サイバートラスト株式会社 (4498) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
サイバーセキュリティAIIoTSaaSクラウド
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 145/649位
B
安定性
業種 256/657位
B
成長性
業種 278/637位
B
効率性
業種 303/657位
D
CF健全性
業種 413/656位
売上高
84億円
粗利率
47.1%
営業利益率
19.7%
純利益率
11.8%
ROE
13.3%
ROIC
15.5%
自己資本比率
69.5%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
54億円
NC/時価総額
29.1%
運転資本余剰*
25億円
運転資本余剰/時価総額*
13.4%
フリーCF
6710万円
FCFマージン
0.8%
キャッシュ化率
1.57倍
PBR
2.51倍
EV/EBITDA
5.9倍
PER
18.5倍
想定株価
1131.0円
想定時価総額
187億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 84億円 39億円 6億円 16億円 22億円 17億円 10億円
2025年3月期 74億円 36億円 6億円 14億円 20億円 14億円 10億円
2024年3月期 65億円 31億円 6億円 11億円 17億円 11億円 5億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 107億円 76億円 29億円 3億円 74億円
2025年3月期 96億円 71億円 24億円 6億円 66億円
2024年3月期 84億円 62億円 18億円 5億円 60億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 54億円 161万円 14億円 - 3億円 5337万円 25億円
2025年3月期 56億円 155万円 11億円 6516万円 2億円 6593万円 31億円
2024年3月期 49億円 159万円 11億円 7339万円 4778万円 7849万円 30億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 16億円 -15億円 -2億円 6710万円
2025年3月期 20億円 -9億円 -4億円 11億円
2024年3月期 12億円 -6億円 -1億円 7億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 61.1円 454.7円 12.0円 19.7% 328.8円 18.5倍 1131.0円 187億円 16,620,400株 88,700株
2025年3月期 59.6円 408.4円 11.5円 19.3% 341.4円 19.4倍 1154.4円 186億円 16,355,600株 256,600株
2024年3月期 32.1円 372.0円 8.8円 27.2% 295.9円 28.3倍 909.0円 147億円 16,210,800株 600株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 13.3% 9.3% 15.5% 47.1% 19.7% 26.7% 11.8% 0.8% 69.5% -
2025年3月期 14.8% 10.1% 15.0% 48.2% 19.1% 26.8% 13.0% 15.1% 68.7% 0.01
2024年3月期 8.6% 6.2% 12.8% 47.2% 17.2% 26.4% 8.0% 10.1% 71.6% 0.01

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 12.3% 16.0% 2.1% 10.7% 11.3% 16.1% -
2025年3月期 15.1% 27.8% 86.9% 9.1% - 17.8% 代表取締役社長 CEO北村裕司
2024年3月期 4.9% 5.5% -28.4% 9.7% - 24.7% 代表取締役社長 CEO北村裕司

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標サイバートラスト株式会社業種中央値
ROE13.3%11.1%
ROA9.3%6.6%
営業利益率19.7%8.6%
純利益率11.8%6.5%
自己資本比率69.5%62.0%
売上成長率12.3%9.1%
PER18.5倍17.2倍
PBR2.51倍2.29倍
EV/EBITDA5.9倍7.8倍
NC/時価総額29.1%20.4%
運転資本余剰/時価総額13.4%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
AGS株式会社 (3648) 187億円 286億円
株式会社ダブルスタンダード (3925) 185億円 70億円
株式会社サイバーセキュリティクラウド (4493) 184億円 51億円
株式会社情報企画 (3712) 192億円 38億円
マークラインズ株式会社 (3901) 192億円 56億円
株式会社トレードワークス (3997) 180億円 51億円
株式会社オートサーバー (5589) 180億円 65億円
株式会社コアコンセプト・テクノロジー (4371) 194億円 209億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

AI分析(2026年3月期)

サイバーセキュリティAIIoT
デジタルトラスト事業iTrust(電子認証サービス)AlmaLinux/EMLinux(プラットフォームサービス)サイバーセキュリティAI・半導体、デジタル・サイバーセキュリティ、量子分野への投資

見通し: 2025年度は売上高12.3%増、営業利益16.0%増と堅調な成長を見込む。DX進展や経済安全保障ニーズの高まりが追い風となり、トラストサービス、プラットフォームサービスともに拡大が期待される。特に本人確認サービスやデバイス認証サービス、Linuxサポートの伸長が寄与する見通し。

強み: 国内EV SSL/TLS証明書市場でシェアNo.1。IoT機器の増加に伴うサイバーセキュリティ需要増をEMLinuxで取り込む。デジタルトラスト事業を核とした成長戦略。

懸念: セコムトラストシステムズ社やCloud Linux Software社との契約に依存。これらの関係悪化は業績に影響を及ぼす可能性。また、OSSライセンスの変更や権利侵害リスクも存在する。

