR
4.73倍
EV/EBITDA
13.8倍
PER
27.9倍
想定株価
127.8円
想定時価総額
213億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 116億円 44億円 3億円 11億円 14億円 11億円 8億円
2025年3月期 92億円 38億円 2億円 10億円 12億円 10億円 8億円
2024年3月期 74億円 33億円 2億円 11億円 13億円 12億円 14億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 120億円 85億円 24億円 49億円 45億円
2025年3月期 73億円 55億円 17億円 18億円 37億円
2024年3月期 44億円 36億円 13億円 1億円 28億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 71億円 6702万円 9億円 57億円 2億円 - 47億円
2025年3月期 43億円 4928万円 8億円 20億円 2億円 - 26億円
2024年3月期 25億円 6906万円 7億円 5383万円 1億円 - 12億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 13億円 -22億円 36億円 -8億円
2025年3月期 9億円 -11億円 20億円 -2億円
2024年3月期 11億円 -2億円 7501万円 9億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 4.6円 27.0円 - - 8.2円 27.9倍 127.8円 213億円 166,838,739株 29,500株
2025年3月期 5.1円 22.3円 - - 13.6円 27.7倍 141.8円 235億円 165,923,739株 15,000株
2024年3月期 8.3円 16.8円 - - 14.9円 24.8倍 204.8円 338億円 165,009,239株 15,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 17.0% 6.4% 7.8% 37.9% 9.8% 12.4% 6.6% -7.2% 37.6% 1.27
2025年3月期 22.9% 11.6% 11.7% 41.6% 10.4% 12.6% 9.2% -1.9% 50.4% 0.55
2024年3月期 49.3% 31.0% 28.2% 44.1% 15.4% 17.8% 18.4% 11.6% 62.8% 0.02

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 25.9% 17.8% -10.1% 24.2% 27.2% 15.2% -
2025年3月期 24.8% -15.5% -37.8% 25.9% 21.3% 51.0% 代表取締役社長兼CEO 福田 尚久
2024年3月期 21.8% 53.7% 97.7% 28.4% 16.0% - 代表取締役社長 福田尚久

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標日本通信株式会社業種中央値
ROE17.0%11.1%
ROA6.4%6.6%
営業利益率9.8%8.6%
純利益率6.6%6.5%
自己資本比率37.6%62.0%
売上成長率25.9%9.1%
PER27.9倍17.2倍
PBR4.73倍2.29倍
EV/EBITDA13.8倍7.8倍
NC/時価総額6.4%20.5%
運転資本余剰/時価総額21.9%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
NCD株式会社 (4783) 214億円 309億円
株式会社東邦システムサイエンス (4333) 214億円 173億円
株式会社VRAIN Solution (135A) 214億円 33億円
セグエグループ株式会社 (3968) 212億円 251億円
ユーソナー株式会社 (431A) 212億円 72億円
株式会社豆蔵 (202A) 211億円 106億円
オープンワーク株式会社 (5139) 219億円 47億円
株式会社ニーズウェル (3992) 206億円 100億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

AI分析(2026年3月期)

SaaSフィンテックEV
日本通信SIM(MVNO事業)ネオキャリア(新サービス)FPoS(FinTech Platform over SIM)デジタル認証基盤ローカル4G/5G

見通し: 2025年度は「ネオキャリア」サービス提供開始やFPoS事業の普及により、売上・利益ともに堅調な成長が見込まれる。中長期的にはMNOと同等のサービス提供を目指し、売上650億円、営業利益150億円を目標に掲げる。