リスク: 1. セコムトラストシステムズ社、Cloud Linux Software社との契約関係悪化によるサービス提供の制約。2. WebTrust監査不適合による電子証明書発行業務への制約。3. OSSライセンス変更や権利侵害による製品・サービスへの影響。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社グループは、「信頼とともに」を経営理念に掲げ、デジタル社会における信頼の基盤を提供するデジタルトラスト事業を展開しています。主要な事業セグメントは、トラストサービスとプラットフォームサービスです。トラストサービスでは、SSL/TLSサーバー証明書、電子署名、タイムスタンプ、eシール、公的個人認証サービスなど、デジタル社会におけるヒト・モノ・コトの正当性・完全性・真正性を証明するサービスを提供しています。特に「iTrust」ブランドで展開する電子認証サービスは、金融機関、クレジットカード、携帯電話、ニュービジネス、シェアサービス、フィンテック、仮想通貨取引所、電子契約、電子帳票、自治体、文教など幅広い分野で活用されています。プラットフォームサービスでは、Linux OSのサポートサービスや、IoT機器向けの組み込みLinux OS「EMLinux」の提供、セキュリティコンサルティング、受託開発などを手掛けています。これらの事業を通じて、デジタルトラストの提供を通じて安心・安全なデジタル社会の実現を目指しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の業績は、売上高が前期比12.3%増の84億円、営業利益が同16.0%増の16億円となり、増収増益を達成しました。経常利益も同14.4%増の17億円となり、堅調な成長を示しました。当期純利益は同2.1%増の10億円でした。営業利益率は19.7%と、前期の19.1%から改善しました。純資産は同13.1%増の74億円、総資産は同11.7%増の107億円と、ともに増加し、財務基盤が強化されています。特に、契約負債の増加が流動負債の増加に寄与しており、将来の売上につながる要素が見られます。一方、現金及び預金は2.3%減少しましたが、依然として54億円と潤沢な資金を確保しており、営業キャッシュフローも16億円を計上しています。しかし、営業キャッシュフローは前期比で22.1%減少しており、一時的な資金繰りの変動や投資活動の影響が考えられます。

強みと競争優位性

当社グループの強みは、デジタルトラスト事業における長年の実績と、それによって培われた高い信頼性にあります。特にSSL/TLS証明書市場においては、国内EV SSL/TLS証明書市場で50.0%のシェアを持ちNo.1の地位を確立しており、そのブランド力は強力です。また、デバイス証明書管理サービス「サイバートラスト デバイスID」においては、主要市場をほぼ独占している状態であり、他社が容易に参入できない優位性を持っています。さらに、グローバルスタンダードであるWebTrust認証を毎年取得し、堅牢な運用体制を維持していることは、顧客からの信頼獲得に不可欠です。親会社であるソフトバンクグループとの連携も、最新技術情報の共有や先進的な取り組みへの参加を通じて、成長戦略の実現可能性を高める要因となっています。加えて、AI生成データの信頼性確保や耐量子計算機暗号といった先端技術への研究開発投資も積極的に行っており、将来の技術革新に対応できる体制を構築している点も競争優位性となります。

リスク要因

当社グループが直面するリスクとして、トラストサービス事業における主要契約先との関係変化が挙げられます。セコムトラストシステムズ社やCloud Linux Software社との契約に大きな変化が生じた場合、サービス提供に影響が出る可能性があります。また、WebTrust監査に適合できなくなった場合、EV証明書の発行業務に制約が生じるリスクがあります。業界規制の変更や、OSSライセンスの改変、第三者の権利侵害などが事業に影響を及ぼす可能性も存在します。システム開発においては、不具合発生や仕様変更による開発長期化、利益率悪化のリスクがあります。さらに、情報セキュリティ対策にも万全を期しているものの、情報漏洩や誤用が発生した場合には、社会的信用の失墜や損害賠償責任を負う可能性があります。技術革新への対応が遅れた場合、保有技術が陳腐化し、事業展開に影響が出るリスクも存在します。

投資テーマとの関連

当社グループは、AI、半導体、サイバーセキュリティ、量子といった先端的な投資テーマと深く関連しています。デジタルトラスト事業の中核をなす「iTrust」ブランドの電子認証サービスは、AI生成コンテンツの信頼性確保(C2PA技術への対応)や、デジタル空間における本人確認の厳格化といったAI・サイバーセキュリティ分野のニーズに直結しています。また、プラットフォームサービスで提供する組み込みLinux OS「EMLinux」は、IoT機器の普及に伴うサイバーセキュリティリスクの増大や、重要インフラ分野における国際安全基準・法規制への対応といった、サイバーセキュリティおよび経済安全保障の観点から重要度が増しています。さらに、本格的な量子コンピューティング時代を見据えた耐量子計算機暗号(PQC)の研究開発は、「量子」分野への直接的な貢献であり、将来的な技術革新をリードするポテンシャルを秘めています。これらの分野への戦略的投資は、今後の持続的な成長の源泉となると考えられます。

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