強み: MVNO事業での顧客満足度No.1の実績と、FPoS事業におけるデジタル認証基盤の先行開発力。MNOとの相互接続によるサービス拡充も強み。

懸念: 主要事業のモバイル通信網を携帯電話事業者から調達しており、契約条件の悪化や提供停止リスクがある。また、通信端末の調達難や品質問題も懸念される。

リスク: 1. 携帯電話事業者への依存:通信網調達契約の解除や条件悪化は事業継続に影響。2. 技術革新への対応遅延:標準技術の変化への対応遅延は収益圧迫リスク。3. 人材確保・育成:事業拡大に必要な人材確保が困難な場合、業績に悪影響。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社は、モバイル通信サービスとモバイル・ソリューションを提供する企業です。具体的には、携帯電話事業者から調達した通信網を活用し、音声通話サービス、セキュリティ技術、各種アプリケーション、通信端末などを組み合わせた独自の通信サービスを設計・提供しています。主な事業セグメントは、MVNO(仮想移動体通信事業者)事業とMSP(モバイル・ソリューション・プロバイダー)事業、そして近年注力しているFPoS(FinTech Platform over SIM)事業です。MVNO事業では、「日本通信SIM」ブランドを展開し、訪日旅行者向け商品も手掛けています。MSP事業では、ローカル携帯網(ローカル4G/5G)による通信やIoT機器・防犯カメラ用SIMなどを提供し、米国での実績を日本へ展開する戦略です。FPoS事業は、my FinTech株式会社が中心となり、スマートフォンで利用可能なデジタルIDを構築・提供するもので、マイナンバーカードに匹敵するセキュリティを備え、行政手続きや多様な分野での活用を目指しています。2026年3月期においては、売上高116億円、営業利益11億円を達成しました。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、当社は売上高116億円と前期比+25.9%の増収を達成しました。営業利益は11億円(同+17.8%)、経常利益は11億円(同+11.8%)と、増収に伴い増益となりました。しかしながら、当期純利益は8億円で、前期比-10.1%の減益となっています。これは、成長投資や将来に向けた先行投資による影響が考えられます。純資産は44億円(同+21.8%)と増加し、総資産も120億円(同+63.4%)と大きく膨らんでいます。特に現金及び預金は71億円(同+65.3%)と潤沢であり、営業キャッシュ・フローも13億円(同+42.1%)と堅調に推移しており、財務基盤の強化と事業拡大に向けた資金確保が進んでいることが伺えます。一方で、EPS(1株当たり当期純利益)は4.58円(同-10.5%)と、純利益の減少を反映して前期を下回りました。

強みと競争優位性

当社の強みは、長年にわたり培ってきたモバイル通信サービス事業における技術基盤と、MVNO事業における公正な競争環境確保への取り組みです。特に、「日本通信SIM」ブランドは、通信品質と合理的な料金体系が高く評価され、J.D. パワー ジャパンの顧客満足度調査で2年連続1位を獲得するなど、顧客基盤の強化とブランドロイヤリティの確立に成功しています。さらに、FPoS事業においては、マイナンバーカードと同等のセキュリティを持つデジタルID・認証基盤を構築しており、行政手続きをはじめとする幅広い分野での活用が期待される点で、他社との差別化を図っています。このFPoS技術は、連結子会社my FinTech株式会社が電子署名法に基づく認定を受け、着実に実績を積み上げており、将来的な成長ドライバーとして位置づけられています。また、携帯電話事業者との相互接続契約や、データセンターの複数拠点化によるリスク分散など、安定的なサービス提供体制も競争優位性の一つと言えます。

リスク要因

当社が認識している主要なリスクとして、まず技術の進歩及び制度整備の遅延が挙げられます。モバイル通信市場は技術革新が速く、セキュリティやプライバシーに関する課題も常に存在するため、これらの進展が停滞・遅延すると事業規模の拡大に影響を与える可能性があります。また、訪日旅行者向け商品の販売は、国際情勢や感染症流行など外部要因による旅行者数の増減に大きく左右されます。さらに、事業の中核をなすモバイル通信網の調達を携帯電話事業者に依存しており、契約の継続や調達条件の悪化は業績に直接的な影響を及ぼす可能性があります。ネットワーク設備の障害発生リスクや、通信端末の調達における価格変動や供給不足、品質問題も事業継続上のリスクとなり得ます。加えて、競争激化や優秀な人材の確保・育成の難しさも、持続的な成長に向けた課題として認識されています。

投資テーマとの関連

当社は、モバイル通信サービスとデジタルID・認証基盤という二つの柱で事業を展開しており、これらは現代の主要な投資テーマと深く関連しています。まず、モバイル通信サービスは、5Gの普及やIoTデバイスの増加といったトレンドの恩恵を受ける分野です。特に、当社が注力するローカル4G/5G事業は、産業DXを支える基盤技術として注目されています。そして、FPoS事業は、デジタルID、フィンテック、サイバーセキュリティといった、今後ますます重要性を増すテーマに直接的に結びついています。マイナンバーカードに匹敵するセキュリティを持つデジタルIDプラットフォームは、行政手続きの効率化、金融取引の安全性向上、個人情報管理の高度化に貢献し、社会全体のデジタルトランスフォーメーションを推進する役割を担います。これらのテーマは、長期的な成長が見込まれる分野であり、当社はその技術力と実績を通じて、これらのテーマの発展に貢献していくことが期待されます。

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